「紅音也、偉ーい人だ!」
【ディケイドの物語】
9つの世界の旅を終えた
門矢士たち3人の前に現われた謎のバイオリニスト。ネガの世界に存在する
ダークライダーたちを率いており、自らも
仮面ライダーダークキバに変身し、自在にその力を操る。士たちに自分が1000年に一度の天才と公言するところはオリジナルのキバの物語とは変わっていない。
士にネガの世界が彼の生きるべき世界だと教え、一度姿を消すが再び料亭の庭で士の前に現れる。その際、「お前は
この世界の宝を受け継ぐかもしれん」と呟きダークキバに変身して士に襲い掛かるなど、謎の部分が多い。
その目的は士にネガの世界の宝・
ケータッチを渡し、彼をネガの世界の住民に引き込もうということである。これが何を意味するかは不明。その後、手下のダークライダーたちが士の変身する
仮面ライダーディケイド コンプリートフォームによって撃破された後、どこかへ姿を消す。
オリジナルのキバの物語では普通の人間だったが、本作においてはダークライダー(怪人)を束ねるリーダーであることや、普通の人間では死んでしまうダークキバに変身していたことから、おそらくは高位なファンガイアとして設定されている可能性が高い。他のダークライダーはミラーワールドの存在、オルフェノク、ワームではないので彼自身がファンガイアではない偽者の人間である可能性も高い。
【オリジナルのキバの物語】
腕のあるバイオリン職人であり、後にファンガイアハンター「素晴らしき青空の会」に所属する。お調子者で女好きな軽い性格。彼の妻で
紅渡の母親はファンガイアのチェックメイトフォーのクイーンの真夜=パールシェルファンガイア(ピンク)。真夜は後にファンガイアの力を失うが、生き延びている。真夜との関係を深める中、取り憑かれたような顔になり、
アームズモンスターの次狼=
ガルルに警告されたこともある。音也は真夜の他に「素晴らしき青空の会」に所属する女戦士麻生ゆりと恋人のような関係にあった。
真夜と協力し、「ブラッディ・ローズ」という祈りを込めたバイオリンを製作し、紅渡に残す。
音也は愛する人のため
仮面ライダーイクサ、そして人間が変身すると生命を落とす仮面ライダーダークキバへと変身し、その命を落とすことになる。チェックメイトフォーのキング=バットファンガイアを未来から来た渡と共に倒した後、次狼達に「俺の息子が来たら面倒を見てやってくれ」と託し真夜の膝で絶命する。
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最終更新:2010年11月16日 17:24