ミラーモンスター

【種別】 怪人
平成仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー龍騎(平成第3作)
【名前】 ミラーモンスター
【よみがな】 みらーもんすたー
【9つの世界】 龍騎の世界
555の世界
電王の世界
【新たな世界】 ネガの世界
ディケイドの世界
ライダー大戦の世界(完結編)
【登場話】 第1話第6話第7話第11話第14話第15話第20話第21話
鬼ヶ島の戦艦
オールライダー対大ショッカー
完結編

ミラーモンスターの生態とミラーワールド・神崎兄妹

  • 仮面ライダー龍騎の物語に登場する鏡の中の世界、ミラーワールドに存在しているモンスター。意思は持たず本能のまま鏡の中の世界から生きて命を得たいがために人間を襲い食料にしている。またモンスターが倒された時に上空に上昇するモンスターのエネルギーを捕食しそのモンスターの力を吸収し強くなる事ができる。ミラーワールドで繰り広げられるライダーバトルに必要な力を得るための仮面ライダーと契約し力を供給する存在。その存在はかなり複雑な事情から生まれている。神崎士郎に従うモンスターもいる。
  • 少女時代に両親からの虐待で部屋に閉じ込められていた神崎優衣と神崎士郎(高見士郎)兄妹が画用紙にクレヨンで描いたモンスターの絵が鏡の中の世界の中から作られ増殖し始めた。優衣が虐待を受けている事の逃避から強いモンスターに守ってもらうために描いたとされている。この守ってもらうという願いは実際に現れたミラーモンスターにも有効であり、大人になった優衣に操られた事がある。士郎もまた、眼光でミラーモンスターを制御できる。TVスペシャルでは何者かが生み出したコアミラーから出現し増殖している。
  • この鏡の中の世界では人間の世界と反転した人間も一部存在しているが詳細は謎。ミラーワールドの仮面ライダーリュウガは人間の世界の城戸真司の鏡の中の存在「鏡像の城戸真司」であるが自らを「鏡の中の幻」と言っている。実際ミラーワールドで生活している人間はおらず、人間の世界の反転した建物があるだけの世界。ミラーワールドの存在している理由は謎となっている。例外的に神崎士郎は、ミラーワールドの存在としてミラーワールド内で活動している。アメリカのポトラッツ教授の話では死亡したことになっている。
  • 少女時代に士郎の妹、優衣がミラーワールドに入りこんだ事が原因で鏡の中の優衣の期限付きの命をもらい20歳になったら死んでしまう事がこのライダーバトルの発端でありミラーワールドのモンスターの研究をしてカードデッキを完成させる。劇場版「EPISODE FINAL」では少年時代の城戸真司と面識なく遊び、別れた後、淋しかったのが要因となる。システムの力を自在にする事が出来るがゲームが最終的にどのような形で終了するかは把握できておらず、妹の優衣が何度も新しい命を拒み、そのたびにバトルと世界を修正したり、リセットし続けていた。
  • 人間の世界では鏡に写っているが、ミラーワールドの中には存在していない。人間がミラーワールドの中に連れ込まれた場合、脱出の方法は無くモンスターに殺されるか蒸発して死んでしまう。このミラーワールドを清明院大学で研究していた神崎士郎はミラーワールドに自在に出入りすることができる仮面ライダーの開発に成功する。例外的に神崎優衣はミラーワールド内に長時間いても死ぬことはなかった。
  • 劇場版「EPISODE FINAL」ではシアゴーストレイドラグーンハイドラグーンと進化変態するモンスターが大量に出現した。後にTV版にも登場。終盤にミラーワールドと現実世界の境界がなくなり、多数のレイドラグーンが現実世界に溢れ出した。
  • TVスペシャル「13RIDERS」ではミスパイダー、レスパイダー、ソロスパイダー、青い体色のディスパイダーが出現した。

仮面ライダーとの契約

  • 仮面ライダーのシステムでミラーワールドのモンスターの力を取り込む事に成功。13のカードデッキをさまざまな複雑な事情を抱える者に渡しそれぞれ戦わせるライダーバトルを仕掛ける。最後に生き残った人物の願いがかなうと言い、バトルは戦わなければ生き残れない、と焚きつけるが実際は神崎士郎が最終的に勝ち残る出来レースであった。神崎の目的は13人にバトルをさせ強い命を得る事にある。最強の仮面ライダーオーディンを自在に操り戦いを有利にしていた。
  • 仮面ライダーがモンスターの力を使うには「契約」が必要である。この契約は力を使用する事が可能であるが戦いを放棄した場合、モンスターに餌やエネルギーを供給するのを拒絶することになり、本能で生きているモンスターは生きるために契約者を殺し自分の餌にしてしまう。一度契約を交わしたら、戦い続けなければならなくなり、契約者は後戻りが出来なくなる。
  • ライダーとモンスターとの契約は13あるすべてのカードデッキに1枚入っている「契約のカード」により交わされる。1枚で1体のモンスターとの契約が可能。契約が交わされる前の仮面ライダーはブランク体という姿で契約完了後 契約のカードはアドベントカードという契約の証としてそれぞれのモンスターのシンボルマークが刻み込まれ契約のモンスターの力を使用する事が可能。また契約モンスターの特徴がブランク体の時になかった色や武器が変化する。契約したモンスター事にその能力がありパワーバランスがそれぞれ異なる。それぞれのライダーに特殊能力が備わるかその特殊能力に対抗するためのカードが使用できる。
  • 各ライダーの契約モンスターは、龍騎無双龍ドラグレッダーナイト闇の翼ダークウイングシザースボルキャンサーゾルダ鋼の巨人マグナギガライアのエビルダイバー、ガイのメタルゲラス、王蛇のベノスネーカー、ファムの閃光の翼ブランウイング、リュウガの暗黒龍ドラグブラッカータイガデストワイルダーインペラーギガゼール、オーディンのゴルトフェニックス、ベルデのバイオグリーザが登場する。擬似ライダーオルタナティブ、オルタナティブ・ゼロはサイコローグと契約しており、これはバイク形態サイコローダーに変型する。王蛇は後に死んだライアとガイのモンスターと契約し、ユナイトベントで3体を合体させて獣帝ジェノサイダーを誕生させる。強化形態の龍騎サバイブの烈火龍ドラグランザーやナイトサバイブの疾風の翼ダークレイダーも存在し、これらもバイク形態に変型する。

龍騎の世界

  • ディケイドでの龍騎の世界では、仮面ライダー裁判制度のため、神崎優衣と神崎士郎(高見士郎)兄妹に当たる存在は、登場せず、ミラーモンスターが人間を襲って捕食したり、仮面ライダーがモンスターに人間を襲わせたりすることはない。
  • 新ライダーのアビスの契約モンスターとしてオリジナルの野生モンスターだったアビスハンマーアビスラッシャーが登場し、合体してアビソドンとなる。

鬼(オニ)一族

  • 劇場版「超・電王&ディケイド」並びに電王の世界に登場するゲルニュートは、ミラーモンスターではなく、鬼(オニ)一族の戦闘員的存在として扱われており、人間の言葉を話し、人間を捕食したりはせず襲うだけである。


ミラーモンスター登場リスト

名前 モチーフ オリジナル登場話 ディケイド登場話
無双龍ドラグレッダー ドラゴン ほぼ全ての話数に登場 第1話第2話
暗黒龍ドラグブラッカー EPISODE FINAL 第1話、第11話第21話
鋼の巨人マグナギガ バッファロー 第10話からほぼ全ての話数、EPISODE FINAL 第1話
ハイドラグーン トンボ EPISODE FINAL 第1話
ゼブラスカル・アイアン シマウマ 第6話、第7話、第8話 第5話第6話
ガルドサンダー 鳳凰 第22話、第23話、第32話
オメガゼール レイヨウ 第24話、第25話、第39話、第40話、第41話、第42話、第43話、
第44話
デストワイルダー 白虎 第35話、第36話、第38話、第39話、第42話、第43話、第44話、
第46話、第47話
第6話
ボルキャンサー カニ 第5話、第6話
闇の翼ダークウイング コウモリ ほぼ全ての話数に登場
ギガゼール レイヨウ 第3話、第4話、第24話、第27話、第39話、第40話、第41話、
第42話、第43話、第44話、龍騎VS仮面ライダーアギト
メガゼール 第3話、第4話、第41話、第42話、第43話、第44話
ネガゼール 第24話、第41話、第42話、第43話、第44話、龍騎VS仮面ライダーアギト
マガゼール 第39話、第40話、第41話、第42話、第43話、第44話
アビスハンマー シュモクザメ 第26話、第42話、第43話、龍騎VS仮面ライダーアギト 第6話、第7話
アビスラッシャー サメ 第27話、第42話、第43話、龍騎VS仮面ライダーアギト
アビソドン ホオジロザメ、シュモクザメ、ノコギリザメ 未登場 第7話
ゲルニュート イモリ 第17話、第18話、龍騎VS仮面ライダーアギト 第14話第15話
レイドラグーン トンボ 第47話、第48話、第49話、EPISODE FINEL 第20話第21話、オールライダー対大ショッカー
サイコローグ コオロギ 第39話~第43話 オールライダー対大ショッカー
シアゴースト ヤゴ 第41話、第42話、第43話、第45話、第46話、第47話、
EPISODE FINAL
オールライダー対大ショッカー
ソロスパイダー アシナガグモ 第42話、第43話、13 RIDERS 完結編

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最終更新:2010年07月04日 19:59
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