【ディケイドの物語】
キバの世界に登場するモンスターの1体。ファンガイア族の王子であり次の王の継承者である
ワタルに仕える
親衛隊(未)の一人。
言動などから年齢は人間の子供に近い方である可能性がある。
仮面ライダーキバが使用するフエッスル「バッシャーフエッスル」で「魔海銃バッシャーマグナム」の状態で召喚されキバの専用武器になり、キバを援護する。
ワタルに他のモンスターと共に仕えていたが、ワタルが先代のファンガイアの王「
ビートルファンガイア」に「キバの鎧」を奪われたため彼に忠誠を誓うも、彼のそのやり口を諌めたドッガが吸収されたのを見て恐れを無し、逃げようとした所を「裏切り者」と認定されて、彼の体内に吸収されてしまう。
その後、ビートルファンガイアが
門矢士が変身する仮面ライダー「
仮面ライダーディケイド」とワタルの変身するキバによって倒されたが、助かったかは不明である。しかし、吸収されていた状態のままビートルファンガイアは砕け散ったため、ほぼ絶望的といえよう。
【オリジナルのキバの物語】
13あるモンスターの一族「マーマン族」の最後の生き残り。「ラモン」という名の人間体を持ち、他のアームズモンスターと共に人間社会に溶け込んでいる。両目に精密に標的を狙うターゲットスコープを内蔵し、ターゲットスコープで認識された敵を口から発するフーセンガム状の水流弾でしとめるという能力を持つ。「ねえねえ」が口癖で、良くその言葉を会話に入れている。同じく現代編ではキバの「バッシャーフエッスル」で「魔海銃バッシャーマグナム」に変化する。
人間体は子供の姿を取っているが内心では何を考えているかはわからなく、心の中では様々な計算を繰り返して物事を自分の思い通りに進めようとする知略家である。しかし、ファンガイア対抗組織「素晴らしき青空の会」に所属する戦士「麻生ゆり」の靴を磨いてるときに年齢を聞かれた際、素直に105歳と答えるという純粋さも心の中には持っている。他のアームズモンスターと同じく、マーマン族を滅ぼした
ファンガイアへの憎しみは深い。
過去編ではフランケン族の生き残り「
ドッガ」の人間体「力」と共に靴磨きやマッサージ店等の職業で収入を稼ぎ、細々と人間社会で生活していた。しかしウルフェン族の生き残り「
ガルル」の人間体「次狼」を通して陽気なバイオリニスト「
紅音也」と知り合い、「仮面ライダーキバ」の物語に深く関わるようになる。
物語後半でファンガイアの上位に立つ者たち「チェックメイトフォー」のキングの男が変身した仮面ライダー「
仮面ライダーダークキバ」のフエッスル「バッシャーシールフエッスル」によって彫像態に変えられて他のアームズモンスター共々封印されてしまうが、音也が彼らを助け出すことに成功した。その後、キングの称号を持つ者が倒されたため主がいなくなって凶暴化した
キャッスルドランを抑え込むために、他のアームズモンスターと共にキャッスルドランの内部に入り込んで、キャッスルドランを制御するという使命を持つことになった。その後、現代編までキャッスルドランの城内で幽閉生活を送っている。その際はセーラー服に身を包んでいる。
そして、現代編の最終回ではキャッスルドランの暴走が止まり、他のアームズモンスター共々正式に解放されたようだ。
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最終更新:2010年10月29日 20:44