Dark-Warriorsでキャラクターのレベルを上げる、つまり経験値を得るには二つの方法があります。一つはThe ForestやThe Dark Forestで行う探索。そしてもう一つがBattleです。
目的別の獲得手段
その前に下記の表について説明しましょう。その獲得の手段として最も効率が良く優れている手段を10点として他の方法の点数を評価し、まとめた表です。例えばgoldならLumber Millが最も優れていて、The ForestではLumber Millに比べて40%程度のgoldを得られる事を意味します。
経験値だけを稼ぎたいのであればBattleが優れています。何せ全てのEnargyを戦闘につぎ込めますから。しかも相手は攻撃を仕掛ける側が選べますから、絶対に負けない相手を選べば連戦連勝です。その代り、Battleは回復の為に多大な出費をせねばなりません。負けない相手を選んでいるとは言え、一戦毎にWizard Rubenで回復して最大HPの状態で望まねばなりませんので、30連戦するのであれば30回分の回復を行う事になります。相手は極若い一桁前半のレベルのプレイヤーを除けば、所持金を持っている可能性は低く、仮に奪えたとしても余りにも少ないgoldは回復の足しには全くならないでしょう。
goldなら言うまでもなくLumber Millが、platinumについてはThe Dark Forestが優れています。探索中に拾える他、Chestの中にもありますし、一度のQuestで獲得出来る枚数もThe Forestに比べて増えるからです。話が逸れますがこうして改めてまとめて見ますと、のんびりと狩りを楽しみながらgoldもそこそこ手に入り、経験値も多少は手に入り、そしてplatinumも手に入る、それがThe Forestなんですね(Level 30になるとThe Forestのplatinumの報酬が半分になります)。
. | The Forest | The Dark Forest | Battle | Lumber Mill |
Exp. | 2 | 6 | 10 | 0 |
Gold | 4 | 1 | -10 | 10 |
Platinum | 6 | 10 | 0 | 0 |
Tips
Clan同士の抗争
さて話を戻しますが、Westlandでは来る日も来る日もClan同士が凌ぎを削っています。Clan Battle Rankingsで確認できるように、決闘を申し込み(一方的に)勝てば2ポイント、負ければ-1ポイントがClanの点数になります。これは毎月集計され続け、決して終る事はありません。またClanに所属すると、Tax(運営費)が自動的にClanの口座に振り込まれる仕組みになっており、メンバーが他のプレイヤーを倒せば倒す程Clanの運営が潤う仕組みになっています。
その為、誰しもが常に他の誰かに狙われ続けるのです。
負けない相手を選択する
冒頭でアンダーラインを引いた負けない相手を選ぶ事は実際に可能です。経験値を得て、さらにClanの点数に2ポイントが与えられるBattleはクランメンバーにとっては目的達成の為の最高の手段ですが、同時に負けた場合は最悪です。その為に対戦相手の選択は慎重に慎重を重ねられるのです。
下記の表は左のAttackableが、そのレベルのプレイヤーが戦闘を仕掛ける事が出来る相手プレイヤーの最低レベル、右のBe attackedが、そのレベルのプレイヤーに戦闘を仕掛けてくる相手プレイヤーの最高レベルを表しています。数字が連続しないのは、レベルによって攻撃可能な範囲が異なるからです。
- Level 1~20・・・5以下以内(Level 20ならLevel 15まで)
- Level 21~・・・自分のレベルの75%まで(Level 21ならLevel 16まで、Level 40ならLevel 30まで)
Lvl. | Attackable | Be attacked | . | Lvl. | Attackable | Be attacked | . | Lvl. | Attackable | Be attacked | . | Lvl. | Attackable | Be attacked |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 6 | . | 11 | 6 | 16 | . | 21 | 15 | 29 | . | 31 | 23 | 42 |
2 | 1 | 7 | . | 12 | 7 | 17 | . | 22 | 16 | 30 | . | 32 | 24 | 43 |
3 | 1 | 8 | . | 13 | 8 | 18 | . | 23 | 17 | 31 | . | 33 | 24 | 45 |
4 | 1 | 9 | . | 14 | 9 | 19 | . | 24 | 18 | 33 | . | 34 | 25 | 46 |
5 | 1 | 10 | . | 15 | 10 | 21 | . | 25 | 18 | 34 | . | 35 | 26 | 47 |
6 | 1 | 11 | . | 16 | 11 | 22 | . | 26 | 19 | 35 | . | 36 | 27 | 49 |
7 | 2 | 12 | . | 17 | 12 | 23 | . | 27 | 20 | 37 | . | 37 | 27 | 50 |
8 | 3 | 13 | . | 18 | 13 | 24 | . | 28 | 21 | 38 | . | 38 | 28 | 51 |
9 | 4 | 14 | . | 19 | 14 | 26 | . | 29 | 21 | 39 | . | 39 | 29 | 53 |
10 | 5 | 15 | . | 20 | 15 | 27 | . | 30 | 22 | 41 | . | 40 | 30 | 54 |
Upper Ven
ここではプレイヤーの検索が可能で、List by levelの機能を使えば直ぐに一覧を取得する事が出来ます。この一覧は自動的に現在生存中の相手を抽出してくれます。ここでさらに先の話(強いキャラクターとは)を考慮に入れますと、仮に今あなたがLevel 21でLevel 15の相手を物色していたならレベル差は6、つまりあなたが6×5AP=30AP相当優勢です。そしてそれを打ち消すトレーニング日数は10日分となりますから、Level 15のプレイヤーのAgeが自分より10日以内であれば、ステータスであなたを上回る術はアイテム以外になくなる訳です。そしてあなたがLevel 21で装備し得る装備を全て手に入れていたのならあなたが負ける要素は殆どありません。
さらにダメを押すなら、ターゲットがThe ForestやThe Dark Forestで少しでもHPが減っているであろうシチュエーションを狙ってください。相手プレイヤーのViewのLast Seen:で確認可能です。
- 攻撃可能な最も低いレベルの相手を選択する
- レベル差が訓練で埋まらない年齢の相手を選択する
- そのレベルで装備可能な最高の装備をする
- Last SeenがThe ForestまたはThe Dark Forestのプレイヤーを選択する
これであなたが戦闘をしかければあなたはほぼ100%勝利を収める事が出来るでしょう。
しかしそれは同時に、この論理であなたがターゲットにされれば、あなたがほぼ100%敗北する事を意味します。
Tips
Upper Venでは以上の抽出作業をより簡単に行える様、Create custom search機能が備わっています。またフォーラムでは度々、この攻撃可能なターゲットレンジについて物議になります。レベルが高くなるに連れてレンジが広がるので、レベルが低い側は到底敵わない相手から鴨にされるだけだからです。レベルの高い側からすると、同属のClanメンバーを倒す訳にも行かず、かと言ってレベルが上がるに連れてターゲットが減る、攻撃可能なプレイヤーを探すのも一苦労。その為どのClanにも属さない(筆者のような)プレイヤーは全てのClanのプレイヤーから狙われ、回復する毎に殺される事に・・・
また、ここまでの話はあなたが常にそのレベルで装備可能な最高のものを購入している事を前提としていますが、相手のViewで装備の確認が可能なので最高クラスなのか、それともランクが落ちるのかの確認が容易くなっています。その為、もしあなたが最高クラスの装備でなくても、相手も最高クラスでなければ勝算はなくはありません。無論、相手があなたを見て同じ事を思うかもしれませんが。尚、その為もあってか自分の装備を見せないように設定しているプレイヤーも少なくありません。
しかしてあなたはカモなのです
以上、これまではゲームのシステム面を中心にしなぜ襲われるのか、またなぜ襲わなければならないのかを説明してきましたが、心理的な面から見れば一言で終ります。
それはあなたがカモだからです。
現在DW内では、ターゲットレンジの広さについての議論(その多くは不満)が各所で行われていますが、これは例えば今のレベル差が半分になったり、ターゲットレンジがレベルマイナス1になったとしても、カモにされる側は常にカモにされるので、ターゲットレンジをどのように設定しても結局同じ事です。Battleを仕掛ける側は勝つ為に勝負を挑むので、自分より強い相手をワザワザ選択する訳がありません。
開発スタッフが元々どのような思想の元に設計をしたのかは判りませんが、Upper VenやClansがメインメニューに組み込まれているところから察するに、そんな殺伐とした斬り合いが各所で繰り広げられる事を望んでいるのかもしれません。