Secure Sockets Layer(セキュアソケットレイヤー、SSL)は、セキュリティーを要求される通信のためのプロトコルである。コネクション型のトランスポート層プロトコルの上位に位置し、通常はTCPをラッピングする形で利用される。特にHTTPでの利用を意識して設計されているが、アプリケーション層の特定のプロトコルには依存しない。
後継バージョンをRFCとして発表する際にTransport Layer Security(TLS)という名称に変更されたが、SSLという名称が広く普及していることもあり、(特に区別する場合を除いて)TLSも含めてSSLと呼ばれることがある。本項でも、バージョンを特定せずに単にSSLと記述する場合はTLSを含む。
最終更新:2008年03月31日 19:15