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【凄く悩む女】
――今日はバレンタインか。一応チョコは買っておいたが、中々渡しづらいな。
ええい、何故チョコなんだ。あんみつじゃダメなのか。プリンじゃダメか。
……楓がチョコを食っている姿を見たことがない。万が一、チョコ嫌いとかだったら……。
あー、くそっ。いっそハートの形をプリンに作り替えてやろうか。ただの台形だが、構うものか。


【大して悩んでない女】
――今日はばれんたいんでござるなぁ。取り敢えず、チョコは用意したでござるが。
チョコはプリンのソースみたいな色をしてるでござるなぁ。甘いとこまで一緒でござるよ。
……うーむ。この色を見ると、どうしても真名を思い浮べるでござるな。
真名、身体にチョコを塗ってきたりしてくれないでござるかなぁ。
きっと真名も甘いんでござるよ。そうなれば拙者、責任もって舐め尽くす所存!
あ、いいこと考えたでござる!
……早くこないでごっざるっかな、真名♪

【で。】
「……これは、バケツでござるか」
「逆だ!」
「あ、引っ繰り返ったバケツでござるな!」
「プリンだ!」
「お、おー。そう見えなくもないでござるなぁ」
「……もういい。帰る」
「ま、待つでござる。拙者もチョコを用意したでござるよ」
「……」
「ほらほら、これでござるよ」
「……ペンキ缶と、刷毛じゃないか」
「違うでござるよっ。ほーら、これはドロドロのチョコでござる」
「……!!」
「……拙者を、味わってみるでござるか?」
「か、楓!!」
「ああん、まだ塗ってないでござるよ~♪」