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ここでは、男性と女性とのギャップを説明したい。

おそらく男性は、「男性の考え方」に共感すると思う。
しかし、「女性の考え方」は何とも理解しがたいだろう。

女性も、「女性の考え方」にうなづき、「男性の考え方」を理解しないだろう。

「そんな考え方をするはずはない」とお互いが思っている。
しかし、自分が「自分の性の考え方」に持つのと同じ共感を、相手も「自分の性の考え方」に持っているのだ。
そう考えれば、お互いの間には、いかに大きなギャップがあるかを理解できるだろう。


①男と女の採点の仕方


男女間で問題が起きるのは、得てして、お互いが得点差を感じているときである。
ここでいう得点は、相手に尽くした際に加点されるものだ。
自分は30点のことをしてあげたのに、相手は10点しか返してくれていない。

そう考えている際は、どんな些細なことも大事に発展していく。
しかし、同点に近いと感じていれば、ある程度のことには許容できる。

さて、ここで難しいのは、男性と女性の採点の仕方が違うということだ。
女性は、「行動」に対して得点を与える。
男性は、「気持ちの表現」に対して得点を与える。


①-1.女性の採点の仕方

女性は、「行動」に対して得点を与える。
自分を気遣う言葉をかけてくれる、皿洗いを代わってくれる、花束を贈られる。
こうした「行動」の1つ1つに、「1点」を与えていく。

ここで男性が大きく勘違いしていることがある。
それは、「行動」の大きさによって、得点が変動すると思っていることだ。

3000円の花束を贈れば30点。でも、500円の花束なら5点と考える。
そして、3000円の花束を贈って30点稼いだのだから、得点を溜め込んだと考える。
しかし、女性にしてみれば、それはどちらも1点でしかない。

例えばである。

1.朝起きて皿洗いをして(1点)、子供のおむつを代え(1点)、妻と話しを聞きながら食事をする(1点)。
  午後は妻に断りを入れてから(1点)、一人でマンガ喫茶で過ごす。
  帰り際に100円の花を一輪買って帰る(1点)。
  子供を風呂にいれ(1点)、妻の料理を褒めながら(1点)、今日読んだマンガの話しをする(1点)。

2.朝起きて、妻が家事をするのを横目に見ながら、1日の過ごし方を思案する。
  妻がバッグを買い換えたがっていたのを思い出し、それを提案する(1点)。
  デパートに連れて行き、バッグを買ってあげる(1点)。
  夕食は外食をし、1日の家族サービスを十分に終えたと思った男性は、好きなテレビを見始める。


この2つの例の()の中は、女性が加点をするタイミングである。
「1」は8点なのに対し、「2」は2点だ。

しかし、男性は、「1」を0点、「2」を50点と解釈する。
「50点」を稼いだ男性は、実際には2点しか稼いでいないのに、しばらく得点するのをやめてしまう。

女性に対しては、大量得点を狙いにいこうとせず、小さなことを継続的に行うことが大事なのだ。


①-2.男性の採点の仕方

男性は、「気持ちの表現」に対して得点を与える。
笑顔の「おはよう」、帰宅時の「おかえり」、皿洗いなどに対する感謝の言葉。
家族生活に満足していること。
そうした、自分を認めてくれる気持ちの表現に得点を与える。

ここで女性が理解できないことがある。
「気持ちの表現」をしない場合、それを男性は減点ととらえる。
皿洗いをしてくれた男性に対して、さも当然かのように女性が振舞えば、大量失点を意味する。
逆に、感謝を表現すれば、男性は自分に対し「良い夫」であるという自負を持つ。


例えばである。

1.女性が朝早くおきて掃除機を掛け始める。
  遅れて起きてきた男性に、顔をむけることなく「おはよう」という(-10点)。
  女性は、テレビを見始めた男性を咎めることなく、洗濯を始める。
  その間に、男性が子供のおむつを取り替えるが、子育てはお互いの役割なので、ありがとうとは言わない(-10点

)。

2.女性は2度寝をしてしまい、男性より遅く起きる。
  元気よく、「おはよう、ごめんね、寝かせてもらって」と笑顔で言う(+10点)。
  「申し訳ないんだけど、掃除機か洗濯を干すかを手伝ってくれない?」と明るくおねだりする。
  掃除機をかけてくれた男性に、「ありがとう。いい旦那さんだわ。」と感謝を表現する(+20点)。


この2つの例の()の中は、男性が加点・減点をするタイミングである。
「1」は-20点なのに対し、「2」は30点だ。

しかし、女性は、色々と自分で動いた分、「1」の方を高得点と考える。
そして、何もしてくれない男性に苛立ちをつのらせるのだ。

男性に対しては、「いかに自分が満足しているか」を伝えることが重要だ。
極端な話し、料理を作ってもらうことに男性は加点しない。
自分の作った料理をほめてもらうことに点を与えるのだ。


②男と女の悩み方は違う

②-1.女性の悩み方と、その対処

女性は、「話す」ことで自分の心を整理し、心の不安定を解消させようとする。
「話す」行為自体が目的なのであって、そこに解決策を求めることは稀である。

男性が女性に相談されると、ついつい、アドバイスを行ってしまう。
「自分の出番だ!」と思ってしまうのだ。
しかし、女性はアドバイスを求めているわけではない。
聞き手を求めているのであり、「共感」と「同情」を求めている。

普段、どんなに論理的な女性でも、悩みをぶちまけている際は別人となる。
「話し」は支離滅裂で、論理性も無く、思ったことを口にする。
なぜなら、「相手に伝える」ことが目的でなく、「話す」ことが目的だからだ。

こうした悩みを相談された際、男性はどう対応すべきか?


1.まずは「共感」と「同情」で、相手の鼻息を抜いてあげる。
  「YES(そうだね、分かるよ)」で接し、「NO(でも、だけど)」を使わない。

2.相手がある程度落ち着いた段階で、コーチングを試みる。
  コーチングのコツは、とにかく相手に考えさせ、自分の考えをはさんだり、誘導したりしないこと。
  そして、質問に対する相手の答えに対し、逐一、共感していくこと。


この2段階で、相手の「悩み」を、「考え」に昇華させてあげる。

補足だが、コーチングのコツとは何か?
「他責」を「自責」に転換させ、納得に結びつけることだと言われている。

ある外部要因に対して、人は反射的に、「攻撃」か「逃避」のいずれかを選ぶ。
そこに質問をぶつけることで、「では自分には何ができるか?」。
さらには、「相手のために何をしてあげられるか?」を考えさせてあげる。

すると、「他責」の視線から一段上がった視線に自分を持っていける。
冷静になり、「悩む」から「考える」に昇華される。


②-2.男性の悩み方と、その対処

男性は「何事も自分で解決できる」「失態を見せたくない」という行動原理がある。
結果、何か悩みがあると、男性は口を閉ざして、自分の世界に逃げ込む。
外界からの接触を極端に遠ざけ、フタをする。

女性は、これを「無視されている」と誤解する。
そして、何とか穴倉から引きづりだそうとする。
なぜなら、女性は「話す」という行動をしない限り悩みが解決しない。
男性の「黙る」という行動が理解できず、それが解決に向かっている前向きなものだとは微塵も思わない。

これは大きな間違いである。
引きづり出される男性は、「あなた一人じゃ解決できない」と言われていると感じる。
自分で解決できると思ってるし、最終的には自分の中でしか解決できないと考えている。

こんなときに女性ができることは一つだけ。
それは、「そっとしておく」ことである。

買い物にでも出かけ、一人にしてあげる。
さも、何事もないかのように明るい挨拶をかわす。
しかし、寝るときに手を握るなど、言葉以外で愛情と関心を示す。

いつしか男性は穴倉から出てくる。
そして、自分を信頼し、気に掛けてくれた女性に感謝をする。

ここで重要なのは、いざ穴倉から出てきた男性に、根掘り葉掘り聞こうとしないことだ。
話さないということは、話したくないということ。
待ち構えていたかのように、質問攻めにしてはいけない。