同時リング
同時リングとは、同じタイミングで2つ以上出現するリングのこと。
同時リングという他にも同時輪という表現方法もあるが、こちらはあまり使用されていない。
キーボードを使用するようなゲームとは違い、
1つのマウスポインタで一気に複数のリングを取得しなければならないので、
リングを取ることができる範囲が狭まる。
また、敢えて同時リングの共有部分を作らない使用方法もある。
作成方法
format1での同時リング
unit_timeを0.025
未満にすることで実現できる。
が、製作にものすごい時間と労力を使うと考えられるので、
素直に他の形式で作り直したほうがよい。
format1で作って、あとで同時リングを追加するという形式ならば、
his氏が作成した
format1→format2変換を
利用することで、format1がformat2に変換されるので、
同時リングを比較的楽に作ることができる。(
※推奨)
format2での同時リング
表示秒数を揃えることで同時リングを出すことができる。
曲開始から5秒目に1010,1510,1015,1515,の4箇所に同時リングを出す例
5.000/10101,
5.000/15101,
5.000/10151,
5.000/15151,
format3,4での同時リング
B/命令でリングを配置した時間に戻すか、#0を使用することで同時リングを出すことができる。
format3で曲開始から6秒目に3830,4230の2箇所にB/命令を用いた同時リングを出す例
(&start_time=6)
#1
38301
B/6 //6秒目に戻る
42301
本来は42301は7秒目に出るはずだが、
B/6命令で6秒目に戻しているので、
38301と同時に42301が出てくる。
format4で曲開始から3秒目に6444,6747,7050の3箇所に#0を用いた同時リングを出す例
(&start_time=3)
#0
64441,67471,751,
#1
111,,,,,,,, //例
0に何を割っても同じなので、結局は#0でまとめたリングは同時に出てくることになる。
しかし、この例の場合、#1の後の一番最初に置いたリングは#0で設定した
同時リングと一緒に出てしまうことになるので注意。
(この場合64441,67471,751,の他に111も同時リングとして出る)
これを防ぐには、
#0
64441,67471,751,
#1
,,,111,,,,,
のように直後にリングを置かない工夫や、
#0
64441,67471,
#1
751,,,111,,,,, //例
のように#1の後に組み込んでやる方法が良いようである。
他にも、
CIRRING本体は40FPS(0.025秒に1コマ送り)なので、
極端に短い間隔で配置されたリングは、同時として扱われる。
これを利用すると、format4の場合、
# 1.5
111,211,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, //64分間隔
とすると、1.5/64は0.0234375(0.025未満)なので11と21は同時に出てくることになる。
が、
# 1.5
111,211,311,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, //64分間隔
や、
# 1.6
111,211,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,, //64分間隔
は、厳密に言えば同時リングとは言わない。
2つ上の例では、11と21は同時で出てくるが、31は0.0234375秒ズレて出てくる。
1つ上の例では21は0.025秒遅れて出てくる。
上記の例を解決するには、間隔をもっと短くしなければならない。
(しかし、この方法を使うとどうやっても数%の確立で誤差が出てしまうようだ。)
この方法を使うときは、「,」を大げさな位配置した方が良い様だ。
このformat3,4で例として出されたものは4,3でやっても同様に(最後の,だけを変えれば)行うことができる。
しかし、普通の単リングを出すよりも手間がかかるため、
これを主体とした譜面を作るには根気が必要になってくる。
最終更新:2008年01月27日 13:14