装備:歩行戦車

装備:歩行戦車

  • 「比較的小型」で「ミリタリー色(分けても陸軍、歩兵色)が極めて強い」といった特徴はアニメ『装甲騎兵ボトムズ』に登場したアーマードトルーパー(AT)に負う部分が大きい。
    • ルーツを更に遡るなら、ロバート・F・ハインラインのSF小説『宇宙の戦士』に登場した「機動歩兵」、特にハヤカワSF文庫の挿絵用に描き起こされた所謂「スタジオぬえ版パワードスーツ」に辿り付くだろう。『機動戦士ガンダム』を初めとする後の国産SF作品に多大な影響を与えた、マイルストーン的存在である。
  • ブランチ:サクセシュアが乗れるのは、『ボトムズ』の高橋良輔監督による『ガサラキ』に由来。
    • 人工筋肉の本来の目的が記録媒体であるのも『ガサラキ』から。
  • テオスで用いられている「メルカバ」は、パーソナリティ等から『コードギアス 反逆のルルーシュ』に登場したナイトメアフレーム(KMF)が元ネタと思われる。
    • カオスフレア後だが秋田禎信の『ベティ・ザ・キッド』では古代文明の遺産戦車にメルカバと付けられており、終盤ではテオトルやサクセシュアを連想させる描写も登場している。
  • イスラエル陸軍の主力戦車も同名だが、そちらはマイナーチェンジを重ねる度に対機甲戦と同等(あるいはそれ以上)に対歩兵戦・乗員保護のスペック向上が図られており、最新型のメルカバ4に到っては対ヘリ戦闘まで視野に含まれている。そのコンセプトは、運用面において歩行戦車と重ねる事が出来るかもしれない。

トーアWT-17 ライトニング

  • 『ガサラキ』の主役機、タクティカルアーマー『雷電』がモデルか。
  • 形式番号は雷電の正式名称『壱七式戦術甲冑』からと思われる。
    • R&R83号にイラスト掲載。ビジュアル的なイメージはやはり雷電な模様。
  • 「トーアライトニング」という競走馬がいるので、ネーミングはそこからか。
  • 弐瓶勉の『BLAME!』『バイオメガ』に登場する東亜重工がトーア重工の元ネタでは?
    • 直接の元ネタは『ガサラキ』の豪和重工なんだろうが…
    • 『風の谷のナウシカ』の原作では巨神兵の歯に「東亜工廠」と読める商標が刻まれていた。

トーアWT-18 サンダークラップ

  • 『ガサラキ』に登場した『雷電』の改良量産型『震電』がモデルか。

Model02 イシス

  • 『ガサラキ』の敵役機、メタルフェイク『イシュタルMkⅡ』がモデルか。
  • イシスもイシュタルも豊饒の地母神という神話上の性質が共通しており、両者の由来を同一視する見方もある。

Test-Code.1079 アラクネⅡ

  • 士郎正宗作品等に数多く登場する多脚戦車がモデルと思われるが、その名称や高めのHP修正値、デザイナーの嗜好から判断するに一番のモチーフは押井守監督作『攻殻機動隊-GHOST IN THE SHELL-』に登場するTO8A2「アラクニダ」か。
  • 多世界にまたがる秘密結社がどんな世界でも運用できるように製作した多脚戦車という設定はアルファシステム世界のセプテントリオンの兵器がモチーフ。『Aの魔法陣』リプレイでも小太刀三輪両氏が交戦している。
  • 水中を走り、地中潜行能力を持つと言う特徴は、『赤い牙 ブルーソネット』に登場するタランチュラを思わせる。
  • 『GUNGRIFFON』シリーズに登場する高性能多脚戦車「M19-A1ブル-タルクラブ」も思い出す。
  • 120㎜戦車砲を搭載可能だが、ガンヘッドも初期案ではこれを搭載していた(映画では75㎜キャノン砲に変更)。
    • この初期案のガンヘッドは二足歩行だったり、脚部のキャタピラで走行したり、イメージボードがATを意識した物だったりと本編の物に比べてより歩行戦車に近い。
    • また歩行戦車と同じく、ガンヘッドのコックピットも(無人機を無理やり有人機に改造した影響かもしれないが)狭い。
      • 「なんだよコレ。冗談じゃねーぞ。これじゃ動く棺桶じゃねーかよ」

ガルガンチュア

  • 遺跡から発掘されたあたりは、『巨神ゴーグ』の主役メカ「ゴーグ」がモデルだろうか。
  • 「発掘された歩行戦車のアーキタイプ」と言うことなら『ベルゼルガ物語』に登場した「レグジオネータ」かも。
    • 「防御属性:社会」を持つのは、「一対一でなければ倒せない」という原作の設定を踏襲したものとも考えられる。
    • ちなみにボトムズに於いてATの開発経緯とされるものはいくつかあり、製作者側は「どれが本当かは判らない」というスタンスで行くそうである。
  • 名称はフランス・ルネサンス期の人文主義者フランソワ・ラブレーの著作『ガルガンチュア物語』に由来か。
    • 『超電磁ロボ コンバトラーV』でも、ブリッデン国のピカデリー博士製作のロボット「ガルガンチュア」が登場した。
    • 『真・女神転生 デビルサマナー』においても、マッドサイエンティスト・ドクタースリルが製作した造魔の名称として用いられている。

神骸

  • 『ガサラキ』に登場したタクティカルアーマー、メタルフェイクの原型となった『骨嵬(くがい)』がモデルか。

オルレアン

  • 『セラフィム用で初の量産型』『第四世代の旧型』から、『コードギアス』のKMF「グラスゴー」がモデルか。
    • オルレアン(Orléans)はフランス中部の都市。大聖堂が有名な他、ジャンヌ・ダルクの参戦で解放された事から彼女の二つ名「オルレアンの乙女」の由来となった地でもある。

アヴィニヨン

  • 『セラフィムの主力』『第五世代』『ディオス忠節派に愛用者が多い』ことから、『コードギアス』のKMF「サザーランド」がモデルと思われる。
    • ブリタニア軍の主力KMFであり、「純血派」と呼ばれる派閥は肩などを赤く塗装したこの機体を愛用していた。
  • アヴィニヨン(Avignon)はフランス南東部の都市。フランス国王の意思により約70年に渡り教皇庁が移された『アヴィニヨン捕囚』の地として有名。元F1ドライバー、ジャン・アレジの出身地でもある。

ストラスブール

  • 『上級騎士、精鋭用』『白兵戦用第五世代』『背中にマント装備』の特徴から、『コードギアス』のKMF「グロースター」がモデルと思われる。
  • ストラスブール(Strasbourg)はフランス北東部の都市。近世から第二次世界大戦まで独仏間で領有権が争われ続けた歴史から、両国の文化を併せ持つ。『ノートルダムのせむし男』で知られる世界遺産の大聖堂が有名な他、近年は欧州議会や欧州人権裁判所等も設けられEUの象徴的都市としての存在感も高まっている。

ローラン

  • 『特殊技術開発部の試作機』『第七世代』『パイロット検討中』『脱出装置が実装されていない』『伝説に謳われる騎士の名が冠されている』ことから、『コードギアス』の試作KMF「ランスロット」がモデルと思われる。
  • ローラン(Roland)は中世ルネサンス期の文学作品『ローランの歌』等に名を残す騎士。8世紀頃に実在したとされる同名のブルターニュ辺境伯をモデルに、カール大帝の甥の勇敢な騎士として吟遊詩人達によって謳われた。聖遺物により祝福された壊れぬ聖剣デュランダルの持ち主であり、アーサー王と聖剣エクスカリバーの伝説と重なる点も多い。
  • イタリアではオルランド(Orlando)と呼ばれ、「狂えるオルランド」においては騎士と云うよりは屈強な戦士…を通り越して超人として描かれていた。更にカタロニアに到っては伝説の巨人として扱われており、この辺りに歴史的偉人の解釈の変遷が垣間見えて興味深い。

ポワティエ

  • 『セラフィム発足前に開発』『実戦用とはいえない』『第三世代』といった記述から、『コードギアス』に登場したKMF「ガニメデ」がモデルと思われる。
  • ポワティエ(Poitiers、ポワチエとも)はフランス西部の都市。古くはイスラム圏の侵攻に対する政治的要衝として、近年は先端技術研究の地として国内でも重要な役割を果たしている。

ヴィヴァーチェ

  • 『オルレアン(≒グラスゴー)をコピー』『レジスタンス用に改修した』ことから、『コードギアス』のKMF「無頼」がモデルと思われる。
  • ヴィヴァーチェ(vivace、ラテン語のvivaxに由来)はイタリア語で「活発な、元気な」、フランス語で「根強い」の意。反体制レジスタンス活動のスタンスを込めた命名かも。

ヴィヴァーチェ改

  • 『ヴィヴァーチェを白兵戦用に改修』『馳せ参じる騎士のために製造』『熟練者ならストラトブール(≒グロースター)に匹敵する性能を引き出せる』といった記述から、『コードギアス』のKMF「無頼改」がモデルと思われる。

グランディオーソⅡ

  • 『初のオリジン産メルカバ』『シオマネキのような左右非対称のフォルム』といった記述、及び武装(下記)を考慮すると、『コードギアス』のKMF「紅蓮弐式」がモデルと思われる。

ラディティエーションブレイカー

  • グランディオーソⅡにしか装備出来ない点、及び『高周波誘導加熱システムを搭載』『かぎ爪状の手の平の中央に、レンズのような発信器』といった記述から、『コードギアス』にて紅蓮弐式が装備していた「輻射波動機構」がモデルと思われる。

ステッペンウルフ

  • 『三連ターレットカメラと丸い頭が特徴』『装甲は薄く生存性は微妙』『安価で売買されている』といった記述、及び様々なカスタマイズが可能な点を考慮すると、『装甲騎兵ボトムズ』に登場のAT「スコープドッグ」がモデルと思われる。
  • R&R83号にイラスト掲載。やっぱりスコタコ系でした。

アーケロン

  • 『装甲騎兵ボトムズ』より 「ATH-14 スタンディングトータス」。ローラーダッシュとアームパンチを標準装備しているため後期型と思われる。
    • 11㎜機関銃が標準装備されているが、残念ながらアーケロンには無いようだ。
    • と思っていたら、ダークネスディアマントでしっかり追加された。やったね!
  • アーケロンは白亜紀に生息していた巨大なウミガメ。亀つながりか 

ケイファー

  • 『装甲騎兵ボトムズ』より 「ATH-06 ダイビングビートル」
  • ケイファーはドイツ語で「虫(甲虫類含む)」の意味

重火力カスタマイズ

  • 『装甲騎兵ボトムズ』よりスコープドッグのカスタマイズ 「ATM-09-RSC レッドショルダーカスタム」、レッドショルダースペシャルとも
    • 「細部は搭乗者の好みで~」というのはレッドショルダーが各自の好みで機体をカスタマイズしていたためか。

対空戦カスタマイズ

  • 折りたたみ式の砲を装備しているのは『装甲騎兵ボトムズ』よりスコープドッグのカスタマイズ 「ATM-09-DD バーグラリードッグ」。他の兵装も合致する。しかし、同機は荒地仕様や拠点強襲機といわれ、対空戦仕様ではない。そもそもATは(これは陸戦兵器全般に言えるが)上からの攻撃に弱いという一面がある。
    • 折りたたみ式砲が「ドロッパーズ・フォールディングガン」(降下兵用折りたたみ式砲ぐらいの意味か)という名称なのも降下強襲機とされる一因
    • ただし、ムック本などにはフォールディングガンに対空散弾を使用した対空機も紹介されている。
      • OVA『孤影再び』では黒い稲妻旅団仕様機が対空砲撃を行うシーンがあるので、そのあたりからのインスパイアかもしれない。
    • また、「ボトムズに公式なし」を表明しているプロデューサーの井上氏は「(例えば)ATは対空に向かないが、だからといってそこで思考を止めるのではなく、あえて「ではATで対空戦闘を行うならどういう風になるだろう」と考えて、どんどん世界を広げていってほしい」と語っている。

高機動カスタマイズ

  • 『装甲騎兵ボトムズ』よりスコープドッグのカスタマイズ 「ATM-09-LC ライトカスタム」

重装甲カスタマイズ

  • 『装甲騎兵ボトムズ』よりスコープドッグのカスタマイズ 「ATM-09-STC ストロングバックス」。バックスタイプとも(初期では「バッ"カ"ス」となっていた)。
    • キャタピラやチェーンを付けている機体は『装甲騎兵ボトムズ』のOVA『野望のルーツ』などに登場している。

水上戦カスタマイズ

  • 『装甲騎兵ボトムズ』よりスコープドッグのカスタマイズ 「ATM-09-WR マーシィドッグ」
    • 形式番号のWRは「ウォーターレジスト(耐水)」の略。フレーバーにもあるが「防水」ではない。機体上半身は処理を施されていないため、高波でも被れば簡単に浸水する。
    • 名前はメルキア軍における正式名称「スコープドック 水上戦装備」からか。

ガトリングクローカスタマイズ

  • 『装甲騎兵ボトムズ』よりスコープドッグのカスタマイズ 「ATM-09-GC ブルーティッシュドッグ」
  • また、同じく『装甲騎兵ボトムズ』にて終盤キリコが搭乗した「ラビドリードッグ」、小説『青の騎士ベルセルガ物語』に登場した「シャドウフレア」など、秘密結社製のATに同様の装備をした機体が見られる。

湖沼戦カスタマイズ

  • アーケロンは『装甲騎兵ボトムズ』よりスタンディングトータスのカスタマイズ 「ATH-14-WP スタンディングタートル」。ケイファーは同じくスタンディングビートルのカスタマイズ 「ATH-06-WP ダイビングビートル」。
    • しかし、ビートル系はダイビングビートルが標準仕様な気がしてならない。
    • 説明文にある「下駄のような機構」とはスワンピークラッグのこと。しかし、下駄というより”田下駄”や“かんじき”といった方が近い。

重砲撃戦カスタマイズ

  • トータス系にはグランドファイアと呼ばれるミサイルポッドを両肩に搭載した仕様がある。

アームバンカーカスタマイズ

  • アームバンカーを装備した機体といえば『装甲騎兵ボトムズ』のOVA『野望のルーツ』に登場したインゲ・リーマン少佐の使用したカスタム機(通称リーマン・カスタム)。展開するブレードアンテナや(3機による連携攻撃ではあったが)キリコを撃墜したということで人気が高いモデルである。
  • また、『コマンド・フォークト』に置いても主人公ルート・レーンのカスタム機として「ATM-09-STA スコープドッグアサルト」が登場している。こちらは予備のパイルを大量に搭載しているのが特徴。

シールドバンカーカスタマイズ

  • 『装甲騎兵ボトムズ』のベルゼルガ。パイルバンカーという武器の元祖とでも言う機体である。
    • なぜケイファーから?かというと「ベルゼルガのベースになった機体がダイビングビートル」という話があるからである。(『ベルゼルガ物語』などにも言及がある)
      • しかし、製作側は「どっから出てきた話だ?」首を傾げていたりする。上記のベルゼルガ物語でも「と言われているので装甲板を流用しようとしたらぜんぜん合わなかったでゴザル」と言うオチが付いている。
      • だが、湿地仕様のベルゼルガWPの設定画は”足だけ”ダイビングビートルと同じもののようである。

ガトリングバンカーカスタマイズ

  • 映像化された作品に登場したスコープドッグに(腕部で使用するタイプの)ガトリングとパイルバンカーを同時に搭載した仕様はない(2012年時点で。なお、どちらかならある)。が、アメリア・キングスレーの台詞から考えて『スーパーロボット大戦』シリーズに登場するオリジナル機体「アルトアイゼン」、及びその派生機がモデルと思われる。
    • サイズ的には『無限のフロンティア』シリーズに登場する「アルトアイゼン・ナハト」(3.3m)が一番近いが、この機体は自律型である。

歩行戦車用対人機関銃

  • 『ガサラキ』にて暴徒鎮圧用にプラスチック弾頭を使用した非殺傷兵器が登場している。
    • が、この弾、どうも通常の機関砲で運用されており(つまり口径25mm。さすがに装薬は減らされているだろうし、少しはダウンサイズされているだろうが)、同作でも少々、無理のある装備だった。
      • こちらは機関“銃”とあるので、口径は12.7㎜以下(他の銃火器のデータと比べると多分5.56㎜)のハズである。

歩行戦車用25mm機関砲

  • 『ガサラキ』で『雷電』のオプション兵装のひとつ。作中では手持ち式ではなく手首外側部分に装着する形で使用していた。
  • ケルブラン社は「生物学的元素転換説」を提唱したフランスの物理学者、ルイ・ケルヴラン氏に由来か?
    • ガサラキでは25mm機関砲の開発元について言及はないが、「対地/対空両用」「発射速度が10発/秒(≒600発/分)」「二方向性装填方式を採用」等の記述から陸上自衛隊で採用している87式偵察警戒車に搭載されている「KBA-B02」をTA用に改良したものを使用していると考えられ、スイスのエリコン社であるのが有力だと思われる。

75mm低圧砲

  • 『ガサラキ』で『雷電』のオプション兵装のひとつ。やはり手持ち式ではない。なお移動時は2つに分解し、砲身部を逆側の腕に装着する。

50mmグレネードランチャー

  • 『ガサラキ』で『雷電』のオプション兵装のひとつ。作中では腕部内側に装備されていた。
    • 同作に登場するイシュタルMkⅡも同口径のグレネードランチャーをオプション兵装として持っている(肩にあたる部分に搭載される)。
      • 両者の違いは雷電は液体炸薬を使用したケースレスなのに対し、イシュタルMkⅡは従来型のカートリッジ方式を採用していること。
  • 『攻殻機動隊』に登場するタチコマに搭載されているグレネードランチャーも50㎜口径である。

65mm速射機関砲

  • こちらは『ガサラキ』で『イシュタルMkⅡ』が使用していた兵器のひとつ。

大型七支刀

  • 『ガサラキ』にて骨嵬と共にTAサイズの七支刀が描かれている。
    • 「今が閾に至らずんば、七支の剣の疵となるべし」
    • この他にも骨嵬用の装備として豪和重工が保管していた骨嵬・朱天が装備していた太刀や平安編で使用していた槍、弓などがある。

WT用スモークディスチャージャー

  • 『ガサラキ』で『雷電』に標準装備されている兵装。『イシュタルMkⅡ』にも同様のオプション兵装がある。
    • わざわざ「WT用」と書いてあるのは本来なら戦車等にも搭載されるべき装備だからか
  • 『装甲騎兵ボトムズ』でも一部のATにオプション、あるいは標準装備としてスモークディスチャージャーがある

インジェクター

  • 『ガサラキ』よりインジェクション。TAパイロットの生体維持の為に使用される薬剤の通称。主に静脈への注射によって投薬される。
    • 作中で「マイル1」(TAに使われる人工筋肉の呼称)より抽出された物質を精製したものを投与されたパイロットが暴走する、といった事件がおきてたりする。

ウインチユニット

  • 『ガサラキ』で『雷電』に標準装備されている「リフティングウィンチ」。これにより市街地などにおいて三次元機動を行うことが可能になり、他の陸戦兵器に対して優位性を持つことが可能になる。
    • イシュタルMkⅡも装備しているが、腕部に搭載されているので使用時には腕が使えないという欠点がある。
  • 『装甲騎兵ボトムズ』でも「バウンティドッグ(スコープドッグの山岳仕様)」の「ワイヤーウィンチ」、「エルドスピーネ」や「オーデルバックラー」の「ザイルスパイド」といった同様の兵装が存在する。
  • 「限定的な飛行能力」という解釈ならば、『ガングリフォン』のHIGH-MACSの持つ滑空能力も含めてよいかもしれない。
    • こちらも三次元機動により、従来の陸戦兵器と一線を画す戦闘能力を有している。

アシスタントクルー

  • 『ガサラキ』より特務自衛隊TA実験中隊(殊にオペレーター)
  • しかし、こういった「歩行戦車乗りをサポートしてくれる存在」の元祖といえば『装甲騎兵ボトムズ』に登場する、ゴウト、バニラ、ココナの三人組ではないだろうか
    • 彼らはATに乗って戦ったりしないが、物資の調達、整備、輸送、戦闘のサポート、なによりフィアナとともにキリコの精神的な支えとなっていた。

ジャイロスピナー

  • 『装甲騎兵ボトムズ』においてATに装備されているローラーダッシュ機構。元々は作画の労力を削減する為のアイデアであった。

レールアサルトライフル

  • 片手で使用可能なレールガンタイプのライフルというと、『装甲騎兵ボトムズ』でラビドリードッグが使用していたX・SAT-06ハンディソリットシューターか。

指揮官用大型測位システム

  • リーマン・カスタムに搭載されていた展開式ブレードアンテナか。メルカバ部隊の運用の幅を広げるのは『野望のルーツ』内のリーマン少佐の戦闘描写からか。
  • もしくはセンサー系を強化した頭部「コマンダーズ・ヘッド」か。名称的にはこちらの方が近い。

スペースムーバー

  • 『装甲騎兵ボトムズ』よりスコープドッグのオプション「ランドムーバー」だろう。
    • [部位:その他]を使用しないのはFAQの回答から考えるに気密ヘルメットと併用することを念頭においているのだろう(ほとんどのATは生命維持装置を搭載しておらず、簡易宇宙服でもあるパイロットスーツがその役割を果たす)。

気体炸薬

  • 『ガサラキ』より特務自衛隊のTAに装備される「アルムブラスト」。インジェクターとウィンチユニットが必要なのも同作を意識してのことか。
    • 修正を得られる行動が特に指定されていないのは、作中で便利に使い倒されていた描写からか。
      • 基本的な「リフティングウィンチ使用時の補助バーニア」以外にも、「床をブチ抜いて上階から強襲」「敵の目の前で噴射して牽制」「空中にぶら下げられている時の姿勢制御」「塹壕掘り(これを利用して砲撃から逃れたことも)」等、様々な使い方をされていた。

アームパンチ ハードナックル

  • 『装甲騎兵ボトムズ』より。ギルガメス製のほとんどのATに標準装備されている。
    • 乱暴に言えば「飛んでいかないロケットパンチ」といったところである。

近接防御機銃

  • 『装甲騎兵ボトムズ』よりトータス系の機体に標準装備されている固定火器。口径は11㎜。
    • 「軽装甲の目標」には当然、歩行戦車も含まれる。
    • バトリング(ボトムズの世界で行われるロボットプロレス)で火器の使用が禁止されている試合では、目潰し用のペイント弾が仕込まれているのがお約束である。

ミッドマシンガン

  • 『装甲騎兵ボトムズ』でクメン編で登場したダイビングビートルの装備していた火器が「GAT-19 ミッドマシンガン」である。
    • 「ミッド」というものの口径はへヴィマシンガンと同じ30㎜である。おそらくカービン銃のような扱い(M4とM16の関係の様な)と考えられる。
    • ただ、ステッペンウルフ用ということならば、同じくクメン編で初登場した「GAT-22-C へヴィマシンガン・ショートバレルカスタム」のほうがらしいかもしれない。

ハンドロケットガン

  • 『装甲騎兵ボトムズ』より、「HRAT-23 ハンドロケットガン(ランチャー)」。四連装であることや、アーケロン(トータス)と同時に運用されているのも同じ。装填数は一応11発。

ヘヴィマシンガン

  • 『装甲騎兵ボトムズ』でスコープドッグの標準装備ともいえる「GAT-22 ヘヴィマシンガン」
    • マシンガンとなっているが、実際はアサルトライフルというべきものである。
    • 銃身上部に単発式のグレネードランチャーが付いているので、手榴弾使用時の演出に使っても良いかもしれない。

22連装ハンディロケットランチャー

  • 『装甲騎兵ボトムズ』より、「HRAT-30 ハンディロケットガン(ランチャー)」。TVシリーズではウド編の一部しか登場しなかったレア武器である。
    • 形状は横長の八角形をしたミサイルポッドに、銃床と銃杷(とフォア・グリップと照準サイト)を無理やり取り付けたような形をしている。

ソリッドシューター

  • 『装甲騎兵ボトムズ』より、「SAT-03 ソリッドシューター」もしくはその改良型である「X・SAT-01 ソリッドシューター」。
    • 設定では「一種のレールガン」とされているが、作中の演出は通常のロケットランチャーの様であり、実際はどうなのかよくわからない兵器である。
    • 干渉する為にショルダーポッドと同時運用ができない欠点がある。
    • SAT-03はすぐ弾切れになり、アームパンチ機構を利用して投げ飛ばされるのが御約束。

ロックガン

  • 『装甲騎兵ボトムズ』より、「GAT-35 ロックガン」。ボトムズの世界では珍しいエネルギー兵器である。
    • なお、ロックガンの呼称はキリコの属するギルガメス側のもので、敵側であるバララントの同様の兵器は「BATM-02 ハードブレッドガン」という。ただし性能は大差ないらしい。

ガトリングクロー

  • 『装甲騎兵ボトムズ』に登場するブルーティッシュドッグのガトリング砲にはアイアンクローが付属していた。
    • 高橋監督によるとこのクロー部分のデザインはフランス製のソムリエナイフをイメージしているとのこと。

専用ガトリングガン

  • 『装甲騎兵ボトムズ』に登場するブルーティッシュドッグは右腕をガトリング砲に換装していた。

アームバンカー

  • 『装甲騎兵ボトムズ』より、リーマン・カスタム及びスコープドッグアサルトが装備している小型のパイルバンカー。パイルは別の箇所にマウントしておき使用時に装着するのが特徴。

シールドバンカー

  • 『装甲騎兵ボトムズ』に登場するベルゼルガタイプのATに搭載されるパイルバンカー。(兵器としての)パイルバンカーの元祖といわれる。
    • 「炸薬結晶式」ということはおそらく『ベルゼルガ物語』で主人公機に搭載されていた物がモデル。TVシリーズに登場した物については不明だが「圧搾空気式」や「電磁加速式」といった説がある。
    • OVAに登場した「ベルゼルガ・イミテイト」(スコープドッグをクエント人仕様に改造したもの)や「オーデルバックラー」などベルゼルガ以外でも装備している機体がある。

ガトリングバンカー

  • 他のカスタマイズで得られる兵装と違い、対応カスタマイズを装備すると必ず装備される(つまり固定装備)な所は『スーパーロボット大戦』シリーズのアルトアイゼンの兵装、「リボルビング・ステーク」。もしくは『無限のフロンティア』に登場するナハトの「リボルビング・ブレイカー」。

アームガトリング

  • ガトリングバンカーと同じく固定装備な所は『スーパーロボット大戦』シリーズのアルトアイゼンの兵装だが、ガトリングガンな所はリーゼ、及びナハトの兵装「5連チェーンガン」。
    • 本来チェーンガンとは「単砲身の機関砲」のことで(つまり5連チェーンガンはこの機関砲を5門でワンセットにした物。普通砲身を回転させたりしない)、ガトリングガン(多砲身の機関砲)ではないのだが、『第2次OG』のデモなどではグルグル回転しているのでこの世界では両者の定義が曖昧なのだろう、きっと。






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最終更新:2020年11月25日 22:12
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