公式リプレイ・小説

『世界の卵』

『世界の卵』

  • 「共に異世界に渡った親友が、ボスに操られて敵となる」と言うシチュレーションは、『夢幻戦士ヴァリス』の麻生 優子と桐島 麗子からと思われる。
    • 同様の展開は、後発の「異世界召喚者」である『甲竜伝説ヴィルガスト』『天空戦記シュラト』『神秘の世界エルハザード』『ブレイブストーリー』等にも散見され、中でも『シュラト』の夜叉王ガイは、旧版カオスフレアシナリオ集『宿命の交わる城』 のライバル、諸角一馬のモデルとなった。
    • また、『神秘の世界エルハザード』のライバル陣内は、サンプルキャラクター白き鳳凰のモデルの一つ。てか、当初は陣内的なテクスチャになる予定だった。地球人が異世界に飛ばされた挙句、侵略者の大将軍となって主人公の前に現れるというのは諸角も似たような……まあ陣内自重しろというかなんと言うか。
  • レオンの設定「妹を後宮に差し出して出世した」と言うのは、『銀河英雄伝説』のラインハルトからか。もっともこちらは姉だが。
    • 尚、「犠牲となった妹の為に強大な帝国へ反旗を翻す」のは『コードギアス 反逆のルルーシュ』より主人公のルルーシュ。もっとも、帝国の内部へ潜入し出世しており、頭よりも腕っ節で頑張ってる辺り、ルルーシュの好敵手であるスザクっぽいのだが。
    • P105の台詞「言っちゃなんですけど、レオンの精神年齢は中学生ですよ(笑)」も『コードギアス』放送中に、ネット界隈で散々取りざたされたルルーシュ中二病疑惑(ゼロだの黒の騎士団などのネーミングセンス)に由来していると思われる。
      • もっとも、『コードギアス』の場合は騎士道が現役で生き残っている世界なので、「現代的観点から見ると中二病っぽいのがデフォ(敵側にも「ナイツ・オブ・ラウンド」(=円卓の騎士)なんて連中が存在する)」とする話もあるが。
  • メルの設定「死んだ少女が、霊となって見守っている」というの元は、TRPG『ブレイド・オブ・アルカナ』の特殊因果律「いのちのおくすり」からか。余談だが、メルのPLである鈴吹太郎氏はブレカナのデザイナーである。
    • 年老いた王の延命の為、不老不死の霊薬の材料にされて殺された少女が、生前親しくしていた練金術師(王への反発から件の霊薬を持ち出し、逃亡している)を霊となって見守っている、という設定。この少女の霊も練金術師の事を「お兄ちゃん」と呼んでいる。
  • P105のレオンの台詞「つけますよ宇宙。(中略)宇宙チーズと宇宙野菜を宇宙炭火で炒めてコズミックカレー粉をまぶした料理ですよ」の様に、何でもかんでも「宇宙」と付けるのは、SFを題材にしたコメディの定番ギャグ。SFなめんな。
  • またレオンの言う惑星名などの「俺ルール」はおそらく「作家の名前を使う」だと思われる。
    • 「惑星ヴォークト=A・E・ヴァン・ヴォークト」「アロイシャス星系=R・A(アロイシャス)・ラファティ」

『胡蝶の夢』

  • タイトルの「胡蝶の夢」は古代中国の思想家荘子の故事に由来。うたた寝の最中に蝶となった夢を見、夢の中で百年を遊んだ荘子が、目を覚ました際に「果たして自分が蝶になった夢を見たのか、はたまた蝶が自分になった夢を見ているのか。」と呟いたと言う。
  • エラーハ地球のモデルは『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場したレプリ地球か。
    • 或いは『ドラえもん』などに登場する「宇宙の果てにある、もうひとつの地球」なども元ネタなのかもしれない。

『暁の戦士たち』(旧版)

  • カオスフレア初のリプレイ集。

『断罪巨兵パイラーヴァ』

  • スーパーロボット・パイラーヴァの名前は、ヒンドゥー教の破壊神シヴァの一相・バイラヴァからと思われる。バイラヴァとは「恐怖の者」を意味し、禁断のグレズテクノロジーを使用したパイラーヴァを象徴するような元ネタである。
    • 「ガルーダ」や「ヴィシュヌ・システム」「トリニティ」などの単語も、元ネタはヒンドゥー教。ガルーダは怪鳥であり、ヴィシュヌはヒンドゥー教の神。トリニティはヒンドゥー教の用語で「三位一体」を表す。
      • このうち「三位一体」に関しては『斬魔大聖デモンベイン』においても「九郎、アル、デモンベインの三位一体は無敵」との台詞があったりする。
  • マッドサイエンティストの名前が「ウエスト博士」なのは『斬魔大聖デモンベイン』、ひいてはその元ネタである『ゾンバイオ』『死体蘇生者ハーバード・ウエスト』からか。
    • その末路としては『死体蘇生者』が一番近いのかもしれない。自ら作り出したモノ=死者の大群によって、何処かに連れて行かれてしまったのだ。

『ブライトストリング』

  • ヒロイン・一条ひかりの名前はそのまま「一条の光」をイメージしたものと思われる。カオスフレア世界においては「世界を破壊するもの=夕暮れ、闇」「世界を守るもの=太陽、光」のイメージ対比がかなり明確に行なわれており、聖戦士特技《暁の闘志》《心の光》や《闇を払う者》、切り札特技《夜明けの一撃》などにそれを見る事が出来る。
    • デザイナーである三輪の作ったPC1の名前が「暁生」なのも、それを意識している部分は大きいだろう。なにしろこのリプレイは「カオスフレア展開史上初の読み物」なのだ。
  • 現代の若者が中世ファンタジー風の世界へ飛ばされ、その土地の権力者と共に邪悪な敵に立ち向かう……というのは、やはり異世界ファンタジーの王道であり、その点も意識されていたと思われる。
    • 余談だが、もっともこのストーリーラインに近い展開(奇妙な本がきっかけで時空を超える、主人公が持ち込んだ物品が強力な武器になる、さらわれたヒロインを助ける、など)の作品は、やはり王道を地で行く『キャプテン・スーパーマーケット』だったりするのだが……。

『史上最大の決戦』

  • 登場する宇宙怪獣クラムドン初代&二代目は、それぞれ『ウルトラマン』のスカイドンとゼットンがモチーフと思われる。
  • このシナリオタイトル、および各シーンのタイトルがほぼ全て『ウルトラセブン』シリーズのパロディ(1つ『ウルトラマン』がある)。宇宙怪獣との決戦をテーマに据えた本作らしいお遊びと言えるだろう。以下に対比を列挙する。
史上最大の決戦 史上最大の侵略
竜の住む城(魔王の住む星) 悪魔の住む花
狙われた王国(クロルデン) 狙われた街
超兵器モナドトルーパー 超兵器R1号
ひとりぼっちのイリア ひとりぼっちの地球人
怪しい訪問者 怪しい隣人
信長が来た 円盤が来た
明日を探せ 明日を捜せ
地球から来た男 V3から来た男
ミステル(サラ)応答せよ マックス号応答せよ
真実より愛を込めて 遊星より愛をこめて
さらばパイラーヴァ さらばウルトラマン
残された時間 消された時間
ダークゾーン ダーク・ゾーン
栄光は誰のために 栄光は誰れのために
宇宙からの挑戦 水中からの挑戦
勇気ある戦い 同左
戦いの果て 約束の果て
イッツ・ア・パーフェクト・ワールド パーフェクト・ワールド
ここより永遠に 地球より永遠に
ネバーランドへの帰還 ネバーランド

『リオフレード魔法学院』(旧版)

『目覚めよと呼ぶ声あり』

  • 題名はバッハの作曲したカンタータの一つ『Wachet auf, ruft uns die Stimme(目覚めよと、われらに呼ばわる物見らの声)、BWV140』からか。

『高き天より我来たりて』

  • 題名は讃美歌『荒野の果てに』や、それを基にしたと思われるバッハのオルガン曲『クリスマスの歌『高き天より我きたりて』によるカノン風変奏曲』やバッヘルヘルのオルガン曲『クリスマスのための5つのコラール・プレリュード』からか。
  • 冒頭で祐司が放送部番組のタイトル例として提示した『リオフレードどうでしょう』は北海道テレビ放送制作の旅番組『水曜どうでしょう』、『リオフレード朝日です』は朝日放送制作の朝の情報番組『おはよう朝日です』から。ちなみに二つともテレビ朝日系列局の番組である。
    • 『おはよう朝日です』が例として出てきたのは、祐司のPL加納氏が関西出身者だからだと思われる(『水曜どうでしょう』は各地やBSで再編集版が放送されている)。

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最終更新:2017年04月10日 07:37
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