一般装備


武器

フレイル

  • 農具が原型になった武器で、フィクションではモーニングスターと合わさった「棘付き鉄球が繋がった鎖を振り回す」型が多く使われている(実際のフレイルはヌンチャクに似たものが多かった)。
  • 『ソード・ワールド』では「低筋力でも威力はあるが命中率は低い」武器として扱われている。
    • 映画『ザ・タイガース 世界が僕らを待っている』で「鉄球が繋がった鎖」型が登場したが、装備者は白兵戦での誤射を恐れてか実際に振るうことはなかった(彼の場合本職ギタリストなのでしょうがないとも言えるが)。

ベゾムスタッフ

  • besomは英語で箒を表す。箒に乗って飛ぶ魔法使いというイメージは非常に古典的なものであるが、スポーツ用に使われる、という一文から『ハリー・ポッター』シリーズに登場する『ニンバス2000』などのクィディッチ箒がメインのイメージソースと思われる。

テトラブレード

  • 形状の説明などから、古参TRPGゲーマーには懐かしい『トンネルズ&トロールズ』で紹介された珍武器「アフリカ投げナイフ」であると思われる。版によっては「ケイオスナイフ」・「ブランチ・ナイフ」とも。
    • つ 一二三 卍
    • 最近のものだと、『サタスペ』の荒事屋がこれを装備していたり、『ゴブリンスレイヤー』で主人公が購入していたりした。
    • 『MASTERキートン』のとあるエピソードで、主人公が鹿の角を加工して作成、使用した。
    • 『ニンジャスレイヤー』ではバジリスク=サンが「アフリカ投げナイフめいた邪悪なスリケン」を使用している。

テルビューチェ

  • 笹の葉状の木片の周囲に鮫の歯を括り付けた風変わりな小剣。珍武器には事欠かない『トンネルズ&トロールズ』で登場していた。おそらくTRPGは色々あれど、こんな武器が使用出来るのは『T&T』とカオスフレアくらいであろう。
  • 実はソード・ワールド2.0でも使えたりする。

ツインエッジ

  • 実用性は不明だが、見栄えが良い為幾つかの作品で使用される「両方に長い刃」の剣。短剣ならばハラディなどが実在したようだが、長剣が二つというのはフィクションのみのようだ。
  • 最初のそれらしいメジャーは『時空戦士スピルバン』のツインブレードか。『魔弾戦記リュウケンドー』には剣とダガーを合体させたツインエッジゲキリュウケンが登場し、『スターウォーズ・エピソード1』で暗黒卿ダース・モールの使うダブルブレイドライトセイバーも有名である。
  • ゲルググのビームナギナタを忘れてはいけない。

ブレイドウィップ

  • 蛇腹状に分解する剣、の走りは『機甲界ガリアン』のガリアンソード。『BASTARD!』の魔戦将軍マカパインはそのパロディ『罪人の剣』を使用する。完全な空想の武器ではあるが見栄えが良い為、『魔法少女リリカルなのはA's』のシグナム、『ソウルキャリバー』のアイヴィーなど各方面に多数の使い手を有する堂々たる厨武器。

アームストロング砲

  • 元々はクリミア戦争時に開発された大砲で、日本では幕末に輸入され司馬遼太郎の『花神』や手塚治虫の『陽だまりの樹』のクライマックスの彰義隊討伐で猛威を振るっている(実際に輸入されたのは欠陥のあり威力も普通な中古品だったそうだが)。

エネルギーセイバー

グラビトンサーベル

  • 『アズライトブルー』の挿絵でエロール・カイオスが構えていることや、エーシルに対応する特技がある事からすると『クイーンエメラルダス』に登場する「重力サーベル」が元ネタか。

光の矢の呪文書

  • 段々数が増える光の矢、といえば『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の「マジックミサイル」。最新版の4thでは遂に無限回発射が可能となり、この武器とイメージが近い。

豪炎の呪文書

  • 『ファイアーエムブレム』シリーズの基本アイテム「ファイアーの書」。
  • 手袋の形をしているのは『鋼の錬金術師』よりロイ・マスタングの手袋。
  • 飾り布は『武装錬金』の「サンライトハート」?
  • 至近距離を対象にした炎の呪文、と言う点は『ダンジョンズ&ドラゴンズ』シリーズの呪文「バーニングハンド」か。
  • バーンナッコゥ!!

蟲食みの呪文書

  • 蟲を召喚して使う事から『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の「サモン・スウォーム」ではないだろうか。
  • 射程が遠隔なのは、スウォームの攻撃対象は指定出来ない為に通常近くに向けて撃つ事が無いのを指していると思われる。
  • 『ファイアーエムブレム』シリーズの敵専用遠距離武器「ウォームの書」も元ネタの一つか。こちらも近距離には攻撃出来ない武器である。
  • 『ソードワールド』/『ロードス島戦記』の暗黒呪文にもサモン・インセクトが存在する。

埋葬の呪文書

  • 『ガープスマジック』に登場する呪文の「埋葬」から。

語られざる祭儀の書

  • 「宇宙怪獣を使役する法」「内容的には不完全で術者にも危険が及ぶ」等のテキストから察するに、クトゥルフ神話に登場する、「ネクロノミコン」をはじめとする様々な魔道書群が元ネタと思われる。
  • 名称及び「鉄の留め金がついた革製の装丁の本」の描写は、上記のクトゥルフ神話の魔道書の一つ「無名祭祀書」から。
  • 使う度にLPが減るのは『クトゥルフ神話TRPG』において、これら魔道書(及び記されし呪文)が読むだけで正気度を削られていくものが多いからか(しかも読む等で『クトゥルフ神話』技能が上がると正気度上限も減っていく)
    • 『とある魔術の禁書目録』でも、魔道書(の原典)を一冊でも「読む」・「覚える」行為はかなり負荷がかかるものとされている。

融合の呪文書

  • 両手を使って相反するエネルギーを融合させ撃つ、というのはおそらく『ダイの大冒険』のメドローア。
    • 他にも、同作品においてはベギラゴンやイオナズンなどの「極大呪文」は発動に両腕が必要であった。
  • 或いは『ウィザードリィ』に登場した、局地的核爆発を起す呪文「ティルトウェイト」か。
  • 『BASTARD!!』で主人公ダークシュナイダーが使った呪文「天地爆裂(メガデス)」。その名の通り天(風)と地(土)の元素を融合させ、その反発作用で大規模破壊を起す。
    • 漫画『ドラゴンハーフ』にも同名の呪文が登場。呪文の原理、解説もほぼ『BASTARD!!』と同一であり、かなりあからさまな“パクリ”であった。
      • もっとも、使い手が使い手なだけに発動すらしなかったが。
    • TRPG版のデザイナーである清松みゆき氏はルールブックで「うわーっ、やっちまったよ。どうしよう…」何て書いていたが、カオスフレアや最近のFEARゲーを見慣れた身からしてみると色んな意味で(笑)感慨深い。

眠りの呪文書

  • 『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場する呪文「スリープ」から。
  • 「睡眠を司る幻獣サンドマンを呼び出し」と言う描写は『ソードワールド』のシャーマンの呪文「スリープ」が元ネタと思われる。
  • 大本はドイツの民話に登場する睡魔の名前の英語読みがサンドマン(ドイツ語ではザントマン)。目に砂を撒いて眠りに落とす

閃光の呪文書

  • 『ガープスマジック』に登場する呪文「閃光」から。

蜘蛛の巣の呪文書

  • 蜘蛛の糸で敵を絡め取る有名どころは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の「ウェブ」。
    • 『スパイダーマン』のスパイダーウェブ成分も入っているかも。

神殺し

  • 『魔界塔士Sa・Ga』のチェーンソー。ラスボスの「かみ」がチェーンソー1発でバラバラにされるところから。
    • システム上の隙間を付いた、意図せぬバグだったらしい。
  • 「分類:UD」にも有効なのは、映画『死霊のはらわた3 キャプテンスーパーマーケット』にて、主人公がチェーンソーでゾンビと戦った事によるものか。
    • さらに時代は下って、ゾンビ物アクションゲーム『ロリポップチェーンソー』でも、ヒロインの武器として採用されてたりする。

ミキサーブレード

  • 『ウィザードリィ』シリーズの名剣ブレード・オブ・カシナート。因みにカシナートの元ネタはアメリカのフードプロセッサ『クイジナート』であり、製作側も元々プロペラが回転するネタ武器として作っている。しかしアメリカ的ジョークを受け入れる土壌がなかったかつての日本ではその部分はオミットされ、「名匠カシナートの手になる伝説の剣』という実しやかな嘘が誕生した。

千手院村正

  • 『一夢庵風流記』及び『花の慶次』において関東牢人、山上道及が主人公慶次郎との賭けに村正(ただし名称は「千"住"院村正」)を出している。
  • 「分類:富嶽」でないのは『ウィザードリィ』を意識しての事か。
    • 強力だが(ミキサーブレードなどと比べても)ずば抜けてと言うほどでもなく、常備化に必要な経験点もそれほど高くない事から、初期シナリオに登場する「MURAMASA BLADE!」ではなく#5に登場する「MURAMASA KATANA」なのかもしれない。
    • あるいは、しばしばゲームに(世界観などを無視して)登場する強力な武器としての日本刀がモデルなのかもしれない。

クルタナ

  • 実在するイギリス王室の宝剣で、ウィキペディア日本語版には「カーテナ」の名で登録されている。
    • 『とある魔術の禁書目録』では「カーテナ・オリジナル」とそのレプリカ「カーテナ・セカンド」として登場し、王女が振るうことでその力を発揮している。
    • 実際にクルタナは17世紀のピューリタン革命時に失われ、現存するクルタナは王政復古時に打ち直されたレプリカだと言う。
  • 伝承の一つではフランスの武勲詩に出てくるデーン人の英雄オジェ・ル・ダノワ(ホルガー・ダンスク)の剣とされ、他の伝承にはフランスの叙事詩『ローランの剣』に出てくる宝剣デュランダルやジョワイユーズにそのルーツを見るものもある(『とある魔術の禁書目録』では「デュランダル」伝承と混じってか高威力の剣と化していた)。
  • 説明文にある異名「仁慈の剣(Sword of Mercy)」はイギリス王室のレガリア(戴冠時に使われる王権の象徴)としての名で、他に「天界正義 ( Spiritual Justice)」・「俗界正義 ( Temporal Justice)」 を象徴する剣等が伝わっている。

ルヴェングリング

  • ビジュアル的なイメージは『スレイヤーズ』シリーズの「光の剣」だろう。異界の神の武器にしてそれ自体が高位の魔族である「裂光の剣」を人間にも使えるようにしたと言う装備で、主人公の相棒、美形だが痴呆気味の戦士ガウリイの家に代々伝わっていた、と言うあたりも、女神の魂を宿しフォルテ王家に伝わっていた、と言う設定と合致する。
    • 因みにこの「裂光の剣(ゴルン・ノヴァ)」、同著者の『ロスト・ユニバース』にて敵宇宙船として再登場した。
      • とはいえ、同じ名称の別物、と言う事になっている。
  • 攻撃を反射できる光の剣、というと『スターウォーズ』のライトセーバー成分も。

草薙剣

  • 古事記にて建速須佐之男命が八岐大蛇の尻尾から見つけ、その後天照大神の手で「三種の神器」の一つとして自らの孫に授けられ天皇家の神器となり、ヤマトタケルが振るった神剣。「草薙」とはヤマトタケルが草を薙ぐがために振るったことからついたもので、「天叢雲剣」とも言われている。
  • 実物はヤマトタケルの死後剣を祀るために建立されたという熱田神宮の神体となっているが、安徳天皇が壇ノ浦の戦いで入水したときに共に沈んだという説がある(天皇家保管用に作られ祀られている形代(複製品)が沈んだとも言われている)。

コルトM1911A1

  • 日本ではコルトガバメントの名で知られる傑作拳銃。
    • 「分類:ネフィリム」で無くなったのは、コピーモデルの多さ故か。何せ彼のトカレフも機構的にはこの銃のコピーなのだ。

FN-FAL

  • 「分類:ネフィリム」では無くなった銃その2。理由はおそらく(東側におけるAKの様に)西側諸国の軍で広く採用されたことからか(そしてまだ使用されている)。
  • 「火力と射程に優れる反面、扱いにくい」のは、アメリカのごり押しで(所謂)7.62mmNATO弾の使用を余儀なくされた為(特にフルオート時の)反動が大きくなった為(本来はもっと装薬の少ない弾丸の使用を想定されていた)。その為長い全長と相まって「イデオット・スティック(間抜けの杖)」などという、ありがたくないあだ名がついてしまった。
    • 余談だがアメリカはその後「7.62mmは(小銃の)フルオートに向かん」とあっさり5.56mmに鞍替えしてしまった。このとき誕生したのがM16ライフルである。
  • イギリス軍が採用しているL1A1はFALを「種別:銃」(セミオートのみ)に変更した銃である。
    • 『うぽって!!』に登場するふぁる姉は、正確にはこのL1A1の擬人化である。

MG34

  • 1934年に正式採用されたドイツの機関銃。初の実用的汎用機関銃として二次大戦を通して使用され、各国の銃器設計に大きな影響を与えたものの、構造の複雑さや量産性の低さからMG42に主力の座を譲った。
  • 押井守の『ケルベロスサーガ』では首都警特機隊の装備として登場、プロテクトギアを着装した突入要員の基本装備となっている。

次元反動銃

  • 『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』などに登場する「戦士の銃」。全宇宙に4丁のみ存在する点も同じ。
  • アニメ『赤い光弾ジリオン』に登場する光線銃「ジリオン」。未知の超文明からもたらされた、世界に3挺しかない超兵器。

聖なる手榴弾

  • 『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』に登場した首切りウサギ退治の秘密兵器、アンティオキアの聖なる手榴弾が元ネタ。
  • 一度『ウィザードリィⅣ』で「オック伯母さん(アンティ・オック)の聖なる手榴弾」としてパロディにされ、今回は「St.Attila(聖アッティラ)の聖なる手榴弾」。実に由緒正しい馬鹿アイテムである。なお『フルメタル・パニック』短編版でもパロディとして登場した事がある。
    • 『機動武闘伝Gガンダム』のドラマCDでもマスターアジアが「聖なる爆弾」を使用した。
    • St.Attila(聖アッティラ)はおそらく5世紀に中央アジアからヨーロッパに襲撃し「神の災い(=キリスト教徒の敵)」と呼ばれたアッティラ・ザ・ハン(フン族のアッティラ大王)の事。『空跳ぶモンティパイソン』でも度々ネタにされ、『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』に置いて聖なる手榴弾を使用したと言われる(聖〈軍事〉書、第2章第9節から21節より)。

ホーミングレーザー

  • 『パンツァードラグーン』のドラゴンの標準装備。

アエロザンバー

  • 「ザンバー」は斬馬刀をもじったと造語、と言われていおり、フィクション作品でこの様な大型の剣状の武器の名称として用いられる場合がある。
  • 確認できる最も早いものとしては、『無敵鋼人ダイターン3』の「ダイターンザンバー」がある。
  • 近年の作品では、『魔法少女リリカルなのは』の「バルディッシュ」のザンバーフォームが有名か。
  • また、『仮面ライダーキバ』にも「ザンバットソード」なるが登場した。

アエロハンマー

  • アエロザンバーと並んで掲載されているあたりは、『無敵鋼人ダイターン3』の「ダイターンハンマー」からか。

マカーナ

  • マヤ、アステカで使用されていた棍棒と剣の中間の様な武器。ジャガーの戦士(オセロメー)のみが使用することを許されたとも言われる。ガラス質である黒曜石はヘタな金属製の刃よりも鋭かったそうだが、脆い側面もあり頻繁に砥直したり、交換する必要があったという。

龍殺しのランス

  • 『Role&Roll』誌98号に掲載、その後『クリムゾンガーネット』で再録されたアイテム。
  • 「ドラゴン自身の炎によって聖なる金属を鍛え上げた」というテキストから察するに、『ドラゴンランス』シリーズにて、タイトルにもなっている作中のキーアイテム、ドラゴンランスがモデルと思われる。

コセクター写本

カタランの書

  • 名称はそれぞれ、現代のユークリッドと言われる数学者H・S・M・コセクター、カタラン数に名前を残す数学者ウジェーヌ・カタランからか。
  • 「クトゥルフ神話TRPG」には、それ自体がニャルラトテップの化身であり、解を求めるとニャルラトテップの顕現を引き起こす「クルーシュチャ方程式」という存在が登場する。

魍魎鵺鳴の書

  • 「夜魔の咆哮」を「アル・アジフ」とすると、こちらは「ネクロノミコン」か。この作品内でも「夜魔の咆哮」を翻訳したものという設定かもしれない。

+1魔力化/+2魔力化/+3魔力化

  • 『Role&Roll』誌98号に掲載、その後『クリムゾンガーネット』で再録されたアイテム。
  • +1、+2といった表記で強さが表現される、と言えば、TRPGの元祖『ダンジョンズ&ドラゴンズ』におけるマジックアイテムのそれ。
  • また、この形式は『ダンジョンズ&ドラゴンズ』をモチーフとした『ソードワールド』にも、ほぼそのまま受け継がれている。

ウェントゥスソード

イグニスワンド

アクアチヤリス

ガイアペンタクル

  • 4つともタロットの小アルカナのスートと西洋魔術の四大属性に対応する武具から。

セノイ

  • 『バビル2世』のロデムか。
  • 名称は他2つと合わせてリリス伝説に出てくる天使から。

セマンゲロフ

  • 『バビル2世』のポセイドンか。

防具

ゾディアックプロテクター

  • 『聖闘士星矢』の聖衣。星座を象り素手攻撃を延長するあたりから。黄道12宮~のあたりはゴールドクロスか。

プロテクトアーマー

  • 「ヘルメットの奥に光る紅い暗視スコープと犬に似たガスマスク」「漆黒の特殊装甲服」という外見は、押井守の『ケルベロスサーガ』に登場するプロテクトギアそのもの。
    • 「防御属性:技術」持ちなのは『人狼』で敵の銃撃を跳ね返す描写からか。
      • 『ケルベロス 地獄の番犬』でも同様のシーンがあるが、こちらでは負傷しており(次のシーンで血が銃を伝って滴り落ちている)、防御属性だけでは完全にダメージを防げない事が良くわかる。

エレメンタルアーマー

  • 魔人の鎧を分割した9つの鎧というくだりは『鎧伝サムライトルーパー』の鎧ギアが元ネタであろう。

生体強化装甲

  • 3つ存在する、生体細胞で作成された鎧というのは『強殖装甲ガイバー』に登場するガイバー・ユニット。付属している攻撃手段は必殺技のメガスマッシャーであろう。
  • 或いは『セブン=フォートレス』のカニアーマー。
    • 蟹光線(イブセマスジー)ッ!!
      • 「『蟹工船』は小林多喜二じゃ…」
      • 「自力でそこに気づくとは!?」「優等生め!!」
  • リプレイ「神の卵」で零式リュウシロウが使用した生体強化装甲は、『覚悟のススメ』の強化外骨格のイメージが大きい。

竹甲

  • 「あまりに貧乏な冒険者が~」のくだりは、小説『フォーチュンクエスト』より。

詰め襟 セーラー服

  • 「種別:PSI」の特技の効果が上がるのは、70、80年代の若者向け小説(現在のライトノベルに相当)で主人公が「超能力が使える学生」と言う事例が多かった事に由来していると思われる。

乗り物

エリヴァーガル機関車

  • 黒衣の美女が指揮する一団が使う空飛ぶ機関車、と言えば当然『銀河鉄道999』。
    • 因みにエリヴァーガルとは、北欧神話に登場するニヴルヘイムの泉フヴェルゲルミルから流れる川の総称。

巨人装甲

  • 『強殖装甲ガイバー』で登場した「ガイバー・ギガンティック」が元ネタであろう。

グレズアロー

  • 『帰ってきたウルトラマン』で防衛チームMATが使用していた「マットアロー」だと思われる。

サンセノイ

  • 『バビル2世』のロブロスか

一般装備

茶色のチーズ

  • グブランスダールオスト(Gudbrandsdalost)、英語でブラウンチーズは実在するノルウェー名産のチーズ。

モーリスバーガー

  • 「モーリス&リチャード」印のハンバーガーだが、この名前はマクドナルドを創設したマクドナルド兄弟の名前に由来する。
    • そのマスコットは「モチャードくん」であると頑なに信じる。

サーモンの漬け物

  • グラーブラクス(Gravlaks)はノルウェー産の鮭のマリネの一種。laksは鮭の事。

呵梨靭

  • ミロバランと呼ばれる植物は実在し、日本では正倉院に納められた薬種について記した『正倉院薬物』に「呵梨勒(かりろく)」の名で登場する。字が異なるのはミスか意図的なものかは不明。

テオスワイン

  • テオスのイメージソースの1つ『銀河英雄伝説』では勝利の前祝いとして「プロージット(乾杯)」の声と共にワインを飲み干し、ワイングラスを割るくだりがある。
  • 名称的には『宇宙戦艦ヤマト』のガミラスワイン。
    • 同作劇場版公開30周年にはこれを記念し、「デスラー総統ワインセット」が限定発売された。

焼きそばパン

  • 「常識を超えた長期保存が可能」というのは『ガンパレード・マーチ』において焼きそばパンが絶対に腐らないところから。他のお弁当やサンドウィッチは日数を経ると「おそろしい」「危険な」と名前につき食べるとダメージを受けるのだが、焼きそばパンは何故かこうはならない。
  • 焼きそばパンに肉が入っている! 嘘だ!

焼全肉 饅頭

  • どちらもCAPCOMのアクションゲーム『天地を喰らうⅡ』に回復アイテムとして登場する。

合成ランチパック

  • 環境破壊が進んでいる事が多いサイバーパンクものでは、合成食料は定番。代表的な所ではTRPG『トーキョーN◎VA』の「キャンディ」、『METALHEAD』の「スコップ」等がある。
  • 名称の由来はヤマザキパンのヒット商品「ランチパック」からか。

牛乳

  • 初出は旧版サプリメント『リオフレード魔法学院』。おそらく特製勇魚ランチと併せて、学校給食を意識していると思われる。
  • 「パットフットの加工業者が~」とあるのは、牛乳が大変腐り易いものである為、保存(及び流通)に技術が不可欠だからだろう。
  • 中世の日本では仏教の戒律により肉食が禁じられていた関係で、殆ど飲まれる事は無かった(ただし、肉同様に“薬”として飲まれる事はあったらしい)。現在でも日本人に牛乳を飲むと腹を下す人が多いのは、長期間牛乳を飲む習慣が無かった為、腸内に牛乳に含まれる乳糖を分解する成分が不足しているからだと言われている。
    • 因みに解説にもあるコーヒー牛乳は、牛乳を飲んだ時に腹を下さない様コーヒーを混ぜたのが始まりと言われている。
      • なお、現在、諸般の事情により「コーヒー牛乳」という商品名は使えない。
    • 余談だが(史実の)織田信長も、「飲むとうつけになる」と言われて「よし、本当にうつけになるか試してやる!」と牛乳を飲んだと伝えられている。
      • そうか……それであんな乳に……

魔法の糸玉

  • ギリシア神話より。英雄テセウスがミノタウロス退治の為に生贄の少年少女と共に迷宮(ラビュリントス)に赴く際、王女アリアドネが、目的を果たした後に迷わず入り口まで戻れるよう彼に糸玉を渡した。
  • 『ソードワールドPC』『同SFC』『世界樹の迷宮』にはダンジョン脱出アイテムとして登場。

盗賊の短剣

  • 「試練場でまれに発見される」「盗賊に不思議な力を宿らせる」という記述から、初代『ウィザードリィ』に登場した有名アイテム「盗賊の短剣(Dagger of Thieves)」が元と思われる。使用する事で盗賊を忍者に転職させるが出来、同ゲームでは属性が中立の盗賊が忍者になる唯一の手段だった。
    • 「「胴部」と「乗り物」のスロットにアイテムを装備出来なくなる」というテキストも、何も防具を身につけていないと防御力が上がるという『ウィザードリィ』の忍者の能力に由来。《忍法・三日月刀》の項目を併せて参照の事。あちらでは「全裸忍者」は俗信とされているが、オリジンでは少々話が異なる様である。
  • シリーズ第3作目『ウィザードリィⅢ リルガミンの遺産』では、類似のアイテムとして「蝶のナイフ(Butterfly Knife)」が登場。こちらは盗賊のみならず、ビショップも忍者に転職させる事が出来た。
    • このアイテムの更なる原型は同名の(実在する)折りたたみ式ナイフの一種、バリソンナイフとも呼ばれる。なのだが、当時日本ではバタフライナイフが知られていなかったため、解説本等では柄が蝶のような形をしたナイフのイラストが描かれていた。

オキシシガー

  • 『コブラ』にて主人公コブラが使用する特殊な葉巻のひとつ。
    • 「こいつはオキシシガーだ。1本で20分は持つ」

バーストシガー

  • おなじく『コブラ』にて主人公コブラが使用する特殊な葉巻のひとつマイト・シガー。ダメージを与えず離脱するだけなのは、主に「逃げ」に使われるからか。
    • ただし原作には敵施設の中枢部を破壊したりする時もあるので、威力がないわけではない。

フィッシュ&チップス

  • 英国の代表的料理。
    • これも例に漏れず味はよろしくなく、美味い物を食わせたら「俺の知ってるものと違う」と言われたこともあったとか。
      • とは言え英国人のソウルフードであるのは間違いなく、かのトールキン教授も『指輪物語』の作中にフィッシュ&チップスが存在しているという描写を入れている。

丸玉スイカ

  • サンプルキャラクターにもいる、『そらのおとしもの』のイカロスの好物がスイカなのに由来すると思われる。

夢の果実

  • ゲーマーズ・フィールド誌別冊『混沌の炎』収録の同名リプレイ&シナリオアイテムから。

アデュトクリス

  • 数ある吸血鬼物のフィクション作品にて、吸血鬼が下級の吸血鬼や不死にあこがれる人間を下僕として従えている描写の再現。
  • 元祖的な存在としては『ドラキュラ』に登場する狂人レンフィールドやドラキュラによって吸血鬼にされた三人の花嫁達が挙げられる。

オセロットの仮面

  • どう見ても石仮面です。本当にありがとうございました。

秘儀焦点具(フォーカス)

  • 名称は『シャドウラン』の「収束具」(focus)から。

召喚神性:○○

  • 装備条件の特技から考えると、元ネタはペルソナシリーズのペルソナカードか。

食事

素粒子GZ入りオイル

  • 素粒子GZの元ネタは『勇者王ガオガイガー』に登場した「素粒子ZO」と思われる。
  • ロボットが嗜好品としてオイルを飲むのは、『疾風!アイアンリーガー』からか。

ネチェル盛り

  • ハッタリも関連している『マクロスF(フロンティア)』に登場した「ゼントラ丼」が元ネタ。

肉じゃが

  • 解説に書いてある経歴は実際にあったことであり、アルビオンの料理はビーフシチューで軍人は東郷平八郎である。
    • 実際のところ本当にあったかは怪しいらしいのだが、カオスフレアでネタにする分には構うまい。

油かす焼きそば

  • 名称、及びグルメコンテストで入選したという記述から察するに、静岡県富士宮市の名物B級グルメ「富士宮焼きそば」が元と思われる。

ギリラム

  • レシピからすると中東起源のお菓子「ハルヴァ」がモデルか。

ケイジョ・デ・マルタス

  • 名前はポルトガル語でそのまま「マルタス(村)のチーズ」の意味。
    • 製法や塩辛い味わいなどからポルトガルのチーズ「ケイジョ・デ・アセイダオン」がモデルと思わる。

ハッチポッチガンボ

  • 元ネタの「ガンボ」はアメリカ南部に伝わる料理で、日本で言うカレーライスの様に米にかけて食べられるスープを指す。

昆布と納豆の山芋和え

  • 割とよくありそうな(?)創作和風…だが、これが謎多き勢力「植物生命体ディラギア」発の料理というと話は別。植物が植物を食べるとはこれいかに。
    • エキゾチックアンバーにて満を持してディラギア実装。その正体は「摂食行為を植物化によって放棄した生命体」であり、食文化を異文化交流の手段(と新参者の癖)として以外残していないことが明かされた。共食いの可能性は概ね否定されたと言ってよいだろう。

クヴァース

  • ロシア等で好まれているアルコール飲料。これら伝統料理やガジェット装備からすると、魔術帝国ヴォラーグはロシア系の文化圏らしい。

敦盛

  • 『平家物語』の一編。史実の織田信長も好んでいた事は有名で、本能寺で今わの際に舞った、とも言われている。

アルビオン行進曲

  • 英国の行進曲『威風堂々』がモチーフか。後から歌詞付き版が作られたのも『威風堂々』のメロディーに歌をのせた『Land of Hope and Glory(希望と栄光の国)』から。

エヌマ・エリシュ陥落

  • 『Role&Roll』誌に掲載された旧版の同名シナリオより。

不法なりし救世主

バーチャルソング

  • 地球や美酒町で好まれている、というあたりは、『初音ミク』を始めとした様々なボーカロイドによる楽曲からと思われる。
    • 余談だが、一昔前ならばこの手の「バーチャルアイドル」、と言えばSFの題材だった。(具体例としては『メガゾーン23』の時祭イブや『マクロスプラス』のシャロン・アップルなどがある。)時代がSFに追い付いた、というかある意味で凌駕した(80、90年代に現在の動画投稿サイトにおけるボーカロイドの隆盛を誰が予想し得ただろうか。)事例の一つと言えよう。
      • 歴史にIfはないが、もし『カオスフレア』が出たのが10年程早かったら、間違いなく「分類:パンデモニウム」か「分類:テオス」の(あるいはこのどちらかのミームに有用な)アイテムとなっていたであろう。

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最終更新:2023年01月22日 18:07
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