グレズ

グレズ

  • 「さぁ戦いだ!」は『戦え超ロボット生命体トランスフォーマー』のナレーションの定番の煽り文句からと思われる。

マシンライフ

《機械中枢》

  • グレズコアの名称は『ZOIDS』のゾイド達の生命核である「ゾイドコア」からか。
  • 『トランスフォーマー』シリーズに於けるトランスフォーマー達の“魂”である「スパーク」もこれに当たるか。

《フォーム:機獣形態》

  • 獣型機械生命と言えば、やはりゾイドが代表的だろうか。
  • スーパー戦隊シリーズにも『超獣戦隊ライブマン』以降、様々な動物モチーフのマシンが登場している。

《フォーム:巨神形態》

  • いわゆる「巨大ロボ」の一般的イメージ。
    • 巨人では無く巨「神」としているのは、アニメ『伝説巨神イデオン』や『巨神ゴーグ』から?
      • 或いは、『マジンガーZ』が「神にも悪魔にもなれる」と表現された様に、巨大スーパーロボットは単なる巨大な人ではなく巨大な神、という考え方かもしれない。

《フォーム:原初形態》

  • 『魔神英雄伝ワタル』の魔神、『SDガンダムシリーズ』等に代表される2~3頭身ロボ(4頭身も含むだろうか?)。
  • 『ミクロマン』『プラレス三四郎』『武装神姫』『オリハルコン・レイカル』『ダンボール戦機』等の、ミニチュアサイズの人型ロボットも範疇に入れて良いかも知れない。
    • いずれも「人間の生活環境に馴染んだ存在」である点が共通している。使い手である人間次第で善にも悪にも使われる点も同様。
  • その他、『ケータイ捜査官7』のフォンブレイバー、『地球防衛軍テラホークス』のゼロ軍曹などのゼロイド(球体型ロボット)やキューブ(六面体型)、『スターウォーズ』のR2-D2など、分類に困るような形をしたロボットも、とりあえずこの形態にしておくと良いだろう。

《フォーム:車輌形態》

  • 《マルチフォーム》《フォーム:巨神形態》と組み合わせてトランスフォーマーが定番か。
  • 車輌形態単独だと、『ナイトライダー』のK.I.T.T.や『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』のアスラーダなど。

《フォーム:人間形態》

  • いわゆるアンドロイドやヒューマノイド。古くは『鉄腕アトム』から近年では『ゼノサーガ』のKOS-MOSや『ペルソナ3』のアイギス等、枚挙に暇が無い。
  • 他にも『サイボーグ009』や『勇者王ガオガイガー』の獅子王凱、『新造人間キャシャーン』のような「サイボーグ」もこちらである。

《フォーム:飛行形態》

  • 飛行機+AIの組み合わせなら、『戦闘妖精雪風』の雪風や『マクロス』シリーズの無人戦闘機ゴースト辺りが有名所か。
  • [飛行状態]が解除出来る仕様は、『マクロス』シリーズや『超時空世紀オーガス』に登場したガウォーク(要するに脚の生えた戦闘機)の再現だろうか。
    • 『紅の豚』に登場する飛行機は、殆ど全てが飛行艇である為、[飛行状態]を解除しても[水中]にならない。

《フォーム:武器形態》

  • ワルサーP38に変形する『トランスフォーマー』の破壊大帝メガトロン。後にSFレーザー砲に変形するガルバトロンへと、名と姿を変える。
  • 『魔法少女リリカルなのは』シリーズにおけるインテリジェント・デバイス。その形状は多岐に渡る。
  • 『スーパーロボット大戦Z』のオリジナル機体バルゴラの「ガナリーカーパー」は搭乗機体の武装を本体に指定した珍しい例。

《フォーム:防具形態》

  • いわゆるパワードスーツ/強化服と呼ばれる物の類。
  • 漫画/アニメ『破壊魔定光』のポンコツこと“随行体”。
  • 漫画『覚悟のススメ』の零、霞、震等の“強化外骨格”。
  • マーベルコミックスの『アイアンマン』に登場する“アイアンマンスーツ”。
  • この手のパワードスーツ/強化服の元祖は、ロバート・A・ハインラインの『宇宙の戦士』(原題Starship Troopers)のパワードスーツ。
    • ハヤカワ文庫の翻訳版においては、挿絵にスタジオぬえの宮武一貴氏によるオリジナルデザインのパワードスーツが登場。アメリカのペーパーバック版に見られる伝統的な宇宙服に近いデザインから、殺気を宿す「戦闘用機械」へ刷新したビジュアルは、多くの人がイメージする「パワードスーツ型兵器」の原型となった。

《フォーム:要塞形態》

  • 《フォーム:巨神形態》との組み合わせた例は、『トランスフォーマー』のフォートレスマキシマスやユニクロン、『大鉄人17』のワンセブン。
  • 単体では映画『スーパーマンⅢ/電子の要塞』のスーパーコンピュータ。

《アクセルチャージ》

  • 円錐状の光を放ち敵を束縛する、というのは『仮面ライダー555』で必殺技を放つ前のムーブの1つ。

《アクセルブレイク》

  • ジャンプして移動攻撃、主に想定されるのは飛び蹴り。『仮面ライダー』シリーズをはじめ使い手は多い。
  • その他、『トップをねらえ!』のガンバスターの「スーパーイナヅマキック」、『無敵鋼人ダイターン3』の「ダイターンクラッシュ」、『スーパーロボット大戦』シリーズではゲシュペンスト(スーパー)の「究極ゲシュペンストキック」など、意外と《フォーム:巨神形態》にも使い手が多かったりする。

《アクセルモード》

  • 10秒間1000倍のスピード、はそのまま『仮面ライダー555』のアクセルフォーム。
  • または『サイボーグ009』で002、009に搭載されていた加速装置。奥歯を噛んでスイッチを入れよう。
  • 《フォーム:巨神形態》ならば、『オーバーマン・キングゲイナー』のキングゲイナーのオーバースキル「加速」。

《アンチプログラム》

  • 名称は『勇者王ガオガイガー』で天海護と戒道幾巳が、暴走したゾンダーに対する対抗手段、アンチプログラムとして“生み出された”事から。
  • 厳密に言えば天海護は一種の突然変異、戒道幾巳は護を元に作られた戦闘マシンといったところである。
  • 映画『インディペンデンス・デイ』では、主人公達が敵異星人の母艦に潜入、制御システムにコンピューターウィルスを“感染”させるシーンがあった……Macで(笑)。

《ウルフステップ》

  • 「ウルフ」とつく名称から、アニメ『ZOID メカ生体戦記』において、傭兵アーバインが愛機コマンドウルフの機動性で敵機を翻弄していた事に由来していると思われる。

《オールレンジ》

  • 『機動戦士ガンダム』シリーズに登場する、サイコミュ誘導兵器による全方位攻撃「オールレンジ攻撃」か。
  • ただし、特技の効果的には“全方位”と言うよりは“全距離”と解釈するべきかもしれない。となると、『創聖のアクエリオン』の「無限拳(パンチ)」の方がイメージ的には近いか。
  • ただし、『ガンダム』のオールレンジ攻撃も、電波を阻害するミノフスキー粒子の影響下で遠距離に攻撃を行える、と言う側面もある為全くの無関係ではないだろう。
  • 因みに『コンプティーク』誌の読者参加ゲーム『ロボクラッシュ』でも、全距離に対応した武装を施した「バーサーカー」と呼ばれるセッティングが流行した事があった。

《科学的解説》

  • 『涼宮ハルヒの憂鬱』より長門有希。
  • 「説明過剰」な例としては、『超光戦士シャンゼリオン』に登場したザ・ブレイダーの変身を解説するナレーション。余りにも長い為、説明がエンディングまで及ぶ回さえあった。
  • 説明不足……と言うか簡潔な説明の例としては、『機動戦士ガンダム』にてモスク・ハン博士がマグネットコーティングを説明した際の台詞「まあ、油を差すようなものだ」か。
    • 『天元突破グレンラガン』でも、メカニックのリーロンが「難しい話をすると寝てしまう」大グレン団の面々に、一言で状況を簡潔かつ単純に説明していた。

《機神の咆吼》

  • 『機神咆吼デモンベイン』からか。
  • その他、各種スーパーロボットもの作品で武器の名前を「叫ぶ」描写も含まれるであろうか。

《機龍剣》

  • 名称及び《フォーム:原初形態》でしか使えないところなどは、『魔神英雄伝ワタル』の龍王丸の武器「登龍剣」に由来していると思われる。

《認識歪曲》

  • 『涼宮ハルヒの憂鬱』より長門有希、朝倉涼子の情報操作。
  • あるいは『魁!クロマティ高校』のメカ沢新一か。
    • メカ沢の容貌は、その名の通りどこから見てもメカそのもの!(そこ、茶筒とか言わない(笑))にも関わらず、主人公達以外のクロマティの生徒達は、まるで何事も無かったかのように彼に接していると言う不思議な現象が起こっている。
  • また『勇者王ガオガイガーFINAL』に登場したパルパレーパも、ケミカルナノマシン「パレッソ粒子」を散布し、レプリ地球にやって来たGGGの面々を骨抜きにした。

《鋼の友》

  • 「人が乗って操縦するロボット」は、『マジンガーZ』を始めとした、現在「ロボットアニメ」と呼ばれる物の殆どが当てはまる。
  • 「指示を出す、または遠隔操作する」タイプは、『鉄人28号』をはじめとして、『ジャイアント・ロボ』『大鉄人17』などが代表的。
  • また、ロボットの方をロールプレイの主体とした場合は、「主人(あるいはそれに類する人物)を守るロボット」という応用法も可能。
    • このタイプの代表的な例としては『ペルソナ3』のアイギス、『ゼノサーガ』のKOS-MOS、『神秘の世界エルハザード』のイフリータなど。
  • 他にも『勇者シリーズ』に登場する「もうひとりの主人公」とも言うべき少年たちなども《鋼の友》に相応しいだろう。

《グラビティフォールト》

  • 『勇者王ガオガイガー』の「ガトリングドライバー」に使われている原理。

《コールドタイマー》

  • 『破壊魔定光』のアクティヴデバイスによる時間停止機能。重力素子を放出して自分を含む周囲の時間を局所的に停止させ、絶対的な物理防御手段とする。

《スワローストライク》

  • 元祖としては『科学忍者隊ガッチャマン』の必殺技「科学忍法火の鳥」だろうか。
  • あるいは『超獣機神ダンクーガ』に登場したイーグルファイターのアグレッシブビーストモード。全身にフィールドらしきものを纏い、「やってやるぜ!」の決め台詞とともに体当たり攻撃を行う。

《適格者》

  • 《アクセル~》シリーズから判断するに『仮面ライダー555』における変身適性。同作品ではベルトで変身する為には、その適性がある事が必要。適性さえあれば誰でも構わない為、敵味方で必死にベルトを奪い合っていた。
    • 『剣』『カブト』なども、一定の資格を求められる。

《トゥルースモード》

  • 『仮面ライダーカブト』の「キャストオフ」など。
  • あるいは、同じく『カブト』の「ハイパーカブト」の様な特撮ヒーローのパワーアップ形態。平成ライダーを始めとして、近年のヒーローものの殆どに存在している。
  • こういった「ヒーローの二段変身」の元祖と呼べるのが、『イナズマン』。イナズマンこと渡五郎は「剛力招来」の掛け声でまずサナギマンに変身し、この形態でエネルギーを溜めた後に「超力招来」のコールでイナズマンに変身する。テキストにある「さなぎが蝶になる様に」もここからと思われる。
  • 『仮面ライダークウガ』『仮面ライダー電王』『仮面ライダーディケイド』等の様に、「様々なフォームを持ち、状況に応じて使い分ける」というのもこれに含めて良いかも知れない。
  • 女性が変身するものでは『舞-乙HiME』において一部のGEMにみられる「マテリアライズ・ツヴァイ」か。

《人の心》

  • 《無言のヴェール》と対照的に、心を持ったロボットというのもまた古くから多くのフィクション作品に登場している。大別すると、初めからそのように設計された(『鉄腕アトム』のアトム、『TO Heart』のマルチなど)、偶発的要因で感情に目覚めた(映画『ショート・サーキット』のNo.5など)、機械生命体もしくは情報生命体が憑依した機械(『トランスフォーマー』など)と言ったパターンが存在する。

《プラズマエクシード》

  • 宣言のタイミングが《アクセル~》シリーズと被らない事、名前、トランスギアのデフォルトの<肉体>ダメージを<技術>に変換出来る事から『仮面ライダー555』の「エクシードチャージ」だと思われる。これを行なう事で攻撃部位にエネルギーを送り込み、必殺技の準備を整える。

《フルパワーアタック》

  • 古くから『鉄腕アトム』の十万馬力を始めとして、「怪力を振って戦う」という描写は数多くのロボットものでの定番。
  • 特技の名称自体はTRPG『ダブルクロス』のシンドローム:キュマイラの同名エフェクト(特技)から。こちらのシンドローム:キュマイラも怪力を振るう能力を持つ。

《マシンテンタクル》

  • コードが触手のように動くのは、古くは「スーパーマン 電子の要塞」からのお約束。
  • 機械式の触手の使い手として近年有名なのは、映画版にも登場した『スパイダーマン』の悪役、ドクター・オクトパス。
    • 因みに二代目は女性のレディ・オクトパスだったりする。
    • 「ただのコードがどうしてそんなに器用に動くんだ」「駆動系はどうなってるんだ」というツッコミもお約束。
    • 現実でも「超小型モーター内蔵で動くケーブル」は開発されている。時代がSFに追いつきつつある一例だろう。

《マシンハート》

  • 『勇者王ガオガイガー』の主人公、サイボーグ・獅子王凱のボディの心臓部に納まっているGストーンを指す言葉。

《メゾトロンブレイカー》

  • 『勇者王ガオガイガー』の「反中間子砲」および反中間子フィールド発生ツール「モレキュルプラーネ」に使われている原理。

《無言のヴェール》

  • 「感情に乏しく、無口、無表情」と言うのは、主に人間そっくりの外見をしたロボットのキャラに“ロボットらしさ”を与える為、フィクションでよく用いられる演出。具体例としては『ゼノサーガ』のKOS-MOS、『THE ビッグオー』のR・ドロシー・ウェインライト、『TO Heart』のセリオ等が挙げられる。
  • また、『スターウォーズ』のR2-D2が「ピコピコピコピーッ」と電子音で“喋る”のも、これに含めてよいかもしれない。
    • 反対に『スターウォーズ』のC3-PO、『がんばれロボコン』のロボコンの様に、「如何にもロボット然としたロボット」の方が賑やかでよく喋る、と言う逆説的な現象も見られる。
  • ついでに言うと巨大ロボットものにも応用可能。(なんと言っても“彼ら”の殆んどは喋らないのだ!)『グレートマジンガー』の主題歌にも「俺は言葉を喋らない」というフレーズがある。
    • 『未来放浪ガルディーン』のT-178ガルディーンや『機甲戦記ドラグナー』のドラグナーシリーズなど、雄弁な巨大ロボットもそれなりに有る。

《ライガーチャージ》

  • おそらく『ZOIDS』のアニメシリーズに由来。同作の歴代主人公は全てライガー系のゾイドに搭乗し、その決め技の殆どは突撃系の攻撃であった。

《※タイム・アンド・ゴッズ》

  • おそらく直接のイメージソースは『勇者王ガオガイガー』の「ヘル・アンド・ヘブン」。
    • ロボットの使う突進技、というイメージまで広げると『超電磁ロボコン・バトラーV』の「超電磁スピン」等も。
    • 更に遡れば、『ゲッターロボG』の必殺技「シャインスパーク」も含まれるだろう。余談だがこの技は巨大ロボットアニメにおける初の“必殺技”であった。
    • なお、勇者シリーズに置いて剣を使う必殺技も「エネルギーチャージ~突進」というパターンが多い。
    • と言うか、「ロボットアニメの必殺技」は大概この特技で再現出来るようになっている。

《※レゾナンスストーム》

  • 『勇者王ガオガイガー』の「EMトルネード」。必殺技を当てるための予備動作、ということでは『超電磁ロボコン・バトラーV』の「超電磁タツマキ」も理屈は同じである。
    • なお『コン・バトラーV』以降、「何らかの手段で敵を拘束してから確実に叩き込む」というパターンの必殺技は数多い。特撮界では『地球戦隊ファイブマン』でスターファイブが使う「スターハングビーム」が代表例か。
  • 『超電磁マシーンボルテスⅤ』の「超電磁ボール」の様に「敵の装甲を弱体化させる」というパターンもあり。
    • 大概「今までの必殺技が通じない強力な装甲を持った敵」に対抗する為に新たに開発される、というのがパターン。『闘将ダイモス』の「フリーザーストーム&ファイアーブリザード」や『宇宙大帝ゴッドシグマ』の「シグマブレスト」等が良い例である。

《※クロックアップ》

  • 『仮面ライダーカブト』でキャストオフしたライダーや怪人が行なう高速移動をクロックアップと称する。元々はコンピュータのクロック周波数を上げることで安定性と引き替えに処理能力を向上させる意味なので、カブトネタを差し引いてもグレズらしいネーミングであろう。
  • 日本のフィクション作品ではカブト以前に漫画『オメガトライブ』でクロックアップが登場する。この作品でも加速能力に近い感じで使われているが、現象としては本来的な用語の意味に近く、カオスフレアでの効果にも近い(コンピュータではなく進化した人間の脳を加速させる)。

《※光の檻》

  • 『勇者王ガオガイガー』のEI-01パスダーの全方位反射レーザー、およびその理論を流用した『~FINAL』天竜神の必殺技「光と闇の舞」。原理が酷似。

《※サバタイオス》

  • 「知恵」と関連性があるというグノーシスの7大アルコーンの1。ぎらつく炎に彩られた顔をする者、とも。
    • 語源はヘブライ語の「安息日」(Sabbāth)。

《※ザフキエル》

  • 「神の番人」を意味するという天使。セフィロトの樹の第3セフィラ・ビナー(理解)の守護天使ともされる。

《イレイサーウェイブ》

  • ゲーマーズ・フィールド誌別冊『混沌の炎』掲載の特技。
  • 『勇者王ガオガイガー』にて天海護と戒道幾巳が有していた、ゾンダーコア及びゾンダークリスタルの浄解能力。

《ウェイクアップ》

《キャプチャーアンカー》

  • 追加装備と併せて考慮すると、STG『トリガーハート エグゼリカ』のアンカーシステムか。敵をアンカーでキャプチャーする事で盾代わりに使ったり、逆に振り回して投げつけたりと攻撃に用いる事も可能なこのゲーム独特のシステムである。
  • 因みに『エグゼリカ』公式HPによるとこのシステム、元は「投網」を投げつけて敵を文字通り一網打尽にする仕様だったそうである。となると、更なる元祖としては『ゲッターロボG』でゲッターポセイドンが使った「フィンガーネット」あたりが挙げられるだろうか。

《キャプチャーブランディッシュ》。

  • 上記の《キャプチャーアンカー》と同じく、STG『トリガーハート エグゼリカ』にてアンカーで捕らえた敵を“振り回して”攻撃するシステムから。

《緊急出撃》

  • “合体をしない”ロボット物においては、ロボットが出撃するシーンがしばしばバンクとして用いられる事の再現と思われる。
    • 代表的な例としては、『マジンガーZ』の研究所のプールからマジンガーZが出てくるシーンか。

《クロノスゲート》

  • 所謂「タイムマシン」と呼ばれるもの。1895年にH.G.ウェルズによって表された『タイムマシン』で初めて登場し、以降、海外ドラマ『タイムトンネル』、映画『バック・トウ・ザ・フューチャー』、アニメ『ドラえもん』『タイムボカン』等様々なフィクションで起用され、今やSF作品ではすっかり御馴染みのガジェットとなった。
  • 名称にあるクロノスはギリシャ神話に登場する農耕の神で、後のフィクションでは同じ読みでスペルの異なる時間の神としばしば混同されている。父である天空神ウラヌスを倒し神々の王座についたものの、「父同様に自分の子に王の座を奪われる」という予言を受け、生まれてくる子らを次々と飲み込んだとされる。だが、その後クロノスの母でもある大地母神ガイアの策によって難を逃れた末子ゼウスによって打倒され、予言通りに王の座を奪われた挙句に他のティターン神共々タルタロスへと幽閉された。

《ソウルフォームブラスト》

  • 特技の名称と「その者の属するミームに象徴される姿へと一時的に姿を変え」という記述から、『仮面ライダーディケイド』でディケイド及びディエンドが用いた「ファイナルフォームライド」が元と思われる。
  • 各世界のライダーに変形能力(超絶変身と呼称)と更なる力を与える技なのだが……その、中に人が入っている事を無視したと思えるほどの大胆な変形は視聴者に衝撃を与え、一部では「複雑骨折」と称されたりと、色んな意味で“超絶”であった。
    • 「ちょっとくすぐったいぞ」
    • 「痛みは一瞬だ…」

《プライマルフュージョン》

  • 名称及び装備:グレズの各種プライマーから、『勇者王ガオガイガー』の「ファイナルフュージョン」が元と思われる。

《ミアンダーロール》

《※MAXボルテージ》

  • TRPG『ダブルクロス』より、電気を操るブラックドッグシンドロームの同名エフェクト(特技)から。
  • ミーム:グレズの特技なのは、上記のブラックドッグの能力に「電流で機械を操る」ものが含まれているからと思われる。

《※機械魔導師》

  • ゲーマーズ・フィールド誌別冊『混沌の炎』掲載の特技。
  • 直接の元ネタは、『魔法少女リリカルなのは』シリーズに登場した時空管理局の魔導師達。
  • 或いはTRPG『メイジ・ジ・アセンション』に登場するテクノマンサー(科学魔法屋)も含まれているかもしれない。
  • 更なる元ネタとしては、かのSF作家アーサー・C・クラークの名言「高度に発達した科学は魔法と区別出来ない」であろうか。余談だが、この言葉は魔法で動くロボット「魔装機神」が活躍する『スーパーロボット大戦EX』のOPでも用いられている。

《ひみつ道具》

  • ひみつ道具…と言えば、『ドラえもん』が四次元ポケットから出すアレである。
  • それ以外にも、フィクション作品において発明家、科学者等のキャラクターが何らかの問題の解決のため、新しい道具をその場で“発明”したり、「こんな事もあろうかと」という台詞と共におもむろに持ち出してきたりする状況の再現にも使える。

《父祖の生み出せし鋼》

  • 現代とさほど変わらない技術レベルの背景世界で、一部の卓越した(あるいは頭のネジの吹っ飛んだ)科学者等が明らかにオーバーテクノロジーな代物(身長18mの巨大ロボットとか、人間そっくりのアンドロイドとか)を“発明”したりする状況の再現と思われる。
    • 下手をすると、『キテレツ大百科』のキテレツ斎様の様に江戸時代の発明家がタイムマシンとかの設計図を引いてたりする。
  • 特技の名称に“父祖”とあるのは、一昔前のスーパーロボットものの作品などで、主人公の乗るロボットが祖父や父親等、肉親が製作したものである場合が多かった事に由来するものか。
    • この代表的な例としては、やはり元祖巨大ロボットものの『マジンガーZ』であろうか。

《フォーム:魔性形態》

  • 直接の元ネタは『魔法少女まどか☆マギカ』の魔女。
    • 『魔法少女かずみ☆マギカ』のマレフィカファルスも含まれるか。

《フォーム:魂珠形態》

  • 直接の元ネタは『魔法少女まどか☆マギカ』の魔法少女。

《フォーム:魔胎形態》

  • 直接の元ネタは『魔法少女まどか☆マギカ』のキュウべぇ。名称の由来はキュウべぇの本来の名称「インキュベーター(孵卵機)」とその任務から。

《絶望の口づけ》

  • 直接の元ネタは『魔法少女まどか☆マギカ』の「魔女の口づけ」。

《劇場空間(テアトロン)》

  • 直接の元ネタは『魔法少女まどか☆マギカ』の魔女空間。特技名は『まどか☆マギカ』9話の「人魚の魔女」の魔女空間や11話の「ワルプルギスの夜」が性質から「舞台装置の魔女」と呼ばれることからか。

《※マーヤジール式魔法操使》

  • 効果は《※機械魔導師》と同じだが特技名が違うのは『魔法少女リリカルなのは』シリーズのミッドチルダ式・ベルカ式になぞらえてと思われる。
    • 《※機械魔導師》と《※マーヤジール式魔法操使》の開発過程・理由(元ネタ)の違いを考えると「混沌の炎」のグレズデータの再録時には《※機械魔導師》と同じフレーバーテキストで「ハダリア式機械魔導師」なんて特技が収録されている可能性があるかもしれない。

《フォーム:データ形態》

  • 交流のためにホログラフを投影する、というあたりは『ロストユニバース』のキャナルや『宇宙船レッド・ドワーフ号』のリマーあたりが参考となるだろう。

《鋼の魂》

  • 特技名称は『スーパーロボット大戦OG』のBGM「鋼の魂」からか。
    • ちなみに初出はNINTENDO64の『スーパーロボットスピリッツ』のCMソングから。
  • 「冷静で論理的」という意味の記述あたりは、『ナイトライダー』のK.I.T.T.が参考になるであろうか。

《※ハダリア式機械魔導師》

《※魔導騎士》

  • で、こちらは『魔法少女リリカルなのは』シリーズのベルカ式魔法。使い手が“騎士”と称されるのも同様。

《※アラトロン》

  • グリモワールで象徴として登場する「オリンピアの天使(精霊)」の1柱で、「土星」を司るという。

《イグニスイラプション》

  • 『Role&Roll』誌99号に掲載され、『アズライトブルー』で再録された特技。
  • メルティオン:イグニスを装備していないと使えない点、装備される武器の名称が「イグニススパーク」な点から、『ゲッターロボG』のゲッタードラゴンの最強武器「シャインスパーク」の再現と思われる。
    • この特技自体は、シャインスパークを使う際の予備動作「ゲッターシャイン」を表しているものと推測される。
  • 「イラプション」は英語で「噴火」の意。
  • 「ペダルを踏むタイミングをあわせるんだ!」

《オープンメルティオン》

  • 『ゲッターロボ』の「オープンゲット」か。

《ギガントユニゾン》

  • 『Role&Roll』誌99号に掲載され、『アズライトブルー』で再録された特技。
  • 所謂「合体ロボ」を再現する特技。メルティオン:●●シリーズも参照の事。

《クイックチェンジアタック》

  • 元ネタは『スーパーロボット大戦』シリーズでゲッターロボ系に実装されている「ゲッターチェンジアタック」か。

《ディープダイバー》

  • 『Role&Roll』誌99号に掲載され、『アズライトブルー』で再録された特技。

《トランスメルティオン》

  • 『Role&Roll』誌99号に掲載され、『アズライトブルー』で再録された特技。
  • 『ゲッターロボ』劇中にて、ゲッターチームがゲッターを自在にチェンジさせて戦う描写の再現。
  • 双葉社『スーパーロボット大戦コミック』にて石川賢が書き下ろした「ゲッターロボ対ゲッターロボG」(現在は双葉文庫名作シリーズ『真ゲッターロボ』に収録)では、ハ虫人類に奪われたゲッターロボGとの戦力差(単純な出力比だけでも何と10倍!)を覆すため、ゲッターチームは高速で相手よりも先に合体し、相手の合体を阻止する、という戦法で勝利した。
    • OVA『真(チェンジ!)ゲッターロボ 世界最期の日』においても、ほぼ同様のシチュレーションがばっちり再現されている。
      • 「悪いな。俺たちは目を瞑っていても合体出来るんだ。」

《ランドダイバー》

  • 『Role&Roll』誌99号に掲載され、『アズライトブルー』で再録された特技。
  • ドリルを装備したロボット(あるいはメカ)が地中に潜って移動出来るのは、多数のフィクション作品における定番描写。
  • そして、その代表例こそが『ゲッターロボ』のゲッター2であろう。メルティオン:テルスメルティオン:テルスでも使用可能なのも、ここからと思われる。

《※タイム・アンド・ゴッズ・エクシード》

  • 『勇者王ガオガイガーFINAL』よりジェネシックガオガイガーの必殺技「ヘルアンドヘブン・アンリミテッド」。テキストの「“生命”の神秘」は使用時に唱える言葉の最後に加えられた「ウィータ(ラテン語で「生命」)から。

《※光になれ!》

  • 『勇者王ガオガイガー』にてゴルディオンハンマーを叩きつける際に叫ぶ言葉。

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最終更新:2017年03月06日 18:06
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