パンデモニウム


パンデモニウム


共通

《※ズルヴァーン》

  • ゾロアスター教の一派ズルヴァーン(ズルワーン)教の最高神で「時間」を意味する超越存在。全き善に世界を治めさせようとした際の躊躇が、善神アフラ・マズダと悪神アンリ・マンユを生み出したという。
    • この言葉がギリシャ圏に入った際の呼び名が「アイオーン」であり「永劫」を表すと言う。

《※ルシファー》

  • ラテン語で「光を帯びたもの」を意味し、明けの明星を指す言葉だったという。後にキリスト教の伝来によって悪魔サタンと結び付けられ、堕天使ルシファーの祖形が誕生した。
    • パンデモニウム世界の参考文献の主要な1つ『女神転生』シリーズでも重要な役回りを果たす。

サイバーパンク

  • サイバーパンクとは、字義通り「サイバー(技術)がパンク(激変)した」という概念。
    • 詳細を語ると物凄く長くなってしまうのだが、ようするに「サイバーパーツが溢れ返っている」という事。別に特別な事じゃあない。我々が持っている「地球上のどこでも通話可能」「ネットも可能」「財布の代わりにもなる」携帯電話なんてのは、サイバーパンクの最たるものだ。俺たちは未来に生きてるんだぜ。
  • 全体的に「加速して」というのが多いのは、やはり『サイボーグ』だからか。
    • 『サイボーグ009』で002、009に搭載されていた加速装置。奥歯を噛んでスイッチを入れよう。
      • 「後は……勇気だけだ!」
      • 高性能サイボーグには必須装備だったらしく、009以降のゼロゼロナンバーに加え、後半に登場するサイボーグは大半が加速装置搭載型であった(つまり009は型落ちしていたのである)。そもそもの大本が『スカルマン』において発掘された骸骨面なのも面白い。
    • 『8マン』や『サイボーグ・ブルース』、山本弘の科学的に正しい加速型サイボーグの戦いを描いた『奥歯のスイッチを入れろ!』なんてのも。
      • 加速時間が3分程度でも、音速で移動が可能ならばテロ、そしてカウンターテロには、高速サイボーグは最適なのだとか。
  • 海外ドラマ『600万ドルの男』。
    • スティーブ・オースチン、宇宙飛行士。命だけは取りとめた男。右腕、両足を切断、片目を失う。だが、NASAのメディカルスタッフによって人体改造手術、サイボーグとなる。その費用、600万ドル。左目はテレスコープ、右腕は銃を曲げコンクリートを砕くアトミックパワー。そして、時速100キロで突っ走る!!

《コンバットセンス》

  • 名称と効果は『サイバーパンク2.0.2.0』のソロ(このゲームにおけるサイバーパンク枠)の特殊技能「コンバット・センス」からか。

《エッジランナー》

  • サイバーパンクの形容詞としてしばしば「エッジ(最先端)」が使われることからか。また『シャドウラン』のヒーローポイント「エッジ」も入っているかもしれない。

《モナリザの微笑(びしょう)》

  • 特技名はウィリアム・ギブスンの小説『モナリザ・オーヴァドライヴ』とザ・タイガースの曲『モナリザの微笑(ほほえみ)』からか。
    • ザ・タイガースの歌にかけているのは雑誌発売時前後に再結成報道があったからか?…まあ主演映画で宇宙製の人型ロボ三体と戦って倒してるからなタイガース。

《ロストフィール》

  • 特技解説の元ネタは『AD.POLICE』ビデオ版の第3話「舌を噛む男」からか。

《※カウント・ゼロ》

  • 特技名はウィリアム・ギブスンの小説『カウント・ゼロ』及び同作の主人公のハンドル「ゼロ伯爵(カウント・ゼロ)」からか。
    • ただし彼はリアリティハッカー(もうひとりの主人公はサイバーパンクだが)。
    • 突き返し(割り込んで攻撃)特技なのは本来の意味のプログラム命令「カウント・ゼロ・インタラプト」(割り込み(インタラプト)を受けたらカウンターが0になるまで減算する)からか。

《※ホログラムローズ》

  • 特技名はウィリアム・ギブスンの短編『ホログラム薔薇のかけら(原題:Fragments of a Hologram Rose)』からか。

クルセイダー

  • イメージソースは『トーキョーN◎VA』の「ブラックハウンド」か。
  • 真・女神転生に登場するメシア教の戦士階級がそのままクルセイダー。
    • パンデモニウムミーム的にはこちらが近いが、ザコ敵として大量に出現する狂信者という立ち位置は大きく違う。

《A.D.P》

  • 人知を超えた生命体との戦闘に特化した警察、という発想は『サイレントメビウス』のAMPが元ネタであろうか。もちろん隊長があれだけに『特捜戦隊デカレンジャー』のS.P.D.の要素も含んでいると思われる。
  • 往年の名作アクションゲーム『平安京エイリアン』においても、検非違使が異星人に立ち向かう……穴を掘って。
    • 『ダブルクロス』の平安京ステージにおける検怪異使はコレのオマージュと言う説もある。
  • 或いは『ブレードランナー』で登場した特別捜査官達や、『スナッチャー』におけるジャンカー。対エラーハ、グレズ専門とはいえ、彼らは独特の捜査方法を所持して敵に立ち向かう

《即時裁判》

  • 『特捜戦隊デカレンジャー』において、刑事である主人公達は宇宙の犯罪者アリエナイザーに対して宇宙最高裁判所に即座に判決を求める権限を持っている。「×」判決が出た場合、対象を即座に抹殺する許可が下りる事になる。
    • 死刑か無罪の二択という物騒な法律だが、証拠不十分で「△」が出たり、ちゃんと無罪になった事もある。
  • また『ジャッジドレッド』では、裁判権を所有している未来世界の警官が登場。悪党を片付けていく。

《電磁守護》

  • ホログラムを歩くような~というのは『サイバーパンク2.0.2.0』のセリフ「SPが20あれば銃弾の雨の中を歩いて通れるぜ。ホログラフみたいなもんさ、チューマ……」からか。
  • 『メタルギアソリッド2』にも電磁波によって銃弾を逸らす装置が存在する。
    • 同様の装備をバットマンも開発し装備したが、流れ弾による被害を考えて放棄した。
    • 『魁!!男塾』で藤堂兵衛が身に付けていたバリアージャケットシステムも同じく電磁波によって防御する装置で、着用すればバズーカですら通用しなくなる代物だった。

《※ジャッジメントタイム》

  • 『特捜戦隊デカレンジャー』において、宇宙の犯罪者アリエナイザーを逮捕する際に発せられる掛け声。これから《即時裁判》につながる。
  • 「神罰の太刀」と言うフレーズは『宇宙刑事シリーズ』における主人公達の必殺技を連想させる。

リアリティハッカー

  • サイバーパンクと並ぶサイバーパンク世界の花形職業。先駆者であるウィリアム・ギブスンの小説においても、『ニューロマンサー』『モナリザ・オーヴァドライブ』にて主役級の扱いをされており、サイバーパンクがサイバーパンク世界における“戦士”とするならば、ハッカーはさしずめ“魔術師”と言えるだろう。
  • そして現実に世界が遍くネットで覆われた現在、ハッカーは現代ものにおいても情報収集の要と呼べる職業となった。
    • 『ガープス・サイバーパンク』では、こういった“現実に存在する”ハッカーの手口に関して詳しく描写されており、その詳細さは「お前ら、まさか本当にやってるんじゃないだろうな?」と、スティーブ・ジャクソン社が当局の手入れを受けてしまったほどである。
      • もちろん誤解であり、すぐに疑惑は晴れた。が、社員の中に本当にハッカーの仲間がいたため一時期は業務が出来なくなる程で有った。
      • だが、『ガープス』第4版では性懲りも無く「リアルなハッカーが使う技能のリスト」が載ってたりする。
        ジ ャ ク ソ ン 自 重 し ろ。
  • 現実を仮想空間に見立てて“ハッキング”する、という要素は『メイジ・ジ・アセンション』の流派の一つ「ヴァーチャル・アデプト」が元ネタ。
    • そしてこのヴァーチャル・アデプトには、そのものズバリの「リアリティハッカー」という分派が存在する。
    • あるいは『ウィザーズ・ブレイン』の魔法士(脳が生体コンピュータ化している)も世界の情報をハックして「魔法」を行使している。
    • また、R&R59号にて語られた、「たくさんの人が見ている前であからさまな形で現実を“書き換える”のは難しい」「改変の度合いが派手であるほど困難であり、ささやかでさりげないほど、難易度のハードルは低い」との記述は、『メイジ・ジ・アセンション』における魔法の全てに共通する原理である。
    • 或いは……ただ単に「環境」の問題なのかも知れない。残念ながらオリジンは“遍くネットに覆われて”いるわけではないのだ。
      • 例えば、『カオスフレア』の先達と言える『TORG』においても、コンピュータの扱いに長じた「ゴッドネット侵入者」や「火士ハッカー」は、技術レベルの低い世界(例えば、恐竜がうろつく原始世界「リビングランド」や純粋ファンタジーの「アイル」)に行くとまるで役立たずな状態に陥る場合が多かった。もちろんその優秀な頭脳を生かして活躍する、というのも不可能ではないのだが……やはり、メインの能力を生かせないのは寂しいものである。
  • R&R誌で追加された「サイバーデッキがクリスタルトゥームをホストコンピュータとして利用しており、クリスタルトゥーム自体もコラプサーかそれに匹敵するフレアを宿す存在である」という設定は『女神異聞録デビルサバイバー』の改造COMPとそのサーバーでありラスボスでもある「バ・ベル」か。
    • 同様の設定には『召喚教師リアルバウトハイスクール』に出てくる『冥王の書アザナトゥース』も。

《ニューロマンサー》

  • ウィリアム・ギブスンのサイバーパンク小説『ニューロマンサー』が元と思われる。
    • 「ニューロマンサー(Neuromancer)」は「ニューロン(Neurons、本来の意味は神経、転じて神経をネットに直結したハッカーの事)」と「ネクロマンサー(Necromancer、魔法使いの意)」を組み合わせたギブスンの造語。前述の単語と併せて「電脳の魔術師」程の意味となる。
    • 『シャドウラン 4th Edition』では「生身の脳のみで」ハッキング・ダイブ出来る異能者「テクノマンサー」が登場している(原型は以前の版に登場した「オタク」というアーキタイプで、行使やペナルティ(サイバー化で能力低下)から見るに電子版魔法使いに近い)。

《ICEブレーク》

  • ICEとは侵入対抗電子機器(Intrusion Countermeasures Electronics)の略。ウィリアム・ギブスンの小説世界における対ハッカー用保安プログラムの総称。この特技自体はこれを破るためのウィルスプログラム「氷破り(Icebreaker)」が元と思われる。

デーモンロード

  • 『女神転生』の悪魔召喚プログラムを使役する主人公。
  • 《契約~》特技とその効果の多くは『Fate/stay night』に登場する英霊が元ネタと思われる。

《契約:エンジェル》

  • 尚、本来は性別もなく容姿も設定されていない。
    • 『真・女神転生』にはホーリーゴーストなる「シーツのお化けに羽根と天使の輪っかをつけたような」天使が登場しているが、概ねああいったイメージだと思ってもらえれば大体合ってる(あくまでイメージ)。
  • 美しいイメージで描かれる様になったのは、宗教画家が派手な絵を好んだ為とか。
  • 『真・女神転生』シリーズにおいては鎖と帯だけを纏った、非常にエロい天使様が登場する。
  • 『エンゼルギア』『天羅WAR』では、化物、倒すべき敵として登場(これは後に実装されたアンゲロイの方か)。

《契約:グライアイ》

  • 美しい三姉妹とも、醜い老婆三人だとも言われる。
  • 全員が盲目であり、一つの歯と一つの眼を共用し、交代で使っている。
  • 尚、実はゴルゴン三姉妹の妹にあたり、彼女達の住む国の入り口に暮らしているという。
    • その為、ペルセウスがゴルゴンを倒す方法を聞きに来た時も当初は預言を拒んだのだが、眼を隠されてしまい、渋々預言を行った。

《契約:ネコマタ》

  • 年老いた猫が妖怪や妖精になるという伝承は世界中に数多く存在する。ケットシーなども。
  • 因みに『長靴を履いた猫』はケットシーの事である。実にメジャーな存在といえる。
  • またPS用ゲーム『猫侍』はネコマタを主人公にした時代劇。主役の弟斬り十兵衛がこれまた格好良いのだ。

《契約:バイヴ・カハ》

  • より正確に言えば、モーリアンの変化した三本足のカラスの事をさす。
  • この三人の女神はヌァザの后であったが、戦でモーリアン以外の二人が死んだという。
  • モーリアンはモルガン、モルガナなどの呼び方もあり、アーサー王神話などにも魔女や女神として登場する。
  • クー・フーリンの伝説においては、彼に恋し、愛を拒まれた為に様々な妨害をするも、最後はその死を見取ったという。
  • 同様の神格としてはアマテラスの遣い(化身)であるヤタガラス等も。此方も三本足のカラスである。

《契約:ピクシー》

  • 洗礼を受ける前に死んだ子供がなると言われる。
    • 彼らは人間ではないとされている。これは多くの子供が幼いまま死んでしまう中世において、母親を慰める為の方便だったと思われる。
  • 『真・女神転生3』では一番最初に仲“魔”になり、主人公を助けてくれる悪魔として登場。
  • 漫画作品『真・女神転生if』・『真・女神転生カーン』では主人公ノブのパートナーとして活躍。『if』漫画版では妖精サイズだったが続編『カーン』では人間と同じサイズになっている。

《契約:ブロブ》

  • 『スティーブ・マックィーンの絶対の危機』にて登場した「史上最初の」スライム。
  • 宇宙から飛来し、近くにあるものを何でも喰らって成長する様は正に圧巻。スライムと侮る無かれ。
    • その後リメイクされた『ブロブ -宇宙からの不明物体-』も当時最新のVFXを駆使した、80年代クリーチャーホラーの傑作。
  • バグ技であると言う記述は、ゲーム『女神転生』シリーズにおいて悪魔合体を行った際、稀に事故が発生しスライムが生まれてしまう事から来ていると思われる。また、『真・女神転生Ⅱ』ではガイア教徒と悪魔をあわせてシヴァ(もしくはスサノオ)まで作る時、まず33レベルのブロブを作るとレベルを上げやすい。
    • 因みにこの「合体事故→スライム化」の更なる元ネタは、小説『女神転生-デジタルデビルストーリー-』(ゲーム版『女神転生』第1作目の“原作”である)にて、魔王ロキがマグネタイト不足で身体がスライム状に崩れ落ちてしまった描写に由来している。
    • 更に時代は下って、『真・女神転生-ストレンジ・ジャーニー-』では人間が行った実験により身体がスライム状になってしまった悪魔が登場した。

《契約:マッドガッサー》

  • アメリカ都市部に出没した怪人。都市伝説が元だが、実際に事件も起こしている。
  • 黒尽くめにガスマスクという姿で現れ、催涙ガスを撒き散らして消えるという。
  • 尚、恐るべき事に女性説すら存在する。

《契約:ムナカタ》

  • 天照大神の息から生まれたとされ、天皇の子孫を護る為に筑紫の宗像に降りたという。
  • 沖ノ島の沖津宮、筑前大島の中津宮、宗像市田島の辺津宮の三社に祭られており、これを纏めて「宗像大社」と呼ぶ。
    • 因みに考古学者の宗像教授の苗字も、ここから取られているだろう事は想像に難くない。
  • 実は『デビルサマナー 葛葉ライドウ 対 超力兵団』にも、宗像なる人物が登場してたりする。

《契約:モー・ショボー》

  • 「悪しき鳥」という名の、モンゴルに伝わる怪異。愛を知らずに死んだ少女が変化するという。
  • 黒い長髪に、嘴のように尖った可愛らしい唇を持った美少女であり、旅人を誘惑しては殺し、その脳髄を啜るという。
  • 『真・女神転生』シリーズでも屈指の愛らしさを誇る人気悪魔の為、例えLvが低くとも連れ歩いてしまうサマナーは多いとか何とか。

《契約:ケルベロス》

  • 地獄の番犬として有名な地獄の門を守る魔犬。ヘラクレスの神話等で登場する。
  • ゲームやコミック等では最早説明の必要も無い程有名な魔物であろうが、特に『女神転生』における主人公の相棒として知名度が高いだろう。
  • 同様の存在として弟のオルトロス、或いはヘルハウンドなどが知られる。どれも地獄などの番犬である。
  • またイギリスの怪異として知られるブラックドッグもこの一種だろう(雷による放電現象の事だという説もあるが)。シャーロックホームズで有名なバスカビル家の犬は、このブラックドッグの事である。

《契約:ゴルゴン》

  • 元々はポセイドンに愛された海の女神であったが、その長く美しい長髪を自慢した為にアテネによって呪われ、髪が蛇になってしまったのだとか。
    • アテネの神殿でポセイドンと契った為にアテネの怒りを買った、と伝えているバージョンの神話もある。
  • 最も知られているのはメドゥーサであり、ペルセウスに退治されたのも彼女。二人の姉については「不死である」「メドゥーサと同時に怪異になった」以外の伝承はあまり存在しない。
  • メドゥーサの血からペガサスが生まれたのは有名な話だが、黄金の剣を持つクリュサオルもまた生まれたという。
    • 一説にはこのペガサスは、ポセイドンとメドゥーサとの子だ、とも言われている。
    • 何故に蛇髪の女怪と海神との間に生まれたのが“馬”なのか?と訝しく思われる方も居られるだろうが、実はポセイドンは大変馬と縁の深い神。一説にはそもそもポセイドンが馬を創ったと伝えている神話もある。
  • 『Fate/stay night』ではサーヴァント、ライダーとして登場。自身の子であるペガサスに跨り、主人公達を翻弄した。更にその姉達は……(つД`)
  • なお、青銅製の牛の怪物をゴルゴンと呼ぶ説もある。『モンスターコレクション』のフライングバッファローなど一部のモンスターはこれに準じている。

《契約:ドッペルゲンガー》

  • 自分と全く同じ姿の人間を見てしまう、という現象の事。またドッペルゲンガーを目撃すると近いうちに死んでしまうという。
    • 歴史上の有名人がドッペルゲンガーを見たという報告も存在する。リンカーン大統領や、芥川龍之介など。
  • この現象は『地獄先生ぬ~べ~』においては「何らかの理由で魂魄の魄だけが体の外に出てしまう事」とされ、ドッペルゲンガーが死に至らしめるのではなく、死に至る過程でドッペルゲンガーが出るのだという。
  • また科学的には脳腫瘍による一種の幻覚や錯覚、或いは脳機能の障害によるものだと推測されている。
    • 拡大解釈すれば『ウルトラQ』のエピソードの一つ「悪魔っ娘」など。
  • 同種の怪異に「グレイマン」などが存在する。

《契約:メディア》

  • ギリシア神話、アルゴー船の冒険に登場する魔女、或いは王女。
    • コルキスという国の王女であったが、アルゴー船を率いるイアソンを助力する為神々によって呪いをかけられ、イアソンに恋をしてしまう。その為に彼女は祖国を裏切り、追手を防ぐ為に弟を引き千切って海に撒いたという。
    • その後、青銅の巨人タロスの弱点を見抜いたり、龍を眠らせてイアソンに退治させたりと協力をしたが、イアソンが他国の王女と結婚するという裏切り行為を働いた為、その国を滅ぼした。
  • こういった悲劇的な人生を送った他『Fate/stay night』に登場。キャスターとして人気を博した。

《契約:ヤマタノオロチ》

  • 年に一度、娘の生贄を求めて暴れていたが、スサノオノミコトによって酒で眠らされ、その隙に首を切り落とされた。
  • その尾を切るとスサノオの刀が刃毀れした為、慎重に中を探ったところ天叢雲剣(後の草薙の剣)が見つかったという。
  • 因みに日本の龍種は基本的に川のメタファーであり、ヤマタノオロチも同様である。
    • スサノオによって退治されたという逸話は、時の指導者によって治水工事が行われた事を示す。
  • また、天叢雲剣が発見されたと言うのは砂鉄の採集や冶金の技術を示すと言う説もある。
    • 福井県に流れる九頭竜川は、そのメタファーが現在に名を残した一例であろう。
      • あれはなんつーか、名前そのまんまの恐ろしい何かが眠ってるような感も……ふんぐるいむぐるうなふ的な。
  • またヤタノカミなどの一部の龍は「朝廷に逆らう敵」としての存在であり、これは鬼や土蜘蛛も同様。

《契約:ノルン》

  • 時を司る三女神であり、北欧神話に登場する。
  • 日本においては『ああっ女神さまっ』のお陰でウルド、ヴェルダンディ、スクルドとして非常に有名。
  • 美少女、美女として描写される事も多いが、老婆として描かれる事も多い。

《契約:アガートラム》

  • ケルト神話におけるダーナ神族の王〝銀の腕”ヌアザ。アガートラムとはその銀色の義手の事で彼の別名でもある。
  • イラストネタは今更言うまでもなく『Fate/stay night』のヒロインであるセイバー。これは彼女の正体であるアーサー王がヌアザに関係深い事からだとも思われる。
  • ゲーム『WILD ARMS』シリーズに登場する同名の剣の名もそのヌアザの逸話が元となっている。
  • 当ゲーム的に忘れてはならない「永遠の戦士」シリーズの「紅衣の公子コルム」もヌアザがモチーフ。
  • ヌァザは、クトゥルフ神話における善なる神の一人ノーデンスと同一視される事もある。また、銀に輝く腕から光線を放つという伝承から、ウルトラマンの原型というネットロアもあった。

《契約:ギリメカラ》

  • 魔王マ-ラ(仏陀の悟りを邪魔した魔)の乗り物とされる、黒い巨象。防御属性を得る効果は、女神転生での物理攻撃反射から。

《契約:クー・フーリン》

  • ケルト神話における大英雄。幼名をセタンタという。来るべきアルスター王国の危機に備え、太陽神ルーの息子でありながら人として育てられ、アルスターを救った。
    • 幼い時に鍛冶屋クランの飼っていた猛犬に襲われ、コレを絞め殺した為にクランの猛犬クー・フーリンと名乗るようになる。その後、「この日武具を初めて執った者は勇者となるが、早死にする」という預言の日に武具を執った。
    • 影の国にてスカアハから武術を教わり、魔槍(或いは投槍の術)ゲイボルグを授かった後はアルスターの為に戦い、「アルスター王国の戦士は力が出なくなる」という呪いも半神である為に退ける事が出来た。
    • 「目下の者からの食事を断れない」「犬を食べてはならない」という制約を姦計によって破ってしまい、弱体化したところで王を殺す槍を三本投げられた。これは御者の王たる親友レーグを殺し、馬の王たる愛馬マッハを殺し、ついには戦場の王たるクー・フーリンを貫いたが、彼は立ったまま死んだという。
  • 女神転生シリーズでも多数の作品に登場する人気悪魔である。同シリーズでは槍を携えた美青年として描写される事が多い。
  • 『Fate/stay night』では英霊ランサーとして登場している。

《契約:ギルガメッシュ》

  • メソポタミア神話に登場する人類最古の王にして英雄。
    • 元々は暴君であったが、親友エンキドゥとの出会いによって改心し、二人で数々の冒険を成し遂げた。しかし神々の怒りによってエンキドゥが死ぬと、死を恐れて不老不死を求める様になる。その結果、手に入れた不死の薬を蛇に奪われてしまい、人は己の分を弁えるべきと悟った。そして自分も限られた命を精一杯生きようと誓い、名君として国を治めたとされる。
  • 『Fate/stay night』では傍若無人なラスボスとして登場するのだが……どう見ても悟ってないよね、君。
    • 『ダブルクロス・リプレイ・トワイライト2 熱き夕陽の快男児』ではナチスによって復活した、が……
  • namco(現BANDAI/namco)の名作ゲーム『ドルアーガの塔』では主役として登場。ちなみに上記の『Fate/stay night』において、彼が黄金の鎧を着ていたりアイテムをたくさん持っているのもこのゲームに由来しているそうな。

《契約:シテンノウ》

  • 東の持国天・西の広目天・南の増長天・北の多聞天を纏めて四天王と呼ぶ。多聞天は別名を毘沙門天とも言い、単独で祀られたり、七福神の一柱として数えられる事も。因みに持国天の守護する東の『東勝身洲』には、孫悟空の生まれた花果山がある。
  • これに因み、何らかの分野で特に秀でたりする四人組を「○○四天王」と呼ぶ事がある。
    • 『魁!クロマティ高校』のように、たまに五人以上いる。

《契約:ハルピュイア》

  • 元々は風の三女神であったが、如何なる理由によってか怪物となった。以降は、ハデスに仕え、盲目の予言者ピネウスを苦しめたという。
    • 彼の食事が用意されると共に現れ、食卓を荒らしまわった後汚物を残して去っていくのだとか。ピネウスに助言を求めたアルゴー船の勇者達によって退治された。
  • 因みに三姉妹とされているが、ポダルケなる末妹がいるという説もある。

《契約:ロキ》

  • 北欧神話に登場する神にして、最大のトリックスター。ラグナロクを引き起こす原因となった。
  • また映画『マスク』において登場した、着用者に強大な力を与える仮面はロキのマスクであるという。
  • 『女神転生』においては高レベルの悪魔として常連登場している。

《契約:トウテツ》

  • 中国の悪神、饕餮から。牛か羊の身体に、人の顔という姿をしている。渾沌、窮奇、トウコツと共に『四凶』と呼ばれる。

《契約:スカアハ》

  • クー・フーリンの師匠である女神。「影の国」を治めており、修行の為に訪れたクー・フーリンに数々の絶技と、魔槍ゲイボルグ(或いは究極の奥義である投槍術だとも)を授けた。

《契約:アスモデウス》

  • ソロモン72柱の悪魔の一体で72の軍団を引き入る侯爵。七つの大罪のうち色欲を司る。
  • 『モンスターコレクション』では最強レベルの魔属性の悪魔、六皇子の一体で〝剣の侯爵”の異名を持つ。
    • また同シリーズのコミック版『デーモンハート』では主人公の相棒だった。
  • 『ナイトウィザード・リプレイ 紅き月の巫女』での菊田健二先輩の正体。

《契約:イナンナ》

  • テキストにあるイシュタルは、古代メソポタミアにおけるイナンナの別名、と考えられている。イナンナとはほぼ同様の権能、気性を持つ女神として描写されており、『イナンナ/イシュタルの冥界降り』というほぼ同じ筋のエピソードも存在している。
  • また、同じくテキストに登場しているアテナだが、こちらも同じく“戦女神”と呼ばれているものの、その気性においてはほぼ真逆と言ってよい。
    • イナンナ/イシュタルが男達を「熱狂的に」戦いへと導くのに対し、アテナは自身が加護を与える勇士に策を授ける等、どちらかと言うと理性的な性格が目立つ。
    • これは性愛の面においても同様で、ギリシャ神話ではアルテミスと並ぶ処女神として名高い。
  • また『真・女神転生デビルサマナー』では「イナ“ル”ナ」なる悪魔がラスボスとして登場する。

《契約:イピクレス》

  • 旧版における《契約:ヘラクレス》の効果。
  • 防御的な効果は『Fate/stay night』におけるバーサーカーの宝具「十二の試練(ゴッドハンド)」に由来か。
    • 「Bランク以下の攻撃を完全に無効化」「死んでも11回までは生き返る」「一度食らった技は通用しない(どこの聖闘士?)」と、1個だけでも無茶な能力が三乗……と言うとんでもない代物。原作の奈須きのこ氏曰く、「「格闘ゲームで言えばスーパーコンボ以外の全ての技にスーパーアーマー+ノーダメージ」聖杯戦争における永久パターン防止キャラ」。


《契約:ヘラクレス》

  • ギリシア神話最大の英雄にして、ゼウスの浮気によって生まれた息子。同じくゼウスの子であるペルセウスの孫にあたる。「ヘラの栄光」という名前でありながらヘラの嫉妬によって狂気に苛まれ、妻と子を殺害。その償いとして十二の難業に挑んだ(当初は十だったが、後に二つ増えた。とはいえ、元々ヘラクレースの偉業については諸説存在する。これは各都市がこのヘロスの"偉業"に名声を求めたためだ。以下は代表的なもの)。
    • 1.ネメアの獅子……如何なる刃をも通さぬ獅子を、棍棒で殴って気絶させ、首を絞める事で殺害。その革は以後、彼の鎧となった。星座になってる姿は、この頃のものである。
    • 2.レルネのヒュドラ……切っても再生する百頭の水蛇であったが、切り口を従者に焼かせる事で防いで勝利。しかし従者の手を借りた為にノーカウントに。このヒュドラの毒は、ヘラクレスの毒矢となる。
    • 3.ケリュネイアの鹿……狩りの女神アルテミスでも捕らえられなかった黄金の角と青銅の蹄を持つ鹿を、1年間追い掛け回した挙句、無傷で生け捕りにした。
    • 4.エリュマントスの猪……人喰い大猪を難なく生け捕りにし成功。しかし師匠であるケイロンを、自分の失敗から毒矢で射って、殺してしまう。
    • 5.アウゲイアスの家畜小屋……30年間洗われた事の無い、3000頭の牛がいる家畜小屋を、川の氾濫を起こして1日で掃除した。しかし罪滅ぼしなのに報酬を求めた為、ノーカウントに。
    • 6.ステュムパリデスの鳥……青銅で出来た怪鳥を、巨人の目覚ましを用いて驚かせ、飛び立った所をヒュドラの毒矢で射殺した。
    • 7.クレタの牡牛……ポセイドンに頼まれ、ミノス王の持つ巨大な牡牛を生け捕った。
    • 8.ディオメデスの人喰い馬……トラキア王ディオメデスの所有する人喰い馬をけし掛けられるも、逆にディオメデスを喰わせる事によって生け捕った。
    • 9.アマゾネス女王の腰帯……女王ヒッポリュテの腰帯を求めて乗り込んだが、女王との間に強靭な子を残す事を条件として交渉成立。しかしヘラの策略によってヒッポリュテを殺害してしまい、ひどく後悔する事に。
    • 10.ゲリュオンの牛……大洋オケアノスの果てにあるエリュテイア島へ乗り込み、番犬オルトロスを撲殺。怪物ゲリュオンをも射殺し、その牛を奪った。その旅の途中、アフリカやジブラルタル海峡を訪れている。
    • 11.ヘスペリデスの黄金の林檎……プロメテウスの助言により、天を担ぐ巨人アトラスと交渉の結果、しばらく天を担ぐ代わりに林檎を獲得。しかしアトラスがそのまま逃げようとした為、手本を見せて欲しいと再び天を担がせ、その隙に立ち去った。
    • 12.地獄の番犬ケルベロス……冥界に降り、ハデスから傷つけたり殺したりしない事を条件に、番犬ケルベロスを生け捕った。この途中、罠に掛かっていた勇者テセウスとペイリトオスを救出する。
  • この十二の難行を成し遂げた後も、ヘラクレスはアルゴー船に乗り込んだり、巨人族と戦ったり、数え切れないほどの冒険を成し遂げたが、策略によってヒュドラの毒を受け、死亡。ようやくヘラも彼を許し、神々として天に昇ったという。
    • 父親譲りの美少年好き。アルゴー船ではその為に途中で船を降りる。また過度の女好きでもあり、若い女を奪う為都市を滅ぼすといった事を行い、その浮気が元で、ほれ薬(と妻は信じていたが、実際はヒュドラの毒薬)を塗られ、命を落とした。
  • 更に彼自身は参加していないものの、神話の時代の終焉であるトロイ戦争において、戦争を終わらせる幾つかの条件の中に「ヘラクレスの弓が無ければ戦いは終わらない」という予言が為されていた。
    • 事実ヘラクレスの親友であり、彼から弓を引き継いだピロクテススが参加するまでの十年以上も戦争は終わる気配が無く、彼が参加しトロイ側の名射手パリスを狙撃した事で、トロイ戦争の終焉が見えるのである。
  • 『Fate/stay night』ではサーヴァント、バーサーカーとして登場。このゲームでは、(上記の“偉業”を見れば分かる様に)タダでさえ最強クラスの英霊である所に、バーサーカーのクラスの効果で激しく強化(凶化)されており、とにかく手に負えない強さで猛威を振るった。
  • 古今の神話やフィクションを紐解いても、その大活躍ぶりで匹敵する英雄はそうそう出て来ない。
    • 強いて言うなら、“ソ連人民最大の敵”ハンス・ウルリッヒ・ルーデルや“下がる男”柊蓮司たちか。
    • また名探偵エルキュール・ポアロは「エルキュール(ヘラクレス)」の名を持ち、『ヘラクレスの冒険』で偉業になぞらえた12の事件に挑んでいる(彼の偉業以外の行動や人格、ギリシャ神話全体にある退廃と不道徳には呆れていたが)

《契約:シヴァ》

  • ヒンドゥー教の神。維持の神・ヴィシュヌ、創造の神・ブラフマーと並んで最も重要な神の1柱。暴風雨の化身ルドラと同一視される。
    • 日本的には大黒様。
    • 偉い神様なのだが、妻であるパールパディの入浴を覗こうとした時に、邪魔をしようとした息子のガネーシャを殺してしまったりと、やってる事はアレである。

《契約:エリニュス》

  • 受けたダメージを相手に跳ね返すのは、『Fate/hollow ataraxia』に登場したアヴェンジャーの能力からか。

《イリーガルメサイア》

  • 『真・女神転生』シリーズでは銃と刀を一種類ずつ同時に装備する事が出来、それを駆使して多用な相手と戦っていく。
  • それこそが救世主の証というのは、メガテンの主人公が救世主候補だからだろう。

《シンセンス》

  • 『真・女神転生』シリーズより邪教の舘、『デビルサマナー』シリーズの豪魔殿、『ペルソナ』シリーズのベルベットルームなど。ラストバイブルにはコンバックという呪文があり、それで合体する事も可能。
  • 因みに『ソウルハッカーズ』では遂にCOMPで何時でも何処でも合体が可能になった。技術の発展って凄いなぁ。
    • 更に『真・女神転生-ストレンジ・ジャーニー-』では上記の邪教の館に類する施設が存在せず、悪魔合体は全てCOMP上で行うようになった。

《契約:ドゥル・カルナイン》

  • 明らかに『Fate/zero』のライダーの宝具「王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)」から。
    • ドゥル・カルナイン(双角王)とは、マケドニア王にしてエジプトのファラオにもなった覇王アレクサンドロス3世(イスカンダル)の異名の一つ。

《契約:クトゥルー》

  • 言わずと知れたクトゥルー(クトゥルフ)神話の邪神の一柱。夢状態で効果が増加するのはしばしば邪神が夢から人々を蝕むことがあるからか(日本の作品だと元F.E.A.R社員の伏見健二氏の『ロード・トゥ・セレファイス』など)。

ワイルドハント

  • 技などの全体的なイメージは『アバタール・チューナー』。
    • 《喰らいつき》《大往生》《フォッグブレス》《丸呑み》、全て同作に登場する技である。

《煉獄の修羅》

  • 同作の有名なキャッチコピーでもある「お前たち煉獄の修羅が飢えから逃れ生き延びる術は他に無い」からであろう。

《※大地母神の腕》

  • 同作の裏ボスにして「RPG史上最強最悪の敵」とも呼ばれる人修羅が使用する技「地母の晩餐」が元ネタ。理論上の最高HPを余裕で振り切るダメージを持つ全体攻撃であり、元ネタの方でも実際に「地殻さえも砕いて」いる。
  • それに先立ち、『Dr.スランプ』の則巻アラレがパンチで地球を叩き割っている。

スペリオル

  • 参考文献にもある『絶対可憐チルドレン』も重要なイメージソースだが、『超人ロック』ネタも多い。
  • 『天下繚乱RPG』に「異能者」・『トワイライトガンスモーク』に「サイキック」クラスが存在するためか、『ジェネシックサファイア』ではクロスミームブランチ化。これにより地球人・オリジン人にはブランチにまで発展するほどの超能力者はおらず、ヴァイスフレア様の力はワン&オンリーだという事が判明した。

《エレクトリックスキャン》

  • 『超人ロック』シリーズには、電子機器の操作に特化した「電子使い」と呼ばれる超能力者の家系が登場する。
  • 『とある科学の超電磁砲』の御坂美琴も電気使いである自身の能力を利用してハッキングを行っている。

《ブラックグローブ》

  • 「テレポートを応用して空間をねじり、エネルギーを吸収する黒い浮遊球体を生み出す」という説明はそのまま『超人ロック』の「エネルギー吸収ボール」。

《マトリクス変換》

  • 『超人ロック』シリーズでは、主人公ロックが最初からマトリクス変換を使って別の人物として登場し、途中まで読者にも正体が分からないという展開がよくある。遺伝情報のことをマトリクスと表現するのも『超人ロック』の特徴。また、ロックは「この能力を応用して常に若返り続けている」超能力者の代表。

《ロプノールの鏡》

  • 『超人ロック』シリーズの超能力「ラフノールの鏡」。説明もほぼそのまま。

《ライトスピア》

  • 名称は『超人ロック』の「サイコスピア」からか。

《※エネルギー吸収波》

  • 『バビル2世』でバビル2世が編み出した切り札から。これを使えるようになったことが同じ血を引くヨミに対する決定的なアドバンテージとなった。
    • だが『ジェネシックサファイア』では(クロスミームブランチ範囲からの除外によって)ヴァイスフレアの使えない技であることが判明した

《※超能力破壊》

  • 超能力に対するアンチサイキック能力が出てくる作品はよくあるが、超能力を無効化するだけでなく使用者にダメージを与えるという効果は『超人ロック』のジェシカ・オーリンが持つ「ESP分解消去」か。

《クローンスペリオル》

  • 元ネタは『超人ロック』シリーズのクローンエスパーか。
    • 大原まり子の小説「リヴィング・インサイド・ユア・ラウ゛」とその前日譚『未来視たち』では最強のエスパーが自らのクローン「子供」を従え巨大組織を築いている(作品世界ではクローニングが一般化していて、一応法律で一人当たりのクローン存在数は制限されているが…)。

《人工超能力者》

  • 神経加速剤がほぼ必須になるのは『AKIRA』の実験体からか。

ガンダンサー

  • 『Role&Roll』誌101号にて掲載され、『アズライトブルー』で再録されたブランチ。
  • 《二丁拳銃》がほぼ前提な点、及び『Role&Roll』誌101号P29における「古来より伝わる武術の理論を応用」「機械的な演算による科学的な最適攻撃位置の考察や防御法の確立」「初期はアーミーでの戦闘技術向上のために研鑽」といった記述から考えるに、映画『リベリオン』にて主人公が用いた戦闘術「ガン=カタ」がモデルと思われる。詳しくはこちらを参照されたし。
    • その斬新さとスタイリッシュさから多数のオマージュを生んだ事でも知られており、具体例は多すぎてとても書き切れないが、2002年以降の作品で《二丁拳銃》を持ち出してきたら十中八九これだと思って良い。無駄に飛んだり跳ねたりしだしたり、至近距離で撃ち合いを始めたりしたらほぼ確実。
    • 「種別:魔法」の特技があるのは、『シャドウラン』で魔力を《二丁拳銃》使いに特化させた香港映画オタクなオーク女子サンプルキャラ「ガンスリンガー・アデプト」が実装されたせいか(イラストはガタイのいいチャイナガール)。リプレイ『天使シリーズ』に出てきたサンプルキャラ使用のキャラは成長時に《※Handgun sign》を習得してたりした。
  • リアリティハッキング技術も応用されている点は、『マトリックス』シリーズのネオ成分か。

《Invincible attack》《End of Calamity》

  • 2つ合わせて、どちらもセガ発売のRPG「End of Eternity」だろう。銃撃多重奏を謳うこのゲームでは「走りながら無敵状態となって敵に攻撃を加える」インビンシブル・アクションと呼ばれる行動が基本であり、「移動しながら攻撃・リアクションの達成値を上げる」《Invincible attack》の元ネタ(というより名前の参照元か)であると考えられる。
    • というか再録されたアズライトブルーの参考資料に載っている。

《Nowhere》

  • テレビアニメ『MADLAX』の劇中挿入歌「nowhere」からと思われる。別名ヤンマーニ。
  • リアリティハッカー持ちだと効果が増えるのは『ウィザーズ・ブレイン』の幻影No.17の持つ量子力学的制御魔法「シュレディンガーの猫は箱の中」からか。

《※Handgun sign》

  • 『リベリオン』においてクラリックが攻撃後に行うポーズ。二丁拳銃の銃口をそれぞれ上下に向けて組み合わせるアレ。
    • 監督によると、これも残心を意識して作られている。

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最終更新:2018年09月27日 22:37
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