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5分単位で区切ってどこまで書けるかの練習。


足を一歩進める。
普段何気なく行えるその一歩に勇気がいる。
ここが安全な街中だったら一歩は気にならない。
一歩進めば自分の位置が変わる。
一歩進めば靴音が立つ、服の衣ずれが起こる。
自分の呼吸すらとらえられているかもしれない。

一歩進み間違えればそこかしこに死神が待っている。
目の前の角の先。
角の先にモンスターがいるだろうか?
できるなら背後をとりたい。
新月の闇夜の中手に持った剣の重みが増していく。

スラムにモンスターが住みついたと噂になったのは2日前。
スラムに城の兵士は来てくれない。
スラムで間抜けがトラブルで死ぬのはスラムのルールで日常茶飯事だ。
モンスターはスラムのルールに従わない。
スラムの有力者だって狙われるかもしれない。
その危険性を考えたスラムのギルドが動き、討伐隊が組織され、城兵経験がある彼のところにもお鉢が回ってきたのだった。

5分でここまで記述


その夜モンスターに子供をさらわれたと奥さんがスラムのギルドに駆け込んできたのだ。
夜警に立っていた彼のもとにも通報が届き。

そして彼は人口密度もまばらなスラムの住人の証言を辿りここまできた。
この角の先の袋小路。
その道へ毛むくじゃらで2mほどの魔物が向かうのをみたというのだ。
どうかあの角の先にいてくれ、そして俺に背中を向けていてくれよ。
彼は念じてその一歩を踏み出した。


10分でここまで記述