最近公開されたPixivの小説投稿機能。
ユーザーが書いた小説を投稿閲覧できる機能なのですが、最近実装された新機能ということで、投稿された作品に目を通してみました。
レベル的には玉石混合、いまだ良作にはあっていませんが、とりあえずこの手のサービスでは感想をつける人がいないと盛り上がらないんじゃないかなと考えコメントを投稿。
投稿された各作品に対する感想ログを掲載しています。
現状投稿者に直接当てた感想なうえ個人的なログ、当方感想をつけるのに慣れてないので内容は分かりがたいと思います。
慣れてきたら、読む人が分かりやすいコメントにチェンジしていく予定です。
後評価は辛口です。
小説の批評というのは最初甘口批評でも、不思議と回数をこなすほど辛口になり人間性が悪くなっていくからです。
元々文章というものは徹底的に多様に何かを表現しようとするものであり、その表現されたものには無数の物差しを導入でき、物差しを持ってくること自体が無意味なものも多数含まれます。
それに対し評価というのは、批評者が用意できる少ない物差しだけで判断を下し、用意できなかった他の物差しを無視する行為。
傲岸であり不遜な行為です。
なので、書評というのは不遜さの塊に傾き勝ち。
勢い人間性も悪くなるというわけです。
言葉で表現されたものでありながら、言葉で評価してはいけないものが文章には多数含まれます。
本当は簡単に評価を下さず、飲み物が喉もとを通り過ぎるように気にしないのが一番健康にいいのでしょう。
たいていの作者にしてみれば読者からの感想が欲しいものじゃないかなと考えたりはします。
その辺、人によって違うだろうけど、とりあえずコメントを付けてみるのもその辺意味があるんじゃないかなと感じたりします。
四話まで読みましたが、普通に良作品、描写が丁寧で読ませます、ラノベとしては十分アリです。
後ろは読めます、そうですね作品世界における平時とはどんな状況で常識的な判断や行動とはどんなものかを書いてその後で、物語内での事件を書いてみてはいかがでしょう?
作品世界における常識をユーザーが認識してこそ、一つの物語が展開されたときの特殊性が浮き彫りになり面白さが増します。
まず読者に作品世界での常識を植えつけてみてください。
作品設定だけでは魅力があるかよくわかりませんが、しっかりした説明文と設定があるようですね。
設定が先走り物語がおろそかになるSFにありがちな落とし穴なので要注意。
プロの作家を目指すって大変ですよね、単純計算一日1200文字は何かをかけないとプロにはなれないですし。
最終更新:2010年08月06日 20:02