ただ今プロット製作中。

マクロス風味の惑星軌道上戦闘。
デブリの影から遅い来るステルス部隊と交戦中の描写。
とりあえずプロットの一部だけ完成。



==軌道上戦闘ラスト==
執拗な攻撃。
ゴーストライダー貴下のステルス部隊がディスガズを追い詰めていく。
漆黒のステルスで武装した猟犬たちは、ステルスの利点を使い惑星を覆うように漂うデブリの群を影に攻撃を仕掛けてくる。




「ち、らちが明かない」
ディスガズは、惑星に向かって急降下を始める。

惑星に衝突するのよりほんの少し軌道をずらしての急降下。
惑星の重力と加速両方を使い加速、ほんのわずかで惑星をよけ大気圏ギリギリをかすめる惑星を通り越す軌道だ。


3機の機体がデブリから影のように這い出ると、漆黒の猟犬のごとくディスガズを追いかける。
小型のミサイルが発射されディスガズはそれを華麗によけ減速加速、ロール水平移動を組み合わせ巧みに相手の後ろを取っては、3機連携に邪魔をされる。


中略。
星がどんどん大きくなり大気圏が近づく。

恐ろしい速度で大気へと突入したディスガズとそれを追う猟犬達は、大気圏突入姿勢へと軌道が狭められる。

空気抵抗が大きくなり、そのあまりの大きさに下手な戦闘軌道は取れない。
下手な軌道を取ると莫大な空気の壁に絡め取られ、あっという間に減速、良くて大気圏に絡め取られ、悪いと燃え尽きてしまう。
互いがぎりぎりをねらう軌道戦闘が始まる。


ディスガズもただではすまない。
だが、少しの操縦技術の差が、この空域での軌道性を大きく決める。

一機が姿勢を乱した、ディスガズの近くに軌道をあわせ巴戦を仕掛けようと無理にディスガズの後ろをとろうとして失敗したのだ。
巨大な空気抵抗に機体が一気に減速し、猟犬の一機は大気の投網にからめとられはるか眼下の大地へと落ちていく。


残る猟犬は2機。
互いが併走し、後ろをとろうと狭まった軌道の選択肢を互いが取り合う。

速度はどんどん加速し惑星をかすめる手前、戦闘軌道が取れる限界。
わずかの差だった。

パワフルな大出力高速度マシンであるディスガズと
エネルギーを抑えることでステルス性を高めた中低速度重視の猟犬たち。

この差が大気圏での軌道性を分けた。

ステルス重視の装備のために空気抵抗が大きく戦闘軌道を取れない猟犬たちに対し、ディスガズは高速域を得意とするためわずかの余力がある。

空気抵抗を前に相手が動けなくなる一瞬の差を狙いバレルロールを決めると、ディスガズは相手の後ろを一瞬で取りミサイルで1機を撃墜。
あわてた一機緊急回避を行いミサイルを避けたが、軌道が大きく変わり戦線から離脱してしまう。



ネーム製作者 兵庫県加古川市加古川町 堀江伸一

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最終更新:2010年07月09日 18:51