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  • 子供向けSDロボットもの。 書きかけ


翌日 ギガンダム出陣。

数日前まで広大なドックを占有してたコンテナは魔法のように消え失せ、今はドックに停留している宇宙船にすべて積み込まれていた。
空になったコンテナエリアには、宇宙船の各部隊が整然と並んでいる。
出撃前の演説が始まるのだ。
昨晩の酒を残すようなやわなものは存在しない。
全部隊がピシッと並んでいた。



総大将が演説台に立つのを、全員が敬礼して迎える。

総大将は日本武者風の鎧姿のロボ。
オオガタナと同じ星の出身である。
高い戦略眼と組織をまとめあげる能力。
有能なものを見つけ出すシステムの構築と暗闘の果てにこの地位についた。


ギガンダムは演説台の後ろに立ち、古代の神像さながらといった風情である。


そこに並べと言われたから立ってみたが、悪くない位置だった。
これから命を預ける顔を見渡せ、ギガンダムの巨体は味方に戦意を与える。



ギガンダム自身は総大将の演説を半分の耳で聞いていた。
戦況や作戦概要については事前に確認をし十分に覚えこんでいる。
戦意高揚のための演説につきあう義理もない。




総大将の演説を前に整列している部隊を見まわす、どこか軍人離れしたふてぶてしい顔が並んでいる。
全員が歴戦の戦士、もし悪魔軍が戦争に負けたとしても、私は負けなかった。
そういいそうな顔がずらずら並んでいる。

彼らは総大将の演説がなくとも戦意は高い。
戦いなれ戦いそのものを求めている。





ギガンダムにも戦意がないわけでもない。
彼らの熱気にほだされる所もある。


ギガンダムの戦意はオオガタナに対する個人的なものだった。
元々、ギガンダムはこの世界の住人ではない。
ギガンダムは人類という種に作られた、サイボーグ生物である。
はるか未来、宇宙に進出し高度な科学力を持った人類も宇宙の驚異的な生物の前にはあまりにひ弱だった。
異星の生態系の中で長期にわたり暮らすとき、人類に代わって宇宙生物と戦い時に地上における大型兵器として前線を支える存在が必要だった。
そうして生まれたのが彼、ギガンダム一族である。
彼は歴戦の勇士として星から星へと飛びまわる恒宙船に乗りこみ、最も多くの戦場を戦ったギガンダムだった。
改造も数多く施されている。





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