空高くをトンビが飛んでいた。
砂漠にも地形の起伏があり、海からの風が心地よく吹いている。
風を翼にはらみ、高度を徐々に上げていく。
周囲には2匹のトンビが飛び、ゆっくりとした飛行をする。
上空はるかたかくには風に流された雲がひとつふたつ。
上昇気流までの時間も遠く彼らはゆったりと空に浮かんでいた。

下界には岩石砂漠の地形が広がり、そこかしこに小さな緑が点在し枯れた木が存在する。
北から南へと向かう枯れた川の上には緑が少数ながら存在し、その周りを砂漠の動物がうろうろしているのがみえる。


と地上の一角西方に、突如として砂煙が上がった。
樽のような体系のデルゴン、細身のロボ、4本足の長足のロボも見える。
悪魔軍の旗だ。
掲げられた旗にはオオガタナの部下だった者も混じっている。
ギガンダムの活躍が、オオガタナの部下の1/4を悪魔軍に復帰させたのだ。

鳥には関係のない陸のことである。
ゆっくりと飛び下界の様子を眺めている。


と、反対の東側からも土煙が上がる。
掲げられた剣と楯の紋章。
天使軍ハインリヒの旗だ。

両軍は相手に気が付き、陣の展開を始めた。


書きかけ



国境線での小競り合いが何度か行われ日がすぎて行った。
ヤシノミムシとハインリヒの居城

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最終更新:2009年05月27日 17:08