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巨体を誇る悪魔軍ギガンダム迎撃のために、天使軍12英雄サスペクターリングが海洋惑星イルォードの浜辺から出撃した後の話。
長編小説ギガンダム討伐編の一コマ




サスペクにおいて行かれたやしのみ虫たちの様子を見てましょう。
椰子のみ虫たちは大勢で砂浜に集まって話を始めました。
人間に分かる言葉で言えばこんな感じでしょうか?

誰からともなくいいます。
「サスペク大丈夫かな?」
体の大きな子がもっと体を膨らましながらこういいました。
「あんなおおきいんだもの、サスペクだって負けちゃうかもよ?」
「助けに行く?」と一人が言います。
「でもどうやって、ガルドは空の彼方お星様のとなりだよ?」
頭にメガネをかけた子です。

「そういえば、近くの島から空に向かって飛び立つ船がでてたよね?」
やせっぽちが言いました。
「サスペクが言ってた、あの島には悪魔軍の基地があって、最近はガルド行きの船が頻繁に出ているんだって」
「じゃあその船に乗れば?」
「でも悪魔軍の基地にいくのは」
心配性の子がいいます。
「大丈夫だよ、こっそり忍びこめば」
元気な感じの声です。


わいわい相談しはじめたやしのみ虫たちですが、しばらくして準備を始めました。
どうやらサスペクを助けにガルドへと出発するようです。


皆色々な人から聞いた話を思いだして準備を始めます。
砂の星ガルドにはとっても大きな島があり、島中が砂浜のようでそこはとても暑く水が少ないと聞いていたので、皆帽子に水筒を持っていくことにしました。
帽子と水筒は天使軍側の漁師さんたちからもらったものです。


好物の椰子の実もたくさん持っていきます。
あらあら食いしん坊な子が背中にたくさん椰子のみを背負って、よたよたしていますね。
そんなに運べるのでしょうか?


他に昆布にハンカチに、なぜか虫取り網に魚の日干しにおかし。
全部を濡れないように防水パックに入れて、さあ出発です。


お気に入りの綺麗な砂浜を出て、透き通った海へと潜り、魚達の集まる珊瑚通りを抜け、亀のおじいさん達に挨拶をしていくのも忘れません、この世界の亀は喋れる上に物知りなのです、話を聞いていくに越したことはありません。



会話作りかけ
「今日はどこに行くんだい」
亀の叔父さんがやしのみ虫たちに聞いてきます。
やしのみ虫たちは皆そろって答えます。
やしのみ虫「砂の星ガルド、サスペクターリングのお兄ちゃんを助けに行くんだ」
叔父さん「星、お空の星かい?」
やしのみ虫「悪魔軍の基地からでる船に乗って」
叔父さん「基地に行くなら、珊瑚通りの東に流れている海流に乗るのが一番早い。
今なら北へ向かう魚の群れがこのへんを通るはずだから彼らと一緒に行くといい」
やしのみ虫「」
叔父さん「サスペクさんにはお世話になっているからね、頑張って来るんだよ」





叔父さんに別れを告げたやしのみ虫達は珊瑚どおりの端っこに到達しました。
ここから先は外洋です。
忘れ物がないか確認したやしのみ虫たちは、内海に別れを告げ外洋に出ました。


出発には良い日和です。
天気は快晴、空を見渡せば真っ白な雲が遠くに点在しています。
海の中では陽光が光のカーテンを作り出し、魚の群れが海流に乗って泳いでいます。



おじさんの言う海流にのったやしのみ虫たちは、途中で一緒になったトビウオの群れとともに飛び跳ねながら泳いだり、かつおの群れとともに深い海溝の上を泳ぎこえたりしながら悪魔軍の基地へと向かいます。

途中何度か休憩を挟んだり、綺麗な砂浜で漁師さんたちから道を教えてもらったりしながら進んでいきます。


そしてとうとうやしのみ虫たちは、悪魔軍の基地に到達しました。
物々しい大砲にセメント造りの海港、巨大なクレーンや修理用ドック、山の中腹には宇宙船の発着ドックがあり、時折煙をひいて宇宙へ向かう輸送船が見えます。


やしのみ虫たちは知りませんでしたが、この基地からはガルドでのギガンダムの活動を支援するためひっきりなしにガルド行きの船が出ているのです。

やしのみ虫たちはどこから宇宙港へ入るか相談を始めました。
やしのみ虫達の大冒険その2宇宙港





港設定
基地としての規模は小さい方。宇宙港の設備は台地にある発射台、山をくりぬいて作られた整備用格納庫と倉庫と燃料タンク、火災時の消化設備、監視塔、分散されて置かれているレーダードーム。

海港機能
船着場から宇宙港までを一本道でつなぐ大通りがあり、道の両側には頑丈でどっしりした倉庫が立ち並ぶ。
船着場には荷物搬入出用のガントリークレーンが屹立し、大勢の悪魔軍兵士が働いている。
兵舎は島中に散在し敵に備えている。
湾内は狭く、大型船の入港時は大きく波打ち泡立つ。
基地の周りは緑豊かな亜熱帯雨林に覆われておりやしのみ虫たちは、港から森の中を通り宇宙港へ近づくこととなる。



重要設定
基地からガルドへ送られる物資の中に、砂漠の暑さを跳ね除けるための貫頭衣があり、もぐりこんだ宇宙船でこれを見つけたやしのみ虫たちは、これを身につけて砂漠の星ガルドを冒険することになります。


盗みはよくないという方もいるでしょうから、やしのみ虫のために弁解しておきましょう。
やしのみ虫たちは、大勢で合体することで強力なパワーを扱えるようになります。
彼らはこのパワーを引き出すための稀少金属を体内に溜め込んでおり、それを狙った悪魔軍に乱獲され一度絶滅寸前に追い込まれたことがあるため、悪魔軍を毛嫌いしています。


絶滅寸前になったやしのみ虫達が種族的反撃ともいえる数で合体して悪魔軍を蹴散らしたことがあり、そのパワーに注目したケミカルの命令で乱獲中止、絶滅を免れました。
悪魔軍10神将ケミカルはやしのみ虫の合体能力に執心で、その能力の謎を解き明かそうとしています、ために悪魔軍部隊にやしのみ虫の捕獲と乱獲の中止命令をだしました。
研究対象なんて気持ちのいい物ではありません。
やしのみ虫達は天使軍に協力することとなりました。




ケミカルの命令がなければ、絶滅するまで乱獲の対象となっていた可能性もあり、結果論であってもケミカルはやしのみ虫の命の恩人ともいえるわけです。

ただし今回の話では絶滅話は取り上げません。
明るい話に仕立てたいので後ろのケミカル執着だけを使用することにします。