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**初版 当Wikiでは最初に記事を書かれた方の意志を尊重して初版を保存しております。 この記事は保護された初版です。 最新の記事が気になる方はこちらをお読みください。 [[12英雄/グラージェカルブレット]] **記事 [[12英雄]]グラージェカルブレッド。 大量の[[ヤシノミムシ]]が合体して生まれた英雄。 12英雄中、最巨体を誇り圧倒的な継戦能力を誇った海の王者。 見た目は装甲を纏った鯨である。 グラージェカルブレッド誕生話。 所は惑星[[イルォード>惑星/イルォード]]、100を10個集めたよりも昔、 悪魔軍がイルォードに入植を始めたばかりの頃のことです。 ある悪魔軍兵士が投網で漁をしていると変わった魚が取れました。 装甲を纏った扁平な魚です。 彼は熱心かつ忠実な兵士だったので、新種を見つけたときの規約に従いその魚を研究所に送りました。 スミからスミまで体をひっぺがえして、細部の細部まで顕微鏡で調べ、 薬品に漬け込み、利用価値がないか探る残忍な研究所です。 新発見に燃える若手達の熱心な研究の結果、ヤシノミムシの体からは希少金属が取れることがわかりました。 悪魔軍が[[ヤシノミムシ]]の体内にたまる希少資源を狙って大規模な捕獲を始めます。 投網を持ったデルゴンがやってきては、捕まえて体をひっぺ換えすのです。 「こんな小さな動物に何が出来る」 彼らは油断して武器も持っていませんでした。 ヤシノミムシが合体して強くなることを知らなかったのです。 最初はいいように捕獲されていたヤシノミムシも、段々と危険を察知し 集まるようになり、合体して反撃を開始しました。 最後には彼らの立てこもった工場を潰したのです。 勝利に沸き立つヤシノミムシですが、悪魔軍はすぐに帰ってきました。 今度は武器を持っているのです。 強力な飛び道具の前にかなうこともなく、あっという間にハコマヨ湾(後のハコマヨシティ)まで追い詰められました。 ヤシノミムシたちは相談をしました。 「力をあわせれば勝てるんじゃないかな?」 「鮫は強いよね」 「鮫の大きさでも勝てないかもよ」 「一番大きいのは鯨だから鯨になろう」 「鯨になろう、鯨になろう、、」 みないっせいに賛成しました。 こうして大量のヤシノミムシが合体して生まれたのが後の12英雄の一人、グラージェカルブレットなのです。 突如現れた巨体を前に悪魔軍たちは呆然としています、 吾に返って反撃するものがいてもどんな攻撃も装甲の前に聞きません。 鼻先で船を転覆し、波で沿岸の悪魔軍を押し流すと、流石の悪魔軍も皆一端逃げ帰りました。 こうして勝利したヤシノミムシたちですが。 悪魔軍を懲らしめると、皆で浜辺の様子や海の様子を見に行きました。 合体し体が大きくなったから、どこへ行くにもあっという間です。 まわりの状況は悪魔軍による乱獲の爪あとを残し惨憺たる有様でした。 居心地のいいヤシの木は倒され見るも無残です。 好物のヤシノミを食べることもヤシノミで遊ぶこともできません。 珊瑚は破壊され多くの魚達が住処を失っていました。 鉱物資源を取るために海は汚染されています。 自分達の危機だけでなく、多くの隣人の聞きでもあると悟った ヤシノミムシ達はこの星を守ることを決意しました。 周辺の悪魔軍を全滅させたあとも合体を解除することなく海をさまよい、 紆余曲折を経て最終的に天使軍に所属することになったのです。 天使軍に所属するまでの過程を扱った伝承は収集され、本になりました。 [[ソロネッツシティ王立図書館]]で公開されています。 **おまけ 当Wikiでは最初に記事を書かれた方の意志を尊重して初版を保存しております。 最初の設定がどうだったのか気になる方はこちらをご覧下さい。 [[初版/12英雄/グラージェカルブレット]]
**初版 当Wikiでは最初に記事を書かれた方の意志を尊重して初版を保存しております。 この記事は保護された初版です。 最新の記事が気になる方はこちらをお読みください。 [[12英雄/グラージェカルブレット]] **記事 [[12英雄]]グラージェカルブレッド。 大量の[[ヤシノミムシ]]が合体して生まれた英雄。 12英雄中、最巨体を誇り圧倒的な継戦能力を誇った海の王者。 見た目は装甲を纏った鯨である。 グラージェカルブレッド誕生話。 所は惑星[[イルォード>惑星/イルォード]]、100を10個集めたよりも昔、 悪魔軍がイルォードに入植を始めたばかりの頃のことです。 ある悪魔軍兵士が投網で漁をしていると変わった魚が取れました。 装甲を纏った扁平な魚です。 彼は熱心かつ忠実な兵士だったので、新種を見つけたときの規約に従いその魚を研究所に送りました。 スミからスミまで体をひっぺがえして、細部の細部まで顕微鏡で調べ、 薬品に漬け込み、利用価値がないか探る残忍な研究所です。 新発見に燃える若手達の熱心な研究の結果、ヤシノミムシの体からは希少金属が取れることがわかりました。 悪魔軍が[[ヤシノミムシ]]の体内にたまる希少資源を狙って大規模な捕獲を始めます。 投網を持ったデルゴンがやってきては、捕まえて体をひっぺ換えすのです。 「こんな小さな動物に何が出来る」 彼らは油断して武器も持っていませんでした。 ヤシノミムシが合体して強くなることを知らなかったのです。 最初はいいように捕獲されていたヤシノミムシも、段々と危険を察知し 集まるようになり、合体して反撃を開始しました。 最後には彼らの立てこもった工場を潰したのです。 勝利に沸き立つヤシノミムシですが、悪魔軍はすぐに帰ってきました。 今度は武器を持っているのです。 強力な飛び道具の前にかなうこともなく、あっという間にハコマヨ湾(後のハコマヨシティ)まで追い詰められました。 ヤシノミムシたちは相談をしました。 「力をあわせれば勝てるんじゃないかな?」 「鮫は強いよね」 「鮫の大きさでも勝てないかもよ」 「一番大きいのは鯨だから鯨になろう」 「鯨になろう、鯨になろう、、」 みないっせいに賛成しました。 こうして大量のヤシノミムシが合体して生まれたのが後の12英雄の一人、グラージェカルブレットなのです。 突如現れた巨体を前に悪魔軍たちは呆然としています、 吾に返って反撃するものがいてもどんな攻撃も装甲の前に聞きません。 鼻先で船を転覆し、波で沿岸の悪魔軍を押し流すと、流石の悪魔軍も皆一端逃げ帰りました。 こうして勝利したヤシノミムシたちですが。 悪魔軍を懲らしめると、皆で浜辺の様子や海の様子を見に行きました。 合体し体が大きくなったから、どこへ行くにもあっという間です。 まわりの状況は悪魔軍による乱獲の爪あとを残し惨憺たる有様でした。 居心地のいいヤシの木は倒され見るも無残です。 好物のヤシノミを食べることもヤシノミで遊ぶこともできません。 珊瑚は破壊され多くの魚達が住処を失っていました。 鉱物資源を取るために海は汚染されています。 自分達の危機だけでなく、多くの隣人の聞きでもあると悟った ヤシノミムシ達はこの星を守ることを決意しました。 周辺の悪魔軍を全滅させたあとも合体を解除することなく海をさまよい、 紆余曲折を経て最終的に天使軍に所属することになったのです。 天使軍に所属するまでの過程を扱った伝承は収集され、本になりました。 [[ソロネッツシティ王立図書館]]で公開されています。

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