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2011年12月末 - (2012/02/22 (水) 13:57:09) のソース

名前 堀江伸一


*2012/2/22
やまちゃんと一緒に赤ちゃん育てたいな。
あらら赤ちゃんおもらししちゃったね。
おしめは僕がかえるよ。
とか赤ちゃんは体が小さいからすぐおなかがすくんだ。
だから夜でも赤ちゃんが泣いたらちゃんとおっぱいを上げないとだめだよ。
とかそんなことを考える日々。




*2012/1/9
只今
http://ailinksh.kojyuro.com/
というサイトを開設中。
HTML5.0で遊べるミニゲームを少しずつ掲載する予定。
まずはレイトン教授の”おもちゃのくるま”をぱくったゲームを掲載予定。
画面がしょぼいが代わりに、車の数<=ゴールの数、ステージエディット機能付きで丸パクリを回避する予定。




*2012/1/4~8
1月4日にアンサイクロペディアにこんな内容を投稿。
2011年12月31日に着想を得てなんとなくストーリを適当に練り上げ、今日試験投稿。
パロディとジョークの殿堂サイトアンサイクロペディアの中では対したことないよなと思いつつ投稿したらスタブ記事認定されてしまった、、、
うーんアンサイクロペディアの要求するレベルは高いということか、、、
誰かネタがよくなる方向に編集してくれたらうれしいのだけど。

この分解過程を映像作品に出来たら面白いかも?
車を画面の真ん中に据えてコマ撮りする。

タイヤを取り外してその場でタイヤを切り抜いてサンダルを作ってそれを履いて画面がいに出て行くサンダル職人。
廃車の横にレッカーした船を横づけして、車のエンジンを取り外して船に取り付け、エンジンが回ることを確認して画面外に出ていく船乗り集団。
、、、
というノリで作れないだろうか?

この作品GNUライセンスで放出したいが誰か拾ってくれないものだろうか?
ところどころにほんわかほのぼのする会話パートを追加出来たらこの作品ぐっと良くなるのは目に見えてるのだけど。
私そういうの書けないから、誰かこの作品をいいと思ったらGNUライセンスで拾ってほしいかも。



今回掲載するのは車をスラム街に置くと通りがかった人が車を少しずつ自然分解していくというジョーク作品。



自然分解 (しぜんぶんかい)とは社会の中で見られるありとあらゆるものの分解過程を指す言葉。
万物流転、諸行無常、日本的ワビサビ等と関係が深い。 

自然分解の例として廃車をスラム街に置いた場合をあげる。 
車体のペンキがはげ、窓ガラスにはひびが入り、ライトはつかずエンジンはキーを回しても起動音すらしない。
バッテリーはパワーが上がらず、計器は動かない、エンジンカバーを開ければエンジンのそこかしこに錆が浮いている。
タイヤはパンクし表面は摩耗してスリットすら見えない。
修理ではどうにもならないそんな車だ。
 
最初車の近くを通りがかったスラムの住人が遠巻きに車を眺めていくだけである。 
車が一台捨てられていることがスラムの噂となって香りのようにスラムに充満する。 
噂を聞きつけて最初にやってくるのは中古車屋や車の盗難屋である、彼らはこれを遠巻きに眺め車をよく吟味しだす。 
彼らはエンジンを見てこう考える、これはどう修理してもエンジンが生き返りそうにない。 
車が古すぎたのだ、彼らは鉄さびのにおいに辟易して帰っていく。 
次にガスストーブが壊れて困っていた近所のトーマスさんが、マフラーとそれをつなぐパイプを取り外していく。 
マフラーは内部を丁寧に除去されガスストーブの煙突に生まれ変わっていく。 
サンダル屋が2~3人古タイヤをサンダルにするためにタイヤを外して持っていく。 
ホイールを金属リサイクル業者が普段の回収作業のついでで持っていく。 
この時、スラムなりの小さな力関係が働いて、誰がタイヤを持って帰るか集まった者の間で相談が起こる。 



こうして車は支えを失って車体が地に落ち分解の第一段階が済む。 
車体の窓が丁寧に外され小さなガラス工芸業者の小さな工房へと運ばれていく。 
ドアやボンネットが船舶の修理用に切断して持っていかれる。 
こうして車は外皮をはがされ丸裸になり自然分解の第2段階になる。 


むき出しになった車の近くに5~6才のスラムの子供達が集まってきて車内を覗き込む。 
子供たちの中の最年長者がシートに体を持たれかけてハンドルを握る。 
踏んでもへこへこするだけのアクセルとブレーキを踏んでドライバー気分。 
「ブーン」と声をあげて、なじみの商店街や大通りをドライブ気分、74番街を回って、狭い路地に入って頭の中でドライブ。 
何度かハンドルを回し、アクセルを踏み、行ったことのない大通りの先まで走ったところで、古くなっていたハンドルがぽきりと根元から折れる。 
ハンドルがとれたら、子供達のリーダーは車から降りてハンドルを手にもって走り出す。 
ぼろレンガの安マンションに囲まれた歩道をかけながら「ブーン」と声をあげてハンドルを手に持って駆け足だ。 
小さな子供たちも彼についていく。 


ハンドルと子供たちのいなくなった車内を風が駆け抜けていく。 
しばらく車はほっておかれる。 

そこに噂を聞きつけた貧乏な人がやってくる。 
手には工具を持ち座席の下に潜り込むと座席を固定しているナットを回しだす。
彼は座席を取り外して持っていく、それは彼がこれから始める路上床屋の座席となる。 

ボンネットが外されむき出しになった廃車のエンジンには至福の生まれ変わりが待っている。 
船舶をレッカーしたトラックが車の横につけ三人の男が降りる。 
エンジンはネジや留め具が外され車から取り外される。 
彼らはエンジンの錆を軽く落とし、レッカーされた船舶に収まるかどうか検証する。 
ぴったり収まることを確認した彼らは顔をほころばせ、意気揚々とエンジンとエンジン制御の電装品を持って帰る。 
エンジンの錆を落とし、電装品の焼き切れを取り換え彼らは自動車エンジンを船舶エンジンとしてよみがえらせるのだろう。 

貧乏暮らしのハッカーが車の電子部品目当てでやってくる。 
普段彼はゴミ捨て場を良くあさっており、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、テレビ、、どこを分解すれば電子部品が手に入るかよく知っている。
もちろん車は大好物だ。
電子部品がどこにあるのか、カーラジオ、ヒーター、タイヤとエンジンの回転制御装置、他の部品も彼手際よく回収していく。
集められた部品は彼独自の奇妙な回路の設計に使うために彼の住むぼろマンションの作業台で部品が分解される。 
使える電子部品だけが回路から切断され、細かく分かれた棚に収まる。
彼は時折色々な人に呼ばれて壊れた電化製品の修理に行くが、その時彼の棚から部品が減っていく。
ゴミから部品を回収し、家庭で修理する。
時折彼は集めた電子部品を組み合わせてあやしい商品を作る。
一獲千金の夢と一緒に独自回路を作って町工場に持っていく人生。
彼は今日も小さな夢を見て部品を持って帰る。


車が捨てられているという話をトーマスさんから聞いたキリスト系救済組合の芸術家が廃車の前にやってくる。
彼なりの小さな慈善事業をするらしい。
芸術家は友人と一緒にバンパーを取り外し持って帰る。
バンパーは工場に運び込まれる。
事前に電話を受けていた工場の工員が加工費を受け取り彼らは作業を始める。
バンパーには穴が開けら、折り曲げられた鉄パイプとボルトとナットで接合されていく。
バンパーだったものは工場の壁際に置かれる。
工場の工員が試しにバンパーだったものに座る。
バンパーはベンチの横板に生まれ変わる。
椅子の検査員がベンチの強度を調べる、もちろん法に従った厳格な手順だ。
椅子というものは壊れた時危ないので、強度検査は法によって厳格に決まっているのだ。
芸術家は完成品の写真を撮り、書類を書いて市に公園設置物の贈呈を申請する。
スラムの公園担当者は恒常的な予算不足なのでこの申請を喜んで受け取る。
車のバンパーはベンチに生まれ変わりスラムの公園の風景となる。




*2011/12/25
堀江伸一発案

MMORPG用ゲームアイディア 魔法の壺
現状 http://sq-l.net/ リンク先サイトで試験運用していただいております。

アイディア概要
マップ上に設置されている設備。
-1 壺にアイテムを一人一つずつ入れていくことが出来、最大で3つまでアイテムを入れることが出来る。同じ人が2つ以上壺にアイテムを入れることはできない。
-2 壺はアイテムが3つ入るとアイテム合成が行われ壺からアイテムが一つ出てくる、壺の中のアイテムは消える。
というシンプルな機能です。


狙い
一人一つしかアイテムを入れることが出来ないために設備を利用するにはユーザー同士の相談が必要となります。
ユーザー同士がアイテム合成を通して相談する、その相談そのものを一種のゲームとして成立させます。
合成のために誰かのために誰かがアイテムを出すなどの慈善行為。
双方がアイテムを融通しあうことで良いアイテムを参加者が得る相談行為。
繰り返し壺を利用することでアイテム作りを通して生まれる仲間意識、
慈善行為を引き出すための駆け引き。
その他もろもろの人間関係をゲーム内にゲーム性として作り出すことを目的としています。


製作履歴
最初Yahoo知恵袋に私が投稿したのが元ネタです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1377084888
このアイディアをmask_de_masqueさんが自分の運営しているMMOゲーム内で採用してくれました。
今のところこのアイディアがユーザーに受け入れられるか様子見をしているところです。
mask_de_masqueさんがどんな方か知りませんが、このアイディアがテストという形で日の目を見たのはmask_de_masqueさんのおかげです。
アイディアだけで採用されなければゲームのアイディアなど意味がありません。
ということで発案者は私ですがこのアイディアがうまくいった場合、功績の95%はmask_de_masqueさんに帰するでしょう。

元ネタ
1984という古い小説から着想を得ました。
この作品は、一党独裁体制社会の維持のため、政府による言論統制どころか言論捏造、歴史資料等の改ざん、民衆扇動のためのデマを政府が組織的に流している社会が描かれています。
この作品の主人公は、そんな政府の言論捏造セクションの党員で日々党の仕事をこなしています。
資料ねつ造の仕事に性を出しながらも党の方針に疑問を持ちプチ反抗をし結局党に敗れるまでが描かれた作品です。

この作品の中で、庶民や党員は政治のような高等なことを考えないよう眼前の生活に追われるよう政府の政策として貧乏に抑えられていました。
当然作品ないでは、物資不足による党員同志の持ち物の貸し借りが行われるのですが、この時の貸し借り交渉シーンが妙に魅力的でした。

1984では嗜好品やちょっと良いだけの品を特権階級の品とすることで、持たざる下層党員に欠乏感を生みだしている。
MMORPGでも一部アイテムを希少化することでゲーム性と欠乏感を作り出しています。
両者は構造的に似たところがあります。
それでは似ているということを利用してこのアイテム交換の相談をMMORPGで導入しても楽しいのではないか?
そう考えました。
しかしただアイテム交換を楽しめと公式が推奨するというだけではユーザーは楽しまないでしょう。
ユーザーがアイテム交換をしたくなるような仕組みが必要です。
それもゲームバランスを壊さないしっかりした仕組みがです。
汎用的に使われている合成というアイディアを借用しよう。
そうして色々考えた末魔法の壺というアイディアが生まれました。


元ネタのほうが長いですが元ネタを細かく書くのはこのサイト開設時からのの基本方針で、直接的な元ネタは出来るだけ書かないと何か気持ち悪いという管理人の病気ですので気にしないでください。