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今日も無意味に増えてるよ - (2010/05/19 (水) 12:20:27) のソース

ただ今遂行中。
完成度50%
なんというか、微妙で極めて個人的な感覚、共感してもらうのも難しい話を一つ。


-商品が増えていく
毎日どこにいっても新しい雑誌に新しい商品、目を楽しませてくれるし商売は人間の相手もしてくれる。

そうして今日も無意味に目覚まし時計の新商品がでて種類が増えたりしているわけだ。
目覚まし時計に携わる人がいるから、彼らが食っていくために必要もなく自動的に新商品が増えていくようなこの味気なさってなんだろう?
そうしてそれが全ての商品で繰り返されている。
Netでは毎日人間がいてカメラがあるから、比例的に動画が増えて公開されて動画が増えていく。

今日も無意味に占いの種類が増え、パターンだけが増えていく。
一つ一つの理由はわかる、新しい発想を世の人に広めたいだの、面白いものを作りたいだの、差別化したいだの、会社の存続だのそうして一つ一つの商品が増えていく。
でも、そんな膨大な理由はわかるはずもなく、目の前に見える事象は今日も無意味に商品や行動様式が増えていくこと。
とりあえず目の前でパタンだけが増えていく感覚。

なんだろうなあ、最初は一年中飯を食いたいだの安定供給がほしいだの、毒は食いたくないだの実利的な要求がいつの間にか大体満たされ、その後にはそれが存在するからという理由で意味もなく新商品を出さないといけないこの社会。
贅沢なのだろうか?
でも、こんないっぱいの商品って社会って個々人の処理能力を超えているような気はするのよね。

自由の増加って、5種類の商品が選べた世界が10種類になることじゃないよね。
幸せってこういうことじゃないよね?
お金とサービスの種類が多い、人付き合いだの大人になるってこういうこと?
そんな感じ。


昔昔、立派な王様は巨大な御殿を立てて貧乏人は苦労しました。
共産主義や北朝鮮では建物だけ立派で庶民の生活は苦しかったのです。
今日の僕達は社会インフラやピカピカ傷一つで返品な商品を立派にすることに汲々として、その奴隷です、ワープアを生み出してしまいました。

こういうことでしょうか?
でも衣食住が貧乏人でもそろう、そんな社会は今までごく少数しか存在していません。
日本はとても恵まれています。

この商品が増えていく感覚ってなんでしょうね?



-製作者
名前 堀江 伸一

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