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Win95発売とITバブルで出版業界のおかした罪 - (2013/09/18 (水) 00:59:11) の編集履歴(バックアップ)


昔話を書こうと思う。
私は説明が下手なので私が何を言いたいか読者に伝わるか不安ではある。
できる限り頑張って書くので読んでほしい。

以下記述中

昔90年代にWin95が発売された時日本中がITバブルの予感を感じ、出版業界もその波に乗ろうとした。
この時出版業界が犯した、経済学でいうところの市場の失敗について書きたい。


Win95発売後、日本人にパソコンユーザーがどっとふえ、IT業界向けの教育本も多数出版された。
IT業界で働ける人間の増加が叫ばれ多くの人間がIT関係の本をこぞって買った。

しかしこの本が問題だったのである。
当時の本棚を思い出すに、出版業界は日本のIT産業育成に貢献するという視点はわきに追いやられ、ITバブルで読者から一円でも多く金を支払ってもらうという視点一色になっていたように思う。

技術書としての質の低下にそれが如実に示されていた。

出版社は売り上げを伸ばすためにIT関係の本に幾つも細工を施した。
敷居を下げるために本の技術的内容の質を低下させ、また読破できる読者を増やすために本の内容をどんどん薄くしていった。
本物のプログラマが必要とし現場や良質なソフト作りに必要な技術的内容が削られた本ばかり出版されたのである。

例えばGUIを解説した本等はその典型といえた。

ボタンをGUIで張り付けて、簡単な計算をして、それを表示する。
リストボックスなどいくつかの道具の使い方を解説する。
たったそれだけの内容に200ページも割くような本が公然とまかり通りそんな本ばかりが大量に本屋の棚を占めていた。
Win95発売でGUI普及率は一気に上がりこれについて解説した本は確かに必要だった。

しかしGUIは機械や乗り物でいえば外側にすぎない。
この時機械でいえば中身にあたる設計やテクニックを紹介した本は極めて重要で、中身をきちんとした本が必要だったのだがそういう本は本屋の本棚の隅っこにどんどん追いやられていった。

外側も新幹線の先端形状のように上を見れば確かに上質な技術が必要だが、当時出版されていた本はそんなレベルには達してなかった。
小学生にでも教えられそうなGUIの本が公然と本棚を占めていたのである、


しかし中身を解説した本もGUIと同じ運命を辿っている。
読者を増やすために、技術的敷居を下げ、売り上げを伸ばすために中身を薄く薄くし、その結果優秀なITエンジニアを育てるための本は少数派となった。
本には外側も中身も良質な良いソフトを作るための技術が全く掲載されてないという事態が展開された。

レベルの低い本に囲まれて育ったITエンジニアが今の中核を占めているのは少し薄ら寒い話と言える。
例えばなしだが
中世に生まれた人は

このことはプログラマの地位低下も招いた。