訳ありの選手を集めて行われる会員制の非合法賭博格闘興業。洪一族の長、洪王明が胴元を務めている。
試合は1ラウンド制時間無制限、素手であれば全ての攻撃を認めている。
選手は男性のみで、ランキング制による格付けが行なわれる。
上位ランカーには高額の報酬のほか、洪一族直属の精鋭部隊という栄誉が与えられる。
概要・目的
賭博ビジネスの他、興業の規模拡大や興業権の独占を図る為に余所で行われる格闘大会に上位ランカーを送り込んでは荒らし活動を行っている。
腕の良い選手には交渉を持ちかけ引き抜きを行うなど、その横暴ぶりは他の賭博組織から悪評として知れ渡っている。
現在の標的として、イギリスの「Dream Time」や日本の「武神降臨大会」への侵略、乗っ取りを企てている。
洪一族
サンフランシスコの中華街に移住した香港マフィアグループ。
かつて香港の賭博組織の利権を握っていたが、当時中国黒社会を統治していた王大人の失踪に伴い拠点を国外に移す。
洪一族の長、洪王明を中心に家族・親戚で構成されている。
トップ
洪王明(70)
『凶蛇』王大人の下で香港黒社会の賭博利権を掌握していた男。
王の失権とともに拠点をサンフランシスコに移し「ヒューマン・レース」を立ち上げる。
肥満体でかなりの高齢だが、その残酷性は今も健在であり、金と名声の為に手段は選ばない。
好色家としても有名で、世界各国から集められた複数の愛人がいる。本妻はすでに他界。
彼の子供の正式な数を把握しているものは少ない。
59回大会後、利権と財産を6男の龍皇に託し失脚。一週間後、別荘で死骸となって発見される。
血縁者たち
洪龍皇(20)
香港で生まれ育った王明の隠し子。六男に当たる。
王明の失脚時にヒューマンレースの興行利権と財産を譲渡される。
若くして中国武術を修めた武道の達人でもある。
洪碧華(24)
王明と英国人の母の間に生まれた次女。表向きは穏やかで優しく美しい姉という顔を見せるが、
その本質である冷酷非情さは父と同等、凶暴さに関しては父以上で本気で激怒させた者は只では済まない。
弟妹達には優しい姉として懐かれているが、兄姉達には「蒼姫」と渾名され警戒されている。
本人自身、武神降臨大会参加者レベルの腕前を持つため、身の回りには他の兄弟のように黒服は居ない、
過去、肉親が監視としてつけた男達の悉くが篭絡され逆に刺客として送り返されて来た事例がある。
身の回りで世話をする子飼いのメイド達と側近としてランカーの一人「イグゼクス」のみ傍に置く。
HRの関連組織「百華園」のオーナーとして独自の戦力を保有する。
洪嘉玲(23)
王明の娘で三女。利発で英才教育を受けたエリート。
ネヴァダの大学で興行ビジネスを専攻し、卒業。学んだ知識を活かし、「ヒューマン・レース」の運営に加わる。
洪智鈴(15)
王明の娘で四女。極度に甘やかされて育ってきたため性格はかなりの我儘。
親の威光を利用して、お気に入りのランカーを私物化している。
「ヒューマン・レース」ではマスコットとしてアナウンスなどを手掛けている。
また、余所の格闘大会へ選手を送り込む時には後見人として代表を務める。
第58回大会後、武神降臨会場から姿も消し、現在も消息不明となる。
洪王明からはDreamTimeに加担した裏切り者として処分対象とされている。
洪麗虎(年齢不詳)
洪王命の妹であり、洪碧華や智鈴の叔母に当たる人物。
台湾に拠点を持つ無手による暗殺に長けた集団の頂点に立つ40代後半の女傑。
所属選手・ランキング
トップランカー
一位 デイヴィッド
流派・サイズ不明
通称『D』。洪王明直属の部下。王明失脚後は龍皇に付く。
二位 ダン・フォーセス
流派:空手道 182cm,175kg
通称『世界一位の男』。WMC(ワールド・マーシャルアーツ・クラシック)大会優勝者。常に付き人を連れている。
三位 (未定)
(未定)
四位 グレイサーズ=レッド
流派:合気道 183cm,82kg
髷を結い上げたような長髪をした白人男性。剛の実戦合気道を標榜している。コード=レッドの兄弟子
五位 XX(イグゼクス)
流派:プンチャックシラット 209cm,151kg
バリ島に伝わるバロンの仮面を被り試合をする初老近い巨漢のインドネシア男性。
ヒューマンレース所属前は暗黒街において「凶蛇」「凶手」と並ぶ三人目の「凶」、「凶星」と呼ばれていた。
XXの由来は「凶星(Xiong_Xing)」の頭文字から。
奇異な外見ながらその試合運びは経験に裏打ちされた力強く確かな物で格闘技経験者の玄人に好まれており、
順位こそ真ん中ながら熱狂的なファンを掴んでいる。
六位 (未定)
(未定)
七位 武士・クリスチアーノ・サワキ
流派:ルッタ・リーブル 179cm,86kg
日系ブラジル人。総合格闘技で三階級制覇を達成した伝説の世界王者。
“パウンド・フォー・パウンド”の呼び声が高いが、角膜の損傷が原因で引退していたが嘉玲の協力によって復帰する。
八位 大門
流派:柔術龍紋寺流(サンボ) 168cm,70kg
本名、門田大。柔道着を着た小柄な東洋人。一切の躊躇無く関節をへし折るスタイルはコアな人気がある。
九位 ロック・グレイムズ
流派:ボクシング 185cm,138kg
金髪に染めたモヒカンの黒人。試合中、相手を死亡させた事もあるハードパンチャー。
十位 空位
ジェフリー・オズボーンが抜けた後もいまだ『ザ・ゲート』に認められた後継者が現れていないため。
ランカー外
十一位 レイモンド・ウェイ
流派:詠春拳 180cm,87kg
ハーレー乗り風の服装をした初老の男、通称は「ザ・ゲート」。
上位ランカーに比肩する力量を持つが年齢から万年11位に立つアメリカンチャイニーズ。
選手の力量を測る役に徹する為自身がランキング入りする事は無く「声援効果」も対象外である。
関連キャラクター
ミカエル・ブラックスミス
武神降臨大会の常連で武神位を獲得・防衛した事もある実力者。
洪智鈴にスカウトされるものの彼女の失踪により行き詰まりを見せている。
コード=レッド
→
Dream Time
洪智鈴が一方的にライバル視するDreamTimeマネージャーの少女。
智鈴の消息に彼女が関わっているという噂もある。
グレイスマスター
アナ・オランジェ
グイード
ジェフリー・オズボーン
元ランキング10位のキックボクサー。特徴的なリーゼント頭を持つ長身の男。
53回大会以降ランカー枠剥奪後に消息不明となる。
58回大会直前の王明の警備役として復帰。現在は龍皇に付く。
拳銃使いの李
コマンドサンボ使い。智鈴の我儘により興行から追い出された元選手。何者かの誘いを受け「白狼翁の洞窟」に登場。
『中量級最硬の男』カルロス
マーシャルアーツ使い。智鈴の我儘により興行から追い出された元選手。何者かの誘いを受け「白狼翁の洞窟」に登場。
キャラクター作成
プレイヤーは10位以内の上位ランカーの中から好きな順位を選択します。
ランキングは変動するので、プレイヤー同士の相談で順位を変える事もできます。
ランカー同士が試合でぶつかった場合、その結果によって順位も変動します。
ランカーは全員男性です。生命力は最低でも10とします。
「声援効果」を必須特徴とします。
「達人の指導」「達人の過程」は取得不可とします。
キャラクターの格闘スタイルは、オリジナルのものは適用されません。
国籍は問いませんが、なるべく流派に合ったものを選ぶとわかりやすいです。
条件の一部を変更するなど特殊な背景で作成に臨みたいときは相談に応じます。
洪一族を作成する場合はパトロンにする選手を選ぶ必要があります(選手のランキングは自由です)。
既にパトロンがいる選手を指名する事は出来ません。
沿革
2013年
第49回大会:ジェフリー・オズボーン出場。
第50回大会:ダン・フォーセス、大門出場。
第51回大会:グレイサーズ=レッド、イグゼクス、ロック=グレイムズ出場。
- イグゼクス(5位)とロック(9位)、予選Dブロックで対決
- 洪碧華初登場
- 智鈴、ミカエルを勧誘
第52回大会:ダン・フォーセス、武士・クリスチアーノ・サワキ出場
第53回大会:ダン・フォーセス、武士・クリスチアーノ・サワキ、ジェフリー・オズボーン出場
- ジェフリー、百華園の楊瑞鳳と対決
- 不正行為によりジェフリーをランキングから追放、智鈴に厳重処罰
第54回大会:ダン・フォーセス、ロック・グレィムズ、レイモンド・ウェイ出場
2014年
第55回大会:ダン・フォーセス出場
第56回大会:ダン・フォーセス出場
第57回大会:ダン・フォーセス出場
第58回大会:ジェフリー・オズボーン出場
- ジェフリー、準々決勝でアナ・オランジェと接触、王明の警護役に復職
- 智鈴,大会終了後に消息不明となる
- 王明,裏社会から引退、利権を龍皇に譲る。王明死去
第59回大会:参加者なし
第60回大会:(参加予定)
ゲームプレイヤー(敬称略)
ジェフリー・オズボーン、洪智鈴、洪王明、洪龍皇、デイヴィッド……P.I.P
ロック=グレイムズ……阿部信行
大門、ミカエル・ブラックスミス……灰
武士・クリスチアーノ・サワキ、洪嘉玲……むらさき
XX、洪碧華、レイモンド・ウェイ、洪麗虎……茸々
グレイサーズ=レッド……板
ダン・フォーセス……コウ
管理プレイヤー:P.I.P
最終更新:2014年11月25日 00:53