今すぐ準備!家庭用避難グッズ

先日起きた「東北地方太平洋沖地震」について,この地震は周期が約40年で2020年間までに宮城県沖で大きな地震が発生する確率は日本で一番高いという記事が2005年発刊の本(※1)に記載されていたということは、大変に信憑性が高いと考えられる。最近の大震災から見てみると1978年にも「宮城県沖地震」が発生していて、マグニチュード7.4の大きな地震だったことが窺える。

さて、最初に地震で想定される被害をまとめておこう。地震は揺れるだけでは終わらない。津波が襲ってくる。また、内陸部では倒壊した建物から二次的な火災が発生する。山岳部では土砂崩れや地割れに巻き込まれることもある。こうした要因がもとで被害は拡大し、次いで死者・行方不明者というように人的被害へ広まっていく。以上、1つの地震で「人的被害」、水道や電気、ガスといった「ライフライン被害」、「建物被害」など数々の被害をもたらすことが分かろう。

ではここで、非常時に備えた「非常時用バック」を紹介する。まず、ここに1つのデータがある。「阪神淡路大震災」の際に役立ったグッズベスト10である。

1位 懐中電灯
2位 食料品
3位 キッチンラップ
4位 ビニール袋
5位 携帯ラジオ
6位 トイレットペーパー
7位 乾電池
8位 ウェットティッシュ
9位 軍手
10位 小銭

当然これは一部である。このほかにこれだけは絶対必要、というものがいくつかあり、それを今から紹介する。ただし、個人的に必要な薬など、各個人がしっかり考えて準備することが肝心である。ここで紹介するのは最低限準備しておきたいものである。
  • レスキューシート
  • ティッシュ、生理用品
  • 下着類、タオル(最低でも1~2枚)
  • 応急医療品(常備薬)
  • 現金
  • 懐中電灯
  • 携帯ラジオ
  • 予備電池
  • ライター
  • 缶切り
  • 軍手
  • ビニール袋、キッチンラップ
  • 食品(乾パンなど)
  • 飲料水
  ⇒2~4l 男性は1.5lを2~3本。女性でも2本は持っておきたい。

(※1)参考…『自然災害ハンドブック』山と渓谷社
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最終更新:2011年07月25日 16:54