災害時に使える豆知識

災害が起きた時には、どんな知識が身を助けるかわかりません。普段役に立つ機会はあまりないかもしれませんが、ぜひ覚えていってください。

目次


携帯電話の防犯ブザー

今やほとんどの人が持っている携帯電話。その中には、いざという時のブザーになるものもあります。地震が起こると、がれきなどで閉じ込められてしまうこともあります。そんな時にはいち早く外の人に自分の存在を知らさなければなりませんが、声を張り上げていては体力を消耗するだけですし、ホイッスルを普段から持ち歩くのもなかなか面倒です。そんなとき、携帯電話の機能があなたを救うかもしれません。以下のようなサイトで一度携帯電話の機能をチェックしてみるのはどうでしょうか。
KDDI au:オンラインマニュアル11.7.24
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公衆電話

大地震が発生すると、全国から安否の確認の連絡が入り、回線は非常に混雑します。なので災害救助や物資の輸送、気象関連や金融関連などの重要な回線(=優先電話)を確保するために、一般電話は通信制限を受けます。
優先電話は法律で決められた機関にしかおかれないので、一般人に利用できるものがなかなかありません。そこで使うのが公衆電話です。なんと、公衆電話は優先電話の扱いを受けているために、災害時には一般の電話よりもつながりやすくなります。
ただし、これは発信のみで、着信は一般電話と同じです。また、あくまで「優先」なので、必ずつながるというわけではありません。
ちなみに災害時には小銭やカードが使えない状況に備えて、公衆電話が、無料で使えるようになります。
また、機種によっては、停電時であっても使用することが可能です。
<参考>
総務省|安全・信頼性の向上|災害時優先通信11.7.24
NTT 重要通信の確保11.7.24
NTT東日本 よくあるお問合わせ;Q停電時でも公衆電話は使えるの?11.7.24
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ハザードマップ

ハザード(hazard)は「危険」、マップ(map)は「地図」という意味で、災害が起きた時に危険となる場所や避難するための場所が示されています。防災マップということもあります。
水害、土砂災害、液状化などに応じて、様々な種類のものが全国各地で作成されています。
例.新宿区地震ハザードマップ(pdf)
このハザードマップですが、国土交通省がハザードマップポータルサイトを作成しています。あなたの町のハザードマップを知るための方法の一つとして利用してみてはどうでしょう?
<参考>
消防防災博物館:調べる-「ハザードマップについて

柱のひび割れ

いざ地震が起きた時、落ちてくるガラス片から身を守るなどの理由で、ビルなどに逃げ込まざるをえないことがあるかもしれません。とはいえ、ビルも地震でダメージを受けていることもしばしばです。
特に、柱にXの形にひびが入っていたり、深いななめのひびが入っていたら要注意。せん断破壊といって、建物が大きなダメージを負っている可能性があり、とても危険です。
また、幅が2mm以上のひびがある場合も要注意です。
〈参考URL〉
耐震ネット 11.7.14
耐震補強ドットコム 11.7.14
日本建築学会 11.7.14
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最終更新:2011年07月31日 01:26