第二章 ハナダジムまで
寛治はお月見山に入った、とそのとき。
「お、カモになりそうなトレーナーだ!」
寛治「ロケット団の一味だな!何をする!」
下っ端1「もちろん、その強そうな奴を取りにきたぜ。」
寛治「無理に決まってるじゃん。」
下っ端2「なら勝負だな、あんたが負けたらもらう。」
寛治「しょうがないな、なら行くか!行けカメール、プリン!」しかしプリンは・・・
1&2「行け!ズバット!ポチエナ!」
寛治「カメール、ポチエナに水鉄砲!プリンは丸くなる!」
1「かわせポチエナ!体当り!」
2「ズバット!つばさで打つ!」一気に向ってくる。
寛治「今だプリン、歌うで眠らせろ!カメールも体当り!」しかしズバットに歌うが決まらず、プリンは吹き飛んで、瀕死。攻撃技は何もない。一方、体当り同士が当たり、双方ダメージ。と、そこへ・・・
伝太「ロケット団か!ずいぶんと卑怯な奴らだな。」
1&2「お前も取られに来たか。OK。勝負だ!」
伝太「行けリザード!寛治のサポートで行くぞ!」
1&2「つばさで打つ!体当り!」同時に来た。
寛治「火の粉をやって。こっちは水鉄砲をやるから。」
伝太(何だ?何かしら意図があるのだろうが、分からぬ。)「リザード!広範囲に火の粉!」
寛治「水鉄砲!」なんと、2つが重なった。と、その瞬間、なにやらエネルギーみたいなものが出てきて、それをまとって、ポチエナとズバットに的中。2体とも瀕死。
下っ端1&2「何!?なかなか強いぞ!逃げるぞ!ブラックリストに載せるからな!」
こうして2人は逃げた。
伝太「何であげなすごい威力の技が出せたんだ?」
寛治「相反する力を合体させると、反発するエネルギーが出る。それをぶつけたんだ。」
伝太「なるほど。」
寛治「回復させに戻る。」寛治はポケセンに戻った。伝太はそのまま進んだ。
そのころ団太郎は、ニビにあるマックで一休み。
団太郎「さて、次はカスミか。水タイプだからこいつを持ってすれば余裕。」
そのとき、開いた窓から石が入り、団太郎の頭に当たった。
団太郎「誰だ!」
代将「チース。」
団太郎「お前か!何をしにきた!?」
代将「お前冒険中?」
団太郎「そうだけど。」
代将「早速だけど、こっちへ来てくれないか?」というわけで、端っこのほうの暗がりへ。
その瞬間!
団太郎「何だお前は!?」なんと、服を脱いだとたん、Rというでっかい文字が現れた。そばには下っ端も数人居る。
代将「なんだかんだと言われたら。」
下っ端「答えてあげるのが世の情け。」
<中略>
代将「われらが無敵の、ロケット団!」「ソオーナンスー!」
団太郎「お前がか!」
代将「そうだ。作者のせいで悪役だけどな、問題ないぜ!うい~。」くすぐってきた。妙な奴だ。
団太郎「あ!ホエルオーが空を飛んでいる!」
代将と下っ端たち「う、うっそー!」その隙に団太郎は逃げた。
代将「何!くそ・・・・」団太郎、危うし。代将はレベルの高いオクタンを持っていて、勝ち目が無かったのだ。だからこそ逃げて正解。
団太郎「危ない・・・。あ!照り焼きチキンバーガーおいたままだ!ポテトもコーラもだ!」
大慌てで店に戻ると・・・。なんと、フシギソウ、勝手に、こっそり、モンスターボールから出て食べていた。店の人もポケモンが食べているので唖然としている。
団太郎「おい!何やってんだよ!」大慌てでボールに戻す。と、すぐに出てきて食べ始めた。
団太郎「だから・・・」また戻して、大急ぎで食べた。顔のあちこちにケチャップやらピクルスやらついた。そこにまたボールから出てきて全部なめ、食べてしまった。
団太郎「やれやれ、お前のせいでめちゃめちゃだ。」フシギソウは喜んでいる。
いろいろあったが、団太郎はニビを出ようとしたとき、上から、なにやら紙が落ちてきた。
「暗いときは、足元に気をつけろよ。」と書いてある。裏を見ると、“もってけ!○○○○ふく”という題名の歌詞があった。とにかく団太郎は、ハナダに向けて、歩き始めた。
各人の手持ち
寛治・・・カメールLv19、プリンLv6
団太郎・・・フシギソウLv17
伝太・・・リザードLv17、ピカチュウLv13
一方、伝太はお月見山の中を歩いていた。そこへ・・・
「あなた、ピカチュウ持ってますね。」
伝太「そうですが。」
クラブ会員「僕ね、ピカチュウ大好きクラブの会員なんですよ。ピカチュウを持っているあなたにこれをプレゼント。」渡されたのは、ビービー弾の透明な黄色をでっかくしたような玉。
伝太「これ、なんすか?」
「それは電気球。ピカチュウに持たせるとなんだかすげえことになりますよ。」
伝太「へえ・・・っていつの間にあんた、ボールから・・・。」ピカチュウが手にして、持った。その瞬間、電気ショックを放った。なんと、岩をくだいてしまった!伝太は、その威力に唖然。
「どうも親切に、ありがとうございます。」しかしなぜ、渡したのだろうか。
「あと、あなたのピカチュウ、すごい力を秘めてますよ。それが分かるのは、遠いかな。」
「・・・・・・」
「では、失礼。」彼は去っていった。
伝太「しかしあれは魔法の玉だな。ピカチュウの技の威力が伸びてしまった。」
そして出口に近くなったとき。
「やい、ここを通るな!」
伝太「お前は誰だ!」
マニア「化石マニアだ!これらは、俺が今発掘しているんだ!お前には取らせないぞ!」
伝太「ずいぶん警戒しているなあ、あんた。別に取りやしないよ。」
マニア「そうかい、ってお!甲羅の化石2個目!お前にひとつやる。」
伝太「ありがと。ってかいろいろなものがあるな。」
マニア「ちょっと一休みに勝負だ!」
伝太「さあ来い!行けピカチュウ!」
マニア「ズガイドス、ゴー!」<;/font>
伝太「ズガイドス・・・見たことが無い。けれどおそらく化石からだな。」
マニア「その通り。行け!思念の頭突き!」
伝太「電磁波!」食らわせたが、まともに受けた。
マニア「状態異常か・・・。なかなかやるな。もう一度思念の頭突きだ!」
伝太「電光石火のスピードでかわせ!」みごとにかわす。
マニア「まあよかろう。でもこれはどうかな?岩雪崩!」
伝太(あんなのまともに喰らったら即瀕死だ。・・・・そうだ!)「電光石火で岩伝いにいけ!」岩をわたっていくのである。
マニア「なるほど。」その瞬間、ピカチュウが上に出た。
伝太「電光石火!」
マニア「思念の頭突き!」痺れて動けない。ピカチュウの電光石火が命中。
伝太「電気ショックだ!」ズガイドスに強力な電流が浴びせられる。
マニア「・・・!、なかなか手ごわいな。最終手段だ、諸刃の頭突き!」ズガイドスが頭にエネルギーを集中させている。
伝太(今だ!と思っても相手はもうため終わっていることがおおい。待ち構えるか。)その瞬間、ズガイドスが来た。やはり早かった。
伝太「電光石火で脇に抜けろ!」向こうが来たところを、左へ抜ける。
マニア「何!そう来たか!」
伝太「電気ショック!」うまく後ろに回って、攻撃。ズガイドスは瀕死。
マニア「やるなあ。頑張れよ、ハナダジム。」
伝太「もちろん、じゃ」
マニア「あばよ。また会うかもな。」
こうして二人は分かれた。
一方寛治は何事も無くお月見山を抜け、ハナダシティに到着。
団太郎はお月見山に到着し、そのまま抜けた。
こうして3人ともハナダシティに到着。
寛治はすぐに、ジム戦を始めた。が、その前にするべきことを忘れていたのである。
寛治「すいませーん!」
カスミ「バトルの申し込みね?いいわよ。ではすぐ!」
寛治「行け!カメール!」場所はプールがあり、そこに浮いた板がある。
カスミ「ヒトデマン!」水同士。
寛治「水鉄砲!」みずでっぽうが相手に飛ぶ。
カスミ「水にもぐって!」ヒトデマンがもぐる。
寛治「こっちも!」両者、もぐる。
カスミ「高速スピン!」
寛治「ならばこちらも。」両者、使える技が少し似ている。水中で激突。
寛治「噛み付くで地上に投げ飛ばせ!」カメール、わずかに早く、成功。ヒトデマンは吹き飛んで、地面にたたきつけられた。瀕死。
カスミ「行け!スターミー!」
寛治(噛み付くが決まれば効果抜群だ。)
カスミ「水の波動!」いきなり放って来た。
カメール「なら水鉄砲で対抗!」激突する。
カスミ「高速スピン!」その瞬間、カメールの真下から現れた。カメールが防ぎに躍起になっているうちに攻撃したのである。カメール、少しダメージ。
カスミ「水の波動!」まともに喰らって、混乱してしまった。
カスミ「こうなったらこちらのものね!高速スピン!」迫ってきた・・・。と、そのとき、われを失ったカメールが水中に落ちた。高速スピンは空振り。
カスミ「偶然が織り成すのね・・・。まあいいわ、もぐって!また高速スピン!」
寛治「こっちも!」しかし、カメールには何がなんだか分からない。攻撃をまともに受けた。と、そのとき!混乱が解けた。が・・・
カスミ「高速スピンでとどめよ!」
寛治(まともに食らうと終わるのか・・・?そうだ!)「からにこもる!」こもって、ダメージを減らした。陸に上がる。
寛治(こっちに攻撃する暇を与えないな・・・。しかし、水中戦なら何とかなるか。)「もぐれ!」
カスミ「備えて!水の波動のエネルギーを集中!」でかい波動が出来上がる。
寛治(どこから来ても食らう・・・。だめなのか・・・、いや、そうか!)「真下で高速スピン!」水に流れができ始めた。板に乗っているスターミーはバランスを崩した。
寛治「水鉄砲で転覆させろ!」下から受けて、板はひっくり返った。スターミーは水の中。
寛治「噛み付くだ!」スターミーに噛み付き、そして、陸に投げた。スターミーはコアの光が消えて、瀕死。
カスミ「強いわね。板をひっくり返すというのはなかなかの考え方だわ。そしてこれ。」
寛治はブルーバッジと技マシン「水の波動」をもらった。
寛治はジムを出た。
寛治「あ!しまった!」そう、寛治はあることを忘れていたのである。
一方伝太は、寛治の忘れていたこと――――――船のチケット入手をして、完了した。
伝太「さて、これでオッケーだ。後はジムに戻るだけ。」
「待ちやがれ。」
伝太「誰?」
下っ端「俺はロケット団の下っ端だ。この前のリベンジと、お前のポケモンを奪いに来た。」
伝太「ああそうかい。」
下っ端「行け!グラエナ!」
伝太「ピカチュウ、ゴー!」
下っ端「そっちできたか・・・、すなかけ!」
伝太「電光石火!」砂の中を突っ切り、グラエナに攻撃。
「やるな・・・。噛み付く!」グラエナが向ってくる。伝太は何も言わない。
そのままピカチュウに噛み付いた。
伝太「電気ショック!」その瞬間、強力な電気ショックがグラエナを襲う。電気は口から入り、グラエナ瀕死。
下っ端「覚えてろ!」
伝太「忘れるよ!」
とにもかくにも、伝太はジムへ向った。
一方団太郎は、ようやくハナダシティについた。そこに伝太とであった。
団太郎「よお!」
伝太「お前か、って今着いたばかりか。」
団太郎「そうだ、で、船のチケットの場所知らないか?」
伝太「おそいよ、寛治が取っていった。」
団太郎「そうか・・・、ひとまず岬へ行ってみる。」
伝太「じゃ」
二人は分かれた。ああ言ったものの、チケットを持っているのは伝太なのである。
寛治・・・カメールLv22、プリンLv6
団太郎・・・フシギソウLv22
伝太・・・リザードLv19、ピカチュウ;Lv16
やがて、伝太はジムに入った。
伝太「ごめんくださーい!」
カスミ「こんどはあなたね。いいわよ、早速いくわよ!」
「行けリザード!」
「行くのよ!ヒトデマン!」
「火の粉!」一気に飛ぶ。
「高速スピン!」かわす。
「そのまま・・・水鉄砲!」
「竜の怒り!」二つが激突。爆発が起こった。竜に怒りのほうが威力があったのか、ヒトデマン、結構なダメージ。
「なかなかの威力ね。もぐって!」
「気をつけろ、リザード!どこから来るか分からないぞ!」
「後ろを取るのよ!水鉄砲!」その瞬間、後ろから来た。
「リザード!持ちこたえろ!」後ろから来た水鉄砲を、何とか手で押さえる。しかし、足元は危ない。
(まずい・・・、このままでは水の中にはいってしまう。そうすると完全なる負けだ。)
「もうこれで終わりね。」と、その瞬間、尻尾の炎が燃え、一気に押し返した!
「いいぞ、リザード、そのまま竜の怒りだ!」ヒトデマン、まともに食らって瀕死。
「すごい威力だわ、でも!いくのよ、スターミー!」
「行けえ!火の粉!」猛火の影響ですごい数だ。
「水の波動!」2つが激突。また爆発が起こる。が・・・その影響で板がゆれ、リザードは水に落ちた。リザード、瀕死。
「よくやった。しょうがない、行け!ピカチュウ!」
「なるほど、今度は有利なポケモンを出したと、いうわけね。水の波動!」
「電光石火で突っ切っていけ!」波動を、うまく突っ切ってスターミーに命中。
「すごいわね、相当な威力だわ。もぐって!」
「気をつけろ!どこから来てもいいように準備だ!」
「真下で高速スピン!」寛治との勝負で学んだか。ピカチュウはバランスを崩し、板が転覆。
(くそ、やるな・・・。どうすれば)「スターミーにつかまれ!」うまくしがみつく。
「振りほどくのよ!高速スピン!」
「電磁波!」スピンしようとしたところに電磁波が当たり、鈍る。
「電気ショック!」スターミーはまともに浴びた。相当なダメージ。
「もぐって!」またもぐる。
(そうだ!これをすればいい!)「ピカチュウ!尻尾を水中につけ、電気ショックだ!」
その瞬間、水が黄色く光った。水全体に電気ショックが流れた。
そして・・・・・・・・・。
スターミーがぷかぷか浮いた。瀕死。
「すごいわね・・・。そう来るのね。これ、バッジと技マシン。」
伝太はもらってジムを出た。
一方寛治はドアが開いていない家の前で困り果てていた。
団太郎はようやく戻ってきて、ジムに入った。
団太郎「すいませ・・・」
カスミ「こんどはあんたね!いいわよ、勝負!」
団太郎「いいですか!」
「ヒトデマン!」
「フシギソウ!」
「なるほど。タイプ相性では不利ね・・・。」
「蔓のムチ!」つるが伸びる。
「かわすのよ!もぐって!」
「フシギソウ!注意するんだ!水上にはっぱカッター!」上がってきたら倒す用意である。
「いくのよ!高速スピン!」その瞬間、板が揺らいだ。が・・・
「真下に蔓のムチ!」ムチは見事に水中のヒトデマンを捕らえた。
「高く投げろ!」放り投げ・・・。
「はっぱカッター!」ヒトデマンに容赦なく当たる。ヒトデマンは瀕死。
「やるわね・・・。いくのよ!スターミー!」
「はっぱカッター!」飛ぶが・・・。
「かわしながら高速スピン!」高速スピンで向ってくる。かわすスピードも速い。
「宿木の種!」
ところが・・・・。高速スピンは宿木の種を弾き飛ばした。
「知識の差は実力の差。高速スピンはまきびしや宿木の種を吹き飛ばすのよ。」
「くそ・・。」
「水の波動!」フシギソウに向け、放たれる。
「波動をムチでつかんでスターミーにぶつけろ!」つかんだ、ところが・・・
「高速スピンでムチを攻撃!」攻撃されたフシギソウは、思わず波動を離した。
「高速スピンで波動を当てるのよ!」は胴にスピンを当て、波動がフシギソウに飛ぶ。そして、命中。
(相手は水、というより高速スピンを駆使している。どうすれば・・・。)
「高速スピン!」
「はっぱカッター!」はっぱが飛ぶ。確かに命中したが、ダメージはさほど大きくなさそうだ。
「行くわよ!私の必殺技!スピンしたまま水の波動!」なんと、その瞬間水の波動がどんどんでかくなり、水を巻き込んだ竜巻という感じにまでなった。
(これは一体・・・?)
「放つのよ!」一気に向ってきて、フシギソウは巻き込まれた。プールの水を巻き込んでいるため、すさまじい威力だ。
「フィニッシュ!」竜巻が爆発し、フシギソウは陸にたたきつけられた。
「フシギソウ!しっかりしろ!」フシギソウは、歯を食いしばって起き上がった。
「とっておきのこの技を使わせるなんて、いいチャレンジャーだわ。ホッホッホ!」
(くそ・・・。どうすればいいんだ?これ以上ダメージを受けたら瀕死だ。どうすれば不意をつくことができるか)と、ここで不意に、石切が浮かんだ。
「これだ!フシギソウ!水面に向って低角度ではっぱカッター!」はっぱが水面を飛ぶ。そう、石切の石のごとく。新緑で、葉っぱの数は半端ない。一気にスターミーに襲い掛かる。
「今だ!宿木の種!」種が飛ぶ。スターミーは、はっぱが終わったとたんに種が飛んできて、決まった。スターミーに宿木が茂る。
「高速スピン!」宿木を振りほどく。
「蔓のムチで力いっぱい押さえろ!」フシギソウ、なんとかスターミーの動きを止めた。
「そのまま天井にたたきつけろ!」スターミーはたたきつけられ、瀕死。
「すごいわね・・・。石切を使うなんて。これバッジと技マシン。」
「ありがとうございます。」こうして、団太郎はジムを出た。
団太郎・・・フシギソウLv23
伝太・・・リザードLv19、ピカチュウLv18
これで、第二章は終わり。
次は第3章。
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