【まどか☆マギカ】佐倉杏子はショートケーキ可愛い60個目





169 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 00:13:50.86 ID:bRkRruYH0 [1/3]

いつもの散歩道
いつもと違う道を通って
知らないところへ行く
初めて通る道
自分の知らない町の、世界の一面に直面する
既知から未知へ
広がる世界
不安と希望の交じり合う世界の旋律
たとえどれほど大きな戦慄や不幸が待ち構えていようとも
僕は胸を張って進もう
僕は神も悪魔も残酷な運命でさえも畏れない
何故なら僕には杏子がいるのだから
可憐でいて高邁
そして僕を常に笑顔で導いてくれる
だから、僕も出来る限りのことをしよう
杏子が望むならエデンにだって導こう
彼女がいれば畏れる事はない
故に、僕は彼女と手をつなぎ、彼女の名前を呼びながら進んでいく
避けようのない滅びも嘆きも悲しみも苦しみも全て二人で乗り越えていこう
大丈夫、畏れることは何もない
既に愛の契りは結ばれた故に僕らの進むべき道は自ずから生成されるだろう
祝福された永遠の幸福と愛のロードが

コメント:

172 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/20(土) 00:16:56.10 ID:bRkRruYH0 [2/3]

初めて見る町だ
商店街も民家も駅もお店も
時は既に黄昏時
大空は灼熱の球体に焼かれ美しく燃え上がっていた
紫色の雲は炎の海は悠々と泳いでいる
辺りからは美味しそうな匂いが漂ってくる
そういえば、もう夕飯時だ
「なんか食ってこうぜ」
杏子が八重歯をチラリと見せて言った
彼女の空のよりも美しく可愛らしい髪は風に揺れる
ごめんね、今は持ち合わせがないんだ
「ちぇー」
がっかりしたように肩を落とす杏子
僕は杏子の頭を撫でる
「なんだよ 撫でてくれたって腹はふくれねーぞ」
お腹が減っている時の杏子は少し機嫌が悪い
いつものことだから気にすることはないが
「じゃー、とっとと帰ってメシにしようぜ」
うん、そうだね

少し歩いて見知った公園
人気は少ないほうだ
杏子のお腹がぐーっとなる
「あーハラ減っちまったよ」
お腹ペコペコな杏子もすごく可愛い
「なんかコンビニで買ってこうぜー?」
杏子はさっきの話を聞いていなかったのだろうか
僕は杏子に冗談を言ってみた
そんなにおなか減ったんなら僕のことでも食べるかい?
杏子が立ち止まり真剣な顔つきになる
「いいのか?」
予想外の反応、杏子の表情にふさけた感じは微塵にも感じなかった
杏子が僕の腕を掴み茂みに連れていく
僕は諦め全てを享受することにした

杏子が僕の唇を貪る
そう、貪っているのだ
舌で唇を弄び、口の中を舌で這う
これは唇を交わすといった表現は似つかわしくないだろう
僕は完全に杏子に食べられているのだ
でも、僕は満更でもなかった

黄昏時に協奏曲は激しく、情熱的に奏でられる
そして、僕は楽器だった

コメント:

302 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 00:12:43.18 ID:uN/x3PgY0 [1/2]

お味噌汁を作って夕飯の準備をしていた8月下旬のある夕暮れ時
久しぶりにうちの電話が鳴った
コンロの火を止め、受話器を取る
相手は杏子だった
以前渡した携帯からかけてきたようだ
彼女の前で言ったら怒られるかもしれないが彼女が正しく携帯電話を使えている事に感心した
『今、暇かい?』
夕飯の支度の最中だったが杏子がわざわざ電話をかけてくるとは何かあったのだろう
僕は杏子に暇だよ、と答えた
『そうか、じゃあ駅にまで迎えに来てくれないか?』
杏子の頼みに僕は肯定し受話器を置いた
窓から差し込む赤い夕日と外から聞こえる鴉の歌が妙に調和していた

駅に着くと僕が探す前に杏子が僕の方に走り寄って来た
まるで飼い主を見つけた小型犬のようだ
「わざわざありがとな」
杏子はそう言うと僕の右腕をギュッと掴んだ
やけに今日は甘えん坊な杏子だね
「そ、そんなことねーさ」
若干動揺しているような杏子だったがそんな彼女も可愛かった
じゃあ、帰ろうか
「そうだな」
そして帰路につく
正直、杏子は僕にぴったりくっ付いて少し歩きにくかった
でも、嫌な気分ではない
むしろ、嬉しかった
彼女の温かさ、匂いを独り占めしてるような気分になれたから

杏子に一つ聞いてみた
何故、今日に限って僕にお迎えを頼んだのかを
「その、それは・・・」
急に顔を赤くして口をもごもご動かす
杏子らしくないな、お腹でも減ったのだろうか
丁度、左を見ると自動販売機があった
何か買っていく?と杏子に質問を投げかけながら販売機の方に寄ろうとする
「そっち行くなって!」
杏子に強く腕を引張られて止められてしまった
いったいどうしたというのだろうか?

コメント:

307 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 00:17:28.77 ID:uN/x3PgY0 [2/2]

杏子の話によると、今僕が寄ろうとした自動販売機は一部では【死の自動販売機】と呼ばれているらしい
彼女曰く、その販売機で商品を買うと三日以内に事故に遭って死ぬらしい
さらに、真夜中になると其処で無言で佇んでいる血塗れの白装束の女がいるとか
こういう類の話は季節感もあって好きなのだが、杏子からそういう話が聞けるとは思わなかった
「だから、そこでは飲みもん買っちゃだめだぞ!」
というわけで杏子に叱られてしまった
僕はそこで杏子に一つ質問をした
その話は何処で聞いたのかを
こういう話は出所が分かると更に楽しめるからね
「さやかが言ってた」
なるほど、友達との会話で怪談話が出てその中で【死の自動販売機】の話題が出たというわけか
名探偵ばりの推理をぶつけてみる
「すげーなお前、よく分かったなー」
杏子に感心された
それで、杏子はお化けとかオカルトなものを信じるの?
「そんなこと言ったら魔女だってオカルトだろ?」
ふむ、一理あるね

ちょっと杏子をからかってみたくなった
僕はその【死の自動販売機】に触れてみた
「おい馬鹿!何やってんだ!」
杏子に怒られて手を引き離されてしまった
「祟りにでも遭ったらどうすんだ!」
ごめんね、ちょっと興味がわいてきちゃって
「馬鹿!死んだらどうすんだよ!」
ここまで心配してくれると少し悪いことをしたなと思ってしまう
「死んじゃったらもう二度と戻ってこねーんだぞ・・・」
杏子は若干涙声だった
ごめんね・・・
そう言って僕は杏子を抱きしめてあげた

そして、家に着いた
杏子はまだ僕の腕を抱きしめている
もう、家についたしそろそろ放しても・・・
「バカ、お前は目を放すと何するかわかんねーし」
「それに、お前はあたしのもんだ。勝手なことはさせねーからな」
そして玄関で杏子は僕の顔に甘く蕩けた顔を近づける
流石に玄関でキスは・・・
「うるさい」 

夏の夕焼け空は紅蓮に包まれ、鴉が謳う

僕は杏子の神聖な焔と愛の協奏曲を奏でる

コメント:

378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/21(日) 17:07:19.60 ID:463Dpm5DP [2/2]

杏子ゲロ
あんこげろ
ankogelo
angelo
angel
天使

コメント:

445 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/22(月) 00:00:03.40 ID:+LDtESN20

はぁ・・・あんこちゃんと24時間テレビを見たい。

僕とあんこちゃんは家で24時間テレビを見るの。
あんこちゃんは24時間テレビ見るの初めてで目をキラキラさせながらテレビに食いついてるの。
「24時間ずっと見続ける!」って言って聞かないから僕は一緒に付き合ってみてあげるの。

夜中、つまらないバラエティのところでうつらうつらしちゃうんだけど頑張って耐えてるの。
僕はもう眠いから横になろうとするんだけどちょっと寝ぼけてるのか「ひとりにするなょぉ・・・」って
小さい声で言ってツンツンして起こそうとしてくるの。可愛い。

そしてついに20時。あとちょっとでマラソンもゴールなんだけどついにあんこちゃん力尽きちゃって寝ちゃうの。
僕の膝の上でスースー言ってて寝顔がとってもかわいいの///
風邪ひいちゃうといけないから近くにあった毛布を掛けてあげるの。

あとちょっとでゴールするってときに気づいてあんこちゃんは起きるの。
「なんで起こしてくれなかったんだよ!」ってちょっと悔しそうに泣いてるの・・・。
僕は来年は一緒に最後まで見ようねってぎゅっとするの///

そして・・・
そのあとは僕とあんこちゃんでベットの上で24時間マラソンをするの///

コメント:

459 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/22(月) 00:14:51.41 ID:Xp+ibglw0 [1/2]

ここに来るのは今月最後だろう
杏子の教会
今日は涼しいので掃除しやすいだろう
曇天で気持ちのよい天気とは言えないけれど
寧ろ、雨が降ってきそうだ
まぁ、折りたたみ傘を持ってきたからいいかな
「今日は涼しくていいな」
杏子が僕の手を握りながら言った
気温がいつもより低かった所為か杏子の柔らかく小さな手は温かく感じる
さぁ、掃除しようかと杏子に促す
「そうだな。さっさと終わらせてなんか食いにいこーぜ」
杏子は暢気な声で返す
その声に僕はとても癒される
温かくて、優しいその声に

予想通り、涼しかったので掃除は意外と早くはかどった
杏子が家族の写真の入った額を丁寧に拭いている
彼女の顔は昔を懐かしんでいるようだった
寂しさと温かさが混じったというような表情
言葉にするのは難しい表情だ
僕はここに来る度いつも思っていることを杏子にぶつけてみた
その写真、持って帰らなくていいのかと
大切な思い出は自分の傍において置きたいものだろうから
「気遣ってくれてありがとな。でもいいんだ。あたしの家族の居場所はここだから」
静かに杏子はそう言って写真をもとの場所に置く
彼女の言葉はとても優しい感じだった
その言葉にはどれほどの深み、重みがあるのだろう
最愛の家族を喪失した悲しみ
最愛の家族と共有した在りし日の幸福
その言葉にそれらが全て凝縮されているのだろうと僕は思った
果たして、僕が杏子なら耐えられるだろうか
相反する感情が混沌となり、心の中でずっと渦巻いているであろうその状態に
「おっと、もう辛気臭い話はそれくらいにしようぜ?」
彼女の優しい声によって僕のネガティヴな思考は中断された
「どっかいってパッとなんか食ってこーぜ!」
そう言って杏子は僕の腕を引いて教会の出口に向かう
きっと、それは僕を気遣ってくれた上での行為だろう
僕は杏子の優しさと強さにただただ、感心するしかなかった

コメント:

461 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/22(月) 00:18:18.49 ID:Xp+ibglw0 [2/2]

教会を出て約10分
僕と杏子は手をつないで街中を歩いている
どこかレストランでもないか探している最中だ
「なんだあれ?」
杏子がある方向を指さした
そこには人だかりが出来ている
「ちょっと言ってみよーぜ」
杏子に腕をひかれるまま僕は歩く

人だかりの中心で、中年の男二人が殴り合っていた
それをとめようとする数人の若者
「みっともねー、喧嘩かよ」
杏子は興ざめしたようにつぶやいた
どうやら酔っ払い同士の喧嘩らしい
実にくだらない争い
「やっぱ、あたし酒は嫌いだよ。正常な人間を一瞬にして狂わせちまう」
杏子が小さな声でボソっと言った
彼女の脳裏に浮かんでいるのは恐らく、酒に溺れて狂ってしまったという父親だろう
だから、杏子はきっとお酒に対していいイメージは持っていないだろう・・・
こんなところ杏子には似合わないな
僕は杏子の手を引いて人だかりから離れた

ごめんね、あんな醜いもの見せちゃって
「謝るのはこっちの方だよ。あたしがお前の手を引いたんだからさ」
杏子は若干、俯きながら言った
僕は杏子の頭を撫で、彼女から憂いを取り除こうとする
「お前は、将来酒飲むつもりなのか?」
杏子が心配そうに訪ねる
酒やタバコやるとお金が溜まらないらしいから僕は遠慮しておくよ
「そっか、安心したよ」
でも、お酒が全て悪いってわけでもないよ
「わかってる。でも親父は酒の所為で・・・」
杏子の声が段々、涙声になってくるのがわかる
それに悔しそうに、拳を握り締めフルフルしている
僕はそんな杏子をひょいと抱きかかえる
「うわっ!いきなり何すんだよ」
辛気臭い話はもう止めるんじゃなかった?
「・・・そうだったな、ごめん」

僕はこんな悲しそうな顔の杏子を見たくない
だから、僕は杏子に優しくキスをする
「うわっ!なんだよ」
杏子は顔を赤らめる
気持ちは晴れたかい?
哀しそうな顔なんて、杏子には似合わないよ
僕はできるだけ優しく、包みこむように杏子を抱きしめる
「ありがとな」
杏子はそう言って目を瞑った

涙の交響曲は確かに美しいように聞こえる
でも、喜びの協奏曲の方が遥かに美しい旋律であることは言うまでもない

コメント:

625 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 00:11:05.25 ID:/C2VES1t0 [1/4]

久しぶりに杏子が緑のパーカーを着ていた
昨日今日は涼しかったからだろう
小さな杏子にとっては少し肌寒かったのかもしれない
明日はまた、暑くなるというから杏子か体調を崩さねばいいのだけれど
そんな事を考えながら僕はパーカー姿の杏子を見つめる
ホットパンツに緑のパーカー
初めて彼女と逢った時と同じ服装だ
目を瞑れば鮮明に浮かぶ杏子との出逢い
けっこう前のことなのについ昨日のことのように感じる
実際はそれ以上の月日が流れているというのに
そんな風に過去の事を懐かしんでいると杏子に話しかけられた
「なに見てるのさ?」
その姿、久しぶりだなって
「あぁ、これか。今日はちょっと寒いからな」
そっか、やっぱその服装が一番似合ってるよ杏子
「茶化すなよ」
少しだけ顔を赤らめて言った
僕は茶化したつもりなんてないのだけれど

「う~ん、暇だなぁ」
僕の隣に座った杏子が綺麗で長い脚を伸ばす
ホットパンツという露出の多い服装なので太ももまで見えてしまう
ジロジロ見ないように心掛けても、どうしてもチラチラと目に入ってしまう
それにしてもなんて精錬された太ももなのだろう
筋肉も贅肉もなく、ただただ美しい
杏子はよく動くからもっと筋肉がついていてもよさそうなのだが
恐らく杏子はそういう体質なのだろうと勝手に合点する
彼女はびっくりするほどによく食べるが、少しも丸くなった感じがしない
太りも痩せもしない体質なのだろうか
それにしても、やっぱり杏子の太ももは最高だ
触りたい、頬擦りしたいしたいほどだ
「おい・・・お前・・・」
杏子の呆れたような声で僕は我に返った
「なにひとの太ももジロジロ見てんだよ」
み、見てないよ、と我ながら苦し紛れの言い訳をする
「ふーん・・・正直に言ったらちょっとくらい触らせてやってもいいかなって思ったんだけどなー」
あんまり綺麗だから見蕩れてたんだよ
「やっぱ見てたんだな」
恥ずかしくて、僕には返す言葉がなかった

コメント:

626 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 00:13:20.99 ID:/C2VES1t0 [2/4]

美しくて柔らかくてすべすべしていて、
杏子の太ももは気持ちよかった
彼女のそれは触れただけで魂が浄化されるかのように清らかで美しかった
「んっ・・・もっと優しくしろよぉ・・・」
杏子は真っ赤になりながら蕩けたような甘い声で抗議する
ごめんね、でもこんなに素晴らしい太ももを見せてくる杏子が悪いんだよ?
「そんなっ・・・んっ・・・こと言ったって・・・」
彼女はパーカーの端を掴みながら必死に耐えるように震えていた
杏子の可愛らしい反応を見ると更に理性が抑えられなくなってしまう
そして、とうとう僕は杏子の麗しの太ももに頬擦りをする
あぁ、なんて幸せな気持ちなんだろう
頭の中にエデンが到来する
そして天使が楽器を奏で僕を祝福する
「もう・・・んっ・・・やめろよぉ・・・」
杏子は恥ずかしさのあまりパーカーのフードを被って顔を隠してしまった
よほど恥ずかしかったのだろう
僕はそれを知りながら杏子に訪ねた
なんで杏子は顔を隠すの?、と
「んっ・・・お前のっ・・・せいだよ・・・」
完全に蕩けた甘い声の杏子

僕は彼女の太ももと戯れるのをやめ、杏子のフードを外した
真っ赤になって瞳にはうるうると涙を浮べた様子の杏子
正直、やりすぎてしまった感も否めなかった
ごめんね、ちょっと調子に乗りすぎ━━
謝ろうとした瞬間、思いっきり押し倒され。
杏子に僕の手を押さえつけられ。
そして唇を貪られた
今まで見たことのないほどの蕩けた顔に蕩けた声
僕は抵抗しようとするけれども、彼女の腕は僕の束縛をやめない
「あんだけのことしてくれたんだ、お前も覚悟はできてるよな?」
僕の答える前に杏子は舌で僕の唇を、中を弄び貪り尽くす
んっ・・・あっ・・・
自分でも声になっていないのがわかる
「可愛い声でなくじゃねーか」
彼女の口から糸が引いている
「今日一日はあたしの好きにさせてもらうからな」

至福の時の代償
それは今までにないほどに僕が杏子に奏でられることだった
協奏曲なんてものじゃない、それは狂詩曲だった

コメント:

650 名前:今日、8/23は「 処暑 」 - http://bit.ly/pgXCxB[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 01:31:25.19 ID:zx1ehYGT0

はぁ・・・あんこちゃんと一緒に夏の終わりを過ごしたい。

僕とあんこちゃんは家の中でごろごろするの。
今年は節電する!って聞かないからあんこちゃんがなかなかクーラつけさせてくれないの。とってもいい子。

あんこちゃんは「あちーちょーあちー」って言いながら扇風機の前で「あ゛ーあ゛ー」ってやってるの。
僕も負けじと大きな声で「あ゛ーあ゛ー」ってやってたらもっと大きな声で「あ゛ーあ゛ー」ってやってくるの///かわいい。

そういえば今日は「処暑」っていう日なんだよ、ってあんこちゃんに教えてあげたら
真っ赤な顔して、「ひ、昼間っからなんて事言ってんだよ!この馬鹿!」って言うの///
僕は、ははあんと思って「『ところ』に『あつい』って書いて『しょしょ』って読むんだよ。」って教えてあげたの。
そしたらちょっと恥ずかしそうに「へ、へえー」ってあんこちゃんはごまかそうとするの。
僕は困らせてあげたくなって、「何と間違えたの?」って言ってみたの。
そしたらあんこちゃんはますます顔を赤くして扇風機の前で「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」ってやってるの/////

その後はちょっと怒っちゃってずっとそっぽ向いたままなの・・・。
だけど晩ご飯に僕がそうめんつくってあげたら機嫌直してくれたの。

そして・・・
そのあとはあんこちゃんの『しょしょ』を貰って、「あ゛ーあ゛ー」言わせるの//////

コメント:

671 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 08:16:31.32 ID:EYwi17Jy0 [2/6]

やめろよぉ…
こんな朝早くからそんな恥ずかしいこと…
杏子ちゃんは朝からえっちな娘だね
「お前のこと大好きだから仕方ねーだろ///」
僕だって、負けないほどに杏子ちゃんのこと大好きだよ!
「じゃあ、試してみるかい?」
やだぁ…舌入れないでよぉ…
「だらしない顔になってるぞ?」
そんなっ…朝から…激しっ……
「朝一番のお前の口は甘くてうまいな」
あぁんっ…!
「もうノびちまうなんて、だらしねーな」
ごめんね、杏子ちゃんっ…
「でも、そんなお前が大好きだよ」
僕も杏子ちゃんが大好きっ!
「じゃあ、もう一回愛しあうかい?」
うんっ!杏子ちゃん愛してるよ

コメント:

876 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/23(火) 22:26:30.21 ID:rhkKw3wl0 [3/3]

………ジリリリリ!
うるさいくらいの目覚まし音に私は叩き起こされた。
私は目覚まし時計が嫌いだ。
けど今はすごく気分が良い。

いや、ワクワクしてるというのが正しい気持ちか。
自分でもよく分からない、こんな気持ち久しぶりだな…いつ以来だろうか。


…さて、今日は待ちに待った転校初日だ。
さやかのヤツ、驚くかな。




「………佐倉さーん自己紹介お願いします」
いざ、こうなるとやっぱし緊張するな…。

佐倉杏子だ。
好きなことは食べることだ、よろしくな!

歓声と拍手が向けられる。

えーっと、さやかはどこかな…

…おっ、いたいた。
すげー驚いた表情してやがるぜ。
マミのヤツに見せたやりたいくらいだ。

「えーっと、佐倉さんの席は…」
先生、美樹さやかの隣の席が良いんだけど大丈夫かい?
「あら、美樹さんと知り合いなの?
じゃあ美樹さんの隣の席どうぞ」
おっしゃ、助かるぜ、先生。

席に着くと同時に横から声が飛んでくる。

「…なんであんたがここにいんのよ」
なんだって良いだろ
「ま、まあ良いわ…そ、その…よろしくね」

さやかのヤツからそんなこと言ってくるなんてビックリだな…

ああ、これからよろしくな!






今宵、寝室の窓から月を見上げて私は思う

これからも幸せな時間が続きますように…ってな。

コメント:

990 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 00:15:11.62 ID:jaKi9ALQ0 [1/3]

今朝、杏子は酷く魘されていた
まるで夢魔に苦しめられているよう
汗びっしょりでうーんうーん、と苦しそうに喘いでいた
僕は彼女に体温計を渡して体温を計らせる
38℃、酷い高熱だった
杏子をすぐに病院に連れていかなくては
「大丈夫・・・だから・・・っ・・・」
どう見ても大丈夫な様子じゃない
僕は彼女の発言に構わず杏子を布団から起こす
杏子に水を飲ませ、彼女のパジャマの中に手を突っ込濡れタオルで身体の汗を拭く
そして僕はすぐに支度をし、パジャマ姿の杏子を抱きかかえ病院に向かった
10分間ほど全速力で病院に向かい走った
会社員や主婦など、道行く人たちは僕らを奇怪な目で見ていたがそんなことに構わず僕は走る
確かにパジャマ姿の可愛らしい少女をお姫様抱っこして全速力で息を切らして走ってたら奇妙だろう

現在自宅、病院から帰ってきたところだ
病院の診断は夏風邪だった
処方された薬を飲ませ、安静にしておけば大丈夫とのことだ
僕は布団で寝ている(というより寝かせた)杏子の顔を見る
汗は若干ひいて、少し楽になったようだが涙目になっている
まだ苦しい?と杏子の体調を気遣う
「注射されたところ・・・いてーんだけど」
注射を打たれた肩をすりすりとさすっている
魔女という恐ろしい怪物と戦っている魔法少女の杏子が注射で涙目になるとは意外だ
でも、そこが可愛かったりするのだが
「のどかわいたー」
僕は杏子の要求に答え、水の入ったコップを手渡す
「ストレートティーの方がいいんだけど」
病人なんだからそんな贅沢なこと言わないのっ!
「へいへい、わかりましたよー」
無駄口叩く元気はあるようだ
僕はしばらく杏子とお喋りしていた
すぐに寝かせた方がいいのだろうが、杏子はまだ一緒に話していたいと言ってきかない
疲れたら自然と眠ってしまうだろうと思い、無理に寝かせるようなことはしなかった
お喋りをしていると杏子が赤くなって僕に言った
「一つお願いしてもいいか?」
出来る限りのことはするよ
「汗びっしょりで気持ち悪いから拭いてくれないか?」
僕の心拍数が10倍くらい上がった気がした

コメント:

992 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/24(水) 00:16:32.27 ID:jaKi9ALQ0 [2/3]

杏子は後ろを向きパジャマのボタンを一つずつ外していく
僕は目を疑った
杏子は下着をつけていなかったのだ!
その、下着は?と僕は問う
「そんなの必要ねーだろ・・・」
杏子は小さな声で呟くように言った
「だからってあんまりジロジロ見んなよ!」
僕はできるだけ意識しないように杏子の背中を濡れタオルで拭く
「ひゃっ!」
杏子の素っ頓狂な可愛い声が僕の心拍数を更に高める
彼女の身体は汗でベタベタしていた
これでは暑くて当然だろう
でも不思議と汚い感じはしなかった
寧ろ杏子の肌の汗が輝いて艶かしい
そして、甘くて酸っぱいいい匂いがする
「なぁ、ちょっと目瞑っててくんない?」
えっ、と聞き返そうとする僕を杏子は止める
「目、つぶったか?」
うんと合図をする

僕の頬に熱くて柔らかい感触
それは段々と僕の唇の方に忍び寄って、とうとう僕の唇を這い回る
熱い風、吐息が僕の口の中に流れる
そして、僕の口の中に熱い何かが注ぎ込まれる
「んっ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
杏子の蕩けた声
僕も言葉にならないほどの何かを感じる
んっ・・・はぁ・・・
「んっ・・・もう・・・目開けていいぞ・・・?」
僕が目を開く
杏子はもうパジャマを来ていた
「へへへー残念でしたー」
杏子は小悪魔の様に悪戯な笑顔でもう一度僕の唇を貪ってきた

蒸れるような夏の暑い部屋
でも、僕達は互いの名前を呼び交わし、炎よりも熱い協奏曲を奏でた

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最終更新:2012年03月01日 01:22