【まどか☆マギカ】佐倉杏子はロッソファンタズマカワイイ62個目





337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00:03:15.32 ID:TI5Mbl/N0 [1/6]

はぁ……杏子ちゃんとお絵かきしたい。
日曜日の昼下がりに僕は杏子ちゃんと一緒に近所の神社までお絵かきしにいくの。
杏子ちゃんは最初「絵なんていいよーそれよりなんか食いにいこうぜー」って嫌々だったけど、
僕がどうしてもってお願いすると「しょうがねーなぁ。今日の晩飯うまいもんつくれよ!」ってオッケーしてくれたの。ありがとねあんこちゃん。

僕が葉っぱのスケッチしてると横から覗いてきて「上手いのかヘタなのかわかんねー」と茶々をいれてくるの。
でもそれは構ってほしさってわかってるから、来る度に頭をなでなでしてあげるの。
なでなでしてあげると「なっ、なんだよっ」ってまたどっかへ行ってしまうけど、すぐに寄ってくるの。あんこちゃんかわいい。

僕が樹皮のスケッチしててうまくいかなくって悩んでると、「んな面白くないもん描いてるからだって。息抜きしようぜ」って手を引っ張ってくるの。
「ほら、私がモデルになってやるよ。たまにはいいだろ?こういうのもさ」ってポーズをとるあんこちゃん。
僕は最初戸惑うけど、ここで引いたらあんこちゃんに恥ずかしい思いをさせると思って書き始めるの。
柔らかそうなうなじから、首筋を通っての鎖骨へのライン。ホットパンツから覗いた引き締まってしなやかで、すべすべ弾力のありそうなふともも。
今まで意識していなかったあんこちゃんの女っぽさに、僕はドギマギしてしまうの……

あんこちゃんの女らしさに刺激された僕の男らしさは、実に猛々しく自己主張を始めちゃうの……
あんこちゃんはそれを見て顔を赤らめながら、「……つ、次はわたしをスケッチブックにしてみる?」って言って服を脱ぎだすの!

白くて柔らかな肢体……僕はそこに自前の筆で大きく愛を表現するの……!

コメント:

338 名前:【今日、8/27は「男はつらいよの日」-ttp://goo.gl/BbyaR】[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00:03:34.44 ID:1URnhe+y0 [3/3]

はあ・・・あんこちゃんと一緒に祭りに行きたい。

僕とあんこちゃんは近所のお祭りに行くの。
あんこちゃんはなれない浴衣姿で恥ずかしそうなの////
「こんなのアタシには似合わないよ」って、あんこちゃんは言うの。
そんなことないよ、って言おうと思ったらいつの間にかいなくなってるの・・・

どこ行ったのかと思ったら、りんご飴を目をキラキラさせながら見てるの。
僕が買ってあげようか?って言ったら、「本当かい!」ってあんこちゃんすっごく喜ぶの////
ニコニコしながらりんご飴食べてるあんこちゃんを見て僕はおもわず可愛いって言っちゃったの//////////
そしたらあんこちゃんは、りんご飴より更に顔を真っ赤にして、思わずりんご飴を落としちゃうの//////
「ば、馬鹿!お、お前が変なコト言うから落としちゃったじゃないか!」ってあんこちゃん焦ってるの///
そしたらテキ屋のおっちゃんが、「嬢ちゃん可愛いからもう1個サービスしてやるよ、ほら」って、りんご飴の代わりをあんこちゃんにくれたの。
あんこちゃんはますます顔を真っ赤にして「あ、ありがとう・・・」って小さい声で言うの!//////

その後も水風船釣ったり、射的しながらお祭りを楽しんだの。

そして・・・
祭りが終わったあとは近所の神社の片隅で、僕の水風船があんこちゃんのりんご飴の中で弾けるの・・・・////

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353 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00:09:35.82 ID:bNItQR5l0 [1/6]

夜風を切り、自転車をこぐ
水溜りに映る月をを車輪が踏みつける
踏み切りが鳴り、遮断機が降りる
「行っちゃえ!」
僕の後ろで美しい髪を鳴らす杏子
彼女の望む通り加速させギリギリで踏切を潜り抜ける
「ひゃっほー!」
僕の身体につかまった杏子は気持ちよさそうに声をあげる
夜だから、静かにね
「ごめん、はしゃいじゃって」
杏子は僕のこぐ自転車の後ろに座るのが気にいっているらしい
風を切る感じが気持ちいいらしい
「あ、そこ右だぞ」
杏子の指示通りに右の角を曲がる
「なぁ、コンビニ着いたらアイス買ってくれよ」
OKだよ。じゃあ、少しとばすからしっかり捕まってね
「わかったよ」
杏子が僕の身体にぴたと密着させた

コンビニで僕は牛乳と菓子パン、そして約束どおり杏子にアイスクリームを買った
「ここで食っていい?」
コンビニを出ると駐車場で杏子は言った
確かに持って帰るうちに溶けちゃうかもしれないしね
僕はコンビニの入り口から少しズレたところ
ゴミ箱の隣あたりまで杏子を連れ、そこで食べさせてあげることにした
杏子はアイスクリームをチロチロと美味しそうに舐めている
彼女のチラチラと見える下が可愛らしい
「お前も食うかい?」
うん、ありがとう
間接キスしちゃったね
「あたしは直接の方が好きだけどな」
恥かしげもなく杏子は言う
じゃあ、帰ろっか
「そうだな」
再び僕らは自転車に跨る

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367 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00:18:44.41 ID:bNItQR5l0 [2/6]

坂道を下る
夜の暗闇を切る
あたりに人も車もなくこの世界を僕と杏子が独占したような気分になった
寧ろ僕達だけがこの世界にいるようだった
夜の楽園が訪れたのだ
僕はアダムで杏子はイヴか
いや、やめておこう
杏子はイヴ程度では喩えることが出来ない
「なぁ、そこの公園で一涼みしないか?」

とある公園のベンチ
たった一つの電灯には虫がわらわらと群がっている
普段だったら気持ち悪いと思うだろうが今日はそんな事思わなかった
むしろ感謝していた
彼らは天使だ
夜の楽園に訪れた天使
そして僕と杏子は天使に見守られながら永遠の愛の輪舞曲を奏でる
「なぁ、直接キスしようぜ」
電灯に照らされた彼女の顔は些か火照っていた

華麗なステップを踏むかの如き杏子の舌は
僕の唇という舞台を優雅に踏む
躍りは情熱的に燃え盛るように激しくなり
舞台を僕の口の中に帰る
杏子は一旦口を話す
アイスクリームのような真っ白の糸の橋がかかる
純白の白
永遠の愛の白
輪舞曲は終局を向かえる
激しく、激しく、激しく
違いの名前を呼び交わし
最後は真っ白に燃え尽きる
僕の顔も、杏子の顔も愛で満ち足りていた

輪舞曲は終焉を向かえた
しかし、第二楽章がまだ残っている
さぁ、奏でよう永遠の愛の愛による愛の為の協奏曲を

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355 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00:11:06.39 ID:DmBMleYe0 [1/5]

はぁ・・・。疲れた・・・。

俺は、疲れた体を引き釣りいつもの様に帰宅をするために、電車を待っていた。
中々電車が来ない・・・。
ふと、駅のディスプレイを見ると
“湘南新宿ラインは高崎線内で発生した線路爆発の影響で運転を見合わせています”
ついてないな・・・。
俺はKIOSKでスポーツ新聞を買い記事を読んでいく
“高崎線爆発事故。少女が1人巻き込まれ死亡。近くのホテルで腐乱した少女の遺体を発見”
と、その爆発に巻き込まれた少女の名前を見て、俺は愕然とした。
俺が、高校生だった頃に逢った孤児の名前が記されていた。

俺は、無理矢理にでも東京に連れてきて一緒に暮らすべきだったと。
“転校生”に彼女を任せるのではなかったと酷く公開した。

少女の名は・・・・。

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363 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00:16:23.97 ID:DmBMleYe0 [2/5]

俺は、あの日下校途中にコンビニからりんごを万引きしようとした少女を見つけた
赤い髪・赤い瞳を持つかわいらしい少女だった。
俺は咄嗟に少女を呼びとめた
「君、名前は?そのりんご、どうするんだい?」
少女は答えた
「あたしには、親も兄弟もいない。こうしなきゃ食べるものが無い、
だから放っておいてくれ。あんたらに迷惑をかけたわけじゃないだろ」

俺は放っておけなかった。
俺は少女からりんごを奪うと、持っていた“武蔵野牛乳”と一緒にレジへ持っていった
そして、その少女にりんごを渡した。
「お前、すごく良いやつだな。喰うかい?」
そういうと、半分ぐいらいかじったりんごを俺に差し出した
「いや、それは君にあげたんだ。全部残さず食べてくれ」
そういうと、俺は牛乳を一気に煽った

少女の笑顔が眩しかった

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371 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00:22:00.82 ID:DmBMleYe0 [3/5]

少女は、太陽のような笑みで俺に礼を述べ、去っていった。
「おい、キミはこんなところで何をしていたんだい」
最近、俺のクラスに転校してきたヤツが俺に話しかける。
「ああ、女の子が万引きしそうになったから、止めて。それから買ってあげた」
俺は今までの流れを転校生に説明した
「ふ~ん。でも、訳が分からないよ。何故キミは見ず知らずの女の子に、そんな事ができるんだい?
ボクには到底理解できない行動だよ」

この転校生、声は可愛いが時たまトゲのある事を言う。見た目もまるで“男の娘”だ
ただ、名前はちょっと古風だ
確か“九兵衛”と言ったか

あの日以来、俺は毎日少女にパンやお菓子を買ってあげた。

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377 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00:29:37.80 ID:DmBMleYe0 [4/5]

俺が高校3年になって、東京の会社へ就職が決まったときある不安が生まれた
【俺が東京へ行ったら、この子はどうやって生きていくんだ?】
俺は、ある日九兵衛に心の内を話した。
そして、犯罪臭いのは分かってる。でも俺は本気であの子に恋してる(かもしれない)

「恋愛感情なんて、一種の病気みたいなものじゃないか?なんでキミたちはそういう話しか
できないのかなぁ」
俺には、こいつの感性が理解できない。
人を好きになった事がないのか?こいつは
しかし、その直後
「何なら、ボクに任せてよ。あの子はボクが守って見せるから」
そう、俺に優しくきって来た。
何か裏があるかもしれない。そう思ったが、それであの子が幸せに暮らせるなら
なに不自由なく暮らせるなら、俺はそれで良いと思い九兵衛にその少女を託した。

卒業式が終わった後、俺は、少女に最後のパンを買ってあげた。
もう逢えないと告げると
涙をこぼしながら
「あたしは一人でもやっていける。あんたこそ、のたれ死ぬなよ」

少女は俺に言った

コメント:

381 名前:あの日のあなた[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 00:39:18.02 ID:DmBMleYe0 [5/5]

結局、それが最後だった。
スポーツ新聞の記事がウソであって欲しい。流行る気持ちを抑え、
俺は駅員に言う
「知り合いがヤバいことになって層だ、兎に角、いますぐ行ける方法で、
今、一番早く行ける方法で、高崎まで・俺を高崎まで連れて行ってくれ
金ならいくらでも出すから」
俺は必死で叫んでいたようだ。
駅員は引きながらも、それなら山手線で品川まで出て、そこから東海道線で・・。
「いい、新幹線で良い。品川から東京までと東京から高崎まで。」
一秒でも、記事がウソだという事を証明したい。
俺は、焦っていた。
そして
「何で、つれてこなかった。こっちでも二人で暮らせただろう。何で九兵衛に預けた
何で・・・・。何で・・・・。何で・・・・」
俺は、高崎駅の改札を抜けるとタクシーで献花台へ向かった。
「おまわりさん、俺の知り合いかも知れないんです。あわせて下さい」
俺は警官と一緒に、少女が安置されてる病院へいった

「きょ・・・・。う・・・・こ・・・・・。うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
見なければ良かったと、俺はこのこのとき思った。

何で俺はこの子を一人にした。何で俺は・・・・。
全てに絶望しかけたとき、その声が聞こえた

「あんたが居てくれたから、あたしは絶望ぜすにすんだんだ。ありがとう。
それと、ごめんな・・・・。もう悲しまないでくれ。あたしはいつでもあんたの傍にいるから」

コメント:

391 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 01:07:55.17 ID:JXHQYRQq0 [1/3]

満ちたりし星
頬撫でし風
町外れなる教会
僕の手握りたる杏子
空を見つめる彼女の瞳いと寂しげなり

空満ちる 煌めく星も 父母の
 愛に勝るは よもあらじかな

「ここで家族と見た星が忘れられないんだ」
杏子のそのさま いとあはれなり…
「こんなに綺麗なのにさ、一人で見る星は何にも感じないんだ」
「でもお前と見る夜空はとても綺麗なんだ」

諸共に 星を見まほし 君の袖
 夜語りする夏 あらまほしけれ

杏子かくなむ言ひけると我が懐に頬すりすりなり
我、杏子いと愛ほしく思ひて涙流して身体を抱き締め、唇を交わせり
杏子、我、何時までも君の側にいたり
諸共に かく美しき夜空見て、団子など食ひて夜語りせむ
杏子、涙を流してかく詠ひけり

つきづきし 月なき夏夜の 夜語りは
共につき合ふ 一夏の夢

コメント:

430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/27(土) 03:17:35.60 ID:JXHQYRQq0 [3/3]

杏子ちゃん
涎が出てるよ
恥ずかしがらないでいいよ
可愛いね杏子ちゃんは

杏子ちゃん あぁ杏子ちゃん 杏子ちゃん

さぁ、寝ようか杏子ちゃん
おててつないで夢の国へ行こう
お休み、杏子ちゃん、愛してるよ


コメント:

683 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00:00:03.28 ID:Z7x11Ydi0 [1/4]

夏の夕暮れ
やうやう夕日は沈みゆきて、からす鳴く音と共に、太鼓の響き聞こえけり
我が前にて、茶をすすり、芋羊羹を食ひたる杏子、首を傾げかく我に問ひけり
「この音はなんだ?」
かく響き祭りの太鼓なり
今宵は夏祭り開かれし日よ
杏子清げなる瞳を輝かせ我が顔を見て詠ひけり

太鼓の音 葉月晦 聞きたれば
 祭我らを 待つよしもなし

「早くしないと祭が終わっちゃうから早く行こうぜ」
杏子我が手を引きて家を出たり

公園に人いと多く、金魚すくいなる店や綿飴売りたる店もいと多きかな
杏子、我の袖を限りなく優しき手で掴む
「綿飴買ってよ」
あな恋し!
幼子の如き無垢なる杏子の瞳、いみじう愛ほしきかな

祭の終はり
公園の椅子なるところにて杏子と共に夜を楽しむ
「今日は連れてきてくれてありがとな」
杏子、幸せなれば我も嬉しきかな
我、限りなく杏子を恋しく思ひ、妹を身に寄せかく詠ひけり

夏の夜 愛しき君の 唇に
 寄る我が舌は あんあんなりけり

コメント:

686 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00:01:14.41 ID:Hsv6YLfO0 [1/15]

廻る、廻る
それは運命の歯車のように廻る
留まる事を知らず、一期一会のこの人生
同じ流れる川に二度と入れぬように
火は常に躍り続けるように
氷はいつか溶け水となるように
僕の眼の前を彼らは通りすぎていく
対面に座る杏子は一瞬の隙も見せず彼らを捕らえる
「中トロもらい!」
そう、僕らは回転寿司店に来ていた
「なぁ、あの金色の皿とっていいか?」
僕の財布を気遣ってくれる杏子
彼女の優しさには涙が出そうになる
うん。今日は僕の奢りだ、好きなだけ食べていいよ
「やっほー!ありがとな」
杏子は嬉々とした表情で大トロをとる
彼女は上品な箸捌きでさっとネタを醤油につけシャリに乗せる
杏子は箸使い上手いね
「そうか?行儀よく食べるのは食べ物への礼儀だろ」
ただ、食いしん坊というわけではないようだ
「お前もなんか食べなよ」
僕はイクラをとった
杏子は寿司好きかい?
「うん!なんでも食えるものなら好き嫌いしないけど和食は特に好きだぜ」
じゃあ、今度高級な寿司屋とか
キュゥべぇってお店はすごい高いらしいけど芸能人御用達とかでとても美味しいらしいよ
「う~ん、あたしはそういうとこはいいかな」
「だって高すぎてあんまり食えないんだろ?」
杏子の心遣いが痛い・・・
「それにあたしはお前と食えればそれだけで幸せだからな」

コメント:

697 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00:09:32.35 ID:Hsv6YLfO0 [2/15]

「ふぅ~食った食った~」
お腹をぽんぽんと叩きながら歩く杏子
杏子は満足してくれたようだ
僕としてもとても嬉しい
「いつも美味いもん食わせてくれてありがとな」
満面の笑顔の杏子
僕も君から沢山の幸せをもらってるからおあいこ様だよ
「へへっ ありがとね」
杏子は僕の手を握る

人の少ない公園
ベンチで杏子は僕の頭を撫でる
どうしたの?
「いつもの世話になってるお礼さ」
なら、もっと違うお礼が欲しいな・・・
「じゃあ、こんなのはどうだい?」
杏子は僕の頬にキスをする
そして一旦、顔を放すと僕の両頬を優しく抑え
僕の唇にもう一度優しく甘いキスをする
「気持ちよかったかい?お前の顔トロトロに蕩けてるぞ」
そういう杏子もウニみたいに蕩けた顔してる

海鮮風味の協奏曲
僕はシャリで杏子はネタ
二人が重なり合う時至高の寿司のような協奏曲が荒波のように激しく奏でられる

コメント:

693 名前:ムーンライトながら[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00:07:12.41 ID:K0FirGZe0 [2/5]

杏子と俺は、とある無人島に冒険に来ている。
杏子が冒険をしたいとだだをこねたからだ。

今日一日歩き回って、食べれるのか食べちゃいけないものなのか分からないもの
を沢山食べた。
残そうとすると杏子が
「食い物を粗末にするな。あたしらはこいつの命を貰ってるんだ。
粗末にしたら殺すぞ」
としきりに言うので、涙目になりながら必死で食べた。
杏子はとても嬉しそうだった。

テントを張り終え、二人でまったりしていると突然杏子がテントから飛び出し
俺を呼んだ

満点の星空
波の音
そして、俺と杏子しか居ない空間

月明り(ムーンライト)に照らされながら、俺と杏子は色々な話をした。
月明りのせいか杏子が何時もより可愛く見える。
気づくと俺は、杏子の唇を奪っていた

そして、俺は月明りに照らされながら、杏子と初めて一つになった。
そして、杏子のたった一つしか無いものを貰った

コメント:

707 名前:ムーンライトながら[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00:17:18.96 ID:K0FirGZe0 [3/5]

数日後、
俺と杏子は無人島から自分達の町に帰って来た。
あの日以来、俺と杏子の距離は間違いなく縮まった。

ただ、杏子が可愛いだけじゃない。
俺の全てをかけて。そう、”魂を賭けて”でも杏子を守りたい。
もう、杏子を離さない。

かつて、杏子が背負った十字架を苦しみを、少しでも、一瞬でも和らげることが出来たら
俺は幸せだ。

          • 必ず杏子を守る、一生・・・・・・・・。
“ムーンライト”に照らされ“ながら”誓った思い。
そして杏子結ばれるという俺の“のぞみ”に“ひかり”は差すのか
いや、差さなくても良い。杏子の悲しみが二度と“こだま”しないよう
何があっても杏子を守だけだ。

その日から、俺は、毎日杏子にそっと告げている
「愛してるよ、杏子。」と

コメント:

720 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 00:37:47.57 ID:Hsv6YLfO0 [3/15]

一日一杏子
「私は総てを愛している。
ゆえに総てをあんあんする。
あんあんして、この杏子の日を称えるがいい」

コメント:

802 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 12:00:02.76 ID:x9vRiTLa0 [1/2]

なあ、杏子ちゃんと飲むときはいつも白○屋だな。
一番最初、杏子ちゃんと飲んだときからそうだったよな。
杏子ちゃんがホームレスで、俺が月20万稼ぐフリーターだったとき、
おごってやったのが白木屋だったな。
「俺は、毎晩こういうところで飲み歩いてるぜ。金が余ってしょーがねーから」
俺はそういって笑ってたっけな。

杏子ちゃんがマミさんの紹介で入社して初任給22万だったとき、
俺は月30万稼ぐんだって胸を張っていたよな。
「毎晩残業で休みもないけど、金がすごいんだ」
「バイトの後輩どもにこうして奢ってやって、言うこと聞かせるんだ」
「社長の息子も、バイトまとめている俺に頭上がらないんだぜ」
そういうことを目を輝かせて語っていたのも、白○屋だったな。

あれから十年たって今、こうして、たまに杏子ちゃんと飲むときもやっぱり白○屋だ。
ここ何年か、杏子ちゃんがこういう安い居酒屋に行くのは俺と一緒のときだけだ。
別に安い店が悪いというわけじゃないが、ここの酒は色付の汚水みたいなもんだ。
油の悪い、不衛生な料理は、毒を食っているような気がしてならない。
なあ、別にウニや不具合が出る店でなくたっていい。
もう少し金を出せば、こんな残飯でなくって、本物の酒と食べ物を出す店を
いくらでも知っているはずの年齢じゃないのか、俺たちは?

でも、杏子ちゃんは今の俺を見ると、
俺がポケットから取り出すくしゃくしゃの千円札三枚を見ると、
杏子ちゃんはどうしても「もっといい店行こうぜ」って言えなくなるんだよな。
俺が前のバイトクビになったの聞いたよな。俺が体壊したのも知ってたよな。
新しく入ったバイト先で、一回りも歳の違う、20代の若いフリーターの中に混じって、
使えない粗大ゴミ扱いされて、それでも必死に卑屈になってバイト続けているのもわかってるよな。

だけど、いいだろ?
辛いバイトを蔑まれながら汗水流して働いて、土日はゲームして。そんな人生だけど
たまに杏子ちゃんと一緒に白木屋で飯を食うのがさ、俺にとってはこれ以上なく幸せなんだよ
杏子ちゃんはこんな泥水みたいな酒でも、毒みたいな飯でもおいしそうに食べてくれるよな
こんなとこでしかごはん食べれなくてごめんな。けど、俺は杏子ちゃんと少しでも会う回数を多くしたいから、こんな安い居酒屋に行くしかないんだよ
杏子ちゃんと一緒にいれれば、杏子ちゃんが隣にいれば幸せなんだよ
そのためならいくらでも働くし、どんなに蔑まれても頑張る
ただ、杏子ちゃんと白木屋で過ごすために、おれは頑張るし、生きてるんだよ

コメント:

809 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/28(日) 12:40:45.51 ID:JHG5BSpT0 [2/2]

「なぞなぞしようぜ!」
なぞなぞ?
「桜は桜でも食える桜はな~んだ?」
うーん、さくらんぼ?
「ぶっぶー!!」
えーっ?
「佐倉杏子でした!」
「お前になら食われてもいいよ…///」
じゃあ、食べちゃおうかな
「来て…優しくしてくれよ///」
杏子ちゃん美味しいよ!
「ふわぁっ///」
大好きだよっ!杏子ちゃん!


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最終更新:2012年03月01日 00:32