【まどか☆まぎか】佐倉杏子はLチキ可愛い64個目


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93 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 00:08:32.26 ID:YmVCOaP30 [1/19]

運命の女神よ、
貴女は月の如く満ちたり欠けたり、常に定まらない
人生も同じこと、確かなものは何もなく、
運命に弄ばれ貧乏も権力も 氷のように無に帰する
恐るべき空虚な運命よ、おまえは車輪の如く回ってゆく
信頼能わず、隠れたら現れ、
健康と徳を授けたらすぐに 欲情と背反をよこす
我らは常に憂悶しながら、たえず恐れおののく
さあ、運を掴んだ者も投げ落とされた者も、私と共に運命に泣こう!

劇場
響き渡る声と音楽
旋律は止み立派な髭を生やした指揮者は観客に頭を下げる
観客の拍手と喝采が飛び交う
僕はその心打たれる音楽に心から拍手をする
隣の杏子も目を輝かせて拍手をしていた
音楽は共通言語のようだ
そよ風も太陽の光も全て斉しく僕らに語りかけるように
音楽も僕らに語りかける

夕日を背に受け帰路につく
退屈しなかった?
「全然しないよ。音楽ってのもいいもんだな」
杏子を誘って行ったクラシックコンサート
気に入ってもらえて何よりだ
「お前ピアノやってたよな?」
ん?うん
「今度教えてくれよ」
杏子が音楽に興味を示すなんて意外だね
「何だい?あたしも食うこと以外にも興味を示すさ」

コメント:

100 名前:†[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 00:11:09.51 ID:YmVCOaP30 [2/19]

「最後の曲・・・」
カルミナ・ブラーナだね
「歌詞翻訳してくれてありがとな」
パンフに書いてあったのを読んだだけさ
それにしてもカルミナを最後に持ってくるなんて珍しいね
まぁ、歌曲のコンサートだったから驚くこともないかな
「よく分かんねーけど、楽しかったよ」

「運命の女神様ってほんと、気まぐれだよなー」
どうしたの?杏子もお年頃かな?
「もし、この世の全てが運命通りに動いているとしたらさ」
「あたしが願って家族をぶっ壊しちまったことも運命通りってことになるだろ?」
そうだとしたら僕は運命の女神様を恨むね
杏子を苦しめたんだから
「でも、そう考えると今ここであたしがお前と手をつないで歩いているのも運命ってことになるよな」
杏子が足を止め僕の顔を見る
心地よい風が吹き、杏子の髪は美しくたなびく
「あたしは運命の女神様ってのがいるなら心から感謝するよ」
「お前に出逢えて、たくさんの幸せをもらったからな」
ならば、僕も運命の女神様に感謝しないとならないね
でもその前に・・・
「なんだ?」
僕は杏子に感謝するよ

コメント:

110 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 00:15:04.83 ID:H1JOGQdA0 [2/33]

杏子ちゃんと海に行きたい
バイクの後ろに載せて杏子ちゃんの長く美しい髪をたなびかせながら海岸沿いを走る
海に着いて更衣室に行こうとしたら、待ちきれずに実は服の下に既に水着を着てた杏子ちゃん
俺にお披露目して「ど、どう?似合う……かな?」って訪ねてくる
その可愛い水着を見て、「杏子らしいよ」って答えて、杏子ちゃんがどういう意味だよ!って怒って来る
んでまあ俺も着替えて海に行く
二人でビーチボールで遊んだり、どっちが早く泳げるか競争したり
お昼には海の家でやきそば食って、杏子ちゃんの幸せそうな顔をみて
それから俺が浜辺で砂で女体を作ってる間に、杏子ちゃんざ桜貝を集めてて
「○○と来た記念に、思い出にとっておくんだ」
って言って笑いかけてくる
そしてそろそろ帰る時間になって、名残惜しいながらも着替える
それで海に沈む夕焼けを2人で手を繋いで眺めて、また、来年も来ようって約束する
コメント:

125 名前:†(空気読まずに完走!)[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 00:21:00.35 ID:YmVCOaP30 [3/19]

杏子さっきピアノ教えてほしいって言ったよね?
「あぁ」
それには、その前に音楽のことを知らないといけないよ
「難しい用語とか覚えんのか?」
面倒くさそうに言う
そんなもの必要ないさ
音楽は自由に感じ、奏でればいいのさ
さぁ、杏子僕と奏でてくれないか
「また『協奏曲』か?」
そう言って微笑む杏子は目を瞑り僕の応えを待つ
彼女の髪と夕日が重なって眩しい
それはとても綺麗で可憐だった

杏子が僕の唇に触れる
互いの口の間に透明な五線譜が架かる
夕日の光は五線譜に乗っかる音符
風が吹けば音の長さも大きさも変わる
夕日色の五線譜と音符
揺れて、縮んでまた伸びる

夏の終わりを告げるかのように鴉が啼く
しかし、僕達の協奏曲は終わることなく奏でられる

コメント:

138 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 00:29:39.25 ID:H1JOGQdA0 [3/33]

海から離れて、波の音の残響が響いてていたけど、次第に消えていった
家に帰ってからは、花火をやった
最初はすごく綺麗で盛り上がったけど、打ち上げ花火が夜空に消えて、最後に線香花火をやると、杏子ちゃんは静かになった
儚い花火が、杏子ちゃんの顔を照らす
「線香花火ってさ、なんか寂しいんだよ。折角パチパチ爆ぜてるのに、結局最後はポトッて落ちちまうんだ。なんか寂しいよ」
杏子ちゃんがそう呟いたんだ。だから、俺は話した
「終わりがあるから、花火は必死に輝こうとするんだよ。それを最後まで見届けてあげよう」って
杏子ちゃんは「そうなのか……」って呟いて、微笑みながら落ちる線香花火を見届けていた

コメント:

187 名前:ホームタウン佐倉[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 00:53:04.24 ID:NEaaGci80 [1/3]

杏子の家だった廃墟の教会で永遠の愛を誓い合った俺達。
当然、そこから俺達の新しい生活が始まったわけであるが、
今日は、仕事で遅くなってしまった。
杏子。怒ってるかな?

俺は急いで家に帰った。
「ただいま、遅くなって・・・」
「遅せえ。何してたんだ!」
ああ、やっぱり杏子怒ってる。

「心配で、心配でそうしようも無かった。お前が事故にあったらって、
お前が消えちゃうんじゃないかって。一人ぼっちはもういやだ」
杏子が震えている。

「安心しろ。絶対に一人ぼっちになんかさせないから」
そう言いながら、優しく杏子を抱きしめる。
その瞬間。珍しく杏子に唇を奪われた。そして
今までの中で一番激しく、一つになった。
ちなみに、今日は杏子の申し出で防護はしていない。

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260 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 12:13:03.46 ID:YmVCOaP30 [7/19]

雨で濡れちゃったよ
杏子ちゃんの人肌で僕のことを温めてよ
「仕方ねーなぁ、風邪ひいちまったら大変だしな」
そう言うと杏子ちゃんはタオルで僕の身体を優しく拭いてくれた
そして、彼女はパーカーを脱ぎ捨て僕に差し出した
「ほら、着てなよ。体温管理ちゃんとしとかないと風邪ひくぞ」
パーカーはとってもいい匂いがした
杏子ちゃんの匂いがする・・・
「変なこと言うなよぉ」
顔を赤らめて目を背ける杏子ちゃんはとても可愛かった
そんな杏子ちゃんをからかうのが楽しくてしょうがなかった
「そんなスリスリしてねーで、早く着ろよ」
杏子ちゃんがジト目で呟く
でも、サイズ合わないと思うし・・・
「うっ・・・そこまで考えてなかった」
気持ちだけで充分だよ
ありがとう杏子ちゃん
僕はそう入って彼女の頭を優しく撫でる
「ったく・・・調子狂うよな、ほんと・・・」
そう言うと杏子ちゃんは僕のことを抱きしめた
どうしたの?杏子ちゃん
「人肌で温めてほしいんだろ?」
「いいよ、ずっと抱きしめててやるよ」
杏子ちゃんの身体は温かくて気持ちよかった

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283 名前:赤い果実[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 14:30:00.05 ID:RS0bO39t0 [3/7]

「熱いな・・・」
今日も相変わらず暑苦しい日々が続いている。
こんな日は棒付きアイスに限るな……そう思っていそうな眼差しを杏子ちゃんは俺に向ける
アイス・・・食うかい?
そう言って俺は近くのコンビニから棒付きアイスを購入し杏子ちゃんに差し出す
「サンキュ!やっぱ暑い日のアイスは一段と美味いな!」
幸せそうに微笑む杏子ちゃん。この笑顔に何度助けられたことか……
杏子ちゃんは早々とアイスを平らげると、アイスの棒をしゃぶりだす。
「へへ、木の味がする・・・これもまた棒付きアイスの醍醐味だよな」
一理ある。これだから棒付きアイスはやめられない。
木の味と微かに残るアイスの甘み。絶品とはお世辞にも言えないが、どこか懐かしい味がする。
「それじゃ、アタシは魔女退治に向かうとするよ。アイス、ありがとな」
杏子ちゃんは俺の手に熟れた林檎を置くと、ソウルジェムを片手に魔女を探しに行った。
一人残された俺。微かに残る杏子ちゃんの温もりのある林檎を片手にとり、
俺は赤い林檎に口づけをした。杏子ちゃんの頬を思い浮かべながら……

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293 名前:わたしの、最高の豊橋[sage] 投稿日:2011/08/31(水) 15:49:42.06 ID:NEaaGci80 [3/3]

今日は、久しぶりに杏子と遠出をする。
「あたしは、うどんが食いたいな」
と杏子が言うので、豊橋カレーうどんを食べに行く事にした。

駅に着いたとたん。会社から電話が・・・。
杏子には「名鉄」で先に豊橋へ行ってもらう。俺のManacaを貸した。
“まどか”とか“マギカ”に似てるからではない。そう決して。
俺は、用事を済ませ杏子を追う。
そう「白い悪魔」でもちろん、これもQBの事じゃない。

豊橋に到着。
やはり、俺の方が先に着いてしまったらしい。
改札で杏子を待つ。
杏子はいきなり
「何でお前が居るんだ。こんなのっておかしいじゃないか」と言い放つ
俺が、窓を指差したとたん
白と青の2色の列車が270キロで通過していった。
あぁ、と杏子は納得した
しかし、「金を無駄づかいするんじゃねぇ、殺すぞ」と思いっきり怒られたが。

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453 名前:こうのとり[sage] 投稿日:2011/09/01(木) 00:13:55.80 ID:tDrufPlm0 [1/5]

今日は、杏子とちょっと遅めの夏休みだ。浴衣を着た杏子はいつもよりも美しい
「ふぅ、良い温泉だった。アンタも早く入って来いよ」
と杏子が言う。

大浴場に入って思う。
今まで色々あったな。と
杏子が魔法少女で有る事。
お父さんが杏子を残して無理心中ししてしまった事を杏子から聞いた日。
月明りに照らされて初めて一つになった日
杏子の家でささやかな結婚式を挙げた日。

どれも、心に残ってるし、忘れる事はできない。
もちろん今日の旅行も
京都を一回りした後、「城崎温泉」まで出てきてしまった。
温泉に入りながら普段の疲れを癒し、杏子と出会えたことを感謝する。

しかし、最近、何だか杏子がおかしいんだよね。出合った頃と比べると、
ちょっと太った感じがするんだよね。
まぁ、お菓子とか毎日食べてるから仕方ないのかな?

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454 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/01(木) 00:18:06.10 ID:97FBxO850 [1/7]

8月が終わった
聞こえる虫の音が夏の終わりを告げるようだ
しかし、まだ残暑も続くだろう
朝になったら蝉も喧しく鳴き続けるだろう
9月になったからといっていきなり日常が変化するわけではない
真っ暗な空を見上げると綺麗な月
星も競い合うように輝いている
町外れの小さな丘から見る夜空は美しかった
僕の隣には浴衣姿の杏子
夏の最後に杏子の浴衣姿を見たいと無理を言って頼み込んだのだった
彼女の眼には空の星が移りとてもその姿は様になっていた
月明かりに照らされた浴衣姿の杏子
美しく、可憐で、愛おしい
「ありがとな」
星空を見つめながら杏子は言う
その声はとても静かで優しかった
いつもの杏子を太陽とするなら、今の杏子は月のようだ
「こんな楽しかった夏ひさしぶりだよ」
杏子が振り向くのを待っていたように優しい風が吹く
月明かりを浴び、風で髪がたなびく杏子
その姿は美しいという言葉で表せるものではなかった
まるでイコンのような神聖さを漂わせている
「おい、聞いてんのかよ?」
杏子が僕の手を握っていた
僕は答える
ありがとう杏子、と
僕もここまで充実した夏は初めてだよ
「そう言ってもらってあたしも嬉しいよ」
杏子と手を繋いで夜を語る
その時間は刹那にも永遠にも感じられた
このまま時間がとまってしまえばいいのに

コメント:

456 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/01(木) 00:19:30.59 ID:97FBxO850 [2/7]

僕達は夜空を眺めながら帰り道を進む
涼しげな杏子の浴衣は風が吹くたびにひらひらと揺れる
「はー。夏ももう終わりかー」
そうだね、本当に楽しい夏だったよ
「でも、なんか寂しいなー。この夏がいつまでも続けばいいのにな」
僕は杏子と一緒ならどの瞬間も楽しめるよ
それに秋には秋の楽しさがあるよ
「そうかもね。これからもよろしく頼むよ」
こちらこそ、いつまでもよろしく頼むよ

もう少し歩こうか
敢えて、遠回りするような帰り道のルートを提案する
「そうだね、もうちょっと最後の夏を味わいたいしね」
杏子が僕の腕にくっついてくる
甘えん坊だね、杏子は
「最後の夏なんだからいいだろ?」

小さな公園、たった一つ電灯には小さな虫がわらわらと集まっている
僕と杏子はその電灯から離れた松の木の下
月明かりに照らされながら互いの身体を抱きしめあう
赤く火照った杏子の顔
「大好きだよ」
杏子が僕に愛の詞を贈る
僕も、杏子が大好きだよ
この一夏の最後に最大の協奏曲を奏でよう

夏の終わりの最大の協奏曲を奏でる
刹那に、永遠に
されど今奏でる協奏曲は僕と杏子の愛の歴史の中においては
序曲(オーベルテューレ)に過ぎないのだ

コメント:

457 名前:こうのとり[sage] 投稿日:2011/09/01(木) 00:19:44.09 ID:tDrufPlm0 [2/5]

何というか、最近杏子が太った感は否めない。
杏子を喜ばせようと、俺が甘やかして、お菓子ばかり買ってきたからか?
う~ん。
夫として、妻の健康管理はきちんとしないとな。
杏子には悪いけど、当分甘いもの禁止!!
高血圧とか糖尿病になっちゃ困るから。

俺は、大浴場にを出ると、瓶入りのコーヒー牛乳を一気に煽り、部屋に戻る
「杏子!話がある」
「アンタに話がある」
ハモった。
杏子がじっと俺の目を見るめる・・・・。

(この続きはタイトル変えます。諸事情で)

コメント:

459 名前:こだま[sage] 投稿日:2011/09/01(木) 00:27:03.76 ID:tDrufPlm0 [3/5]

「あのさ、最近来ないんだ」
杏子が少し目を伏し目がちに言う
「何が来ないんだ?“みずほ”か?“さくら”か?“はやぶさ”か?」
俺は、妙な軽口を叩いてしまった。
いや、ある意味逃げる時間を稼ぎたかっただけかもしれない。
一つになるときに、防護を怠れば、どのような事故が発生するか、知らない者は居ない
それに、最近の杏子の変化

ここまで来れば、ある程度想像は出来る。
杏子がかなり怒った様子で俺の胸倉を掴んで叫ぶ
「てめぇ、あたしが今から大事な話をするんだ、茶化すな。」
と旅館中にこだまする。
あぁ、こんなところで“豊岡の有名な鳥”と出会うなんて・・・。

コメント:

461 名前:こだま[sage] 投稿日:2011/09/01(木) 00:37:01.39 ID:tDrufPlm0 [4/5]

俺は、杏子の唇を奪いそっと
「ありがとうな。杏子。」
それだけ言うと、杏子は顔を真っ赤にして言う
「でも、自信ないんだ。あたし。」
本当に切なそうな顔で

「だって。あたし、親の愛ってある意味しっかり受けてないだろ?だから不安なんだ
怖いんだ」
半分泣きながら俺に言って来る。
この子は「親の愛情」に飢えてならここまで育ってきた。
だから、不安なんだと。
親の愛情が不足するとその子もネグレクトしたり、虐待する癖があると書籍で読んだことがある。
大丈夫。俺は守るから。
杏子と“ムーンライト”に照らされながら一つになり、それから今に至った
杏子のお父さんのDVDを見て俺は何を思ったか
杏子は絶対に守る。杏子の幸せを壊さないと

杏子のお腹をさすりながらそっと杏子に言う
「大丈夫。俺が付いてる。杏子一人にまかせっきりにしない。
だって、二人の愛の証だろ?」と

杏子は何時もよりきつく俺の腕を掴む。

俺だって不安さ。けど、この先は『2人だけ』じゃない『3人になるのだから』と
自分自身に言い聞かせる。
杏子の中にある“小さなのぞみ”はこの先どのような“ひかり”を見せてくれるのだろうかと
今からワクワクしている。

俺は、何度も杏子のお腹を撫でた。
杏子も愛おしそうにお腹を撫でている。
俺は今幸せの絶頂だ。

コメント:

463 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/01(木) 00:39:35.06 ID:97FBxO850 [3/7]

僕は寂しく独奏曲を奏でていた

あたしはひとりで独唱曲を奏でていた

ひとりならば誰にも傷つけられないから

ひとりならば誰も傷つけないで済むから

しかし僕は杏子と出逢った
しかしあたしはあいつと出逢った

杏子は僕に光を与えてくれた
あいつはあたしを絶望の深淵から引き上げてくれた

もうひとりはイヤだ
もうひとりはイヤだ

僕は杏子を求めた
あたしはあいつを求めた


そして協奏曲を奏でた

その協奏曲はどの交響曲よりも壮大で美しい

だからいつまでも二人で協奏曲を奏で続けるんだ


コメント:

674 名前:あやめ[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 00:06:23.11 ID:tDrufPlm0 [5/5]

城崎温泉に杏子と旅行に行ってから早10ヶ月。
だいぶ杏子のお腹も大きくなってきて、
俺と杏子の愛の結晶は杏子のお腹を蹴るようにまで成長している。

ある日、杏子が急に倒れた。
俺は救急車を呼び、その杏子はそのまま病院に担ぎ込まれた。

杏子が担ぎこまれてから何時間立ったのかは分からない。
杏子が無事が心配でたまらない。

看護師に呼ばれ、部屋に入ってみると
そこには杏子と、俺達の愛の結晶が居た

俺は今、最高に幸せだ!
このときはそう思っていた
杏子と俺の娘が14歳になるまでは・・・・。

コメント:

680 名前:あやめ[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 00:16:31.05 ID:aIYHiRul0 [1/6]

今日は俺と杏子の娘「あやめ」の14歳の誕生日だ。
つまり、俺と杏子が出会ってからもう、数十年経過している事になる。
親子3人で外食を済ませ、自宅へ戻っている途中、
“白いネコ”が近づいてきた
そのネコは杏子に近づくと、いきなり話し始めた

「やぁ、その子がキミの娘かい?ふ~んいい娘さんじゃないか。
流石、佐倉杏子の娘だけあって魔法少女として良い素質を持ってるじゃないか」
杏子がいきなりネコを掴むと
「てめぇ、娘には指一本触れさせない。」
と激しく言放ちその“異常にかわいらしいネコ”を放り投げた
しかし、その直後そのネコは娘に近づき
「よく、こんな怖いお母さんの下で暮らしているね。ボクならキミの願いを
何でも一つだけ叶えてあげることができるよ?さぁ、ボクと契約して魔法少女になってよ」
と何か怪しい勧誘をし始めている

杏子がいきなりそのネコを蹴り飛ばす。
「佐倉杏子・・・。仮に、今ワルプルギスの夜級の魔女が来たらどうする?
もう、キミには戦うチカラは残っていないはずだよ?」
そして、杏子も応戦する
「だからって、自分の娘をゾンビにされるのを黙ってみてるヤツが居ると思うのか?

さらにネコも続けて言う
「訳が分からないよ。何でキミ達はそうやって血のつながりや絆ってやつをここまで大切にするのかな?
まぁ、今日は一旦帰るけど、佐倉杏子。キミにはもう一度魔法少女として戦ってもらうよ」

そういうとネコはどこかへ消えていった。

コメント:

682 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 00:23:08.07 ID:PDqq1D4B0 [1/4]

酷い雨だ
荒れ狂う風と天の零した涙が乱暴に協奏曲を奏でる
いや、交響曲だ
木の枝や捨てられた空き缶達は無理矢理に嵐に奏でられている
僕はそれをただ傍観するだけだった
早く杏子の待つ家に帰りたかったのだが、このような嵐ではどうしようもない
折りたたみ傘も持ってきたがこのちはやぶる雨風の前では無力だろう
溜め息が出る
このような人混みで蒸し暑い駅から早く脱け出したいものだ
そのように憂いていると何者かが僕の肩を叩いた
「よっ!」
そこには緑のパーカーにホットパンツ姿の少女
僕のよく知っている少女が傘を二つ持って立っていた
杏子・・・?
「あまりにも酷い雨だったから迎えに来てやったぞ」
ビショビショに濡れた杏子が僕に微笑む
どうして・・・?
「この嵐、強い台風らしいからな
そんな中傘も差さずに帰って来たら風邪ひいちまうだろ?」
ありがとう杏子、本当に優しい子だね
僕はハンカチをポケットから取り出し杏子の顔や頭を拭く
「平気だよ。どうせまた帰る時に濡れちまうんだからさ」
でも、こまめに拭いておかないと風邪ひいちゃうよ
「お前は心配性だな」
杏子もね
「へへ、そーかもな。じゃあそろそろ帰ろうぜ」
杏子が僕に傘を渡す

コメント:

685 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 00:23:54.00 ID:PDqq1D4B0 [2/4]

帰り道
やはり酷い雨だった
暴れ狂う風の所為で傘を差しても思いっきり濡れてしまう
「ひっでー雨だな」
そう言って僕の方を振り向いた瞬間━━
「わっ!」
杏子の手から傘が離れ、風の吹き荒れる方向に飛んでいき、地面にベタっと落ちる
「わっ、待てよあたしの傘!」
杏子が飛んでいった傘を取り戻そうとする
危ないっ!
僕は咄嗟に杏子の腕を掴む
「何すんだよ!」

ドグシャアッ!!!

巨大なトラックが傘を微塵に粉砕した
骨組みもグシャグシャだ
「あたしの傘が・・・」
すごい絶望した様子の杏子目を潤ませ、今にも泣きそうな表情だ
僕は杏子を僕の傘に入れる
これでは風邪をひいてしまう
「ごめんな・・・この前買ってもらったばっかなのに」
また、買ってあげるよ
ほら、入って
杏子を傘の真ん中に入れる
僕の肩にはみるみる濡れ続けていたが、そんなこと気にならなかった
「ほんとごめん・・・」
シュンとした様子の杏子
見ているこちらが痛ましい


コメント:

686 名前:†[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 00:25:29.21 ID:PDqq1D4B0 [3/4]

傘の残骸を回収して再び帰り道を往く
杏子はずっと下を向いて虚ろな表情をしていた
彼女の名を呼んでも心ここにあらずといった感じだ
傘一つでここまで悲しむとは、杏子はやはり優しい心の持ち主なのだろう
また、過去の貧窮した生活もあってか、物を大切にすることを心掛けているのかもしれない
僕は杏子を抱き寄せ、胸を張って言う
大丈夫、そのくらいなら僕でも直せるよ
「え・・・?」
杏子の顔から曇りが少し晴れた
「本当か・・・それ・・・?」
元通りってのは難しいかもしれないけど、僕が直してみせる
「本当に大丈夫なのか?」
僕に任せなさい、と偉そうに言う
「そっか!ありがとな!」
杏子の顔が向日葵のように咲いた
杏子は笑っていた方が可愛い
「よかったな!直してもらえるぞ、お前」
杏子は傘の残骸に話しかける

ごめんね。杏子。
僕は傘を直したことなんてない。
でも約束するよ。
絶対にそのを直してみせるって。

家に帰宅して、僕はシャワーを浴びている。
そして、後ろには杏子
バスタオルを巻いて僕の背中を流してくれている
僕は杏子に先に浴びるように言ったのだが杏子が僕の背中を流すと一点張りだった
「ありがとな、本当にありがとな」
後ろから杏子の優しい声が聞こえる
「お礼だよ」
杏子は僕の頬にキスをした

外は荒れ狂った暴虐と狂乱の交響曲を奏でている
僕と杏子は愛と感謝を詩に静のせてかに、優しく奏でた
二つの音が求め合い、重なり合って一つの曲をつくりあげる
崩れ去ることはなく、止まることもない
たとえ崩れ去っても、すぐに復活し、新しい旋律が生まれる
それが僕と杏子の愛の協奏曲だ

コメント:

687 名前:トワイライト[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 00:26:12.73 ID:aIYHiRul0 [2/6]

“異常にかわいらしいネコ”が俺達の前に現れてから数日後、
竜巻・地震・台風といった異常気象が現れている。
いや、何故だか俺にはその中心に“何だか分からないがとてつも無くグロテスクな何か”が
居るような気がしてならない。

杏子と何回も一つになったが故に俺にも“杏子が戦うべき相手”が見えているのだろう
不安そうに杏子が言う
「なぁ、もし、もしもだ、あたしが帰ってこなかったら、娘を連れて逃げてくれ。」
最初に会った時よりも不安そうな表情をする杏子に俺はただ一言
「分かった。だけど、必ず帰ってきてくれ」
とだけ良い、今までで一番長い時間唇をあわせた。
「ああ」
それだけ言うと杏子は赤い服を纏った魔法少女に変身した
まぁ、年齢的に「少女」というのはいささかなものかとは思うが・・・・。

杏子は手にした槍でその“魔女”と対峙する。
素人目に見て、勝率は五分五分といった所か
魔女の触手が杏子を襲う。
杏子は間一髪よけて、槍で魔女を討とうとする。
息が詰まりそうだ。
杏子は俺と出会う前からこんな戦いばかりしてたのか?
俺は、本当に杏子に安らぎを与える事が出来たいたのか?

魔女との激しい戦闘を目の当たりにして自分は何も出来ないだだの人間である事に気づかされる

コメント:

693 名前:トワイライト[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 00:37:25.63 ID:aIYHiRul0 [3/6]

その時だ、
魔女の触手が、娘を攻撃しようとする。
間一髪杏子が結解を張った。
だが、その時みた杏子の顔、かなり疲労が溜まっているようだ
そして、胸元についている杏子の命ともいえる宝石の色も大分くすんでしまっている。

その昔、杏子から聞いた事がある。
この宝石“ソウルジェム”は杏子の命そのものだとか。
それで居て、この宝石が砕け散るか肉体から100メートル以上離れる
もしくは、真っ黒になると杏子は死んでしまうとの事だ。
もう、限界じゃないのか?
杏子やめてくれ、お前が居なくなったら俺は・・・・。

気づくと叫んでいた。だけど、杏子にその言葉は届かない
ボロボロになりながら、戦う杏子
俺は、見守る事しか出来なかった。

夜が明け、魔女は杏子によって討たれた。
しかし、杏子のSGも限界を迎えようとしていた。
「なぁ、お前に頼みがある」
杏子は虫の息で俺に語りかける
救急車でも呼んだ方が良いのではないかと思ったが、杏子が真剣に行ってくるので、
せめて最期だけでも、杏子の願いを叶えてあげようと
辛く、苦しい人生だったんだ。せめて最期ぐらいわがままに応えて良い夢を見させてあげようと
「たのむ、あたしのSGをあんたの手で、砕いてくれ」
俺は血の気が引いた
つまり、俺の手で杏子を殺せと?一番大事な人を殺せと?
「SGが濁りきって、まっくろに・・・。なると、魔女になっちまう
魔女になっちまったら・・・。あんたや・・。あの子を・・・。殺しちまう
それだけはイヤだ。だから・・・・。っ」
出来ない。俺には、杏子のSGを砕くなんて出来ない。
どうすれば・・・。どうすれば・・・・。

俺が悩んでいる間に、杏子のSGは・・・・・。

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697 名前:ごめんね[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 00:44:32.46 ID:4RFBncat0

僕は杏子が大好きだ
君が魔法少女だってことも知っている
君が魔女と呼ばれる怪物と戦っているのも知っている
別に僕は君を恐れたりしない
僕は杏子の全てを受け容れる自信がある

でも、僕は無力だった
受け容れるだけでは何の役にも立たない
どんな優しい言葉も意味をなさない
僕がどんなに足掻こうと君の苦しみを和らげることはできなかった

だって、僕は魔法少女じゃないから
僕は無力だから、僕が憎い
杏子が僕に優しい言葉をかける度、僕は僕を憎むようになる
役立たず役立たず役立たず役立たず役立たず役立たず役立た…

ここから一歩踏み出せば僕は楽になれる
杏子の足枷にならずに済む
さぁ…早く飛び立とう
楽になろう
ありがとう、杏子
君は僕に優しくしてくれた

そして、ごめんね

世界が落ちた

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701 名前:ひかり[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 00:51:45.37 ID:aIYHiRul0 [4/6]

人の死って、あっけないものだな。
俺は“杏子だったもの”を見つめて、呆然とした。

“杏子だった魔女”
を俺を掴む。そのチカラはどんどん強くなっていく
このままだと数分後には圧死かな?俺。
息が出来ない。
杏子。やっぱり怒ってるんだ。俺がSGを砕かなかったこと
最期の“のぞみ”を叶えてあげられ無かった事。
あぁ、この魔女は杏子の絶望が招いた、悲しい声が“こだま”してる存在なんだなと

俺は薄れ行く意識の中でそう、考えた。
かすかに、娘が魔法少女になる瞬間を見たような気がする
“ゆま”と名乗る女性が「キョーコ元に戻ってよ」と懇願する声が聞こえたような気がする

俺の意識はここで途絶えた。


ここはどこだろう。
無限に続く闇・闇・闇・闇
光なんて存在しない世界。
俺は一人ぼっちで、この闇を漂っている。
あぁ、これが“杏子への裏切り行為”に対しての罰なんだな
“杏子を救ってあげられなかった事に対して”の罰なんだな

俺は全てあお諦めた。
俺はこの闇の住人なんだと。
心が、感情が、記憶が腐っていく気がした。
杏子に出会ったことも、“ムーンライト”の元での行為も、ボロボロの教会での思いでも
どんんどん剥がれ落ちていく気がした・・・・。

「おい、おいってば」
杏子に呼ばれたような気がした
後ろを振り向くとそこには杏子が居た。
出合った頃の姿の杏子だ。
コッチに手を差し伸べている。
俺はその手を掴んだ。
「まったく、一人ぼっちにさせないって行っての、アンタだぞ。」
杏子は顔を真っ赤にしながら言う。
「一人ぼっちは寂しいもんな。だから、一緒に逝こう」

あぁ、そうか、ずっと一緒に居るからという約束は杏子が杏子でなくなっても憶えていてくれたか
「杏子。愛してる。もう、何時もでも一緒だ。そう、永遠に」
そう言いながら、俺は杏子の唇にそっと触れる。
闇しか無かった世界に“ひかり”が広がっていく。
俺と杏子はずっと一緒だ。これまでも、そしてこれからも

(了)

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703 名前:あとがきのかわりに[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 01:02:54.51 ID:aIYHiRul0 [5/6]

と、まぁヘタレな文章を投下し続けたわけですが
今日1日で3日分のポエムを投下すると言う荒業を使ってみました。

最初はね、“俺”と杏子が結ばれたあたりでやめようと思ったのですが。
あと、タイトルは殆ど列車名から取ってます。

ムーンライトながら:東京~大垣の臨時夜行快速
のぞみはいつも、そこにある:東海道新幹線品川駅開業時のキャッチコピー
こうのとり:新大阪~城崎温泉の特急列車(旧:北近畿)
あやめ:東京~鹿島神宮・銚子の特急列車(佐倉駅に停車することから“俺”と杏子ちゃんの娘の名前に採用)
トワイライト:大阪~札幌のあの豪華寝台特急
ひかり:まぁ、言わずもがなだね。

本当はもっとこう虚淵先生ばりに「娘の前で杏子の魔女がパパをひねり潰して、
ゆまとあやめで泣きながら魔女を倒す」とか
意識途絶えた後の世界を書かずに完全にバットエンドにするとか
にしたいな~とも思ってましたが・・・。

当分ポエムをROMする側に戻ると思いますので、
またいずれ、ポエム投稿者として戻ってこれる事を楽しみにしてます。

け、決してネタが無くなった訳じゃないんだからねっ!

コメント:

704 名前:特殊清掃人[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 01:08:24.99 ID:mEwT/Dnw0 [2/12]

この気持ちに気づいたのはいつだろう。

俺は特殊清掃のバイトで汚物を掃除していたんだ。
汚物って言っても吐瀉物だけどね。
んで、毎日、ゲロを掃除した。
くっせーと思いつつも給料が良かったので続けてた。
深夜だけだったから、朝までにまとめて掃除すりゃ良かったからな。
しかし、最近はゲロの頻度と回数も増えて、深夜以外にもシフトを入れることになった。
あー面倒だなと思いつつも、欲しいものがあったし我慢してた。

そんなある日、学校に行くとすれ違う人が妙に俺を避けるんだよ。
まぁあまり気にも留めず教室に入ったんだが、やっぱり避けられてる。
そんで、ちょっとヤンキー入った奴が言う訳ですよ。
おまえ、くっせーなって。
俺は逃げたね。そして泣いた。バイトもやめてやるって思った。

んでバイト先にそれを伝えていくと、部屋の中で吐瀉してる音が聞こえた。
最期だし、吐瀉してる奴のご尊顔でも見てやろうって思ったんだ。
……驚いたね。あんな美人が何度も何度もゲロを吐いてるんだもん。
俺は釘告げだった。何十分いや何時間そこにいたか分からない。


んで、今も杏子のゲロを舐めるバイト続けてます。

コメント:

705 名前:ごめんね[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 01:08:25.41 ID:EVzk5I+10

飛び散る肉片に流れる鮮血
温かくて気持ち悪い感触
後悔か達成感か

いや、その何物もなかった
僕は生きているのか
なんて滑稽なんだろう、自分の命を絶つことすらままならないなんて
僕は静かに目を開く
杏子がいた
その瞳には今まで見たことのない怒りが含まれていた
しかし、その視線は僕に注がれたものではない
その先には異形の姿
魔女か…
「舐めたマネしやがって」
杏子が牙を剥く
その次の瞬間
魔女は破裂し赤い血肉を散らす
あれは僕の流すはずのものだった
赤い雨はボトボトと降り注ぎ僕の顔にへばりつく

「お前は悪い夢を見てたんだ」
「お前を苦しめる魔女は死んだ。まさかお前を狙うとはな」
違う…僕が望んだんだ
死なせてって
僕は君が大好きだ
でも、無力で、役立たずで、それが許せなくて
「お前、疲れてんだよ。無理もないな、結界に閉じ込められたんだから」
違う…僕が望んだんだ、死にたいって

僕の頬に衝撃が走る
「命を粗末にすんじゃねぇ」
明らかな怒気が含まれた声
「お前は悪くない。魔女が悪いんだ。魔女は死んだ。いいな?」
ごめんなさい…
僕は無意識のうちに謝っていた
「さぁ、帰るぞ」
杏子が立ち上がり僕に背を向ける
「先、帰ってるからな」
杏子は歩を進め、立ち止まった
「あと、勝手に自分を役立たずとか言って粗末にすんな」
「お前を大切に想ってるヤツを忘れんなよ」
杏子の後ろ姿はみるみるうちに小さくなってゆく

ごめんね、杏子

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875 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/02(金) 18:08:44.35 ID:b5Xo6mw90 [1/2]

あんこちゃん!お祭りで屋台開いてるんだ、何を作ってるのかな、お好み焼き?
あんこちゃんのお好み焼きなら何枚でもいけちゃうなぁ。
そんな「食うかい?」とか言われたら僕の財布の紐はゆるゆるだよ。
え、あ……さやかちゃんもいるんだ、ほら喧嘩しないで、僕はイカが入ってるか入ってないかで怒らないからさ。
さやかちゃんはイカ入れる派で、あんこちゃんは入れない派なんだね。
んーでも、あんこちゃんが作ってくれたお好み焼きなら、絶対美味しいから、あんこちゃんに任せるよ。
ああ、そんなさやかちゃん落ち込まないでよ、ほらあんこちゃん本気で心配してるじゃないか。
ふふ、本気で心配しておどおどしてるあんこちゃんかわい……おおっと、そんなに怒らないでくれよ、じゃあ二十枚買うから、半分イカ入りで半分イカ無しでいいんじゃない?
あはは、ふたりとも笑った。
やっぱり、二人で仲良く笑ったほうがいいね。可愛いよ。
アハハ

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