【まどか☆マギカ】佐倉杏子は海産物可愛い90 その②






892 名前:†[sage] 投稿日:2012/02/29(水) 00:08:49.90 ID:dhPxS+/00

2月29日、四年に一度の日。はぐれメタルくらいにレア度の高い日だ
今日は国際連盟のリットン調査団が来日した日で、冬戦争でフィンランドがソビエト連邦との和平交渉を再開した日
推理作家赤川次郎の誕生日で浄土宗開祖法然の命日でもある
四年に一度しか訪れない日の所為か、パッとしたイベントがない
赤川次郎といっても刑事ドラマ、法然と言っても浄土宗開祖というくらいのイメージしかない。わたしの世界は狭いなぁ
もっと色んなものを見て、感じて、見聞を広め、感受性を肥やし知識や知恵を身に付ける事がわたしの課題だね
その為にも杏子ちゃんと一緒に素晴らしい体験をしよう。言うなれば黄金体験だ。
それは恐らくハートが震えるような、燃え尽きるほどにヒートな体験だろう
さぁ、四年に一度しか体験出来ない黄金の閏年の2月29日を杏子ちゃんと駆け抜けよう

「ついに来たな・・・。2月29日。四年に一度訪れるというマボロシの日!」
異様にテンションが高いね杏子ちゃん。そういえば杏子ちゃんは珍しいもの好きだったね
「あんた、あたしは珍しいものが好きだ。うるう年が好きだ。ギザ10が好きだ。マボロシ島が好きだ。はぐれメタルが好きだ。
色違いのポケモンが好きだ。ウカールが好きだ。カナエルコーンが好きだ。合格せんべいが好きだ。
幸せのピノが好きだ。当たりのアイス棒が好きだ。銀のエンゼルが好きだ。金のエンゼルが好きだ。
ゲーム内の、現実の、カレンダーの、食玩のおまけの、受験シーズンのお菓子の、
この世界に存在するありとあらゆる珍しいものが好きりゃ・・・あっ///」
いいところで噛んじゃったね杏子ちゃん。あと、今のわざわざ覚えてきたの?
「うん/// でも噛んじまったから台無しだよ。せっかくカッコよくキメられると思ったんだけどなー」
次頑張ればいいよ杏子ちゃん。それにしてもよく頑張ったね
「へへへ/// でも、珍しいもんが好きなのは本当だよ?なんかワクワクすんじゃん、珍しいものって」
うん、その気持ちよく分かるよ杏子ちゃん。有り触れたものもいいけど滅多に見られないものとかっていいよね・・・
「あぁ、いいよな・・・。やっぱ、あたし達って気が合うんだな」
そのようだね、杏子ちゃん。せっかくの珍しい日だし、今日は珍今までにないシチュエーションで愛し合ってみる?
「いいな、そういうの!やってみようぜ! いつもよりコーフンするかもしれないしな///」
自分で言いながら赤くなっちゃう杏子ちゃんも可愛いね/// じゃあ、一先ずお外に出ようか?
流石に今日はいつも通りベッドや炬燵でちゅっちゅするだけじゃ物足りないもんね♪
「ちゅっちゅとか恥ずかしい言い方するなよぉ…///でも、あんたと愛し合うの、今から楽しみだよ!///」

わたしと杏子ちゃんは綺麗な川にやって来た。それなりに有名な観光地だ
わたしと杏子ちゃんは小さな舟を借りて、それで川を下る
時間は夜の7時くらいなのであたりは真っ暗。でも、この暗黒がわたしたちのラブシーンを引き立ててくれるはずなの
わたしはポケットからライターと蝋燭と蝋燭台を取り出した。蝋燭に日を灯し、蝋燭を台で固定する
「何やってんだ?あんた?」と杏子ちゃんはきょとんとした顔でわたしの行為を見ている
そろそろひな祭りだからね。わたしと杏子ちゃんで流し雛を体現しようと思ったの
「あぁ、だからわざわざ舟の上なんだな。あんた、けっこうロマンチストだな///」
でも、流し雛のお雛様は恋人とキスなんてしないけどね///
「いいじゃんか、あたし達はあたし達だ。それに、こんな愛し合い方あたし達だけだと思うよ///珍しいってレベルじゃねーよ///」
杏子ちゃんはゆっくりとわたしの方に近づいてくる。闇夜の下、仄暖かい蝋燭の光に照らされた杏子ちゃんはとっても可愛らしいなって///
「じゃあ、愛し合おうか?///」
お手柔らかにね///
杏子ちゃんはわたしの唇を塞ぎ甘くて美味しい愛をわたしに注ぎ込んでくれたの///

これは舟の揺れだろうか?蝋燭の日の揺れだろうか?ううん、違うよ。
これは、わたしと杏子ちゃんが激しく愛し合っていることを意味する揺れだよ///

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最終更新:2012年02月29日 00:18