【まどか☆マギカ】佐倉杏子はスイカバーカワイイ73本目





164 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/17(月) 00:10:08.31 ID:JQ31msxw0 [1/8]

寝っ転がりながらマシュマロを食べている杏子ちゃん
それを摘む度にきらきらした瞳で「へへっ」と笑う杏子ちゃん
そんなにマシュマロが好きなのだろうか?
わたしは杏子ちゃんに聞いてみる
「マシュマロって柔らかくてふにふにして好きなんだよね」
杏子ちゃんが袋からマシュマロを一つ取り出して言った
「食うかい?」
頂くよ、僕は杏子ちゃんの指ごと口に咥えた
「ひゃんっ!」
マシュマロも美味しいけど杏子ちゃんの指も美味なり
これが杏子ちゃんの指の味なんだね///
柔らかくてとっても美味しいよ・・・いつまでも、こうやってしゃぶっていたいな
「やめろよぉ~///恥ずかしいだろ・・・///」
わたしは杏子ちゃんの指から口を外す
透明な糸が垂れ、美しく輝いた
顔を真っ赤にして恥かしがる杏子ちゃん
とっても可愛いよ

わたしは杏子ちゃんのほっぺをつんつんする
プニプニスベスベしていてとっても気持ちいい
あまりの気持ちよさに杏子ちゃんに頬擦りしてしまった
あぁ、楽園に来たような気持ちよさだよ
「恥ずかしいから離れろよぉ・・・///」
でも満更でもないみたいだね
次は唇をぷにぷにしよ━━
バタンッ!
わたしは杏子ちゃんに押し倒されてしまった
「そんなにあたしのことを食べたいんなら好きなだけ食わせてやるよ」
「でも、絶対に残したりさせねーからな///」
杏子ちゃんにスイッチが入ってしまったようだ

「ほらっ・・・/// ちゃんと味わって・・・んっ・・・///  食えよ///」
杏子ちゃんの唇 マシュマロよりもプニプニしている
「んあっ・・・もっと・・・食ってもいいんだぞ・・・?///」
杏子ちゃんがわたしの身体に乗っかってくる///
膨らみかけの小さくて柔らかいマシュマロがわたしの理性を破壊する
わたしは無我夢中で杏子ちゃんの唇を、舌を貪った
「んあっ///やんっ・・・///」
んっ///  ふぅ・・・///
「あたしの味はどうだったかい?」
とっても美味しかったよ///

コメント:

397 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 00:10:44.92 ID:m4mNg1/80 [1/7]

杏子ちゃんは何処にいるの?
もう帰ってきてもいい時間なのに・・・
とっても不安になって、わたしは家を出た
わたしは焦燥感に駆られ夜の街を駆ける
直感のまま走り続ける
暗黒の公園を一人孤独に走り続ける
そして、辿り着いた先は・・・
杏子ちゃんの教会だった
しかし、教会の中からはとてつもない歪みを感じる
進むな、と何かがわたしに警笛を鳴らしているがわたしは不思議な力に操られたように教会の中へと進む

そこは赤と黒のガスのようなものが広がった空間だった
そう、明らかに教会ではない
血塗られたような逆十字が無数に床に突き刺さっている
マリア像のようなものは眼から血の涙を流している
ステンドガラスの模様は無限の眼のようで不気味だった
わたしが戸惑っていると何処からかオルガンのような重低音が響く
これは何の曲だろう?聴いた事のない曲だ
それはとても美しく、重く、悲痛で苦しい
わたしがビクビクしながらも歩き出すと何かが見えた
赤と黒のガスの中、それは現れた
それは上半身は気高い一角獣のようで、しかし下半身は真っ赤な蛇のよう
その背には12枚の神々しくも禍々しい翼を広げていた
どのように形容すればいいのか分からない
しかし、不思議と恐怖は感じなかった
寧ろ、どこか懐かしい感じがする
この感じ・・・ひょっとして・・・杏子ちゃんなの!?
しかし其れは答えず、じっとわたしのことを見ている
その表情は怒りも喜びも含まれていなかったが、哀しげに見えた
それはたまに杏子ちゃんが見せる憂いを帯びた顔にそっくりだった

何故、杏子ちゃんがこんなことに?
わからない・・・でも、きっとわたしの所為だ
杏子ちゃんのそばにいて、何も分からなかった自分は罪人だ・・・
ごめんね、わたしはそう呟いた
しかし、ユニコーンの瞳はさっきと変わらず哀しげな顔をしている
そうか、この子(杏子ちゃんかな?)も罪人なんだ・・・
わたしは彼女に近づいてその蛇のユニコーンを抱きしめる
すると、蛇の下半身がわたしを締め付けた
否、締め付けた、という感じではない
寧ろわたしを受け容れ抱擁してくれたようだ
わたしは彼女に包まれて目を閉じる
ずっと一緒だよ、杏子ちゃん・・・





マミ「ってのはどうかしら?」
杏子「却下だ」
まどか「ワケわかんないよね・・・」

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420 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/10/18(火) 04:00:54.60 ID:iUoYcCp20 [1/21]

「少し長くなるが話を聞いてくれ。自分語りっぽいが、杏子ちゃんはでる
「今日バイトが終わって先輩達と飯食いながら雑談してる時に人間性の話になんたんだよ
「それで先輩がこう言ったんだ。『人は他人に無償の愛を捧げる事が出来るようになれば変わる』って
「つまり恋人作れって事かな?けどそれも難しいだろう。何故なら好きな人ができたらその時点で、その人からの愛を見返りに求めてしまうからだ
「と言う事はどうすれば無償の愛を証明できるかと言うと、自分の命を懸ける事じゃないかと思う
「自分の命を捧げて恋人を救えば、それは自分に見返りを求めていない、無償の愛なのではないかと
「俺は杏子ちゃんの為に命を捧げる事はできるのか。俺は変われるのか
「おいしい物がたくさんあって、綺麗な朝日を見れて、美しい雪が降って、面白い本が沢山あって、可愛い杏子ちゃんがいる。そんな素晴らしい世界を去る
「それが死ぬという事。流石の俺も戸惑った。怖い。コワイ。死ぬのが、怖い
「何も食べられない。なにも見れない。なにも感じれない。なにも楽しめない。そして、杏子ちゃんがいない
「それが死
「そして気づいた。杏子ちゃんこそ、さやかの為に自らの命を落とした、無償の愛だって
「杏子ちゃんは、死ぬのが怖くなかったのだろうか。十数年培ってきた自分の人生が消えるのが、怖くないのだろうか
「俺は死ぬのが怖いと思った。杏子ちゃんもだろう。それでも杏子ちゃんは、俺より幼いのに、自分の命を捧げた
「死というのを真面目に考えたお陰で、杏子ちゃんが、今までで一番聖女と感じた瞬間だった
「だが、杏子ちゃんにとって捧げるべき人生とはなんだろう
「杏子ちゃんにとって、自分の命は価値がなかったのではないだろうか
「自分のソウルジェムが濁らないために魔女と戦い、食い物を盗み
「杏子ちゃんは、なんの為に生きているんだろう

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608 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/19(水) 00:09:16.16 ID:G4DdJKxn0 [1/5]

今日は杏子ちゃんとデパートにお買い物
美味しそうなお菓子がハロウィンセールと銘打って沢山並んでいる
チョコにマシュマロ、キャンディにクッキーと棚には杏子ちゃんの大好物がいっぱい
「そういえば、もうハロウィンの時期だったな」
杏子ちゃんがわたしの手を握りながらわざとらしく呟く
杏子ちゃんのキラキラと輝いた眼はお菓子に釘付け
杏子ちゃんやっぱ可愛い///
「なぁ、これ買ってくれよ~!」
杏子ちゃんはお菓子のセットを指差す
 いいよ、杏子ちゃん。でもわたしからもお願いがあるんだ
「お菓子買ってくれるならなんでもするよ!」
可愛い杏子ちゃん・・・わたし、とっても嬉しいよ

「恥ずかしい///」
ハロウィンの衣装に着替えた(わたしがお願いして来てもらった)杏子ちゃん
 露出度が高くてセクシーだけど、とっても似合ってるよ!
RPGに登場しそうな漆黒の暗黒の帽子に外側は漆黒だけど内側な真紅のリバーシブルなマント
強い風が吹いたらマントは捲れあがって杏子ちゃんの顔は真っ赤になってしまうだろう
そう、杏子ちゃんには裸にマントしか纏ってないような状態なの
黒衣からチラチラと見える白くて艶かしい杏子ちゃんの肌はとっても美しい
わたしの理性がチョコのように溶けてしまうように・・・

わたしは抑えきれなくなって杏子ちゃんを抱きしめちゃったの
「捲れちゃうだろぉ///」
顔を真っ赤にしてマントが捲れないように抑えている杏子ちゃんもとっても可愛い
羞恥心で涙目になってるのもとっても可愛い
 別にわたししかいないんだから捲れちゃっても恥かしがることはないよ?
「アンタに見られるのが一番恥ずかしいんだよ!///」
ちょっと、いじめすぎちゃったかな?反省しないと
 ごめんね、ちょっと調子乗り過ぎちゃったかも
わたしは杏子ちゃんのほっぺを優しくなでなでする
杏子ちゃんは真っ赤になったままだが満更でもなさそうだ

さぁ、杏子ちゃんとハロウィンを楽しむぞっ///

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697 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/20(木) 00:04:29.88 ID:G4DdJKxn0 [5/5]

今日は寒いからお風呂を沸かしたの
シャワーなんかで済ませたら風邪ひいちゃいそうだし・・・
そんなに大きい浴槽じゃないけど、杏子ちゃんと肌がくっついていると気持ちいな
身体は向かい合っているのに杏子ちゃんはどうしてかわたしと顔を合わせてくれない
それはとっても寂しいなって・・・
だから、わたしは杏子ちゃんにスキンシップを試みたの
杏子ちゃんのお腹をつんつんしてみた
「あんっ!何すんだよぉ・・・!///」
杏子ちゃんが飛び跳ねた
その拍子に杏子ちゃんが身体に巻いていたタオルが外れちゃったの///
だから、その、杏子ちゃんの全てが見えちゃってるわけで・・・///
「あわわわわ///」
杏子ちゃんは必死に手で隠そうとしているけど焦っていて隠せていないの
「あー!もう、こうなったらヤケだ!」
そう言うと杏子ちゃんはわたしに抱き突いてきたの///
 恥ずかしいよ杏子ちゃん///
「でも、こうすればアンタに見られることもないよ!」
でも、その、くっついちゃってるよ・・・///
「あっ・・・///」
そこまで考えていなかったようだ
杏子ちゃんはやっぱり可愛い
あーもうだめだよわたしの理性の鎖が崩壊する
わたしは杏子ちゃんを思いっきり抱きしめた
「ちょっ・・・オイ・・・やめろよぉ・・・///」

 ごめんね?杏子ちゃん
「初めてだったのに・・・///」
 責任とるから・・・
「当たり前だろ!///」

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828 名前:†[sage] 投稿日:2011/10/21(金) 00:10:16.34 ID:nDBngI090 [1/8]

夜の静寂、冷たく冷え切った廊下に幽かな月の光が差し込んでいる
コツコツと響くわたし達の足音が背徳的に響く
禁じられた刻に訪れた所為であろうか
静寂の中、見えざる夜警に見つめられているようだ
いや、それだけではないだろう
杏子ちゃんと共にこの学校という場を歩いているからであろうか
如何に望んでもそれは叶わぬ夢だと思っていたが、まさかこのようなカタチで叶うとは
欲を言えばこのような刻より、日の差す時に訪れたかったが、まぁそれは不可能だろう
わたしにとっての最愛の恋人も、この学校からしてみれば部外者に過ぎないのだ
杏子ちゃんはわたしの手を握り、珍しそうな目で辺りを見回す
彼女にとって学校というものは珍しいもので懐かしいものでもあるのだろう
わたしはこの笑顔を何時までも見ていたいと思うが、いかんせんわたしにはどうすることも出来ない
言わずもがな、わたしがあれやこれやと思い耽ってもどうしようもない
だから、わたしはこの深夜の一時、杏子ちゃんの見たいものを見せてあげようと思ったのだ

事の発端はわたしが学校に宿題を忘れてしまったことにあった
それに気付いたのは既に深夜だったのだが、最近わたしは宿題を忘れがちになっていた
これ以上は先生にも迷惑がかかると思い、夜の学校に忍び込むことを思った次第である
すると、杏子ちゃんが夜の警護をしてくれると言ったのだ
わたしは杏子ちゃんは学校に行ってみたいのだろうと察したのでわたしは杏子ちゃんに警護を頼んだのである
彼女はまるで中世の忠誠な騎士のようにわたしをエスコートしてくれた
しかし、わたしを担いで閉じた校門をヒョイと越え、校舎内に入ると彼女は目を輝かせ始めた
それは見た事のない花を見て心躍らせる乙女のように
わたしはそれを見て嬉しくなってきたのだ
だから、わたしは早めに宿題を回収し、暫く杏子ちゃんの思うままに夜の校舎を案内することにしたのだ

わたしは杏子ちゃんの手を握り秋の夜空を眺めている
そう、此処は屋上だ
昼は此処で友人とともに昼食を取ったりしている
わたしはよく此処に来るのだが、ここから夜空を眺めたことはなかった
秋の風に吹かれ、何処やらから儚く聞こえる秋の虫々の唄を聴きながら最愛の人とともに月を眺めるのもいいものだ
一つ、不満を言うとすれば少々風が冷たいというところか
そろそろ霜月なので仕方のないことではあるのだが
そんなわたしの心を察してくれたのか杏子ちゃんがわたしのことを抱きしめてくれた
こうすれば寒くないだろ、と月明かりに照らされた杏子ちゃんはわたしに微笑む
うん、とわたしは頷いた
心というものは不思議なもので身体が冷たいと感じても心が温かいと感じると
自ずから身体も温かくなってくるものなのだ
だから、わたしも杏子ちゃんのことを抱きしめる
こうすると温かいね、と杏子ちゃんに訊く
そうだな、と杏子ちゃんはわたしの頭を撫でて言った

わたしと杏子ちゃんはまた、夜に忍び込んでこの綺麗な月を一緒に眺めようと約束した

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最終更新:2012年02月27日 00:22