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ウォンチュー


ウォンチュー。
今回は、この言葉を科学してみようと思う。


ウォンチュー。今日もまた街ではこのフレーズが飛び交う。愛し合う男女の、ときには愛し合う漢たちの、いや正確にはおすぎとピーコの、抑えきれない情熱をぶちまける言葉。
ウォンチュー。本場アメリカでは、”want you” と記述される。この言葉はもともと英語と呼ばれる、おすぎの本場アメリカでもっぱら話される地域言語であった。近年、ここ日本では欧米文化の導入によって様々な地域の言語あるいは文化などが大量に流入し、「ウォンチュー」のような外来語をそのまま日本語の発音にあてただけの新しい形態の言葉(外来日本語、とでも呼ぶべきか)が生まれた。類語として、「ゲッチュー」「ニージュー」「菩提樹」が挙げられる。このことで日本語の幅が広がったという声も少なからず聞かれたが、その影で重大な弊害が生まれたことも忘れてはならない。

こうした“外来日本語”の元来の意味を知らない、英語を学んでいない人々がこれらの言葉に勝手な解釈を加えた結果、外来日本語は本来の意味を離れた誤った意味で用いられることがしばしばで、正確な日本語が廃れ始めたのだ。

例えばこんな例がある。
最も頻繁に目にする発音上の誤りといえば、「ウォント・チュー」「ウォン中」などがある。「ウォン」の途中であるとは、一体何事であろうか。母は恥をかきました。
もっとタチの悪いのは、うろ覚えの誤った知識が定着してしまい、微妙に違った形で、しかし決定的なミスを犯しているもの。
「コンチュウ」は、頭・胸・腹の三部が比較的はっきり別れ、胸部に三対の足を持つ節足動物を指します。愛する人にむかって「コンチュウ!」と叫ぶのはやめましょう。
「ニャンピョウ」は、南アフリカのジャングル地帯に生息するといわれる未確認生物を指します。愛する人にむかって「ニャンピョウ!」と叫ぶのはやめましょう。
「ポンチャイ」は、世界の6傑に数えられる東南アジア系最強の料理人です。愛する人にむかって「ポンチャイ!」と叫ぶのはやめましょう。ちなみに、世界の6傑には他に中華の鉄人「周万福」やイタリアンの巨匠「ヤナケアーノ」などがいます。愛する人にむかって「周万福!」あるいは「ヤナケアーノ!」と叫ぶのはやめましょう。念のためです。
「この、しゃくれ坊主がぁ!」は、どうしようもなく目障りな輩をたしなめるときに有効な文句です。愛する人にむかって「この、しゃくれ坊主がぁ!」と叫ぶのはくれぐれもやめてください。


今日も街ではこんな言葉が飛び交う。愛し合う者たちの間で。
「コンチュウ」「ニャンピョウ」「ポンチャイ」「この、しゃくれ坊主がぁ!」・・・



僕等は果たしてどこへ向かうのだろうか?