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亀を飼おう


全うな人間なら誰しも「亀を飼いたい」という欲望に駆られたことがあるだろう。

しかし、実際に亀を飼っている人の数は非常に少ないように思える。実際、ある筋によれば、亀人口はここ半世紀のあいだ減少の一途をたどり、今世紀中には絶滅するであろうという声も聞かれる。

「私には亀は荷が重い」
「本当は亀がいいのだけれど・・ポメラニアンで我慢しておくわ」
「もう恋なんてしない」
「鳩が走ってしまった」

そんな言葉が今日も街では囁かれる。

今回はそんな悩みを持つすべての人たちに贈る、これであなたも明日から亀が飼える、とっておきの方法をお教えします!


まずは亀を購入しましょう。
ペットショップに入り、元気に挨拶。店員に好印象を与えましょう。
「おはようございます!祭りだわっしょい!」

これで安心して店内を物色できますね。おや、店員が妙な目でこっちを見ていますが、何でしょうか。まあ、そういう人とは目を合わせないのが一番ですね。間違って目を合わせるとトラウマになります。
では亀を拝見。自分好みの亀を探しましょう。あなたは顔を重視しますか?それとも性格?
あ、そちらの彼女、男は顔より性格だ?ぬるいんじゃ!そんなんでは、この受験戦争という時代は乗り切れません。

お気に入りの亀が見つかったら、その亀を持って逃げるように店を出ましょう。おや、またあの店員が何か言ってますね。しかも今度は追いかけてきますよ。よほど亀に未練があったのでしょうか。それとも私に未練があるのかしら。「お金、お金」って・・まさか私に援助交際でも求めているのかしら。

次に亀の飼育方法です。
はっきり言って、亀の飼育にセオリーはありません。あなたの愛で、やさしく包み込むように、そして時々匂いを嗅いだり、逆に自分の足の匂いを嗅がせたりしていれば基本的にはよいのです。

ただひとつ、毎日欠かしてはならないことがあります。それは亀とのスキンシップ、特に会話を重視しましょう。亀は淋しがりやの動物です。毎日新しい刺激を与えてやらないと明らかにぐったりします。亀は鮮度が命です。
「あなたの為なら、私死んでもいいわ」
「もうあなたしか見えないのYo!」
「あなた、お風呂にする?食事にする?それとも私の足の匂いを嗅ぐ?」
などと、甘い言葉をかけてやるのもひとつの手です。逆に、ののしられることで快感を覚えるマゾヒスティックな亀さんもいます。
「私の足の匂いを嗅いでみなさいよ!」
「ほねっこでも食べてるがいいわ!」
「悔しかったら、いいとも青年隊になってみなさいよ!」
「根性ではばたきなさい!」
亀甲しばり。。


これであなたも明日から亀が飼えますね。



以上、どうぶつだいすきMEETSたのしい料理「家庭で簡単亀ゼリー 下ごしらえの巻」でした。はてさて、次回はどうなることやら。


今回の内容はテキスト7月号46ページに載っています。あわせてご利用ください。またテキスト定期購読のお申し込みも24時間受け付けております。担当チョケ河内まで。