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放課後、友人3人とこっくりさんをやってみることに。 最初から半信半疑だったが、アルファベットの上の10円玉はやっぱり動かない。 俺が『もう帰ろうか』と指を離すと、 友人Aに『馬鹿!お前こっくりさんの終わらせ方知らないのかよ!』と凄い剣幕で怒鳴られた。 え?え?と慌てふためく俺。他の2人にもなんか真剣な顔で睨まれる。 10円玉を通じて会話をしないだけで、こっくりさんは 『きていた』 かも知れないらしいのだ。 とりあえずもう一度指を置く。指を離す前に、こっくりさんに帰ってもらわないといけなかったらしい。 『 こっくりさん こっくりさん お帰りください・・・ 』 祈るように繰り返す。 磁石に引っ張られるような感じで、10円玉が動き出した。 K・・・ O・・・ 友人の顔を見回すと、みんな青ざめた顔で10円玉から目を離せずにいる。 とても誰かがわざと動かしているようには見えない。 R・・・ O・・・ 階段から足音が聞こえた。みんな顔を見合わす。 先生か?いや、これは人間の足音じゃない。上手く言えないけど、生気を感じない足音だ。 S・・・ U・・・ みんなガタガタ震えだした。足音は確かに近づいてくる。 すぐにでも逃げ出したいのに、指が10円玉から離れない。10円玉は止まらない。 K・・・ E・・・ 振り向くとコロ助が立っていた。空気読め。殺す気か。 コロ助だけに。 じわじわきた。コロ助て。

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