本編
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最終更新:22/02/27 若干改訂

  • 項目名横の数字は動画内での初登場時間です。
  • 時系列版はこちら
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【!!ファンタジーランドII!!】 作品 ツクール2 (153・02:05)

  • 153~158の作品。
  • シナリオ・マップ MAICHI氏、スペシャルサンクス タカアキ!タツヒロ!氏。
  • 投稿者MAICHIさんが1996年に制作した作品。
    「I」「II」のセットで送られてきたが、「I」のデータ消失により「II」のみプレイされた。
  • 我々の世界とは異なる地球を舞台にした、PH(プラントヒューマン)と呼ばれる存在になった少年(?)の世界旅行。
  • 基本的に1度も戦わずにクリアできるAVGよりの内容。フラグ次第で5つのENDに分岐する。
  • 「!」の多用を始めとする独特なテキストと、メタ要素を軸にした物語は当時「MAICHI節」と呼ばれた。
  • MAICHIさん曰く「The Bへ送る前に若干手直した」との事で、完全なオリジナル版ではない模様。
    また、「かなでーる」による自作曲も使われていたが、中村のプレイでは該当イベントに達しなかった。*1
  • 後にMAICHIさん本人によって、中村が取りこぼしたネタを補足した動画や、
    「ファンタジーランド」シリーズ関連作品のプレイ動画が投稿された。

【!!ファンタジーランド!!】 作品 ツクール2

  • シナリオ・マップ MAICHI氏、スペシャルサンクス タカアキ!タツヒロ!氏。
  • The Bに送ったROMのデータ消失で幻の作品となっていたが、作者MAICHIさんが動画を投稿して視聴可能となった。
  • シリーズ第1作。ただし続編とは同じ時間軸で繋がっているわけではないらしい。*2
  • 地上に落ちて記憶喪失になったタカアキが迎えに来たサラと共に天界に帰るまでの話。
    後の作品のようなメタ要素が見られず、まだ普通の冒険物の雰囲気が強い。
  • MAICHIさんによると、「タカアキの冒険は、天空社会が関与してると思われるが、
    記憶喪失により地上社会に借りを作ってしまった。」とのこと。
  • なお、SFCのMAICHIさん作品群は、イベント以外のデータを流用してツクられている。

【!!天命!!】 作品 ツクール2

  • シナリオ・マップ MAICHI氏、スペシャルサンクス タカアキ!タツヒロ!氏。
  • 「ファンタジーランドI」と「II」の間にツクられた作品。
  • 物語・設定的には「ファンタジーランドシリーズ」とほとんど関係ない番外編で、
    キャラクターとしてはシンイチやタツヒロなどが初登場している。
  • 内容も「王さまを倒すために城内でひたすら経験値稼ぎをする」という、
    MAICHIさんが投稿した作品の中で最も物語要素が薄いものとなっている。

【??ブレンロール?? はてなのほうそく・・・】 作品 ツクール2

  • シナリオ・マップ MAICHI氏、スペシャルサンクス タツヒロ.リュウジ…ETC氏。
  • 「ファンタジーランドII」と「III」の間にツクられた作品。*3
    「ファンタジーランドシリーズ」とは直接つながっていないが、同じ世界群にあるらしき描写はある。
  • 同じ日に生まれたブレースとスキッド。とある因縁で結ばれた2りの少年の冒険劇。
  • クリア時にENDのナンバーが表示されるようになった(…が『母数が分からない』とMAICHIさん本人にツッコまれた)。

【!!ファンタジーランドIII!! 『神のささやき』】 作品 ツクール2

  • シナリオ・マップ MAICHI氏、スペシャルサンクス すべてのプレイヤー!氏。
  • シリーズ第3作。MAICHIさんのツクール2最終作。
  • 「II」の「シンイチ封印END」(に近い状況)からの続き。
  • 再びタカアキが主人公となり、ファーストPHの生まれ変わりや神となったシンイチの謎に挑む。

【チャンス(CHANCE)】 作品 ツクール3

  • GAMED ESIGN・DESIGN・SCENARIO MAICHI氏、THANKS YOU氏。
  • ブロック数「システム4・シナリオ8」「キャラグラ2」、制作時間「259:36」
  • MAICHIさんのツクール3作品。「ファンタジーランドシリーズ」とつながらない完全新作の模様。
  • テーマは「全てはチャンス」。
    1つの町を舞台に、悲劇に向かう一家の次男となり、僅かな好機を見つけて運命を変えるのが目的。
  • かの「Aコン*4」に応募したものの、惜しくも落選してしまったらしい。


ここから先「ファンタジーランドII」

【4神】 用語 (156・00:14)

  • 世界の全てを造り出す機械『せいぎょそうち』を守る者達。
  • シンイチに「機械の存在」「機械への行き方」「機械への鍵『4神の心』は4神を殺して得る」事などを教える。
  • 心を手に入れるため戦う事もできるが、「本でLV30になっても勝てないのでは?」と思えるほど圧倒的に強い。
  • 物語後半、シンイチのコピーに殺され、シンイチに心を渡して消滅する。
  • なお、4神との会話はシンイチの反応も含めてコピペなため、2体目以降は若干シュールな雰囲気になる。

【4神のこころ】 アイテム (157・00:40)

  • 世界を造り出す機械『せいぎょそうち』への鍵。
  • 4神の中にある心の事であり、4神を殺す事で手に入る。
    1つでも手にする事ができれば、それは4神の消滅を意味する。
  • 物語終盤、シンイチのコピーに倒された4神から託される。
    (4神が圧倒的に強いためプレイヤーが自力で入手するのは困難)

【4神の地】 地名 (155・15:02)

  • フィールド南の十字に並ぶ4つの島およびそこにあるマップ。
  • 実際のマップ名は「4神」の部分がそこにいる4神の種類となっている(例:光の神がいるマップ「光の地」)。
  • MAICHIさん曰く「4神の種類(色)はSFCのABXYボタンを示している」との事。
    (ただし「A=風(緑)、B=氷(青)、X=火(赤)、Y=光(黄)」と配置が微妙に違う)

【18Kリング】 アイテム (154・02:02)

  • 「きょうと」で売られている。素早さ+200。
  • 「禁」ではなく『金』だと思われる。

【MA-1】 アイテム (153・07:41)

  • 体防具。シンイチの初期装備。
  • 同名のフライトジャケットが元ネタか。

【PH(プラントヒューマン)】 用語

  • 「II」の物語の中心となる生命体の総称。
  • 植物(天天草)と人間(RH+C型の人)*5のDNAを組み合わせたもので、
    植物に人間のDNAをインプットした「植物メイン」と、その逆である「人メイン」の2種類がある。
  • 1988年にある科学者が思いついた理論を基にして2000年に最初のPH(植物メイン)が完成すると、
    魔法の力を持つ事が分かって兵器にする研究が行われたが、事故で多くの犠牲者を出したため中止・封印され、
    その代わりに医学への応用(人メインのPH)が研究されるようになった。
  • 人メインのPHは元の人物の記憶はそのままに身体機能を回復して魔法の力を獲得し、
    植物メインのPHはインプットされたDNAの持ち主のコピーと言える存在で*6
    本体(DNA元)と性格は同じだが感情は無く、何も知識がないため言語から教えなくてはならない。
    (その際にうまく洗脳できればPHの魔法の力を武器として利用できるとされる)
  • コピーと本体(DNA元)にはテレパシーの様なものが通っており、相手の位置がわかり意思疎通もできる。*7
  • 植物と人のDNAが合わさっているPHにもう1つのDNAを注入すると「封印」と呼ばれる休眠状態にする事が出来る。

【RCヘリコプターの本】 オブジェクト (153・09:05)

  • 「けんきゅうじょ」の蔵書。
  • RCヘリコプターの購入ガイド。読者に無理に買わせない控えめな内容。
  • PH研究というか本作と関係ないMAICHIさんの趣味ネタで、後にMAICHIさんが飛ばすRCヘリを映した動画が投稿されている。

【炎城】 地名 (155・09:51)

  • 「幻術の村」の東。
  • 天空世界管轄の建物で、旅人にヒントを教える場所。
  • 「I」のENDでタカアキが配属されていた。

【かいていどう】 地名 (153・17:47)

  • 「けんきゅうじょ」と家に間にある。
  • 「R・R編」では割愛された「青函トンネル」を本作では収録。

【風の神 / 氷の神】 キャラクター モンスター (157・01:59 / 02:32)

  • 4神。風は東の島、水は南の島にいる。
  • どちらも初登場時にはすでに虫の息だった。
  • なお、風の神も女性(25番)と、4神の内3柱は女性型なのに、氷の神だけ何故かカエル型(10番)。
風「これを うけとって そして、はかせを とめて ちょうだい!」
水「これを うけとって そして、はかせを とめて 下さい!」

【風の竜】 呪文 (155・05:20)

  • タツヒロが最初から覚えている。消費20で単体500D
  • タツヒロの初期がMP30なので連続使用できない(そもそも戦闘自体する必要がない)。
  • なお、タツヒロの素性が不明な事もあり、何の技(魔法or幻術orその他)かはよく分からない。

【木のDNA】 アイテム (154・16:22)

  • PHを封印できるアイテム。「ちかしつ」にあり、持っていくかどうかでENDが分岐する。
  • なお、封印に木のDNAを使用するのは、
    「木の寿命は比較的人より長いので、未来の人へのサンプルとして保存するのに向いているから」との事。

【きょうと】 地名 (154・00:31)

  • 「けんきゅうじょ」と「シンイチのいえ」の間。我々の世界の京都より若干東にある。
  • もう1りのシンイチについての話が聞ける。

【くうこう】 地名 (154・03:32)

  • 「きょうと」南東の海上(東京湾沖?)にある。
  • 「モデルビーコン(3000G)」を購入すると飛行船に乗れるようになる。
  • 船で飛行船の桟橋に乗りつけても空港に入ってしまうのでタダ乗りは不可能。
    …と、思われたが、テレポに「くうこう(桟橋)」が登録されるため、実はタダ乗り可能。
    (MAICHIさん曰く「テレポ能力を危機管理できなかった警備員のミス」との事)

【けんきゅうじょ】 地名 (153・04:58)

  • PHの研究所。「ほっかいどう」にある。
  • タカアキの送迎で訪れてPH化のオペを受ける。
  • リハビリで所内を歩き回る内にシンイチのコピーが造られる所を目撃してしまい、麻酔で眠らされてしまう。
  • 目覚めるとはかせとコピーの姿は無く*8、何の説明も無いまま退院を言い渡される。

【ケンキュウジョ】 地名 (154・10:30)

  • 大陸中央の砂漠にある。
  • かつてのPH研究施設で、ファーストPHの爆発によって廃墟と化している。

【けんきゅうじょ倉庫】 地名 (153・11:35)

  • 下記アイテムが無限に手に入る(もちろん仕様。「III」ではパワーアップして1度に10個ずつ得られる)。
オロナイン HP回復50
魔法薬 MP回復50
タイヨウダン 全体30D *幻術を兵器にした物
リュウサンダマ 全体20D *硫酸を玉に詰めた物
ビックリダン 全体20D *幻術を兵器にした物
カンシャクダマ 全体30D

【幻術の村】 地名 (155・08:58)

  • 東の島の西端にある。名前は村だがどう見ても洞窟の小部屋。
  • 何故かはかせの助手がいるが特に重要な事は言わない。

【コイン】 アイテム (153・17:00)

  • 一部のモンスターが落とす。
  • 1個10Gの換金アイテムだが、金稼ぎなら病院の無限アイテムを売った方が早い。
  • もっとも本作は「母の1500Gとマイゾウキンの売値3000Gだけでクリアできる」のだが。

【サラ】 キャラクター (155・12:28)

  • 自称タカアキの恋人。天空人。
  • 「I」でタカアキと共に「炎城」配属になっていた。
  • タカアキがいると一緒に行きたがるが、止められて留守番を任される。
  • なお、本作には未登場だが、タカアキを慕う恋のライバルに「天城」のメリル姫がいる。
「タカアキ! どこへ いくの?」

【シホ】 キャラクター (153・08:35)

  • 「けんきゅうじょ」の図書室の司書。
「そこの としょしつの本は、(よむかち)あるわよ!」*9

【しゅうかんゲームつう】 オブジェクト (153・10:10)

  • 「けんきゅうじょ」の蔵書。
  • タカアキ氏のRPG処女作「STLL AM ABEND」と「ファンタジーランドII」の広告が載っている。

【ジョーズ】 モンスター (154・09:23)

  • 「ミルク村」近海に出現する。サメ型。
  • 初遭遇時の実力では全く敵わない強さ。
  • MSICHIさん曰く「危険な地域という表現方法として配置したが、中村が遭遇してやられたのは予想外」との事。
  • 結果、「まだ行かない方がいい」と捉えられて後回しにしたまま忘れられ、
    「ミルク村」にある重要イベントを見逃してしまう結果になってしまった。

【シンイチ】 キャラクター (153・03:30)

  • 主人公。
  • サーキット練習走行時の転倒事故による脊髄損傷で14年間寝たきりとなっていたが、
    PH医療の最初の被験者に『偶然』選ばれてPHとなった事で歩行能力を回復し、
    快気祝いで出かけた旅行によって、PHと世界の秘密を知る事になる。
  • 非常に好奇心が強く、なんでも知りたがる性格。しかし、聞いておいて覚えていない事もある。
  • 長年の寝たきりで足の筋肉が弱っており(LV1)、リハビリ(LV上げ)が必要なため、仲間に比べて弱め。
  • そうぞう神から「運命の選択肢」が与えられており、彼の選択次第で、世界の行く末は大きく変化する。
  • なお、「バイク事故から14年間寝たきり」を現代日本の法律で計算すると少なく見積もっても30代となる。*10
    しかし、本人の言動や周りの扱いの印象とギャップがあったため、
    「本人の運転ではなく2り乗りでの事故」「この世界の免許は低年齢でも取れる」など諸説流れた。
「べつに きいて、どうこう するわけでは、ありません!
ただ、いろんなことを まなびたいと おもいまして きいてみただけです!」

【シンイチVSコピーEND】 用語 (補足2・19:17)

  • 木のDNAを持たない状態でコピーに神殺しを命じたはかせを止めた場合の結末。
  • 神の死までの展開は同じ(神が死んだ後にDNAの有無で分岐する)。
  • シンイチが皆を連れて自宅にテレポした後、追ってきたコピーと「ケンキュウジョ」前に移動して一騎打ちをする。
  • コピーに勝利した後「シンイチそうぞう神END」に近い展開で終了する。
    (「シンイチそうぞう神END」と違い、最初から「III」を『そうぞう』する)

【シンイチのコピー】 キャラクター モンスター (157・12:33)

  • シンイチのDNAから造られた植物メインのPH。
  • はかせに洗脳されており、彼の命令を聞くよう言いつけられている。
    (海に落ちた子供を助けるなど、勝手に行動して叱られた事もあるようだ)
  • はかせに連れられて4神を殺し、シンイチを追って「幻の石城」に現れ、はかせの命令でそうぞう神を殺そうとする。
  • 止めなかった場合は命令通りすんなり殺し、止めた場合ははかせの制止を聞かず殺してしまった後、
    シンイチに倒されるか一緒に『木』になる末路を迎える。
  • 能力的にはLV30のシンイチとHPは同じで能力は違い、2回行動をしてくる模様。
    本で強くならないと戦闘は苦戦するが、LV11位で覚える氷の竜(消費20で単500D)なら1撃で倒せてしまう。
  • 「III」にて意外な形で新たな生を得る事になる。
「くらえ! わが、さい大の攻撃法魔を!  セブンスターアタック!」

【シンイチそうぞう神END】 用語 (158・00:29)

  • そうぞう神の「神の力を譲る」という申し出を受けた場合の結末。
  • そうぞう神となったシンイチは「II」世界を『そうぞう』しようとするが、
    何も『そうぞう』できなかったため、新たな世界「ファンタジーランドIII」を『そうぞう』した。

【シンイチのいえ】 地名 (153・03:30)

  • シンイチの実家。
  • 旅行に出たが最後、2度とここでの生活には戻れない。

【シンイチ封印END】 用語 (158・02:12)

  • 木のDNAを持った状態でコピーに神殺しを命じたはかせを止めた場合の結末。
  • はかせを説得出来たものの、コピーは博士の制止を聞かずにそうぞう神を殺してしまう。
    その直後シンイチはコピーに木のDNAを打ち込み、皆を道連れに爆発を謀るコピーを連れてテレポで飛び去っていく。
  • マイチ(MAICHI)さんの「他のENDにチャレンジしてみて」というメッセージの後に映ったのは、
    「ケンキュウジョ」の前に2本の樹が並ぶ寂しい光景であった。*11
  • 誰が神の力を引き継いだか不明のまま終わるが、本END(に近い状況)から続く「III」ではシンイチが神になっていた。

【世界崩壊END】 用語 (156・15:39)

  • 物語途中(正確な時期は不明)で家に戻り、母ルイコと話して「旅を終える」を選んだ場合の結末。
  • はかせがそうぞう神となって世界を創り変えたので、元あった世界は消滅してしまう』。
  • MAICHIさん曰く
    「リアルゲームの終わりにともない、ゲーム内に取り残されたキャラクター達からの視点を描写してみた」との事。

【セブンスターアタック】 呪文 (157・14:26)

  • シンイチの選択肢に対して、そうぞう神からコピーに与えられた最大の攻撃魔法(法魔は誤字)。
  • 敵に777Dで無属性(無効なし?)。4神もこの魔法で倒したと思われる。
  • 動画ではイベント使用のみでMAICHIさんの捕捉動画でも戦闘中の使用場面は未収録。

【そうぞう神】 キャラクター (157・11:56)

  • ファンタジーランド世界を「想像」して『創造』した存在。見た目は赤ちゃん。
  • 「幻の石城」を訪れたシンイチに「神の力が欲しいか?」と問い、「はい」と答えると力を譲って姿を消す。
  • 「いいえ」の場合、後から来たはかせの「娘の眼を見えるようにして」という願いを断り*12
    怒ったはかせがけしかけたシンイチのコピーによって殺されてしまう。
  • なお、「III」での描写も含めて考えるに、「ファンタジーランドシリーズ」の神というのは
    『せいぎょそうち(スーパーファミコン)でゲームをツクるツクラー』と同義で、
    神の力を譲るというのも制作者の交代を意味していると思われる。
  • また、ゲームである以上「クリアされたら終わってしまう」ため誰かがツクり続けなければならず、
    話が思い浮かばなければ消滅、ENDの変更などの大幅な改変をしても消滅、
    別の世界(作品)をツクれば当然ながら消滅と、現在の世界の維持には負担がかかる上、
    新世界(作品)をツクってもやがて同じ問題にぶち当たるため、
    神になってもやがてやめたく(死にたく)なるというメタな描写がなされている。*13
「では、あとの ことは たのんだぞ!」

【タカアキ】 キャラクター (153・04:26)

  • 仲間。シンイチの友人。「I」と「III」の主人公。
  • 天空人と地上人のハーフ(前作では天と地のハーフの通称として『地きゅう人』を名乗っていた)。
  • 冒頭でシンイチを迎えに来て「けんきゅうじょ」へ送る。
  • 旅行で「炎城」を訪れたシンイチに「なぜ研究所の人ではなくタカアキが迎えに来たのか?」と聞かれ、
    言いつくろった末に*14「シンイチと一緒にいた方が無難」と判断して同行する。
  • 後にPH研究の関係者で、ファーストPHにDNAを提供し、暴走事故の際は『ふういん』にも関わり、
    シンイチが被験者に選ばれたのも偶然ではなく彼の友人だったためで、それゆえ彼が迎えに来たのだと判明する。
「やあ、シンちゃん! げん気そうだね!」

【タツヒロ】 キャラクター (154・02:46)

  • 仲間。「きょうと」在住。
  • シンイチの友人でタカアキとも「同期の桜」。
  • 旅行に出た後で会いに行くと加わる。
  • シンイチとの14年間の運動量の差がLVに現れている。
「シンちゃんには、いろいろ おせわになっているから旅行に つきあうよ!」

【ちかしつ】 地名 (154・14:52)

  • 「ケンキュウジョ」の地下室。
  • ファーストPHとの会話で「事故時のはかせの避難先候補」として存在が示唆される。
  • 入口は隠されているが、階段のある位置から地下室の壁が見える事がヒントになっている。
  • 内部にはPHの研究レポートと木のDNAなどがある。

【強くなる本】 オブジェクト (154・16:30)

  • 「ちかしつ」で読める。
  • 4人パーティにした上で「『天命』をプレイしたか?」の問いに「はい」と答えるとLVが30まで上がる。*15
    (全員が上がりきるまで10分ほどかかる)
  • なお、「いいえ」と答えると「自力で強くなれ」と言われて見捨てられる。
  • 唯一クリアにLV上げが必要な「コピー封印END」用と言える。

【テレポ】 呪文 (153・18:13)

  • シンイチがLV2で覚える移動呪文。
  • PHになって最初に発現した魔法の力。

【天王】 キャラクター (156・08:11)

  • 「天城」の王。天空世界を創り出している存在。
  • シンイチが主役の本作ではこれといった役割はない。
「何やら むなさわぎが、するわい!」

【天光薬】 アイテム (156・09:42)

  • 魔薬。材料は「天天草」。
  • 「天城」にあるものは無限。

【天城】 地名 (156・07:47)

  • 空の上にある城。
  • 天王と王妃、タカアキの父とマイッチー博士がいる。
  • 「I」と「III」ではメリル姫も登場する。

【トラップ塔】 地名 (補足2・10:12)

  • フィールド北西の端。SFCの十字キーにあたる小島にある。
  • 中村のプレイでは存在すら気づかれず、MAICHIさんの補足動画で紹介された。
  • 名前通り見えないワープ(ファイムルワープ)や、地雷、モンスターなどのトラップが仕掛けられている。
  • 最上階まで昇るとトラップ王から換金アイテムの「きんか(売却額不明)」が貰える。

【ニンジュ】 モンスター (156・03:49)

  • 海に出現する。人魚型。
  • MAICHIさん曰く「人魚とジュゴンを合わせた名前」との事。

【ノリコ】 キャラクター (補足1・18:00)

  • はかせの娘。「ミルク村」にいる。
  • 生まれつきの盲目でPHによる再生治療でも治せない。*16
  • MAICHIさん曰く「はかせは今の医学で娘の眼を治せないため変な道に走ってしまった」との事。
  • 村を訪れたシンイチと出会い、彼と語り合う内に自身がはかせの娘であると語り、
    それを知ったシンイチからPH化によって障害が治る可能性を聞かされ希望を抱く。
  • 進行上のフラグと関係なく、会わなくても物語上は会ったという前提で会話が進むため、
    中村のプレイでは終盤で唐突に名前が出て、中村と視聴者を混乱させた。
「あなたは、だ~れ? わたしに ようじ?」

【はかせ】 キャラクター (153・04:58)

  • PHの研究者。PHの基礎理論を思いついた人物(多分)。
  • PHを兵器にする研究の事故で唯一の生存者となった後、医学に転向してシンイチにPH化のオペを施す。*17
  • オペで得たDNAでシンイチのコピーを造り、その力で4神を殺してシンイチが『そうぞう神』の下へ行くよう仕向ける。
  • コピーの本体感知とテレポで神の下を訪れ、娘の眼の回復を頼むが、断わられたためPHに神を殺させようとする。
  • 「止める」を選んだ場合はシンイチに説得されて思いとどまるが…。
「わかった!命のほしょうは、しよう!」

【はかた島】 用語

  • 「シンイチのいえ」がある辺り。
  • どう見ても九州には無い。

【ピアノ】 オブジェクト (156・13:28)

  • 「天城」にあり、調べるとBGMを変更できる(…が、部屋を出るとすぐに戻ってしまう)。
  • 他のMAICHIさん作品では自作BGMが聞けるものもある。

【光の神】 キャラクター、モンスター (156・04:28)

  • 4神の1り。西の島にいる。マップ:女性(グラ15番)・戦闘:修造型。
  • 中村のプレイでは2番目に登場し、戦っても太刀打ちできない事を知らしめた。
「こうかいしても もうおそいわよ!」

【ヒデノリ】 キャラクター (157・06:28)

  • 仲間。シンイチの友人。
  • 「ロンベルク村」で『せいぎょそうち』の見張りをしている。*18
  • 装置についてはあまり知らず、仕事の重要さを理解できていないのか『ヒマ』という理由でシンイチに同行する。
  • 「III」でも「ロンベルク村」にいて、4神の消滅で世界が無と化しつつある中、達観した様子を見せている。
「ぜんぜんヒマなよ!」

【火の神】 キャラクター モンスター (156・00:14)

  • 4神の1り。北の島にいる。見た目は女性(グラ11番)。
  • 中村のプレイでは最初に登場し、戦わないとスイッチが入って会話が変わる事を知らしめた。
「わたしは、この世界を まもり つづけて いきます!」

【ピラミッド】 地名 (156・07:22)

  • 大陸の南西の島にある。
  • タカアキがいると頂上から「天城」へ行ける(いない時は「タカアキが、いたら~」という発言のみ)。*19
  • 「I」より構造が大幅に簡略化されている。

【ファーストプラントヒューマン】 キャラクター? (154・10:37)

  • 世界最初のPH。
  • タカアキのDNAを使った植物メインのPHで、当初はシンイチのコピー同様人型だった模様。
  • 「2000年10月12日8時25分」に完成し、魔法の力を持つ事が分かって研究が行われたが、
    「2001年1月3日9時21分」に気の力の暴走による爆発を起こして「ケンキュウジョ」を崩壊させてしまう。
  • ブレナン、タカアキ、マイッチーらによって封印されて木に変化したまま放置され、
    やがて「ケンキュウジョ」を訪れたシンイチと語り合った後、封印の影響でただの木となって永遠の眠りについた。
  • 本作ではこれ以降出番はないが、「III」にて意外な形で目を覚ます。
「それより。わたしは、ねむくなってきた…。話しなら またにしてくれ!」

【プレイヤーそうぞう神END】 用語 (157・14:16)

  • コピーに神殺しを命じたはかせを止めなかった場合の結末。
  • 死亡するそうぞう神からプレイヤーに作品の『そうぞう』が引き継がれる。
  • メタ要素の強い本シリーズだが、キャラがプレイヤーに語りかける場面はここぐらいしかない。

【ブレナン】 キャラクター (156・10:14)

  • タカアキの父。天空人。「幻の石城」に関する書籍の著者。
  • シンイチにタカアキとファーストPHの関係などの物語の真相を語る。
    また、シンイチから聞かされたはかせの行動に疑念を懐き、もしもの時は阻止するよう依頼する。
  • なお、「I」の時点では行方不明で、タカアキも父の顔すら知らない状態であった。
    (そのため「I」でもタカアキと会っていたが父と認識されなかった)
「ワッハハー! タカアキ!よい ともを もったな~!」

【まいぞうキン】 アイテム (155・00:04)

  • 「ケンキュウジョ」西の山岳地帯に隠されている。
  • 3000Gで売れる換金アイテム(MAICHIさん曰く「モデルビーコンの購入用」)。

【マイッチー】 キャラクター (156・08:48)

  • PHの研究者。マイッチー理論の提唱者。
  • 何故か「天城」にいて、シンイチと意気投合してDNAについて延々語り合う。
  • 作者と同じ名前の人物だが、姿はハゲじいさん。
「いいとも!DNAに ついて かたりあおうではないか!」

【魔法】 用語

  • 気の力で様々な現象を起こす能力。
  • 昔地きゅう人*20が使っていた力だが、現在は天空人や天空人と地上人のハーフ、及びPHしか使えない。
  • 植物は人に比べて100倍の気の力があるため、最初のPHは植物メインで造られた。
  • また、特殊な集団が「幻術」という似た力を使うらしく、こちらは兵器に転用できる位には解析されている模様。

【幻の石城】 地名 (157・11:00)

  • 『せいぎょそうち』のありか。
  • 「ロンベルク村」の像に4神のこころを入れると4つの島の中心に浮上する。
  • 何故か入る前からワープ登録されるが、MAICHIさんも理由が分からない模様。*21
  • MAICHIさん曰く「『キカイ(せいぎょそうち)』とはSFC本体を示している」との事。
    (「III」では機械立ち上げ時にツクール2タイトルの「音」を再現する演出がある)

【幻の石城の本】 地名 (154・16:44)

  • 「ちかしつ」や「幻術の村」で読める。著者ブレナン。
  • 前者は「世界を支配する力と世界を守っている神」について、後者は「『幻の石城』への行き方」が書かれている。

【マユコ】 キャラクター (153・08:26)

  • 「けんきゅうじょ」の職員。
  • 出入り口を塞ぐ役割が多い。
「あなた!すこし たくましく なった みたいねぇ!」

【みなと】 地名 (154・05:03)

  • 「シンイチのいえ」の西。位置的に「長崎」「天草」「鹿児島」辺り。
  • 「ラシンバン(1000G)」を購入すると船に乗れるようになる。
  • 「シンイチに良く似た人物が桟橋から落ちた子供を助けた」という話が聞ける。

【ミルク村】 地名 (補足1・12:59)

  • 大陸の東側、?型の山脈の北東にある。
  • 中村のプレイではサメに阻まれたまま未到だったため、MAICHIさんの補足動画で訪れた。
  • はかせの家があり、PHの更なる設定を知る事ができる。
  • はかせはコピーを造った後いったんここに戻り、知人に娘を預けてから4神殺しに向かったとされる。

【ヤマイヌ】 モンスター (153・16:34)

  • フィールドに出現する。狼型。
  • MAICHIさんによれば「ザコ敵は本来これだけで、他のザコ敵はThe Bへの投稿前に追加したもの」らしい。

【夢】 イベント (153・14:24)

  • シンイチを呼ぶ声がする謎の夢。
  • シンイチのコピー誕生直後から、家や「けんきゅうじょ」で眠ると発生する。
  • 後にテレパシーでシンイチに呼びかけるコピーの声だったと判明する。*22*23
「さあ!こっちの世界へ おいで」

【よげん者】 キャラクター (154・08:18)

  • 「みなと」(を含む日本型の島)の北。大陸東部の南の島にいる。
  • 「ファンタジーランドIII」が発表される事を予言する(後日動画が公開されたので一応的中)。
  • その他、「もっと世界を調べろ」「4神が呼んでいる」などの予言ではないアドバイスも残している。
  • なお、中村のプレイで家がワープ登録されていない事に気付く場面がある(156・20:40頃)が、
    これは「家を出てからセーブせずに全滅して再開時に入り直さなかった」ため。
「あなたが、きいて くれないことは、しって いました!」

【ルイコ】 キャラクター (153・03:30)

  • シンイチの母。
  • 我が子を心配し、歩けるようになると泣いて喜ぶ、ごく普通の母親。
  • 全快したシンイチに旅行を勧め、旅費としてヘソクリ1500Gを渡す。
  • 物語がある程度進んでから話すと旅を終えるか聞いてくるが…。
「よがっだぁ、ぼんどうじぃ…。 (うれしなきで、ことばになっていない)」

【ルーラカタナール、へイムスピアー】 用語 (156・07:43)

  • 古代天空語の言葉。正確には「ルーラカタナール、へイムラスピアー、クウトナーム」。*24
  • 「ピラミッド」頂上で唱えると「天城」へ昇れる。*25
  • 空を飛べる天空人には不要な方法だったためか、「I」では天空人のサラも言葉は知っていたが用途は知らなかった。
  • 天空人は自分1りを飛ばすのが精一杯なため、ハーフのタカアキや地上人などの飛べない人々はこの方法を使うしかない。

【レッド】 モンスター (154・10:13)

  • フィールドに出現する。不定形。
  • あまり強くない。作中で初めてお金を落とした。

【ロンベルク村】 地名 (157・06:14)

  • 「光の地」と同じ島の山岳にある。名前は村だがどう見ても一軒家。
  • ここにある4神の像へ同時に4神のこころをはめる事で機械への道が開ける。
  • ただし4神が生きている間は4神の分身が通路を塞いでいて通れない。
  • 名前の元ネタは「ダイの大冒険」の登場人物か。




最終更新:2010年06月30日 19:49

*1 MAICHIさん曰く「『かなでーる』のデータがないと無音」との事で、中村のプレイでも無音だった可能性が高い。曲自体はMAICHIさん投稿版で聞ける。

*2 『前作と似たような事があった別世界』といった所か。

*3 MAICHIさんのプレイ動画では「III」より後、『ツクール2作品の動画としては最後』に投稿された。

*4 アスキー主催(第5回はエンブレ主催)のソフトウェアコンテスト。ツクール3の説明書に第3回の告知が載っていた。 ちなみに第2回の最優秀作の1つが「コープスパーティー」だった(グランプリは該当作なし)。

*5 MAICHIさん曰く「RH+C型は天空人特有の血液型」との事。天空人ではないシンイチがPHになっているため、研究によって血液型が限定されなくなった可能性もある。

*6 本作では一貫して「コピー」と言われるが、「コピー≠クローン」なのか、クローンの意味も含んでいるのかは不明。

*7 作中ではコピー側から行っただけでシンイチ側からは(シンイチがその事を知らなかったのもあるが)行わなかった。また、タカアキと彼のコピーにはそのような描写は見られない。

*8 助手はいるがシンイチは彼に何も聞かない。

*9 続編の「III」ではマユコが司書になっており、「よむかち、ないわよ!」と真逆の事を言う。

*10 取得可能年齢16歳+寝たきり14年=30歳。

*11 「シンイチ封印END」と「シンイチVSコピーEND」でシンイチが「ケンキュウジョ」近くに移動したのは、MAICHIさん曰く「『ファーストPHとまた話しをするという約束』を最後に守るため」との事。

*12 「自分は世界の全てを『そうぞう』している」と言う理由で断わっているが、これが「一度『そうぞう』した事は(能力的にor決まりとして)変えられない」のか、「変えられるけど変えたくない」のかなど、どういう意味なのかは不明(一方「III」では、神への願いが叶う描写もある)。

*13 90年代末のオフゲ時代の発想であり、オンゲ誕生から始まった「サービス継続型ゲーム」というのは(1りで運営出来るかはさておいて)回答の1つと言えるのかもしれない。

*14 タカアキが「自分が便利屋だから」と嘘をつけば、シンイチも「嘘を見抜きつつ騙された振りをする」という謎の心理戦が描かれた。

*15 「天命」がLVを上げてボスを倒す『だけ』のゲームだったため、それをプレイした人物に報いるための設定だった模様。

*16 という設定だったはずだが資料散逸のため確認できず、違う可能性もある。

*17 オペの前に命の保証をしたりしなかったりして妙な不安感を煽ったが、MAICHIさん曰く「自分の娘の目は治らないのに、シンイチは治る事をうらやましく想い、手術に対する意気込みを確認するために行ったもので、手術自体はほぼ成功する」との事。

*18 先に4神と会って『せいぎょそうち』について聞いていても、シンイチは彼との会話で「せいぎょそうちって何なの?」と質問する。

*19 MAICHIさん曰く「本作の時点でシンイチはタカアキが天界へ行ける人物と知っている」との事。

*20 「ファンタジーランドI」では天空人と地上人のハーフを「地きゅう人」と呼んでいたが、「2」では地上人の事を指している様なセリフがある。

*21 あくまでも推測だが、1.「『ロンベルク村』からフィールドに移動してスイッチON」→2.「イベントを『幻の石城』の自動実行ページに引き継いでグラを表示」→3.「場所移動で『ロンベルク村』に戻る」という流れだった場合、3でワープ登録される事になる。

*22 コピーが言葉を覚える前から聞こえていたが、MAICHIさん曰く「意思みたいなもので伝えている」「言葉であろうと想いであろうと何となく伝わる」との事。

*23 呼びかけた理由は不明。「シンイチに呼びかけて無意識に追ってくるように仕向け、そうぞう神への道を開かせる」というはかせの策略だったのかもしれない。

*24 MAICHIさん曰く「縮めても有効なので、こちらを使っている」との事。

*25 「I」では「幻光石」というアイテムも必要だったが「II」以降はその描写は無い。