2ちゃんねる漫画用語辞典Ver.4.0(仮 @Wiki

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niman

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【上ファマァァァ】(うえふぁまぁぁぁ)

少年マガジンの超人剣客漫画『SAMURAI DEEPER KYO』の中で出た
「トラァァァ」(手書き)の見間違い。
その何とも言えない響きが当時のKYOスレでブレイク。
「だってKYOだから」「限界突破」に次ぐKYOスレ名台詞に化け
以後紅虎(トラ)は上ファと呼ばれるようになった

関連:【Hしてないけれど】


【ウォーズマン】(うぉーずまん)

『キン肉マン』に登場する正義超人の一人。愛称は「戦争」。
当初は無敵の残虐超人として登場したが、キン肉マンとの戦いを経て改心し正義超人入りする。
しかし、主人公の仲間になった途端に弱くなるというバトル漫画の法則をもろに踏襲してしまい、
これ以後ウォーズマンはヤムチャに匹敵するジャンプ黄金期ヘタレキャラの代表格となってしまう。
●7人の悪魔超人編
1000万パワーのラスボス、バッファローマンに対して
「100万パワー×2刀流ベアークロー×2倍のジャンプ×3回転=1200万パワースクリュードライバー」
という頭痛がしそうなゆで物理学公式で対抗したが、あえなく噛ませとなり最初の死亡。
●黄金のマスク編
試合中のハプニングで負傷し戦力外扱いされた末、自分の体内を勝手にリング代わりに使われる。
●夢の超人タッグ編
トーナメント初戦でラスボスの噛ませにされマスク剥ぎ第1号に……2度目の死亡。
●キン肉星王位争奪編
超人墓場からの劇的な復活を遂げ、一時的な幼児退行を起こしつつもひさびさの勝ち星をゲット。
しかし決勝戦前の竹ヤリ特訓中に敵チームの闇討ちを受け、「ウギャアー!キン肉マーン!!」という
脱力ものの悲鳴とともに、なんと試合に出る前に脱落。

さらにゆでたまごの後の作品『スクラップ三太夫』ではロボット警官「バトルマン」として再登場。
昼間から飲んだくれて周囲から白い目で見られるダメ警官という見事な落ちぶれっぷりを披露した。
これら数々の酷いヘタレ仕打ちに対して、当時の全国のチビっ子ウォーズファンたちは
「作者はウォーズマンに何か恨みがあるのか…」と血の涙を流したという。

実際、連載当時のゆでたまごはウォーズがそこまで人気のあるキャラだとは知らず、続編のⅡ世に
入ってからの人気投票で、いきなりウォーズが3位になって初めてその人気に気付いたらしい。
それ以後Ⅱ世でのウォーズは、主人公すら倒した最強キャラであるケビンマスクの師匠となったり、
実は年を取らない永久現役キャラという後付け設定が加えられたりなどの優遇措置が取られ、
渋い名脇役としての立場を確保した。
しかし、本来ウォーズのオリジナル技であったパロスペシャルを師匠のロビンマスクから
教わったことにされてしまった設定の改ざんや、ケビンがらみの奇行蛮行の数々など
Ⅱ世ウォーズにはまだヘタレ化への不安要素が多く見られ、なかなか安心出来ない。

関連:【ウギャア】


【上山ゾイド打切り事件】(うえやまぞいどうちきりじけん)

両方とも小学館:コロコロコミック連載。あらすじはゾイド辞典参照。
(ゾイド辞典 ttp://ime.nu/ykk08.at.infoseek.co.jp/)
◎「機獣新世紀ZOIDS」全5巻 著:上山道郎 
 打切られた漫画。かつては読者投票一位、 打切り時点でも三位辺り。対象読者層は高め。
◎「ZOIDS惑星(プラネット)Zi」全3巻 著:「一騎当千」の塩崎雄二
 一応、低年齢層向け。打切られた「機獣新世紀ZOIDS」の後釜。
◎以下、2chおよび関連サイトで語られた大体の事情のまとめ

一年ちょっとの計画だったゾイドアニメだったが
予想以上に人気が出たので延長して枠を使い切った。
更に続けたかったが円谷側はかなり早い段階でコスモス開始の契約をしていた。
そこでゾイドはコスモスまでの空き期間を契約しスラゼロ制作決定。
短期間契約だったので予定通り半年で終了。
(スラゼロ終了間際に秋からキー局を変えて放送、と言う話はあったものの調整が付かずに立ち消え。)
その頃コロコロでは「ベイブレード」人気が爆発、 ベイブレード目当てにコロコロを買う低年齢層の購読者が増えた。

ゾイドのおもちゃ以外の他メディア展開が減ったため、スポンサー側から漫画に対する期待が高まる。
編集部の判断として「機獣新世紀ZOIDS」ではこの新規購読者層にアピールが弱い。
新規作家で低年齢層向けのゾイド漫画で新規講読者を取り込む方針を固める。
上山に対し「コロコロの連載は終了、ただし6巻を書き下ろしで出させてやる」という条件を提示。

上山はいったんはその条件を飲むものの、
納得がいかないのか自分のサイトに打切りに対する愚痴を掲載。
それに対して編集部がブチ切れ。6巻の話は宙ぶらりん状態になる。

予定通り「機獣新世紀ZOIDS」は打切り。編集の意向が反映された「ZOIDS惑星(プラネット)Zi」の連載開始。
ただし編集部の思惑とは裏腹に後釜の「ZOIDS惑星(プラネット)Zi」は3巻で打切り。しかもかなりの不評。
※上山道郎のHPでは他の漫画は全~巻とあるがゾイドだけは1~5と表記している。

◎事件の顛末:スポンサーと編集部が市場調査を誤った売り手の論理を貫いたために、
漫画家・読者に多大な迷惑をかけた。

関連:


【ウガアアア──────ッ】(うがあああ──────っ)

初出はZERO(原作:愛英史 漫画:里見桂 スーパージャンプ)
主人公のゼロが悪人を懲らしめる際、
主に逮捕や全財産をむしり取るなどの手段で社会的に抹殺するのだが、
その時悪人が両手で頭を抱えて跪き「う が あ あ あ」と叫ぶ場面に由来。
ZEROスレでは主に上記のような状況および_| ̄|○のニュアンスで使われる。

なお_| ̄|○よりもスレにふさわしいという理由で【_| ̄V) ウガァァァァァ―ッ】と表記される。

関連:


【ウギャア】(うぎゃあ)

『キン肉マン』の登場人物【ウォーズマン】の愛称(蔑称?)。
2005年現在になって、なぜか突然肉スレ内でこの呼び名がブレイクした。
語源は王位争奪編で決勝に向けて特訓中のウォーズマンが、相手チームのマンモスマンに
闇討ちされたシーンでの断末魔のセリフ「ウギャアー、キン肉マーン!」から。
キン肉マン連載の最終局面において、それまでろくな活躍がなかったにも関わらず
他のキャラクターの登場枠を増やすために、無理矢理リタイヤさせられた
ウォーズマンの無念さと共にリアルタイム読者のトラウマとなった名台詞である。
またこの出来事にならい肉スレ内においては、試合に登場する予定だったキャラが
乱入や闇討ちによってリタイヤさせられることを「ウギャアされる」と呼ぶ用法もある。

                  !.:::::::::::::::               :::::::::::::::::::::,'     
                    '、:::::::::::::  _ .. '` ‐--‐ ' _ .:::::::::::::::::::ノ      
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                          ! / ̄ ̄ヽ ;;;  ! _人从∧从人从/\
                          i/ __爻 ヽ、 /:! ヽ 
                          ii /:::;;;;:ヽ   !:::! ノ ウギャア
        i......i、          ガリ ((_,.,!.!;:レ'" ¬爻 !:::::!<
         i....;;;i、      ガリ  ((,.、-'',;''! !== == !::::::! ヽ キン肉マーン!!
         i、.....;i、      ((.、-''"_,,‐''ノノ゙、ヽ、_______ ノ:::::::! ノ
          i....;;;)   _,.、-''" ,,.-''"ノノ  ゙、:::::::::::::::::::::,,ノ   ̄VWvVWvVWWV
    _......__......_/  /_,.、-''"  ,,.-''" ノノ  ガリ ` ‐----'"
 ,.、-‐:' ::::'''' ::;,.-‐i'"   ,,.-''"   ガリ
/          !  ,,.-''"  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
!     /  ,,,,,,;;: ><,   / フハハハハ どうだ お前のコンピュータでも
!   丶!     /_..< <   オレのビッグ・タスクが回転することまでは
゙、   } ゙、___;;/ |ヽ__入  \ 計算できなかったろう!!
/::; ::::';   /  人_____丿   \__________________

関連:【ウォーズマン】


【ウス!ドッ!】(うす!どっ!)

週刊少年マガジンの『シチサンメガネ』内のステージで
登場人物の一人卯之吉がやったネタと客の反応

劇中ではステージジャックをしたあと
何の前フリもなく「ウス!」と一言言っただけで
客席が「ドッ!」と爆笑の渦に包まれてしまったが、
それがネタとして全く笑えない為、住人は困惑した。
卯之吉の持つ「オーラ」等を表現したかったのだと思われるが、
如何せん漫画と言う媒体での表現は難しく
「お笑い漫画」としての評価を更に下げることとなった

その後、スレ内でハモリストによる【なますてまそ】等の縦読みが投入され
それが一時期ブームになりスレがしばらくの間
「ウス」、「ドッ」の縦読みで埋まり、ネタスレと化していた

関連:【なますてまそ】


【うそくせー、なーんかうそくせー】(うそくせー、なーんかうそくせー)

うそくさいものに対するレスである。
元ネタは珍遊紀

関連:


【嘘です】(うそです)

週刊少年チャンピオン連載「24のひとみ」の嘘つき美人教師ひとみ先生の口癖。
質問の答えに確認を取ろうとすると真偽に関係なくAAと共にこの台詞が書き込まれる。
またひとみ先生のAAと共に書き込まれた質問の答えは嘘だと考えた方がよい。

使用例

名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日
>685って本当ですか?

名前:名無しさんの次レスにご期待下さい[sage] 投稿日
        /:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
       /::::::::::::::::::::::::::ト、::::::::::::' ,
      l::::::::::::::::::::::::/:::l ',:::::::::::::',
       l:::::::::::::::::::://イノ  l:|l::::::::::l
       !:::::::::::イ/ニメ〃  士レ::::::::l      嘘です。
      l::::f⌒V t-)`   t-)`l:::::::l      あとみどろさんは女子高生です。
     ,'::::::辷'l    ̄  !  ̄ l::::::l
     /::::::::::::::::l   r―‐-, ノ:::::::{       
    ノ:::::::/``――‐ー--'‐ヽ:::::::::}
  //`7、           >-、:ヽ
 /ヾ ̄`` / `¨ ' ァ- 、   ,、 ´ ̄ `' 、_

ちなみに「24のひとみ」は嘘つき美人教師ひとみ先生が嘘につぐ嘘で
周囲を困惑させる下ネタ皆無のオフビートなシチュエーションコメディであり
作者は下ネタと髑髏と三村ツッコミを愛する単行本が一部(つ∀`)な漫画家である。

関連:


【ウソみたいだろ・・・死んでるんだぜそれ】(うそみたいだろ・・・しんでるんだぜそれ)

元ネタは「タッチ」(作:あだち充)のクライマックスシーンから、上杉達也の台詞。
事故で死んだ双子の弟である和也の安らかな死に顔を前にして、ヒロインの浅倉南に言った言葉である。

スレッド内では目を閉じた画像や安らかな寝顔のAAと共に使われたり、ツッコミの台詞として使われている。

        _,,..,,,,,,_
       ./ ,' 3  `ヽ*
       l   ⊃  ⌒_つ
        `''* --‐'''''"

死んでるんだぜそれ

関連:


【内村】(うちむら)

赤ことUltra Redに登場した少林寺拳法の使い手、倉橋正人の通称
お笑い芸人の内村光良に似ているためそう呼ばれる。
それなりの実力者らしく
「それにしても無様な末路よ」、「私は片桐の様にはいかない」など強気だったが
数ページ後にあっさり敗れ去り本人自身が無様な末路、ヤムチャの仲間入りを果たした
またその際の、鼻血を垂らして失神しているなんともいえない表情が笑いを誘いAA化された

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゙l!!!゙゙゙ll`   ゙゙゙゙゙ `       ゙゙゙゙’ `  ゙|゙゙l゙゙゙!
/ r' |              |           l、ヘ |
ヽヽ │       i   l        l丿,l
 ヾL」       l、, ,,,_,l       |ン,/
  \ │      !!!!!'!!!!        |,/′
    ̄l      !!!! .!!!!       ,!
     l   '---=ニニニ=-′   l
      ヽ    !!!r‐-一‐'    /
       `ヽ   !!!       /
        \        /
          -、__ _ン''

関連:【ヤム桐】


【うっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ!】(うっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ!)

コミックボンボンに連載されていた、同名格闘ゲームが原作の漫画
『餓狼伝説』の主人公、テリー・ボガードの迷セリフ。(正確には、その続編の『餓狼伝説2』のセリフ)
弟のアンディが敵の手に落ちたことをその敵の一味から聞かされたテリーは、怒りのあまり、
この叫び声を上げながら破壊活動を行い、カフェを半壊にしている。

この漫画は、なぜかテリーが「~だわね」などのおネェ言葉で喋ったり、
原作では陽気なキャラのテリーの仲間、ジョー東がクールなキャラに変貌していたり、
テリーの宿敵、ギースが催眠術使いになっていたり、
テリーが必殺技の「スーパーバーンナックル」(原作の必殺技「バーンナックル」の強化版)で戦車を一発で粉砕し、
「男なら、拳ひとつで勝負せんかい!!」と言ったと思ったら、
舌の根も乾かぬうちにサイドカーで敵の雑魚キャラを轢きまくるわ、
なぜかイメトレでパワーアップしたジョーが木の葉で目潰し作戦で敵を倒しながら
その敵に説教かますわ、少年漫画らしく原作をぶち壊しネタに事欠かない、まさに
「うっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ!」な出来になっている。

うっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ!
こいつの使い道はまだあるぜ――っ!!てめぇ… なめとんのか?
拳に道具はいらねぇ!魂のはいった拳なら―― どんなもんでも打ちぬくぜーっ!!!!
う… ぎゃああーっ!! ごが ごががあっ!!ぜったいだれにも負けねぇから!!
空中殺法か!自分の手をよごさぬ闘いをしかけたてめぇこそ闘士じゃねぇだろ
男なら拳ひとつで勝負せんかい!なにが気功だ てめえの気功術はでたらめだよ サニーパンチ!!
わたしは許しませんよーっ!こんな刃じゃあ ハエも殺せねえぞ――っ!!
て…てめえは狼じゃねぇ…な… オ…狼なら… ただ殺すだけの狩りはし…ねえ…
いったいてめぇはなにモンだ―――っ!?ばかぬかせーっ!?時を止めた者が前に歩を進める者に勝てるわけがない!!
素手でうけたら骨がくだけるからね うっぎゃああっ!やかましい!
すげえ気をもってやがる うげら!!んならこいつ見切ってみろやーっ!!!!
なめんじゃねえ… おれはまだ狼のままだ うろたえるんじゃねえ――っ!!!
ザコどもはきみとアンディにまかせる 大人の教えだーっ!!
いったいなんのリストだよてめ―――っ!!あんな殺気をはなつわきゃね―――っ!!おもいあがるんじゃね―――っ!!
う… ぎゃああーっ!!悪いな おれは医者じゃねぇ そいつはできねぇ相談ってもんだ
うぎゃっ うぎゃっ うぎゃーっ!!おれはいったいだれだ!?

関連:


【饂飩玉】(うどんだま)

人体の大脳を指す言葉。
元々は「シグルイ」作中にて、虎眼先生と伊良子との決闘の際に、
顔面を斬り飛ばされた虎眼先生の切口から脳が零れ落ちたのを
「 饂 飩 玉 の ご と く 」
と表現したことから。
実際には「零れ落ちた」とナレーションで書かれていただけで
描写は無かったのだが、トラウマでうどんが食べられなくなるシグルイスレ住人が出た。

関連:


【姥捨て山】(うばすてやま)

2005年後半頃からのコミックボンボンのあまりにドラスティックな変貌ぶりを表す語。
紙面刷新として判型の変更(A5からB5へ)に伴い、連載漫画の大幅な入れ替えが行われたのだが、
新連載はそのほとんどがかつてマガジン、モーニングで連載していた作家ばかり。
中には『ゴンちゃん(ゴン)』や『ゴキちゃん(気分は形而上)』のような、過去の人気漫画
そのまんま再登板までいる始末で、新鮮味どころか「これじゃマガジンの姥捨て山だ」と
ボンボンスレ住人を絶望のどん底に叩き込んだ。

連載作家マガジン化現象は2001年辺りからじわじわと起こってはいたのだが、
新人作家がほとんど現れない上、紙面リニューアル時のボンボン古参作家のリストラといった出来事が
この流れに拍車をかけた。 マガジン化するボンボンを諦念とともに「マガボン」と呼ぶ者もいる。

また新方針なのか、それまでコロコロと対抗するように続いてきたホビー/ゲーム/アニメ
タイアップの漫画が大幅に姿を消し、残った数少ないタイアップ漫画『デルトラクエスト』は
アニメ化されたものの、マガジン勢による連載はほとんどが不発、読者コーナーはカオス化、
突然の大御所・松本零士登板→ちょくちょく休載と、驚異的ともいえる迷走を続けた。

アニメ第五期とのタイアップで『ゲゲゲの鬼太郎』が再登板、好評を得るが時すでに遅く、
2007年12月号をもって休刊が決定、姥捨て山自体が講談社から捨てられる事となる。

関連:


【ウホッ!いい男…】(うほっ!いいおとこ…)

元ネタは「くそみそテクニック」(作:山川純一)の相手役である道下正樹が
魅力的な主人公の阿部高和を見て言った台詞である。
用法としては【やらないか】等と対でくそみそネタの応酬に使われる。
また「ウホッ」単体でもホモ属性を象徴する言葉として認識されており、
逞しい兄貴キャラに対して感想レスに用いられる事もある。

関連:【やらないか】


【裏返る】(うらがえる)

元ネタはバキ・大擂台賽編における主人公復活のエピソードに対し烈海王が言った台詞。
「毒が裏返る」とも言う。
この時点での主人公・範馬刃牙は、前章の最強死刑衆編で毒手を受けており瀕死の状態だったが
そのまま大擂台賽に出場、 これまた毒手使いの李海王を相手に更なる毒を食らい、
逆に元の毒が消えて更に強くなった事が語源。

転じて、それまで微妙な評価をされていた漫画が
何かのきっかけでいきなりブレイクする現象を、こう呼ぶ事もある。

関連:【復ッ活ッ!範馬刃牙復活ッッ!範馬刃牙復活ッッ!範馬刃牙復活ッッ!範(ry】


【ヴィンランド・サガ移籍事件】(ヴぃんらんど・さがいせきじけん)

『プラネテス』で知られる幸村誠が
週刊少年マガジンで05年20号より連載開始した
史実を基にした海賊漫画が『ヴィンランド・サガ』であるが、
前作『プラネテス』の頃から非常に遅筆である事が問題とされていただけに、
週刊誌での連載と聞いた信者・アンチ双方から「すぐに島流しだ」と囁かれていた。
案の定、連載開始から数週後には休載が目立ち始め、一ヶ月もの長期休載をしてしまう。
あまりにもの遅筆ぶりに、編集部が「週刊連載は無理」と判断したのか、
「連載再開」した6週後(05年45号)には本誌での事実上最終回の後に、
幸村の土下座の写真と直筆の謝罪文を載せた月刊アフタヌーンへの移籍のお知らせが載ってしまった。
「ヴィンサガ」スレ住人の間では、「誰もが予想していた結果なのになんで週刊連載なんか…」
という声がいくつも出ている。

関連:


【運介】(うんすけ)

週刊ヤングジャンプ連載『夜王』(原作:倉科遼、漫画:井上紀良)の主人公:的場遼介の通称。運助とも。
物語上で様々なトラブルを引き起こし、また巻き込まれるも
持ち前の強運(と理不尽な暴力)で解決してゆく遼介のその有様は、
まさに運のよさだけで戦うヒーロー“ラッキーマン”さながらであったためこのような呼び名が定着した。

その運の高さは、第1話において歌舞伎町で路頭に迷っていたところを
世界的デザイナーである加納麗美に拾われたことに始まり、
あのとき出会った人が実は大人物であった、頼まなくても相談相手の桃(タオ)氏や修さんが
汚れ役に回って仕事を済ませてくれる等など枚挙に暇がない。

また彼もその強運ゆえか行動があまりに突発的かつ無茶苦茶で、特に気に入らない相手に対しては
唐突に「ウォオオーッ!!」という雄叫びと共にぶん殴るといった暴挙に出る場合が多い。
なおそれらの行動は彼自身の理念に沿った上での行為であるのだが、
綺麗事を語っているようにしか感じらないためスレ住人からの共感は得られていない。

…とここまで書くと住人からは散々な扱いを受けているように見受けられるが、
こんな破天荒なラッキー主人公だからこそ聖也さんや女衒(ぜげん)のレイ、霧崎刑事らによる
強引なネタフリが生きるんだと受け止められ、
もはや主人公なのにサブキャラクターの引き立て役的な扱いとなっている。
でもストーリーの最後は運介がおいしいところを貰って行く。

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