VALUESTAR X

概要

TXの後継として発表されたモデル。さらに冷却性能の向上した水冷システムはTDP130Wと言う凶悪な発熱を誇るIntel社初の
デュアルコアCPUであるPentiumDをフル稼働時でもささやき声レベルの31dB程度に抑える事に成功し、他社のPentiumD搭載モデルと比べ圧倒的な静音性を実現している。
チップセットにIntel 945G / 82801GRを採用しデュアルコアCPUであるPentiumDやRAID5に対応した。
また、VALUESTAR G タイプXという直販BTOモデルもリリースされており本稿ではこちらも扱うものとする。

重要なお知らせ
2005年8月および9月に販売されたVALUESTAR X、VALUESTAR G タイプX / タイプCにおいて
1,10~15℃の時に起動した場合、水冷ユニットからカタカタと言う異音が聞こえる事がある
2,一部のPCIボード(-12Vを使用)が正常に動作しない
と言った不具合が発生する事が判明しました。
対象の製品はNECが無償で引き取りと修理を実施しておりますので、こちら(アーカイブ)の詳細ページで
対象機種かどうか確認したうえで"121コンタクトセンター(0120-977-121)"に処置を依頼してください。

改造等

※当項目はその動作を保証するものでありません。またメーカー保証外となりますのでサポート等を受けられなくなる場合が御座います。改造等はあくまで自己責任でよろしくお願い致します。
※タイプXとCはマザーボードを共有しているので相互に参考にしあうことをお勧めします。

■メモリ
公式ではメモリ最大搭載容量は2GBまでとなっているが、2GB×2枚の最大4GBまで積むことが出来る。(BIOSの仕様により利用可能は3582MBまで)
初期の機種ではPC2-4200対応としているが、PC2-5300以上のものでもちゃんとPC2-5300で動作する。
■CPU
本機で利用可能な最高性能CPUはPentiumD960である(D0ステップ動作可)。
中古価格や入手性を考慮するとPentiumD820か945が現実的だが、どうせ換装するなら945がオススメ。
Core2DuoはVRM等が対応していないため不可(現在動作報告なし)
ただし、型番末尾が1の場合動作周波数3.2GHzまでしか対応しておらず、それ以上のものを載せると起動にコケる。
型番末尾2のものも公式サイトからダウンロードできる最新BIOSの適用を強くお勧めする。
末尾1でも、そのBIOSアップデートをとある方法で強制的に適用することにより最高クロック品も搭載可
■グラフィックボード
本機はPCI-Expressスロットを備えるため電源容量の許す限り最新のグラフィックボードも利用できる。
ただしエアフローとボード長にご注意を(20cmまではギリギリ搭載可)
■その他
エラー表示用LCDの近くにCMOSクリア用のジャンパとBIOSパスワードクリア用のジャンパがある。
CMOSクリア後一回目は電源ケーブルを接続すると自動的に起動するのでご注意を。

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最終更新:2018年05月04日 01:32