オリカを作る時の注意点
このページには、マジックのオリジナルカードを作る時のコツがまとめられています。
モナリング関係だけでなく、他のオリカを作る時にも役に立つと思いますので
ぜひ参考にしてください。
カード名重複は避ける
カード名重複は、オリカを作る上で最も恥ずべき失敗です。
本家にあるカードの名前はMtgwikiやwisdom-guildなどで検索できるので、必ず投稿前に確認してください。
特に普通名詞(《虐殺》など)は名前が被りやすいので注意!
本家のカードを参考にする
良質なオリカを作るためには、本家のカードを参考にするのが最も近道だと思います。
慣れないうちは本家のカードの中でモチーフとなるカードを決めて、それに合わせてオリカを作るといいでしょう。
例:
《ツンドラ狼》と
ツンデレ娘など。
こうしておけば、見る側もカード自体の評価と元ネタ探しで二重に楽しむことができます。
総合ルールを確認
カードの効果や能力に関係するルールを
Mtgwikiや
MJMJ infoなどで確認しておきましょう。
覚えていたつもりが実は勘違い、なんてことはよくあるものです。
当wikiにも
基本ルールの項目が設置されているので、そちらを参考にしてもいいかもしれません。
カードテキストは分かりやすく
分かりにくいカードテキストは、読みにくい上に、その曖昧さからカード自体の効果を間違って解釈されてしまう恐れがあります。
本家のカードを参考に、なるべく分かりやすい文章を書くようにしましょう。
それは本当に想定どおりに動くのか?
きちんと書いたつもりでも、正しくルールに従った場合にまったく違った挙動を示す事例がいくつかあります。
その原因となるものに、「あなた」という言葉の誤用、置換効果の適用を決めるプレイヤーが誰なのかの食い違い、などがあります。
それら以外で「戦場に出たときに自身のコピーを戦場に出したりするもの」や「戦場に出たときにすべてのクリーチャーを破壊してしまうクリーチャー」のようなひどい事例もあるようです。
誘うわんこそばや
美化の事例を繰り返さないように細部をチェックしましょう。
カードパワーを調整しよう
やたらと反則的な強さのカードを作ったり、弱いカードを作ったりしても面白くありません。
強いけどこの程度ならOKだろう。というレベルは必ず守ってください。
これも基本的に本家のカードと見比べてみるのが手っ取り早いのですが、いちいち探すのが面倒な人のために、
以下のページに目安がまとめてあります。
オリカを作るとなると、
伝説のクリーチャーがどうしても多くなってしまいがちです。
でも伝説のカードというのは、本来おいそれと乱発していいものではないはずです。
別に作るなとは言いませんが、普段はガマンしておいて、ここぞという時のためにとっておきましょう。
そうでないと、せっかくの力作が「
また伝説か」の一言で片付けられてしまいます。
参考までに、伝説のクリーチャーを伝説じゃなくしてしまうテクニック“伝説はずし”を紹介しておきます。
伝説はずし
- 1:カード名に注目。カード名中の人名を削除し、地名+職業名、あるいは地名+肩書きなどの組み合わせに置き換える。
- 例:アトリエCの店主、シーナ・タウンゼント → アトリエの錬金術師
- 2:能力に注目。カード名を参照する効果を別の効果に置き換える。
- 「陽と火の杖」という名前のカードを → エンチャント・カード1枚を
- 3:呪文コストを増やしたり、無駄な能力を削る、あるいはパワーやタフネスをちょっとだけ削る。(伝説ではなくなったので)
- 4:最後に「伝説の」を外す。
- 5:完成。
最後に
これは個人的な意見ですが、マジックには「シンプル・イズ・ベスト」という格言がそのまま当てはまるのではないでしょうか?
平凡な能力がゴテゴテとついているカードよりも、目を見張るようなシステムを1つだけ持っているカードのほうが見た目にもインパクトがありますし美しいです。
その際に表現しきれなかった能力は別途
エンチャントや
ソーサリーなどで作るといいと思います。
(本家にも《ミラーリの目覚め》(《ミラーリ》)や《ズアーの運命支配》(《結界師ズアー》)といったカードがありますよね?)
新しいアイデアが閃いたら、そのアイデアが最も活かせるカードを作るのは当然。
そのためには余計な能力や追加効果を外して、呪文コストを下げるのが最もスマートな方法だと私は思います。
いちおう文責:セノ◆gRK4xan14w
最終更新:2014年01月07日 14:54