概要

本ページでは、美野里電鉄の車両について記述する。なお、在籍車両数は美野電グループにおける合計とする。
イラストは背景やパンタなどが描かれているもの、省略されているものが混在している点、および描かれていても非常に適当なものである点をご了承願いたい。


600系

  • 美野里電鉄初の20m級車両。
  • 1969年、神沢口~東風ヶ丘中央間の開業に先駆けて登場し、2011年の引退まで本線上を駆け抜けた。
  • 現在は多くが廃車。一部は桶ヶ原車両センターでニートレイン状態、西畳電鉄に移籍して活躍しているものも。
  • 抵抗制御・起動加速度3.0km/h/s・常用最大減速度3.5km/h/s・最高速度100km/h


700系

  • 15m車の置き換えを目的として1981年に登場。
  • 登場から30年の経った現在でも2両編成42本、4両編成55本、6両編成7本が在籍し、美野里電鉄での一大勢力を維持している。各駅停車はまだまだ半数以上が当形式による運行。
  • 快速運用をMR30系に譲って以降、4両編成が各線区の普通列車や区間快速に充当されている。6両編成は天野線~美野里本線~三坂線の快速として運用されることがほとんど。2両編成は稲釧線のワンマン列車、多客時の増結用など縁の下の力持ちとして幅広く使われている。
  • 界磁チョッパ制御・起動加速度3.0km/h/s・常用最大減速度3.5km/h/s・最高速度110km/h



MR10系

  • 稲釧線の輸送改善用に1993年登場。
  • 3両編成を組み、桶ヶ原で分割併合を行い、稲釧山方面は3両、夜島市方面は6両編成として運用できるフレキシブルな車両であり、沿線の人口増加に貢献した。
  • しかし沿線の宅地化が進み、分割併合がなくなるとそれが仇となり、6両で運用すると中間に運転台のあるMR10系は他形式と比べて定員が少なく、一方で2両や4両への組み換えがは構造上困難で、真っ先にMR30系による置き換え対象となり西畳電鉄へ移籍した不遇の車両。現在は駅間の長い長浦線で快速運用に就いている。
  • GTO式VVVFインバータ・起動加速度2.3km/h/s・常用最大減速度3.5km/h/s・最高速度120km/h



MR11系

  • 2006年登場。各駅停車に特化した鋭い加減速性能を有する。
  • MR30系の登場までは快速としての運用も見られた。
  • 当形式よりドアチャイム、トレインビジョン、フルカラーLEDによる行先表示が標準装備となる。
  • 4両編成34本が在籍。
  • GTO式VVVFインバータ・起動加速度3.5km/h/s・常用最大減速度4.0km/h/s・最高速度120km/h



MR13系

  • 600系の置き換えのため2009年登場。
  • 独特の前面デザインに外吊り式プラグドア、大きな窓と西洋の路面電車を彷彿とさせるスタイル、されども立派な20m車という奇抜さは鉄道ファンのみならず多くの沿線住民を驚かせた。
  • 4両編成16本が在籍し、各停専用車としてMR11系と共通運用を組んでいる。
  • IGBT式VVVFインバータ・起動加速度3.5km/h/s・常用最大減速度4.0km/h/s・最高速度120km/h



MR60系

  • 2006年、MR11系の兄弟形式として6両編成5本が製造された。
  • 美野里電鉄唯一の3ドア車であったが、主要駅へのホームドア設置が決まると早くもお払い箱に。MR30系に置き換えられ、当形式は西畳電鉄へ移籍した。<del>なんかJR東西線あたりにそんなの居たような</del>
  • GTO式VVVFインバータ・起動加速度3.0km/h/s・常用最大減速度4.0km/h/s・最高速度130km/h



MR30系

▲上は一般車の1000番台、下は指定席車の5000番台。

  • 2010年、「各停から特急まで」をコンセプトに新世代の汎用車として登場。現在美野里電鉄に在籍する唯一の転換クロスシート車であり、荻沢電鉄および内池急行への乗り入れには必ず当形式が充てられる。
    • 0番台:6両編成4本が在籍するMR30系の初期車。通常は直通運用には入らず、700系とあわせて天野線~美野里本線~三坂線の快速で運用される。最高速度130km/h。
    • 1000番台:6両編成25本が在籍。片道3時間を超える運用に就くことも多く転換式クロスシートを装備しており、終点では乗務員室のスイッチ操作で一斉転換が可能になっている。早朝深夜には間合い運用で各駅停車として運転されるため、これを狙って乗車する利用客も多い。最高速度160km/h。
    • 5000番台:ダブルデッカーで回転式リクライニングシートを持つ特急用車両。4両編成28本が在籍し、「ときめき」「かささぎ」の指定席車両として運用される。最高速度160km/h。
  • IGBT式VVVFインバータ・起動加速度3.2km/h/s・常用最大減速度4.0km/h/s・最高速度160km/h(0番台は130km/h)
最終更新:2013年12月28日 22:09