柳沢伯夫 「女は産む機械」

柳沢伯夫厚生労働相(2007年1月27日島根県の松江市にて)

なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。人口統計学では、女性は15~50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体分かる。ほかからは生まれようがない。
産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。
(女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が今、日本では1.26。2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。それを上げなければいけない。(以上、要旨)

補遺:女性議員の反応
高市早苗少子化担当相
 「発言は不適切。私自身も過去に病気で子供を授かりにくい体なので、機械としては不良品ということになる」
田中真紀子衆院議員
 「本音が出たと思う。安倍さんが何を言っても閣僚の中に古い意識を引きずっている人がいることがあきらかになった」



タグ:

政治家
最終更新:2008年12月23日 22:25