その2

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homuhomu_tabetai

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番は顔を見合わせ…そして頷きあう…逆らったら恐ろしい目に会うのを知っているから…。
両親にすがり付いて子ども達はまだ泣いている…。


仔ほむ「ホミュゥ…ホミュミュゥ…ホミュン?」オカーシャーン…エーン…ドチタノ?

ほむほむ「…ホムホムー…ホムンッ!!!」…ゴメンネ…エイッ!! ポコッ!!
仔ほむ「ホミッ!?!?」ズザー…

仔まど「ミャラーッ!?!?」…オネーチャッ!?

まどまど「マドンッ!!!」…エイッ!! ポコン!!
仔まど「ミャッ!?」ドテー…

ほむほむ「ホムー…ホムー…」ゴメンネ…ゴメンネ… ポロポロ…
まどまど「マドマド…」イタッカタヨネ… ポロポロ…

仔ほむ「ホミャアァァ…」イチャイヨー… エグッエグッ…
仔まど「ミャロロー…」ブタレター… メソメソ…


…私は一家をじっと見ていた…そして…ため息をひとつ吐き出すと…ほむほむに手を差し出す…。


ほむほむ「ホムン!? ホムーホムー…『ゴツッ!!』ホビッ!?」アッ!? コレデユルシ…デッ!? ゴロゴロー…


ほむほむは顔面を弾かれて、後方に浮き上がった後…転げる…。


まどまど「ホムラチャン!?!? …マド『バチッ!!』マギャッ!?」アナターッ!? …ダイジョ…ブッ!! ゴロゴロー…


続いてまどまどにも…。今度はほぼ…手加減無しだ…。


「…ホ…ホム…」「…マド…ド…」ピクッ…ピクッ…

仔ほむ「…ミャロカ…」…オカーシャン…?
仔まど「…ミャロー…」…トンデッタ…


子ども達は突然の事にまだ理解が出来ていない…。


 「…まったく…手加減をするなと言ったのに…」ヒョイヒョイッ …ホミャッ?ミャロッ?


仔ほむと仔まどを摘み上げて、手のひらに乗せる…それから失神した番にコップの水をかける…。

バシャッ
「ホムッ!?!?」「マドッ!?!?」


番は目を覚まし…私を見た…同時に手のひらに居る子ども達に気づく…。そして…水槽の壁まで走り寄る。


ほむほむ「ホムゥー!!! ホムホムゥー!!!」コドモー!! イッタトオリニシタヨーッ バンバンバン
まどまど「マドドー!? マドマドー!!!」ナンデー!? カエシテヨー!! バンバンバン

 「…明らかに手加減していたでしょう…そうするとは思っていたけれど……やっぱり私がやるわ…」ハァ…

ほむほむ「ホムー…ホムホムホムー」ソンナー…バレテルナンテ… ポロポロ…
まどまど「マドマドー…」コドモタチ… ポロポロ…


私はまた言い放つ…。


 「…黙れ…」

「…」「…」ピタッ…

 「…いい子ね…」


…本当にいい子達…よく言うことを聞くのに…子どもが生まれると変わるのかしら…?


「…ホミャー…」「…オリョカ…」


…こっちは…また私の言った事を守っていないわね…。


 「…お前はこれに入ってなさい…」ポイ… …ミャロッ!!…ペチャ…


仔まどを空になったコップに落とす。手のひらでは一匹になった仔ほむが不安げに私を見つめる…。


仔ほむ「…ホミャホミャ…」…オカーシャン… ブルブル…

 「…また喋ったわね…今は『黙れ』の時間よ…まだ『よし』は言っていないわ…」

仔ほむ「…クリカエチュ…」…ワカンニャイ… ブルブル…

 「…言っても分からないのね…なら…身体で覚えなさい…」


そう言って私は仔ほむの左腕をつまむと…そのまま圧力をかけた…。

ミチミチィ…
仔ほむ「ホミャアアアアアアァァァァァーッ!!!!」


指の感触が…仔ほむの腕を潰した事を私に伝える…。続いて右腕も潰す…。


ほむほむ「ホビャアアアアァァァァーッ!?!?!?」
まどまど「マギャアアアァァァァーッ!?!?!?」


番も悲鳴をあげる…一応…悲鳴は許している…。仔まどは…目を見開いて姉を見ている…声が出せないようだ…。


 「…分かったかしら?…私の言葉は…お前達にとって絶対なのよ…後は親に聞きなさい…」

「…ホミ…ホミィ…」…オテテガ…イチャイヨ… ポロポロポロ…

 「…とりあえず…お前は喋っていいわ…後はよろしくね…」ポイッ… …ホミャッ!!


両腕をダラーンとぶら下げた仔ほむを水槽に投げ込むと…番が急いで駆け寄り…抱き上げて舐めだした。…仔ほむの苦しむ声以外は聞こえない…。


 「…さあ…次はお前の番よ…」


仔まどの入ったコップを手に取り…机の開いているスペースに傾ける…コロコロと仔まどが転げ出てきた…。

出された仔まどは、口をパクパクさせながらキョロキョロしていたが…。


仔まど「…ミャ…ミャ…ミャロローッ!!!」…タ…タ…タシュケテーッ!! ポロポロポロ…


…助けを求めて泣き出した…まだ『よし』は言っていないのに…。


 「…またなのね…お前は何回目なの?」ガシッ


仔まどの身体をつかみ、固定する…水槽の中の番が仔ほむを抱いたままこちらを見る…。


仔まど「ミャロッ!?!? ミャロローッ!!! ホミュラチャーッ!!!」ヤダ!? タシュケテーッ!! オキャーシャーン!! ジタバタジタバタ…


…ほむ種ごときが…しかもその子どもが暴れても逃げられるわけはないのに…本当に愚かね…。


 「…良く喋る口ね…それとも…耳が聞こえないのかしら?…今は『黙れ』よ…聞こえているの…?」

仔まど「ミャロローッ!!! ウェヒヒーッ!!!」タシュケテー!! タシュケテー!! ポロポロ… ジタバタ…

 「…聞こえていないようね…なら…仕方が無いわね…」


私は開いている方の手を仔まどに近づけて…今度は手加減無しに…仔まどの顔面に指をめり込ませた…。

ガゴゴンッ!!!
仔まど「ミ゙ャギョッ!!!」ブチブチブチ…


…ポトン…


ほむほむ「ホギャアアアアアアアアアァァアアアアアアァァァァァァーッ!?!?!?!?」
まどまど「マギョオオオオオオオオオォォオオオオオオォォォォォォーッ!?!?!?!?」


…水槽からほむほむとまどまどの…今までに聞いた事も無いような悲鳴があがる…。


「…」ビクン…ビクン…


…私の手の中に…首から上が無くなった…仔まどだったモノがある…痙攣を起こして…小さく震えている…。


 「…あら?…案外脆いのね…まぁ…こうなるかもしれないとは思ったけれど…」
 「…静かになったわね? …もう喋ってもいいわよ…」


水槽を見る…そこには…泡を吹いて倒れている番と…ほむほむの腕の中で小さく痙攣し、血を吐いている仔ほむの姿があった…。


 「…仲良く気絶してしまったようね……でも…この仔ほむ…血を吐いているわね…」ヒョイッ… 
 「…死んでいるわ……ほむほむ…驚きすぎて…力一杯抱きしめたのね…」
 「…せっかく子どもが生まれたのに…残念ね…次の子どもは…躾を忘れないようにしなさい…」ポイ…

ベチャッ
「…」

「…ホ…ホ…」ブクブク…
「…マ…ド…」アワアワ…



「終わり」




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