パーソナリティ:基本ルールブック


基本ルールブック


神王エニア三世

  • 基本は『はてしない物語』の「幼ごころの君」。
  • 担っている責務は『魔法騎士レイアース』のエメロード姫。

大賢者アウゼロン

  • 生まれが羊飼いなのは、『ゲド戦記』の主人公ハイタカが少年時代と引退後山羊飼いをしていたことからか。
    • 立ち位置は原作第3巻と外伝収録の短編『湿原で』での「大賢者」ハイタカか(彼の容姿はアウゼロンほど老けておらず、真の完結編となった第5巻での姿はかつての「大賢者」のイメージとは真逆の生活だったのだが)。
  • 『魁!男塾』の塾長も入ってるような……
  • 更に言えばFEAR作品に頻出する「青の魔導師」の系譜。容姿はこっちの方がモデルか。
  • あまり魔法を使わないのは、 『ファンタジーRPGクイズ』 の登場人物、アトラティアヌスからか?
    • これも『ゲド戦記』のハイタカ。「船を操る為に風を呼べば、遠いところで嵐が起こる」として、バランスを保つ為に魔術を極力用いない。それ故、共に旅をしていた少年王子からは不審な目で見られて逃げ出され、彼が奴隷商人に捕まった際にやっと魔法を使った程である。
      • もっとも、ハイタカは基本的に魔法無しでも色々な困難を乗り越える事が出来るし、彼が旅を続けているのは『魔法の乱用によって乱された世界のバランスを保つ』為なので、魔法を使わないのは当然なのだが。
    • 魔法を使わない魔法使いと言えば、『指輪物語』のガンダルフも。カラズラス山において猛吹雪に遭って遭難しかけ、火を焚いて暖を取ろうにも薪に火をつける事すらままならず、このままでは一行揃って凍死という状況ですら魔法を使う事を渋り、嫌々ながら火を付けた後も「もし見る者があれば、わしは『ガンダルフこれにあり』とはっきり記したも同然じゃ」と愚痴っていた。
    • 余談だが、上記で言われている“塾長”的要素は『指輪物語』の映画版『ロード・オブ・ザ・リング』にて、ガンダルフのじーさんが杖とグラムドリンクを手に“白兵戦”で大暴れしていた事に由来する。
      • 最も、「魔法使いは白兵戦が不得手」というイメージは、TRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のマジックユーザーによって形成された部分が大きい。『D&D』以前の作品である『指輪物語』がそのイメージと相反するのも、ある意味当然なのかもしれない。
      • そもそもガンダルフ達は「イスタリ(「賢者」の意)の訳語に適切なものがなかったので仕方なく「Wizard」にした」と原作者が語っているので、厳密にいえば魔法使いではなくこういった事も仕様がないのかもしれない。なおイスタリに(能力的に)近い存在にドラクエの「賢者」(呪文も使えるが、肉弾戦も不得手ではない)がある。

“雪の薔薇”ルミ・ルースネン

  • 名前はフィンランド語で『白雪姫』の意。
  • コトワザ好きで他の黄金騎兵を注意するくだりは、まさに『おとぎ銃士赤ずきん』の白雪姫。
  • フィンランドは第二次世界大戦時、数々のエースパイロットを輩出した国で、その伝統はモータースポーツ界において「フライング・フィン」の異名で現代に伝わっている。彼女もその系譜に連なるのだろう。
    • 後述のテュッティも国際A級ライセンスを取得しており、レーサーに誘われるほどの運転技術を持つ。
  • 諺好きで説教をするのと男運が悪いのは、それぞれ 『魔装機神シリーズ』 の登場人物、ホワン・ヤンロンとテュッティ・ノールバックの要素も。水の機体に乗ることから、テュッティにヤンロン分を加えたというべきか。
    • なお、テュッティもフィンランド人。
  • 眼鏡をかけ、髪をアップにしているのは『おねがいティーチャー』の風見みずほから。上記のテュッティとは声優が同じ井上喜久子。おそらくスパロボでも良く用いられている声優ネタと思われる。
    • 「ルミ・ルースネン、17歳です」

キリン・ヨアンナ・ベルカ

  • “キリン”と言う名の出所は、ほぼ間違いなく「麒麟麦酒株式会社」、通称キリンビールから。
  • “ベルカ”は宇宙に飛んだライカ犬とも『魔法少女リリカルなのは』『エースコンバット5』の地名とも言われていた。が、ポーランドの元首相にマレック・ベルカという……

星王ディオス

  • ビジュアルは『Fate/zero』のライダーことイスカンダル。言わずと知れた“征服王”アレキサンダー大王の英霊化した姿である。
  • 「必要最低限の言葉しか口にしない」とあるのは、TRPG『アルシャード』に登場した真帝国皇帝グスタフ・ヨーゼフII世の要素か。
  • 綴りが不明なのでなんとも言えないが、スペイン語で「神」はディオス(Dios)。
    • 因みに『ウィザードリィ』の(最弱の)回復呪文もDios。
  • やたら個性的な形の子供がいるのは『海のトリトン』のポセイドン一族からか。
  • 星王、というのは『電撃戦隊チェンジマン』の敵組織「大星団ゴズマ」の支配者「星王バズー」からか。
    • どちらも、本体は惑星なのも共通している。

災龍皇ヤム・ナハル

  • ウガリット神話の竜神、ヤム・ナハルから。
    • イルルヤンカシュと同一視されることもあり、あるいはいるるんの初期案であったという「ダスクフレアであるイルルヤンカシュ」を体現したキャラクターなのかもしれない。

“背教者”ユリアヌス

  • 史実のローマ帝国の皇帝、ユリアヌス帝を元にしたと思われる。
    • p90の台詞は同人物を題材とした辻邦生の小説『背教者ユリアヌス』を意識したものか。

“邪剣使い”ルー・シャラカン

  • 幼い頃の事故で~のくだりは漫画版『バトルロワイアル』桐山和雄。
    • 事故で母親を失い、同時に大脳の奥が傷ついて感情が希薄になった。根幹設定以外は基本的にリアリティある描写の作品において、とんでもなく人間離れした活躍をみせる。
  • 参考作品にもなっている『鉄錆廃園』に登場する“軍神”グラディス。「かつて魔王と相討ちになった女剣士」「不本意な形で蘇り、敵側の戦力となっている」「感情(の一部)を喪失している」「かつての勇者が敵という事実が人類側の士気に影響している」「ただし味方に戻りそうなフラグがある」など、多くの共通点がある。

拳帝ジーア

  • 二人称が「うぬ」である点からイメージソースは『北斗の拳』のラオウで間違いないだろう。自らを拳帝と称する点も、ラオウが拳王と称した事に類似している。
  • キリンとの出来事は、元斗皇拳の伝承者で最強の使い手であるファルコがいる村にラオウが軍勢を率いて攻め込まんとした時、ファルコが自らの右脚を切断してラオウに差し出した事で、ラオウが心を動かし軍勢を引き返した事に由来か。
  • 血に飢えて凶暴な配下も、「汚物は消毒だー!」のAAで有名なモヒカン達が元ネタだと思われる。
  • 容姿は 『真救世主伝説 北斗の拳』 にてラオウ役を好演した宇梶剛士氏に酷似。
  • 衣装がギリシャ・ローマ風なあたりは、『拳闘暗黒伝セスタス』に登場したローマ衛帝隊の隊長デミトリアスがモチーフか。
  • 星王ディオスがただ1人対等の立場で盟約を結んだ相手で、配下ではなく同盟者として尊重されているというのは、『宇宙戦艦ヤマト2』におけるデスラー総統。
  • 称号であるアスラは『スーパーロボット大戦 COMPACT3』『スーパーロボット大戦OG外伝』に登場した修羅軍、及びそれを率いた修羅王アルカイド・ナアシュに由来か。彼もまたラオウにインスパイアされたキャラの一人である。
    • そして勿論上記の修羅軍の元ネタは『北斗の拳』の修羅の国。なのだが、「ラオウ=修羅」と言う訳ではないため(彼の実兄カイオウが修羅の国の支配者ではあったが)、この項目ではこのような順序とさせてもらった。
  • 『フローライトプリズン』P26のキャプションの台詞は、『覚悟のススメ』の葉隠覚悟の台詞「俺の零式防衛術は殺人(ころし)の技。相手を殺し、己を殺し、骨を砕き、息を断ち、心臓を止めるだけの殺人の技。百年極めようが、千年極めようが、残るのはただ死山血河!」からと思われる。
    • ただし、その後に続く「だが、それがいい」は『花の慶次』の前田慶次の台詞から。
      • 「まあまあ見なされ。若水殿のツラを。戦場で傷だらけになったきたねえツラだ。」
        「だがそれがいい!!その傷がいい!!これこそ生涯をかけ、殿を守り通した忠義の甲冑ではござらんか。」
      • おそらく原哲夫つながりと思われるが、2chなどでは何だかんだと言いながらも、結局肯定する様な意味で使われる事も多く、そう言った意味も含まれているのではないかと思われる。


武王エニア三世

  • 美少女ヒロイン系のアニメでは、この手の「主人公のコピー」という悪役は比較的ポピュラー。「オリジナルに対抗心を抱き、本物に成り代わろうとする」行動原理もまた同様。
  • 『魔法騎士レイアース』のノヴァ。
  • 『戦え!イクサー1!』のイクサー2。

デキムス・フォン・ザイツバッハ辺境伯

  • 『エンゼルギア』のベイカー閣下、『アルシャード』のゾンバルトの系譜に連なる、「幾ら倒しても倒しても復活してくる悪賢い敵幹部」か。
  • 余りにも元ネタが多すぎて書く事は出来ないが、とかく主人公の前に立ちはだかって負けるのに、何故か死なず(降格とかもされず)復活してくる悪役達。ついでに「憎めない」とも付け加えておく。
    • TRPGにおいては、とりあえずコイツが悪役なら納得するだろう的な、非常に便利なNPCである。

“砂漠の巨星”バーソロミュー・ランディ

  • 二つ名と台詞は『機動戦士ガンダム』の“青い巨星”ランバ・ラル。
    • 二つ名には『機動戦士ガンダムSEED』の“砂漠の虎”アンドリュー・バルトフェルドも。
    • クリムゾンガーネットに再録され、ますますランバ・ラル成分が増えた。

“オリジン総督”アネール・ギュネー

  • 現地人でありながら侵略者に講和を図り、民兵による武装組織を立ち上げるも、更なる侵略者に対して(大局的視野を持って)恭順し侵略側に回る……と云う立ち回りは、『∀ガンダム』のグエン・サード・ラインフォードが元ネタと思われる。
    • グエン・サード・ラインフォードは「ミリシャ」を率いていたが、彼が率いていたのは「ミリティア」。読み方が違うだけで意味は同じ「民兵」である。
  • 「アネール」「ギュネー」はギリシャ語の「男」「女」。アンドロギュヌス(両性具有)の語源である。

“フォルテ王”浅井備前守長政

  • 旧版時代、アレグレット王子と信長の妹お市の方の間に縁談があった為、既にその予兆はあったのだが……流石に予想外であった。
  • 「名家の子」・「嫁の身内に刃を向けた」という要素は史実の浅井長政、旧版での「滅びた国の最後の王子」は『ハーメルンのバイオリン弾き』のトロン・ボーン王子、「玉座に付いた後豹変した」のは『伝説のオウガバトル』の女帝エンドラか。
    • 「解放者がある種の圧制者になった」だけだとフランス革命時の指導者ロべスピエールもありか?(立ち位置は真逆だが)

“破滅の瞳”グリシーナ

  • 「藤色の瞳からグリシーナ」となっているが、glicinaはスペイン語で藤の事。
    • まるで獣耳のようなリボンと評されていたが、本当に獣耳でした。なんてこった。

ディギトゥス

  • 解説では「手」を表す事になっているが、正確にはラテン語の「指」。
    • 下僕であったメディウスは「真ん中の」の意味。「ディギトゥス・メディウス」で中指。
  • 巨大な手の形をしたロボット幹部といえば『宇宙鉄人キョーダイン』のガブリン。
  • 「少女を守る事を最優先する、機械世界の長」が登場するのは『超攻合神サーディオン』。

エロール・カイオス

  • 『銀河鉄道999』のメーテル。空を飛ぶ機関車で旅を続けている点も共通。
    • R&R誌の旧版記事には彼女の乗機と思われる列車ナンバー000の機関車が登場したが、これは『漂流幹線000』。
  • 名前の語源はグノーシス主義における神霊プレーローマの一形態・エロールカイオス(Elorchaios)。
  • 『アズライトブルー』P41のイラストでサーベルを装備しているのは、『クイーンエメラルダス』からか。

ゴワンドゥール

  • R&Rの方にイラスト付きで再掲されたのでそちらを参照。

“赤き”エリュテイス

  • 名前はギリシャ神話に登場する、ヘスペリデスの園の黄金のリンゴの番人である女神から。

“氷肌の”ゼオン

  • 巨人が鍛冶屋なのは、ギリシャ神話のサイクロプスなど。
  • 「下半身が氷付けに」というのは、『行け!!南国アイスホッケー部』にギャグとして登場した事がある。

栂尾薪

  • 「現世に干渉できなくなってもなお次代の勇者に助言を与える」部分は『マンションズ&ドラゴンズ』のレッドからか?
  • テキスト内に出てくる「弟」は旧版リプレイ『断罪巨兵パイラーヴァ』・『史上最大の決戦』のキャラ「栂尾滝」(協力者。PLは大畑顕氏)のこと。

サクラ

  • 「サクラ」はグノーシス用語においては愚者を指す言葉であり、デミウルゴスと同一存在ともみなされるヤルダバオトの変名である。
  • 少女の姿をしているのは、カオスフレア同様にグノーシス主義を下敷きとしたTacticsの18禁STG『Apocalypse DEUS EX MACHINA』が元ネタ、かもしれない。

東の魔王オルディア

  • 名前は『銀河鉄道999』の銀河鉄道オルディア5号からか?

冥龍皇イルルヤンカシュ

  • ヒッタイト神話の海の支配者、イルルヤンカシュより。
  • 旧版ではまだ侵略者だった。衰退するアムルタートの生殖能力の低下を回復する為に戦乱を起こした、という設定は『忍者戦士飛影』のアネックス・ザブーム皇帝と同じ。
  • 「ロリな割に尊大な口調の主君」なのは『宇宙一の無責任男』シリーズの神聖ラアルゴン皇帝アザリン(ゴザ16世)からか。

ジェイコブ・ペテルセン

  • 『強殖装甲ガイバー』のクロノスの支配者・アルカンフェル。
  • 名前は「ヤコブにしてペテロの息子」の意味。ヤコブは初期キリスト教団の指導者でありイエスの兄弟、ペテロは「天の国の鍵」をイエスから受け取った初代ローマ教皇である。
  • 彼が開発したJACOBは『アイアンマン』のトニー・スターク「社長」の開発したAI、J.A.R.V.I.S.からか。
  • なんか昔はヒーローだったことを匂わせる情報が出てる。少なくとも名称と彼の正体からして全く無関係ということはなかろう。

リムシュ

  • 名前はアッカド王朝の王リムシュからであると思われる。また、彼の血縁にあたる高名なアッカド王「ナラム・シン」の名も、旧版シナリオ『ドラゴンデュエル』にアムルタートの龍として登場する。
  • 能力値は旧版サンプル龍戦士そのものである。

モト

  • フェニキア神話に登場する死と不毛を振り撒く冥界神であり、名前も「死」を意味する。

“蛇の大公”アルストロイア・アレクシウス


エリザベス・パーラメント

  • R&R誌の旧版記事には片腕だけ獣化した彼女の姿がある。自身も強力な改造人間であるが変身はしない幹部といえば『強殖装甲ガイバー』のドクター・バルカスではないだろうか。

ジョージ・タックスマン

  • 旧版では典型的な「保身第一で威張り散らす上司」的扱いだったが、SCでは有能度が格段に上昇。加えて子煩悩な良き父親属性まで追加された。
  • 実際、旧版時代から「良くも悪くも優秀な資本主義者」と言われているし、運動不足気味な体と、寝不足で生まれた隈は、戦うサラリーマンの勲章である。
    • というか冷静に考えて「保身が出来る」という事は「失敗を帳消しに出来る利益を叩き出せる」のとほぼ同義であるし、直属の上司が“あの”ジェイコブ会長である以上、支社長として認められるだけの実力と人格とを持っている事の証明だろう。利益が最優先なのも、サラリーマンとしては当然の思考に過ぎない。少なくとも公式で提示される情報を鑑みる限り、彼が「無能」であるとは一言も書かれていないのだ。
    • 勿論、各鳥取での扱いは別としてだが。
  • 融通の利かない官僚気質だが実は人間的、なキャラ付けは『機動武闘伝Gガンダム』のカラト委員長か。
  • 最近だと『魔法少女リリカルなのはStS』のレジアス中将。ファンの間では「運が悪かっただけで優秀な人材である」と語り継がれている。
    • 魔法以外の兵器が原則的に禁止された星間国家における、首都星の統治者。しかし上層部の拠点は衛星軌道上の戦艦である為に地上は軽視され、予算は少なく、優れた魔術師は次々に宇宙艦隊に引き抜かれ、残るのはやる気も才能も能力も無い人員ばかり。加えて首都の付近には廃棄都市区画=スラムが複数存在するという、どうしようもない状況において「犯罪率を低下」させる事に成功した傑物である。その後、主人公達によって状況を引っ掻き回され(無論、レジアス中将からの視点だが)た挙句、暗殺されてしまった。
  • 昔から、サラリーマン漫画にはよくあるタイプである。
    • 『美味しんぼ』の富井副部長。よく酒でしくじって出世を逃す。
    • 『釣りバカ日誌』の佐々木さん。ハマちゃんが原因で出世と左遷を繰り返す。
    • 『総務部総務課山口六平太』の有馬係長。スピンオフ作品の主役でもある。
    • 『がんばれ!アドミンくん』の部長(氏名不明)。ITに疎そうに見えて時々切れ味を見せる。

今川義元

  • 言わずと知れた、戦国時代の駿河・遠江(現代の静岡県)の守護大名である。一般には「信長に討ち取られた」としてヘタレ悪役的な評価を受ける事も多いが、実は武芸軍略に通じていたらしい。
    • 実際は「東海一の弓取り」と呼ばれた名君であり、公家の流れを汲んだ正当なる主君と言える。実際、桶狭間の合戦当時の勢力を考えれば、今川家は文字通りの大名であり、尾張という小国なぞ問題ではなかったのだ。
  • 飛行機乗りの側面は「輿に乗っていた」事の変形で、元サッカー部は蹴鞠が得意な事の表現だろうか。これなどは『戦国無双』的なフレーバーを感じる。

星威大将軍織田信長

  • こちらも言わずと知れた戦国の大武将。尾張のうつけものと言われながら、一代で天下統一直前まで迫った人物である。
  • 旧版時代は「うつけの姫君」として扱われる面が大きかったが、バシレイア動乱で父が斃れた為に跡を継いだのだろう。とすれば、凄まじい政治力を発揮するのも頷ける。
    • もっとも「人気がでなけりゃ死ぬ筈だった」とハッタリカイザーも言ってますし、謀反が起きないよう注意しないとね!
  • ネフィリムのプロレスラーを召抱えた、とあるのは、史実の織田信長も大変な相撲好きであった事に由来すると思われる。一説には、現在大相撲で行われている「弓取り式」は、興行で優勝した力士に信長が弓を授けたのが始まりとも言われている。
    • 或いは(史実の)織田信長のが召抱えた黒人の家来“弥助”の要素も含まれているかも知れない。
    • ちなみに史実の信長公は自身で相撲を取ることも好まれたそうだが、こちらの信長様がそれをやればいるるんあたりを巻き込んで大惨事を引き起こしかねないので、自重してもらいたいものである。
  • 旧版リプレイ『ブライトストリング』・『なぜなに未来侵略 カオスフレア編』で愛艦「粉雪」の種別として発表された『陽炎級』は、実在した太平洋戦争時の駆逐艦から。19番機なのは史実の『陽炎級』が18機セットとして企画されたためか(実質的には19隻目相当に艦体があると言う)。
    • ちなみに『陽炎級』艦の中で一番寿命の長かった船は「雪風」(水木しげるが帰国時に乗船する等復員船として使われた後、国民党政府に渡され台湾船になった)だったという。

武田信玄

  • 戦国時代、甲斐を治めていた名将にして猛将。「風林火山」や騎馬軍団、信玄堤を始めとする、数々の戦術、戦略を編み出した。
    • 因みに、男女ともに好む人でもあったらしい。
      • 最も、当時の戦国大名としては男色は決して珍しくなかったのだが。
  • また、有名な武田騎馬軍団に関しては、その存在を疑問視する向きがある。当時の馬は現在のポニー程度の大きさしかなく(まあ当時の日本人の平均身長も150㎝程度だったのだが。)、当時の日本には去勢の技術が無かったため、所謂「騎馬戦」には適さなかった、と言うのがその根拠だ。現在では信長の“長篠三段撃ち”同様に後世の講釈師のよる創作ではないか?とする説が有力となっている。
    • 「補給や交易のために馬を有効に活用していた」とする説もある。
    • 一応、敗走する敵への追撃や遊撃作戦などの時に、「各部隊の騎馬兵」だけで作戦行動を取る事はあったようである。
    • ただ、「武田の騎馬軍団」はその存在を示す当時の資料が発見されていないため創作の可能性が高いが、日本全体(特に東日本)では「騎馬隊」が存在していた。
      • なお、上記の「馬が小さい」ことについては、当時世界で使用されていた騎馬が日本在来馬と同じぐらいのポニーであり(ちなみに「ポニー」の基準は肩高148㎝以下の馬。日本在来馬は130~150㎝近いものまでいる)当時としては特に「小型」というほどではない上、日本在来馬は山岳地になれておりかなり足腰が強い。「去勢技術が無かった」ことについては性格が比較的穏やかで去勢の必要が無いこと(もちろん気性の荒い者はいる。が、むしろこういった馬を好んだ武将も多い)。なにより当時の記述で「騎馬軍団」についての記録がある。ので日本の馬が「騎馬戦」に向かないというのは誤りであるという反対意見も存在する。
      • 余談だが、当時最も騎兵が多かったのは関東平野を抱えていた北条氏で兵力の20%近くが騎兵だったという。

“黒騎士”ミッキー・ヴィットマン

  • 名前はWW2のドイツ軍戦車兵、ミヒャエル・ヴィットマンから。
  • 二つ名は名前繋がりで小林源文の戦争劇画『黒騎士物語』からか。
  • 狼型グレズを相棒にしている傭兵と云う設定は、『ゾイド』シリーズに登場する傭兵アーバインがモデルと思われる。

ジョナサン・マクダニエル大佐


平手政秀

  • 織田信長が全国に名を馳せる前、うつけと呼ばれていた時代の家臣。父の葬式に際し、焼香を掴んで投げつけた行動を見て、信長を諌める為に腹を切った。旧版の「わしは腹を切る!」という口癖はそれに由来していたのだが……
    • 乱世の英雄伝にはありがちな事だが、この美談の信憑性は非常に疑わしい。実際は息子の久秀が起こした不祥事に対する助命嘆願とも、織田家中の後継者争いの中で離間の計にかかって切腹を余儀なくされたとも、何かの拍子に信長の逆鱗に触れて自害を命じられたとも、単に心労のあまり鬱病を患って発作的に自殺したとも言われる。
  • あろう事か、史実通り切腹なされた。いやまったく。それで生きてるあたり何ともカオスフレア的というかなんというか。
    • 腹を切った相手に悠長に説得をする信長もたいがいである。それで生きる事を決心した平手も平手だが。
  • 腹を切っても死ななかったといえば、新撰組隊士原田左之助。
  • なげやりに放り込まれた「今は猫又と暮らしている」という設定が異様に気になる所だが、これはおそらく『魔法少女リリカルなのはA's』のギル=グレアム提督から。

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最終更新:2017年04月12日 16:43
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